13. USBチャージャーで携帯の電源を確保する。
先日ebay.caで7ドルで見つけた、USBチャージャー兼MiniSDカードリーダーが今日届きました。USBチャージャーはよく電圧オーバーとかで、使えないことがあるので、ほんとに使えるのかよ?って半信半疑だったんですが、これはめっちゃ使えます。写真はPCのUSBに繋いだところです。充電中は赤と青のLED光が点いてちょっとかわいいです。
このSmartcableという商品の特徴は、
①充電だけでなく、NOKIA N95付属のMicroSDカードリーダーにもなる。
②使い終わると、携帯ホルダーになって全く邪魔にならない。
という点で優れものだと思います。
普段でも充分使えそうな商品ですが、僕は今回これをUSBバス付のソーラー発電器につないで、砂漠の中を走りながら電源を確保しようと思っています。そうすればちょっと大きな町に着いてメールや電話ができるかな?ってときに、「あれ!充電切れ!」何てことも無くなると思います。あり余るほどの太陽光ですからね。ソーラー発電器は、今探していますが、単三電池の充電ができるなら世界対応短波ラジオももって行こうとおもいます。
誰もUSBチャージャーとは予想もしないでしょう。NOKIAは世界的シェアが高いからこういう商品が生まれる?
12. 【タモリさん情報】 2月5日 テレフォンショッキングで冷や汗!
僕は、タモさんファンなので、ほぼ毎日、いいともを録画してチェックしてますが、本日のテレホンショッキングは非常によかった。ゲストは徳光和夫さん。なんと日テレアナ時代に出演して以来26年ぶりだそうです。
本来なら徳光さんの話を中心に話が展開するのだろうけれど、徳光さんは、冒頭からこう切り出した。
「僕は司会者ですから、今日はタモリさんに聞いていいですかね?」
会場からはオーッとどよめきが・・・。
この後、いくつか質問をしていくのです。プロの司会者としての徳光さんの技量を感じました。中でも、僕らタモさんファンだけでなく、日本国民の多くがが聞きたかったであろう質問もしています。
「赤塚(不二夫)さんの葬儀の時に、8分近い弔辞をお詠みになりましたけれど、弔辞の長さの割には紙をめくる枚数が少なかったんですけれど、あれは本当は白紙だったのですか?」
タモさんは、ここで
「それは、僕忘れましたねえ。」とかわし、会場からは「えー!」という残念そうな反応。確かに残念だが、このかわし方は非常にタモさんらしくて素敵です。真相はここでも明かされませんでしたが、どちらにせよすばらしい弔辞でしたよね。
この後に、もうひとつ、タモさんという人物を語るエピソードを徳光さんはしています。徳光さんの友人の弟さんにあたる方が、タモさんの大学時代のジャズ研の先輩にあたる方らしいのですが、この方が急にお亡くなりになったそうです。そのとき御遺族の方があまりのショックで放心状態になっている際に忙しいなかをタモさんがご家族に代わって葬儀のすべてを取り仕切ったのだそうです。徳光さんは、先日新橋駅でばったりそのご友人に会ったときに、「森田君ほどの人物は本当にいない」としきりに話していたといいます。タモさんいわく、このお亡くなりになった方は、大学時代からお世話になった先輩で、この方から「マイルス・デイビスのトランペットは泣いているなあ。でもお前のトランペットは笑っている。」といわれ、トランペットを降ろされたのだそうです。しかしそのとき、お前は、じゃべりが面白いから司会に回れといい、タモさん自身に自分の才能を気づかせてくれた方なのだそうです。
タモさんは、日本一適当な人生を送ってきた方です。しかし、こういうエピソードをきくと、 “適当にやるところは適当にやるけれど、やるべきところはしっかりやる” 男のなかの男だと思います。この適当感と、責任感のメリハリこそは多くのビジネスマンが見習うべき点ではないでしょうか?
