番外 横浜Fマリノス選手専用車の日産ディーゼルスペースアロー&ウイング | コウさんのコウ通大百科 PART3

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在住する九州を中心に、鉄道・バスを中心としました記事を毎日更新しております。
(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 7月12日番外でもご紹介しました、横浜市の「みなとみらい(正確にはみなとみらい21)」地区には、上の画像の日本で一番高いビルであります「横浜ランドマークタワー」をはじめ、各種大手企業のビルもひしめく地域となっております。

 この地域も、元々は後述のように旧国鉄→JRの貨物駅であった場所あれば、元造船所だった場所もあるなど、今から30年ほど前からしますと大きな変化を生じている場所でもあり、かつ観光や商業の町としての姿を大きく発揮しております。

 (「横浜ランドマークタワー」と三菱重工横浜ビル)
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 (日産自動車本社ビルと常設展示のラインナップ車)
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 (画像奥が「パシフィコ横浜」)
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 (6月にオープンしたばかりの「MARK IS みなとみらい」)
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 そんな「みなとみらい」地区には、J1リーグであります「横浜Fマリノス」の練習場やクラブハウスを備えた「マリノスタウン」が存在しておりまして、時にはサッカー日本代表にも名を連ねます中村俊輔選手などといった選手の練習風景も見る事ができまして、選手達の気合の入った姿も見る事ができるようになっております。
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 ここは、元は旧国鉄→JRの高島駅と呼ばれる貨物駅があった場所でありますが、そんな姿は全く見られず、番外でもご紹介しておりました高島線と呼ばれる鶴見駅~桜木町駅間にあります線路が「マリノスタウン」沿いにあるのが当時の名残として残っているほどであります。

 本題が大きくそれておりましたが、その「マリノスタウン」には、選手専用車としまして、2台の日産ディーゼルスペースアロー&スペースウイングの姿がこの時にありまして、稼動する時を待っておりました。
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 この2台は、右の車が日産ディーゼルスペースウイング(KL-RA552RBN)、左の車が日産ディーゼルスペースアロー(PKG-RA274RBN)でありまして、いずれもかつて日産グループでもありました、バンテックと呼ばれる物流メーカー所有の車であります。

 これらの特徴としましては、九州ではおなじみであります、西日本車体(西工)架装車(しかも02MC)でもある事が特徴であります。これは、スペースウイングが導入された平成16年の時点には富士重工自体がバス架装を行っておりませんでしたが(平成15年で富士重工での袈装は終了済み)、こういった関東地区で見られるのはすでに時は経過していても、逆に新鮮さを感じるのがいいのではないでしょうか。
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 また、スペースウイングの場合は上の画像のように通常の形でナンバーを取得しておりますが、スペースアローに関しましては希望ナンバーであります。この「5523」も語呂合わせでは「ゴーゴーニッサン」となりますが、Fマリノス自体も日産自動車をスポンサーにしておりますので、わからなくはないのではないかとも思いますね。

 また、よく見ますと「神奈川県日産販売会社グループ」のスポンサー表示も出してありました。それほど日産自動車自体も横浜Fマリノスを応援している事も伺えるのではないでしょうか。
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 これら車は、この「マリノスタウン」から同じ横浜市内にありますホームスタジアムの日産スタジアムやニッパツ三ツ沢球技場、さらに関東をはじめとした各地への試合時の選手輸送に使われております。今回撮影時には残念ながら全体の姿を見る事ができませんでしたが、実際にこのような選手用のバスが用意されている訳ですので、現在4位(7月15日現在)と上位に君臨しているFマリノスも、さらに上に行けるようにぜひとも頑張っていただきたいと思いますね。
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 (注)画像は敷地外より撮影しております。