番外 JR九州、今春以降最大100駅を無人化へ! | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 JR九州では、今春以降に九州全域におきまして大規模な駅の無人化を計画している事が、先日一部報道で明らかになりました。

 この駅の無人化は、平成28年に予定されております株式上場に向けまして、人件費を圧縮しまして赤字であります鉄道事業の収支改善を図るものであります。

 これによりまして、現在の駅数566駅のうち、上の画像のように既に無人駅となっております281駅(画像1・勝野駅、画像2・山本駅~いずれも以前は有人駅でした)に加えまして、最大で100駅弱が無人化されるとも言われておりまして、それによりまして7割近くが無人駅となる事になるのではないかと思われます。

 この無人化に関しましては、段階的に行われる事になるのではないかと思われまして、第1弾の時点で今春に50駅前後の無人化に踏み切る事になるのではないかと思われまして、対象駅もローカル線の駅に加えまして、福岡都市圏の小規模駅もこの無人化の対象になるとも言われておりまして、以下の画像の香椎線の駅(画像3・西戸崎駅、画像4(最後の画像)・酒殿駅)の中にも無人化される駅が出てくるのではないかと思われます。
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 また、それに加えまして駅にあります「みどりの窓口」の削減も検討されておりまして、最近はネットによります指定席券予約も多いJR九州でもありますし、主要駅によっては券売機で購入する事も可能になっている駅もありますが、それでも窓口を利用される方も多い訳ですので、ここでの削減に関しましても正直痛い所ではないかとも思う所でもあります。
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 これら削減対象になると思われます駅は、グループ会社の「JR九州鉄道営業」によって委託されている駅が特に対象となっていると思われます。この会社も、九州内の主要駅から小規模駅までを委託している会社でもありますので、特に定年退職の方が駅員・駅長として再雇用されている小規模駅に関しましては特に気になる所ではないかと思わざるにいられないのではないでしょうか。

 このJR九州も、他にも番外でもご紹介しましたが、今春に新幹線と観光列車を除きます特急列車におきまして客室乗務員を廃止する事になっておりますし、それに加えまして車内販売も廃止されるとの事でもありまして、まさに収支改善のために今春より動く事になるようです。そんな中でも駅の無人化も行われるとなりますと、より変化が生じる事になるのではないかと思われますが、こうして決まっている以上、仕方がないのではと思わざるにはいられないのではないかとも思う所でもあります。
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 【詳しくは・・・】~朝日新聞デジタル1月17日付
  http://www.asahi.com/articles/ASH1J633BH1JTIPE02Z.html

 1月20日、指定席自動券売機画像追加