補陀落渡海(ふだらくとかい) | 高野山大師教会光寿支部

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高野山大師教会光寿支部のいろいろな活動をご紹介するブログです。仏教や密教(秘密仏教)の素晴らしい教えや、当支部の会員の皆さんの活動の様子などをお伝えしていきます。なお、当ブログの管理は、高野山大師教会光寿支部事務局がおこなっております。合掌

 
 
おはようございます。
 
 
支部会員のKです。
 
 
ご訪問ありがとうございます。
 
 
 
 
 
こちらの写真ダウンは、福井の若狭和田ビーチです。
遠くに見えるのは若狭富士の青葉山。
 
日本の夕日百景にも選ばれた美しいビーチですが、
今年はコロナウイルスの影響で海開きは中止とか。。。。
 
残念ですねあせる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支部会員のMakiさんの記事を拝見して、思い出したこと。。。。

 

 

 

 

皆さまは、補陀落渡海(ふだらくとかい)をご存知でしょうか?

 

 

こちらに詳しく説明されています⇒補陀落渡海

 

 

 

 

 

 

 

 

補陀落とは、サンスクリット語の「ポタラカ」の音訳で南方の彼方にある観音菩薩の住まう浄土のことです。

 

チベットでは、観音菩薩の化身、ダライ・ラマの宮殿を「ポタラ宮」(補陀落)と呼んでいますね。

 

 

補陀落渡海とは、日本の中世において行われた自発的な捨身を行って民衆を先導する捨身行の形態です。

 

 

 

 

 

渡海船にたてられた4つの鳥居は、渡海船がそのまま葬送の場であることをあらわし、

渡海僧が船に乗り込むと出てこられないように、扉には釘が打ちつけられたそうです。

 

 

 

渡海僧は、船が沈むまでの間、密閉された空間の中、わずかな灯をたよりに、ただひたすらお経を読み、

 

死後、観音菩薩の浄土に生まれ変わることを願い、そして船は沈み、入水往生を遂げたのでしょう。

 

 

記録に残された補陀落渡海のうち半数以上が那智で行われ、高知の室戸岬でも行われたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この「補陀落渡海」を知ったのは、20代にもならない頃でしたかなりショックを受けまして、、、

 

同時に、棺桶のような小さい船に閉じ込められ舟の木目をみながら横たわっているイメージを視ました。

 

 

 

もしかしたら、私も過去生で補陀落渡海をした行者だったのかもしれません。。。

 

 

恐れなどはなく、ただ静かに船が沈むのを待っているような印象を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

※写真は支部長のインスタグラムよりお借りしました。
 
 
 
室戸岬の近く、最御崎寺。
支部長に教えていただきましたが、こちらのお寺には観音さまがおられるそうで。。。
 
 
このお写真を拝見して、先日の瞑想会で左側に立たれた観音さまにソックリなことに気づきました。
 
 
人が海に魅かれ、神秘性を感じてしまうのは、
遥か彼方に観音さまがいらっしゃる浄土を感じてしまうからかもしれませんね。
 
 
私と観音さまとのご縁も過去生から繰り返された「想い」が繋いでいる。。。
そんな感じがしています。
 
 
 
ではまた(^^)
 
 
支部会員のKでした。
 
 
 
 
 
KKさんの記事もどうぞ星
 
 
 
今週末、8月9日(日)の生き方塾はやさしいシリーズとムドラーシリーズです。
 
その翌8月10日(月)は、支部長が光明真言百万遍成満されます。
 
 
最後の100万遍を皆さまもご一緒しましょう。
 
 
 
 
私も楽しみにしています(^^)