NO.1935 沖縄本島中部のメインバスターミナル、名護バスターミナル&本島北部方面への路線バス | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 当ブログでもこれまでもご紹介しておりますように、那覇空港~那覇~名護間に、沖縄自動車道を経由します「111高速バス」が、さらに「沖縄美ら海水族館」も最寄りバス停であります、画像24・25にもあります記念公園バス停方面へ運行されておりますのが、今年7月に運行を開始ました「117高速バス」である事をご紹介しておりました。

 「111高速バス」は、琉球バス交通・那覇バス、そして画像1にあります東陽バス(沖縄22き・106、日野P-RU636BB)、画像2にあります沖縄バス(沖縄230あ・379、三菱KL-MS86MP~元京浜急行バス)の4社が運行されておりますし、それに「117高速バス」が東陽バスを除きます3事業者で運行されておりまして、那覇~名護間の最速の交通機関でもありますので、多くの方が利用されております。


 さて、今回私達はNO.1934及び画像25でもご紹介しておりますように、「沖縄美ら海水族館」へと足を運んでおりましたが、その途中に今回ご紹介します「111高速バス」の始終着地、「117高速バス」の経由地であります名護バスターミナルにも立ち寄っておりました。

 そう言う事もありまして、今回はタイトルにもありますようにその名護バスターミナル及びこの名護バスターミナルからも運行されております沖縄本島北部への路線バスに関しましてもご紹介させていただきます。
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 名護バスターミナルは、「111高速バス」を運行します、琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス・東陽バスの4社が共同管理しているバスターミナルでありまして、このうち琉球バス交通・沖縄バス2社の出張所が設けられておりまして、それら2社の車庫も併設されております。また、これからご紹介しますように一般路線バスも琉球バス交通・沖縄バス2社が各地へ向けて運行されてもいます。
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 上の画像がバス乗場でありますが、この乗場は1番ホームから5番ホームまでが存在しております。ここからは各乗場をご紹介してまいります。

 【1番ホーム】~琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス・東陽バス運行
 「111高速バス」・「117高速バス」、那覇・那覇空港・記念公園前(美ら海水族館)方面

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 【2番ホーム】~琉球バス交通・沖縄バス運行
 66 今帰仁線 今帰仁城址→記念公園前→謝花→本部港→名護循環
 67 辺土名線 真喜屋~塩屋橋~辺土名バスターミナル
 72 屋我地線 伊差川~真喜屋~運天原
 73 川田線 伊差川~平良~魚泊~高江
 
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 【3番ホーム】~琉球バス交通・沖縄バス運行
 20 名護西線 万座ビーチ~ムーンビーチ~嘉手納~牧志~那覇バスターミナル
 120 名護西空港線 万座ビーチ~ムーンビーチ~嘉手納~牧志~久茂地~那覇バスターミナル~那覇空港
 
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 【4番ホーム】~琉球バス交通・沖縄バス運行
 65 渡久地線 本部港→記念公園→謝花→今帰仁城址→名護循環(66番と逆ルート)
 70 備瀬線 渡久地~記念公園~新里入口
 76 瀬底線 伊豆味~渡久地~瀬底
 78 名護東部線 二見~平良~東村役場前
 
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 【5番ホーム】~沖縄バス運行
 22 名護・うるま線 辺野古~石川~安慶名~中部病院
 77 名護東線 辺野古~石川~安慶名~コザ~普天間~牧志~久茂地~那覇バスターミナル

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と、那覇方面や「美ら海水族館」などがあります本部半島内、また北部方面への路線バスがこのバスターミナルから発着しております。


 また、このバスターミナル内には、先述のように沖縄バス・琉球バス交通の出張所も設けられておりますので、様々な車の姿を見る事ができます。その車庫内に駐車している車のほとんどが5年で多く導入されました自社発注のノンステップバス以外は移籍車両がほとんどでありまして、画像を見ますとお分かりいただけるのではないかと思いますし、琉球バス交通に関しましては、貸切車もバスターミナル内にて見る事ができております。