やっぱり、男は口だけでなく、行動で示さなければいけないですね。
本日のテレホンショッキングより。 徳光さんは、タモさんファンの心をつかんだと思う。
11. 装備紹介⑥ Petzl のヘッドランプ ジプカ・プラス
ヘッドランプは、キャンプをする上で必需品であることは間違いありません。夕暮れ時にご飯を作らなければいけないときや、夜明け前の早朝にテントをたたんで出発の準備をするときには、両手が使えなければ作業は進みません。そんなときに、このランプは役立ちそうです。僕は、このブランドを知りませんでしたが、近くのアウトドアセレクトショップで薦められて買いました。いろんなタイプが出ていますが、使ってみて、とてもコンパクトながらも、非常に機能的なのでみなさんにもオススメします。最近のランプは、白色LEDの開発のおかげ(青色が開発されたからですよね?)で、とても明るいので、コンパクトなものでも充分威力を発揮すると思います。(97年の旅では、すごい大きいランプをもって行ったのを覚えています。)この商品が軽いのは、写真を見て分かるように、ベルトではなく、一本のコードを使っているからです。そして写真では見えませんが、後頭部にあたるところには巻き取りリールがついていて、頭や腕など好きなところに程よい締め具合でとまってくれます。こんなスマートなソリューションが実現できたのも、本体自体を軽量コンパクトにおさえられたからでしょう。 (単4電池×3個 使用)
ガーナのオブジェにつけてみた。こんな具合に使用すれば、キャンプで両手で作業できる。
- PETZL(ペツル) ジプカプラス グレイ/グリーン E48PT
- ¥4,900
- Amazon.co.jp
10. 装備紹介⑤ Platypus のウォータータンク 4L アデレードが45.7度!!!
やばいよー! 皆さんご存知のかた、多いと思いますが、オーストラリアの気候は現在こんなことになってます。。。(以下共同通信より抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
豪南部、記録的猛暑 停電、山火事相次ぐ
【シドニー30日共同】夏本番を迎えている南半球のオーストラリア南部地方が記録的熱波に見舞われ、電力不足による停電や、山火事などの被害が広がっている。
AP通信によると、メルボルンでは30日、気温が3日連続で43度を超え、記録を取り始めた1855年以来、最高の猛暑連続日数を記録。同日夜には、エアコンの過剰使用などによる大規模停電が起き、約50万人が影響を受けた。暑さでレールがゆがみ、電車の運休も相次いだ。
メルボルンが州都のビクトリア州では、山火事で数千ヘクタールが焼失。隣のサウスオーストラリア州の州都アデレードでも今週、最高気温が45・7度に達し、約70年ぶりの記録更新となった。
メルボルンでは28日、熱波でテニスの全豪オープンの試合が中断するハプニングもあった。
2009/01/30 22:59【共同通信】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アデレードが45.7度って、じゃあクーバーピディーやアリススプリングスは何度なのよ??軽く昼間の路上は50度くらいあるんじゃないの? こわっぱ、ちょっとビビッてます。一番心配なのが、脱水症状です。内陸部では水は生命線。1997年の旅行では、アリススプリングスの北にある町, バロークリークのバーで「水ください」っていったら、店主にお金を請求されそうになった。バーにいたほかの客が、
「この青年は自転車で旅をしているんだから、水は恵んであげるべきだ!」(オージー)
「ええ?そうなの?どこまで行くつもり?」 (店主)
「たぶんアリスまで。でもいいですよ。お金払います。」(こわっぱ)
「危険だぞ。好きなだけ水を持っていきなよ。」(店主)
という感じでした。水は貴重なんですね。
ちなみに、この旅で、中学校で暗唱した英語構文使いまくりました。 『Is this water good to drink? 』 この水は飲めますか?ざっと20回くらいはつかったでしょう。しかしながら、オージーいわく、オーストラリアの内陸部にある蛇口から出る水は、すべて普通に飲めるものになっていなければいけないそうです。それだけ生命に関わるシビアなものなのですね。
そんなわけで、今回は水の運搬量増やします。前回の旅行は、9月で、オーストラリアでは春にあたります。今回は真夏なので、2倍以上で、18Lくらいは必要と思います。つまり18キロです。
上部は強力なジップロックのようなものになっていて、引っ張らないかぎり開かない仕組み。
自転車には、2Lのペットボトルが入るボトルゲージを取り付けて走行中にこまめに水分補給をします。そして、この4Lウォーターバッグ4つを前後サイクリングバッグに積んでいこうと思います。水の容器はペットボトルでもいいのですが、このウォーターバッグだと使っていくたびに折りたたむことができ、体積が減るのでバッグの中のスペースマネジメントがラクになります。
- プラティパス(platypus)ウォータータンク4.0リットル
- ¥2,940
- 登山アウトドアのアシーズブリッジ
9.装備紹介④ NOKIA N95
オーストラリアの奥地で3Gはどこまで威力を発揮するか?
