実際に上の画像(1-2639・KL-MP35FM)でもご紹介しますが、数少なくなった幕式車両がこうして残っている姿は、大変目立っていていいのではないかとさえも思うほどであります。とにかく、横浜ではどのくらいまで在籍する事になるかはわかりませんが、離脱するその時まで元気に運行していただきたいものですね。
さて、ここからはLED行先であります三菱エアロスターノンステップ編をご紹介してまいります。
横浜市営バスの三菱エアロスターは、平成14年式よりLED行先となっておりまして、実際にその平成14年式の画像の車(2-2646・KL-MP37JK)もLED行先であります(画像が少々乱れております、ご了承ください)。このLED行先も、前回もご紹介しましたように、リアの表示が幕式よりも拡大されておりまして、幕式よりは見やすくなっているのではないかと思います。
その後、平成15年式が導入されてからは以降平成23年までの8年間三菱車の導入はありませんでした。その間には平成16年に起きた三菱ふそうのリコール問題もあったりもしましたので、三菱車の買い控えを横浜市でも行っていたのではないかと思われます。
そして、8年ぶりに導入された車が画像のタイプ(1-2685・LKG-MP37FK)であります。
この時に導入されたエアロスターは、これまでの画像1・2のエアロスターとは外観に若干変更が生じているのが見て取れるのではないかと思います。一番の識別点としては、窓が大きく拡大されているのが一番ではないでしょうかね。
また、このときから局紋がステッカーとなっておりますし、LKG-規制からは標準装備となっておりますトルコンATなど、若干の変化がこの導入車から見られているのが大きな特徴でもあります。
(1-2696)
それにしても、上の画像のLEDの回送行先を見ますと、2段目には「制限速度厳守車」と書かれているのがわかります。やはり、回送車でも制限速度を守って運行している事をアピールしている事がわかるような姿ではないかとも思いますね。
(アップ)
私も、前回ご紹介しました三菱エアロスター幕式車と同様、色々な変化が生じているのがわかりました。特にリコール問題もありまして8年間も導入が控えていた事は残念に思いますが、それでも平成23年導入時以降、大量に導入されている訳ですので、これからも横浜の町を走っていただきたいものですね。