番外 新幹線駅としての姿が見られて来ています、今回訪問時撮影、西九州新幹線新大村駅・諫早駅の現状 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

 

 来る9月23日に開業します西九州新幹線と言いますと、現在上の画像にありますN700S系新幹線電車2編成が長崎県大村市の大村車両基地に搬入されまして、試運転も始まっている事はご覧の皆様もご存知の事と思います(画像はテレビ画像より)。

 

 西九州新幹線は、元々新鳥栖~長崎間でありましたが、このうちの佐賀県武雄市の武雄温泉駅から、長崎市の長崎駅までが工事が進行しておりまして、既に設備の9割ほどは完成しているようであります。そのため、先述のようにこの区間におきまして試運転も始まっておりまして、ご覧の皆様の中にも試運転の姿を拝見された方もいらっしゃるのではないかと思います。

 

 尚、武雄温泉駅から新鳥栖駅間は佐賀県側の方針が定まっておらず、今後どうなるかも不透明でもあります。そのため、当分の間はリレー方式で結ぶ事になっておりまして、博多~新鳥栖~武雄温泉間で「リレーかもめ」として運行される予定となっております。

 

 そんな西九州新幹線と言いますと、このほど運賃も発表されておりまして、博多~長崎間が自由席で5520円と、従来より460円高くなっております。また、武雄温泉~長崎間で自由席で3070円、通勤や通学での利用が見込まれます新大村~長崎間でしたら870円で行く事ができるようになるそうで、まさに身近な新幹線である事をアピールしているようであります。

 

 

 さて、今回ご紹介しますのは、5月の訪問時に新大村駅(駅舎・在来線ホーム)・諫早駅(ホームのみ・コーヒー店より)を収めておりました。今回はその模様に関しまして皆様にご紹介してまいります。

 

 

 まず以下の画像が、県道257号線から収めました西九州新幹線の高架橋であります。この県道257号線は、大村市の中心部を通らないバイパスとなっておりまして、南の国道34号線と交わります与崎交差点から、長崎医療センター、途中に国道444号線・大村インターへ続く交差点とも交わりまして、最終的には大村車両基地北側より再び国道34号線に交わるようになっております。

 

 (停車時撮影)

 

 その交差点から国道34号線に入りまして、大村車両基地の姿であります。この画像は私の妻が車内より収めておりましたが、その画像を見ますと保線用の車両が見られておりまして、中には小型のベンツ製トラック「ウニモグ」の姿も見られておりまして、こう言った車も使用されている事が伺わせておりました。

 

 

 こちらの画像は、新大村駅であります。画像は西口になる所でありますが、現在はその下の画像のように駅前広場の工事が行われておりまして、今後開業時にはこの広場の所にバス乗場が新設される事になるようであります。

 

 (バス乗場等の工事が行われています)

 

 一方、東側は今後ダイワハウスを中心に再開発が行われるようでありまして、マンションや「ゆめタウン」の姉妹店であります「ゆめマート」などができる予定となっております。この時点では整地が行われてはいたものの、今後さらにそう言ったものができるようにもなるようであります。

 

 

 また、この新大村駅の西側では並行します大村線のホームも片側のみ設けられておりまして、今後新幹線と在来線との共用駅としての姿も見られるようになるようでもあります。この時には、YC1系気動車の竹松行きが通過して行っておりましたが、9月23日以降はこの駅にも止まるようになります。

 

 (YC1系気動車竹松行き通過)

 

 尚、東側と西側とは踏切でつながるようになるようであります。また、道路のつくりから車両も通行できるようにもなるようでありますが、今後どう整備されるのか気になる所ではあります。

 

 

 場所は変わりまして、諫早駅であります。この駅の姿はこれまでもご紹介しておりましたが、駅前の所には新たにバスターミナルも向かいから移転してもいまして、駅前の姿も変わりつつあります。

 

 諫早駅の在来線改札口であります。現在特急「かもめ」や長崎線・大村線の列車が停車するようになっておりますが、新幹線開業後、ここからは特急列車はキハ40系気動車で運行します「ふたつ星4047」のみとなりますので、特急の姿もあまり見られなくなりますし、在来線の姿も全て気動車のみとなってしまうのも残念な所でもあります・・・。

 

 一方、この隣にありますのが新幹線改札口でありまして、現在はシャッターが閉まっておりますが、今後常時シャッターが開く事になる事を楽しみにしたい所ではあります。

 

 

 こちらは、テナントであります「スターバックス」から収めました諫早駅ホーム部分であります。ちょうど家族でコーヒー等を飲むためにこちらの方へ来ていましたが、きれいな線路が印象的でもありますし、ホームドア付きのホームも見られておりまして、ここにN700S系新幹線電車が発着する姿が見られるようになるのが待ちどおしい所でもあります。

 

 (長崎方)

 

 

 今回は、5月訪問時に撮影しておりました新大村駅・諫早駅の姿をご紹介しましたが、正直ここまで様変わりしておりますので、本当にあと一息という感じが出ているようにも思います。確かに考えて見ましてもあと4ヶ月を切っておりますので、ある程度は仕上げておかないといけないのもわからなくはない所でもありましょうか。また、今回訪問時には新幹線車両の姿を見る事ができなかったのは残念ではありましたが、それでも開業前後に見る機会が得られるとは思っておりますので、とにかく待ち遠しい事には間違いない所ではありましょうか。