普段使っているNokia95を持っていきます。できる限り、携帯からこのブログに記事をアップロードするつもりです。Softbankのウェブページ で、オーストラリアの電波網を確認してみると、さすがにOptusやTelestraというメジャーのキャリアも、アリススプリングスとクーバーぺディー以外のエリアはカバーしてませんでした。そりゃそうだよね、寛平先生みたいに衛星電話でも持っていかないとね。まあ。そんな費用はかけられんので、アリススプリングス出発後、すぐにその日から電波届かない無人地帯突入です...。
8. 装備紹介③ Look のペダル Quartz
飛行機で輪行時は、ペダルを外します。(8mmレンチで簡単に取り外せます。)
LookのQuartzというマウンテンバイク用ペダルです。こういうタイプのペダルをビンディングシステムといい、専用シューズを履いて使います。ビンディングはちょうど足裏にペダルが吸い付くような感じで効果は抜群!使用すると分かりますが、普通は自転車を漕ぐときには、押し下げる感覚だけですが、ビンディングを使えば、同時に逆足で引き上げることになるので、半分の力で漕いでいるような感じになり、体力の消耗も軽減できます。専用のシューズを履くことになるので、旅行には普段の靴も持っていくことになり、荷物がかさばることになりますが、それでも装備に入れる価値はあります。このモデルのデメリットとしては、4ヶ月ほとんど毎日使っているにも関わらず、カチッと足裏にはめ込むときに未だに、てこずることがあります。シマノのビンディングシステムであるSPDは、もっとスムーズにいけるそうなので、いつか試してみたいとおもいます。
7. 装備紹介②リアキャリア TOPEAK スーパーツーリストDX
最近走るたびに、後輪のほうから、キィキィと妙な音がなっていたんで、いつもの店でに見てもらいました。そうすると、ディスクブレーキのブレーキシューに、キャリアが干渉してしまっているのが分かりました。今回の自転車は、ディスクブレーキシステムなので、これに干渉しないように、ディスクブレーキ専用のキャリアをつける必要があって、2ヶ月くらい前に装着して以来調子はよかったのですが、妙な音が最近気になっていたのです。キャリアがもう少しブレーキから離れるように、ナットを余分に入れて干渉がなくなりました。それまでは、後輪のブレーキにあたっていたわけですから、ほんの少し、ブレーキが掛かっているような感じだったわけです。現在は、全く音も無く絶好調!長距離旅行には、必ずある程度様々なサイズのボルト、ナットを持っていき、何か具合が悪いときにはすぐにで調整ができるようにします。少しでも、異変があるときには、何百、千キロ走れば、必ずガタがきます。旅に出る前にしっかりテストしておいてよかった~。
6. 装備紹介① マウンテンバイク LOUIS GARNEAU XC BART PRO 2008
今回の旅で使用する予定の自転車紹介します。LOUIS GARNEAUのXC BART PRO 08model というマウンテンバイクを色々カスタマイズして旅行用にしています。
Frame tubing | LG 7005 ALUMINUM |
---|---|
Fork | ROCK SHOX TORA302 COIL LOCK OUT |
Rear shock | NIL |
Headset | INTERNAL |
Handlebar | LG ALLOY (600mm) |
Stem | LG ALLOY 7-DEG (65/350mm,80/400-450mm,90/500mm,110/500mm) |
Brakes | SHIMANO ALIVIO HYDRAULIC DISC BRAKE |
Brake Levers | SHIMANO ALIVIO |
F/D | SHIMANO DEORE |
R/D | SHIMANO DEORE |
Shifters | SHIMANO DEORE RAPIDFIRE PLUS |
B/B | SHIMANO DEORE SHELL:68mm |
Crankarms | SHIMANO DEORE 44/32/22T(170/350-400-450mm, 175/500-550mm) |
Cassette | SHIMANO HG-50 11/32T 9SPEED |
Hub | SHIMANO WH-M505 COMPLETE WHEEL |
Rims | SHIMANO WH-M505 COMPLETE WHEEL |
Tires | MAXXIS LARSEN TT 26x2.0" |
Saddle | SDG BELAIR RL |
Seatpost | LG ALLOY (300/350mm 350/400-450-500-550mm) DIAMETER:27.2mm |
Pedals | WELLGO ALLOY |
Accessories | - |
Front Wheel Travel | 100mm |
Rear Wheel Travel | NIL |
Weight | 13.5kg(450mm) |
カスタマイズのほとんどはいつもお世話になっている自転車屋さんに、相談しています。やっぱりみなさん、知識も経験も豊富なメカニックの方にお願いするのが一番です!