 【沖縄バス】
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 (沖縄200か12-33、三菱KL-MP35JM)~元神奈川中央交通
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 (左、沖縄200か・523、三菱U-MK218J~元京阪バス 右、沖縄200か・298、三菱U-MP218K~元川崎市交通局)
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 【琉球バス交通】
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 (沖縄22き・396、日野U-RU2FTAB)
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 (沖縄230あ15-20、日野QPG-KV234N3)
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 (沖縄200か・939、三菱KL-MS86MP)~元京浜急行バス
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 (沖縄200か・955、日野KK-HR1JKEE)~元東急バス、レインボーHR観光用マスク車
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 さて、名護バスターミナルの時刻表を見てみましょう。やはりメインでありますのがこれまでもご紹介しております「111高速バス」・「117高速バス」でありまして、合わせまして23往復46本がこのバスターミナル発着で運行されております。

 (那覇→名護→記念公園前方面)
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 (記念公園前→名護→那覇)
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 また、本部半島内をはじめとします中部地区や、辺土名方面の北部地区の時刻表でありますが、これらは上の画像・表にありますように2番ホームあるいは4番ホームから発車しております。それにしても、65番~67番に関しましては本数も多く運行されている事がわかりますが、一部は薄くなっている所もありまして、少々見にくい事もわかります。
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 この中で、これら系統で運行されている車もキャッチしておりましたのでご紹介します。上の画像9及び表にもありますように、画像の65番が名護バスターミナル4番ホームから「沖縄美ら海水族館」への最寄りバス停であります記念公園前バス停まで最速で行く事ができる路線バスであります。尚、この系統は循環系統でありますが、遠回りでは2番ホームから発車します66番も逆ルートで運行されております。

 (沖縄バス、沖縄200か・・71、三菱KC-MK219J)
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 (記念公園前バス停と「沖縄美ら海水族館」)
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 一方、名護バスターミナルから北部であります辺土名バスターミナルへ運行されておりますのが、2番ホームから発車しております67番でありまして、画像22にもありますように、時刻は薄くしか見えませんが、平日は18往復で運行されております。

 (琉球バス交通、沖縄200か・710、日産デKC-RM211GSN)~元西武バス 
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 (沖縄バス、沖縄200か・589、三菱U-MK218J)~元京阪バス
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 所で、沖縄本島の最北端であります「辺戸岬」、また国道58号線の沖縄本島の北側の付け根であります国頭村奥地区へもかつては民間の路線バスが運行されておりまして、琉球バス交通の前身であります旧琉球バス、そして沖縄バスが69番の系統を付けまして辺土名~奥間で運行されておりました。

 (沖縄本島最北端、「辺戸岬」)
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 (国頭村奥地区、国道58号線記念碑)
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 しかし、平成16年にこれら事業者が運行します路線は廃止されておりまして、現在は自家用自動車による有償輸送(白ナンバーによる運行)で国頭村営バスがこれら路線を運行しておりまして、本数は3往復によりまして運行されております。ですから、公共の交通機関では沖縄本島の最北端から確保されていると言ってもいいかとも思います。


 今回私達は、上の画像・以下画像のように、「辺戸岬」及び国頭村奥地区までも(レンタカーでありますが)足を運んでおりました。実際に上の画像・以下画像がその画像でありましたが、公共の交通機関の本数は少ない分バスで足を運ぶ事はできませんでしたが、それでも両付け根の所まで足を運ぶ事ができたのは良かったと思いますね。

 (「辺戸岬」より、与論島を望みます)
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 (国道58号記念碑より那覇方面を向きます)~ここから沖縄の国道58号線はスタートします
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 今回は、沖縄本島中部のメインバスターミナルであります名護バスターミナル及び本島北部方面への路線バスの現況に関しましてご紹介しましたが、多くの路線バス・高速路線バスが運行されております名護バスターミナル以南は賑やかであるのに対しまして、北部では辺土名以北はわずか3本しか運行されていない訳ですので沖縄本島でも違いがある事が伺えます。それでも、ご紹介しておりますように少なからずは運行されている訳でもありますので、これからも住民・観光客の足として運行していただきたいと思います。
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