川内に2連泊し、2日目は周辺の温泉をハシゴしました。どちらも川内市の山あいに位置し、川内駅からバスが出ています。

 

午前は市比野温泉へ。川沿いに旅館や共同湯が並ぶ静かな温泉地です。

 

温泉街には適度に商店もあり、住民も多そう。バス便もそこそこあって、町としてちゃんと機能している感じでした。

 

川沿いの遊歩道で、そぞろ歩きを楽しめそう。

 

2つの共同湯のほか、日帰り入浴をやっている宿もいくつもありましたが、その中から丸山温泉を選びました。

タイルが美しい浴場。熱めのさらりとした湯があふれています。素泊まりもやっているので、いつか利用する時のための下見を兼ねました。お部屋を見せてもらうと、素朴ながらきれいな和室で居心地が良さそうでした。

 

温泉街の中にある菓子店・弁天堂の名物「むっかん」。蒸しパンをもっと甘くむっちりさせたような、素朴な味わいで美味しかったです。

 

川沿いの景観の美しさ、住人がいて寂れていない明るい雰囲気、浴場も店も適度にあってしばらく滞在、何ならちょっと住んでもいいかもと思いました。九州以外、特に東日本では知られていない温泉地と思いますが、結構良かったですよ。

 

次の宿泊地は、鹿児島県北部の川内(せんだい)。周辺には、ひなびた小さな温泉地がいくつもあります。私がよく見るYouTubeの番組で知ってから、いつかは行こうと思っていました=わりと無名の温泉地や観光地をまわるおもしろい動画です。

 

温泉地に泊まってみたかったけど、車でないので荷物の移動や、宿の泊まりやすさを考えて川内駅前のホテルにしました。まずはホテルに荷物を置いて、さっそく海水浴へ。

 

川内からは肥薩おれんじ鉄道(昔の鹿児島本線かな?)が海岸沿いに走っており、この沿線に海水浴場が点在しています。どこも東シナ海に面した良さげなビーチ。その中から、駅から歩ける西方海水浴場にしました。

 

おれんじ鉄道の車内はくまもん一色。荷物棚にぶらさがるくまもんもカワイイ。

 

西方駅から徒歩10分ほどの西方海水浴場。駅からの近さだけで選びましたが、今回の旅で行ったビーチの中では、水が一番きれいでした。

かなたに見えるのは甑島列島。

 

本当はこういう所でシュノーケリングしたかったけど、磯の部分は遊泳禁止でした=東シナ海は外海で波が荒いので、岩に打ち付けられると危ないからでしょう。でも、本当に水がきれいでした。

 

私が行った範囲では、鹿児島のビーチは浜辺に巨大テントがあって、その下は誰でも無料で使えるようです。各自で小型テントを持参したり、パラソルを借りなくていいので良心的ですね。

この海岸では少しのんびりしたかったので、海の家を利用しました。長いよしずばりのひとつが、1軒の海の家です=親せき同士という2軒のみ。どちらも、テーブル、チェア、シャワー、荷物預けも含めて1日500円!湘南の4分の1、房総などの半額です。

首都圏のビーチとちがって空いていたし、このチェアーのおかげで本当にのんびりできました。海の家のオーナー(写真中央の黄色いTシャツのおじさま)も親切でした。

 

 

指宿を後にして、鹿児島市内へ戻ります。前回この街を訪れたのは2023年3月でした。

 

 

この時に鹿児島市内の賑やかさと、食のレベルの高さに目を見張りました。今回も入りたい店はいっぱいあったけど、1泊なので絞りました=それがコチラ。

 

 

創業100年近い老舗で、常に大行列という超有名店です。開店時間前に駆けつけたのに、すでに待ちの列が。それでも30分程度で入れたので、早い方でしょう。

 

ここの特徴は、ご飯と蒲焼きが別々の段に入っていること、汁は肝吸いではなくウナギの肝で出汁を取った味噌汁であること。標準量という竹(蒲焼3切れ)にしました。

 

・・・ひと口食べて、頭の中が真っ白になりかけました(大げさでなく)。

 

うな重が1万円以上するような都内の高級店に行ったことはありません。でもウナギは大好物なので、そこそこ食べ歩いてきた方です。そんな私が絶句するほどの美味しさ。身はふっくら&しっとり、クセもない。そしてタレは甘さとコクがちょうど良く、あと味もすっきり。(肝吸いはほしかったけど)肝出汁の味噌汁も珍しくて話のタネになります。

これで、何と税込み2450円!もうね、東京とか他の街で「そこそこのうなぎに4500円」とかバカらしくなります。


幸せな気分になったところで、午後は磯海水浴場へ。鹿児島市の中心部からすぐ、さすがにそこそこ人も多かったのに、水が透き通って本当にきれい。アジのような魚がたくさん泳いでいて、ビックリしました。

泳がなくても、桜島を正面に臨む景色も素晴らしい。

 

鹿児島市、やっぱり良い街ですね。養殖ウナギと養豚の生産は全国トップレベルだから、ウナギととんかつが大好きな私にとってはたまりません。そして夏は泳ぎたくなったら、こんな近くに、きれいなビーチがある。

やっぱり、いつかは長期滞在したい。もしそうなったら、末よしさんに通うだろうな。