番外 平成20年撮影当時の九州新幹線最長トンネル、筑紫トンネル新鳥栖側&九州新幹線工事時の各姿 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 
 今からちょうど13年前の平成23年3月に開業しました九州新幹線の博多~新鳥栖間に存在しております筑紫トンネルは、全長約11.9キロに及びますトンネルでありまして、そんな筑紫トンネル新鳥栖側の出入口の姿は画像1のような姿となっております。
 
 やはり、新幹線の車両自体が車高が高い車でもありますので、トンネル自体も大きい事も伺えるのではないかとも思いますが、近づきますと画像2にもありますように大きな所である事がより伺えております。
 
 現在この区間には、部分開通時より運行されております800系新幹線電車、そして以下画像にありますN700系新幹線電車がこの区間におきまして運行されておりまして、特にこのN700系新幹線電車に関しましては、JR西日本JR九州の車両とも九州~山陽区間とも乗り入れまして運行されております。
 
 尚、上の画像・以下画像は新鳥栖駅撮影時の姿ではありますが、その新鳥栖駅からは現在「みずほ」を除きます全列車(「さくら」「つばめ」)がこの駅に停車しておりまして、長崎線との乗り換え客とともに多くの方が利用されておりまして、特に「さくら」に関しましては、新鳥栖・久留米両駅停車にする事で解決に至っております。
 
 
 さて、今回ご紹介しますのは、今から16年前の平成20年に撮影しておりました、当時工事中でもありました、九州新幹線の筑紫トンネルを出ました新鳥栖駅側に関しましてご紹介してまいります。
 
 
 撮影当時(平成20年4月撮影時)、新鳥栖駅は、後述の画像にもありますように駅舎の感じも出てきておりまして、ホームらしきものも明らかになってきておりました。また、新鳥栖駅の両側におきましては、それに沿うかのように新幹線が通ります高い高架橋がこの頃にも明らかになってきておりまして、それは次の駅であります久留米駅まで続いておりました。
 

 そんな高架工事は、この当時ほぼ完了していたようでありまして、あとは線路の敷設へと進む事になりますが、以下画像の新鳥栖駅となります所につきましては、ホームの他、駅舎自体の工事へと至る事になる姿も見られておりました。既にこの撮影を行いました平成20年4月の時点で福岡県久留米市以南では、線路の敷設も始まっていたそうでありまして、あと3年後であったとはいえ開通も迫ってきているなと言う事も伺えていた頃でもありました。
 

 こちらは、画像奥が新鳥栖駅北側にあります筑紫トンネルの鳥栖側になります。画像からはわかりませんが、このトンネルは先述のように11.9キロに及ぶ上、勾配もきつく、従来の東海道・山陽新幹線車両は乗り入れができないようになっております。したがって、上の画像にあります九州新幹線~山陽新幹線用のN700系新幹線電車の導入に至った訳ではありましたが、奥に見えます山の姿が、トンネル内におきまして勾配がある事が実感できる事になるのではないかと思います。
 
 (アップ)
 
 
 画像が、上の画像1・2とともに、現在の新鳥栖駅側の筑紫トンネルの姿でありますが、こちらはちょうどN700系新幹線電車が筑紫トンネルを抜けた所であります。この後列車は新鳥栖駅へと入る事にもなりますが、これが画像1・2のように真近となりますと、より迫力が出てくるのではないかとも思う所でしょうか。
 
 
 今回は平成20年撮影の九州新幹線新鳥栖駅周辺の工事の姿をご紹介しましたが、開業から今年12年になります九州新幹線ではありますが、今や博多~鹿児島中央間を南北に結びます九州新幹線にありまして、この筑紫トンネルの存在も大きな存在となっている事が伺えております。何と言いましても、このトンネルがなかったら博多~新鳥栖間を結ぶ事がなかった訳ですので。私自身も、実際に利用しておりますが、このトンネルの長さは実感しますし、出口を出ますともうそれぞれに着くのかとも実感する所でもあります。とにかく、これからも安全にトンネルを含め九州新幹線全体を運行していただきたいと切に願う所ではあります。