~カスタマイズ内容~
①ハンドルバーは蝶型のハンドルに交換
②タイヤはごつごつのブロックタイヤから、オン・オフロード両方に使える耐久性の高いタイヤに交換
③サドルは股間がしびれてきて相性がよくなかったので、圧迫が少ないカッチョいいやつに交換
④リアのサイドバック用アルミ製キャリアを装着
⑤ペダルをLOOKのMTB用ビンディングペダル「クォーツ」に交換
⑥ボトルゲージは1.5Lのペットボトルが入るものに変更
です。今後、装備していこうと考えているものは
⑦フロントサイドバック用キャリアを装着
⑧デジカメ携帯などを入れるハンドルバーバーバッグを装着
⑨防水と耐久性に定評のあるオルトリーブのサイドバッグ(リア、フロント)を装備
などです。
今後、これらはそれぞれ『装備の紹介』でレポートしていきたいと思います。
5. 大陸縦断列車ザ・ガン号に自転車って乗せられるのかな?
さて、まずはアリススプリングスにどう行こうかと考えているのですが、現在のプランとしては、今回の旅のゴールの街アデレードまで関空から飛び、そこからは敢えて飛ばずにアリススプリングスに入るルートを考えてます。自分が今回走ることになる砂漠地帯を走る大陸縦断列車ザ・ガン号
に自転車を載せて移動するというプランです。 週に2日(日曜日と水曜日)昼の12:20にアデレードを出発し、翌昼13:45にアリススプリングスに到着します。(丸一日ほどで走りきってしまうのかあ・・・)とにかくまずは、大阪からアデレード空港まで自転車が無事な状態で輸送されるように祈るしかないです。必要な食料等の買出しと準備、調整に2日間ほどかけて、その後ザ・ガンにそのまま自転車を乗せられれば本当にいいんだけどなあ。旅行会社の人もさすがにこんな優雅な列車に自転車を積もうとする人なんて今までいないから、まだ可能かどうか分かりません。誰か知ってる人いたら教えてください!
赤いラインザ・ガン号。アデレードからダーウィンまで大陸を縦断している。点線が今回走るスチュアートハイウェイで、鉄道からは全く離れていることがわかる。
グレートサザンレールウェイ公式日本語サイトより引用
4. 真夏のオーストラリア縦断自転車旅行 ルート紹介
今回の僕の旅の概要を紹介します。今回も前回同様、オーストラリア大陸を縦に貫く、Stuart Highway (総距離2834km) という道を走ります。
前回の1997年の旅では9月7日にダーウィンを出発、国立公園や、小さな町を経由して、9月23日にアリススプリングスに到着。大陸縦断もいけるかなと思いましたが、スケジュール的に少し厳しく、この町で大陸縦断は断念しました。なので、今回はまずこの思い出の町アリススプリングスに向かいます。この街から南下し、ポートオーガスタまで1224km,その後Adelaideまで307km走る計画です。
wikipedia 『stuart highway』 より引用
アリススプリングスからポートオーガスタまでは、宿泊施設のある町から町の距離がかなりあり、道端にあるレストエリアやキャンプスペースでキャンプをすることになります。今から毎晩どの町で宿泊するのかを、きっちり決めた旅は面白くないし、到底計画どおりはいかないものです。そのときの状況、気分、疲れ具合などを考えてキャンプするか、熱いシャワーが浴びれるホテルがある町までがんばって走るのかも決められるのが一人旅の面白いところです。ノーザンテリトリーと比べるとあまりみどころが多いエリアとはいえないのですが、オパール採掘と地下ホテルで有名な町クーバー・ピディー では連泊をして散策を楽しもうと思います。
以下は、11年前ノーザンテリトリーの観光局からもらったガイドパンフレットから計算した町から町の距離です。
Alice Springs---(199km)---Eridunda desert Oaks---(74km)---Kulgera---(178km)---Marla---(87km)---Cadney Homestead---(147km)---Coober Pedy---(254km)‐‐‐Grendambo---(113km)―――Pimba---(172km)---Port Augusta---(307km)---Adelaide
ポートオーガスタからアデレードまでは、307kmあるが、実際には、この間に数十キロごとに宿泊できる町がいくつもあり、まったく問題なし。むしろ、アリススプリングスから次の町まで199kmあるので、初日から野営をしなければならないだろう。(初日から無理して日中40度にもなる砂漠地帯を200kmも走れば、体中ボロボロですからね・・・。)こういうときに泊まることになるのが、Rest Area と呼ばれる旅行者や長距離トラックの運転手が休憩するエリアです。日陰と水があれば最高ですが、この地域は全く期待できません。現在、色々調べてますが、かなりの水を自転車に積んでいく必要がありそうです。
車やキャラバンカーなどで旅行する人も宿泊することがある。 1997年9月15日夕方、Elliottの北22kmのレストエリアでキャンプしたときの撮影。