NO.3026 長崎の玄関口、長崎駅の旧駅舎が存在していた頃→「アミュプラザ長崎」に変化した姿 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 長崎の玄関口でもあります、JR長崎駅は、令和2年3月に「長崎本線連続立体交差事業」の一環として長崎~浦上間で高架開業しておりまして、上の画像の在来線側でもあります西口では、画像のような姿を見る事ができております。

 

 この長崎駅の高架化は、令和4年9月23日に開業しました西九州新幹線の開業に合わせまして一足先に浦上~長崎間におきまして開業していたものでありましたが、一足先に在来線側で高架化されておりましたので、画像のような高架としての姿がすでに見られておりました。

 

 また、この西口にはイベントホールや稲佐山の展望スペースなども存在します、「出島メッセ長崎」と呼ばれる施設もありまして、直接長崎駅とを結ぶ橋も設けられておりまして、こういった所で長崎駅と一体化している所を見せております。

 

 

 一方、東口に関しましても、「長崎街道かもめ市場」と呼ばれます飲食・土産物などを販売するテナントも入っておりますし、駅構内も新幹線に関しました姿も見られておりまして、西九州新幹線が運行する姿も実際に見られておりますが、それとともにかつての構内であった広場の整備も進行中でありまして、今後かつての姿を伺う事ができないほどの立派な姿がこちらでも見られる事になるのではないかと思います。

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、その現在の東口には旧駅舎も存在しておりましたが、旧駅舎が存在していた頃(画像は末期時)から現在までの姿を皆様にご紹介してまいります。

 

 

 上の画像は、令和2年2月に撮影しておりました長崎駅の駅舎でありまして、この時点ではこの旧駅舎が姿を消す事が存じていた頃でもありました。その後先述のように高架化されまして、駅機能が西側に移る事にもなりますので、このような姿も貴重な姿になりつつある事が伺わせておりました。

 

 

 こちらは、上の画像から3年前になります平成29年12月撮影画像であります。長崎駅では、隣接します「アミュプラザ長崎」の存在もありまして、「かもめ広場」の立派なクリスマスの装飾も毎年のように行っておりまして、画像のように屋根から飾りの姿を見る事ができておりましたし、電飾のツリーもその下の画像のように見る事ができておりました。

 

 (「かもめ広場」の電飾のツリー)

 

 この当時の長崎駅改札口であります。当時は改札を出ますとすぐにホームにたどり着く事もできておりまして、特に正面の2番ホームでしたら改札を入りましたらすぐにたどり着く事もできておりました。しかし、現在は高架化されておりますので、必ず階段もしくはエスカレーターもしくはエレベーターが必要になりますので、その分時間に余裕がないといけないようになっている事には間違いないのではないかと思います。

 

 (駅舎側からホーム側)

 

 (ホーム側から駅舎側)

 

 

 こちらは、令和2年10月撮影の長崎駅の東口正面であります。この姿を見ましても、これまでとは変わらない長崎駅の姿を見る事ができておりましたが、よく見ますとその下の画像にもありますように時計が撤去されておりまして、この東口では駅としての機能は見られなくなっておりました。

 

 (撤去された時計)

 

 実際に、長崎駅の駅機能は、券売機や改札口などが撤去・閉鎖されておりまして、それだけ西側に移動している事を伺わせておりました。ちなみに、新駅舎へは旧駅構内をまたぐ通路が設けられておりまして、駅機能は止まりましても、旧駅舎を通る形になっていた分まだ駅の中に入ると言う印象が見られている分良かったでしょうか。

 

 (撤去された改札口(奥))

 

 (閉鎖された自動券売機)

 

 それでも、「アミュプラザ長崎」に関しましては、この当時開業20周年を迎えておりましたが、この時点ではテナントに大きな動きは見られておらず、通常通りの営業の姿が見られておりまして、長崎駅の構内の中でまさに明暗が分かれているような印象がここで見られておりました。

 

 (「かもめ広場」の部分)

 

 

 しかし、令和3年には駅舎の解体が行われておりまして、上の画像にありました駅舎や、「アミュプラザ長崎」にかけて覆っておりました屋根も撤去されておりました。それでも、かつて屋根があった場所(←部分)は支えの部分が残されているのがわかりますが、後述のようにこの後も再利用される事になります。尚、この時点では「アミュプラザ長崎」もホテル側の営業は引き続き行われておりまして、この建物にあります映画館やショッピングモールなども引き続き営業が行われておりました。

 

 こちらは1階の別位置で収めたものですが、やはり駅舎が姿を消している事もありまして、JR九州ホテル長崎をはじめ、「アミュプラザ長崎」などの施設が詳しく見られている事がお分かりいただけます。しかし、今後後述のように変わる事になりますので、このような姿もそう長くはありませんでした。

 

 歩道橋から見ました長崎駅駅舎であります。画像の泥が見える部分が旧駅舎・構内にあたる部分でありますが、旧駅舎・旧ホーム・旧側線が撤去されてそう長くはありませんでしたのでそう言った姿が見られておりましたが、これがこの後ご紹介しますように変わる事になる訳ですので、変貌ぶりも伺える所でもありましょうか。

 

 

 そして、今回訪問時の長崎駅東口の姿であります。上の画像の令和3年12月撮影時としますと大きく変化が見られていた事がお分かりいただけます。特に後述の増床されました「アミュプラザ長崎」の姿は、約2年半経過しまして大きく変わった事を伺う事ができている姿ではないかとも思います。

 

 画像が、増床されました「アミュプラザ長崎」新館であります。このビルでは1・2階に様々なテナントが入りますし、3階が「ユニクロ」「GU」と言った「ファーストリテイリング」系や、「ダイソー」「ドコモショップ」などのテナントが、4階に「エディオン」「ナムコ」などと言ったテナント、そして5階に「スターバックスコーヒー」屋上庭園もありまして、様々なテナントがこのビル内に入っております。

 

 (別位置)

 

 

 こちらは、新たな「かもめ広場」であります。よく見ましても新たな屋根の姿が見られておりまして、実際に恐らくは上の画像にもあります支え部分はこれまでの所を流用しているようであります。

 

 

 また、JR九州ホテルの隣に「長崎マリオットホテル」も建設されておりまして、新たなホテルの姿も見られております。このように駅に隣接する所にホテルが建設されていた事は鉄道利用者には優しい所でもありましょうか。

 

 

 こちらは、長崎駅前の一般路線バスの乗場であります。以前は長崎駅前交通広場が上部にありまして、道路を挟んで向かい側の長崎県営バスターミナルなどがある所とつながっていましたが、その下では長崎地区の路線バスが頻繁に発着する姿も見られておりまして、長崎自動車(長崎バス)・長崎県営バスの路線バスが発着する姿が見られておりました。

 

 しかし、現在バス乗場は北側に移動されておりますし、加えまして交通広場は撤去されておりまして、画像のような姿が見られております。そしてその前が「アミュプラザ長崎」にあたりますので、進捗の姿も実際に伺う事ができている事がお分かりいただけるのではないかと思います。

 

 (その前が「アミュプラザ長崎」になります)

 

 

 暗くなった際に収めました「アミュプラザ長崎」の姿です。やはり気になる部分は「かもめ広場」と新たに設けられました屋根の部分ではないかと思いますが、本館の建物は変わらないとは言えども、周りに変化が見られている分時の流れが伺える所でしょうか。何と言いましても、新館があった所に以前は駅舎があった訳でもありますので。

 

 

 今回は、長崎駅の旧駅舎が存在した頃→「アミュプラザ長崎」に変化した姿をご紹介しましたが、実際に長崎駅周辺自体がご紹介しましたような姿に変わっているだけでも時の変化を感じさせられます。ご紹介しましたように、4年前までは旧駅舎が稼働していた訳ではありますので、それから浦上駅まで高架化されました新駅舎の稼働→旧駅舎の撤去→令和4年の西九州新幹線の開業→「アミュプラザ長崎」の増床と至っている訳でもありますのでわからなくはないでしょうか。今後は東口のやはりかつて構内でした北側の部分も整備する事で完了と言う事にもなりますが、とにかくかつての旧駅舎が存在していた事を存じていただければと思っております。

 

 【参考】「アミュプラザ長崎」HP