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おはようございます。
初めに言っておきます。
今回の記事防水透湿シートについて、自分でもあんまり理解できませんでした
だから、簡単なことしか書いてないです。
まず防水透湿シートってなんやねんって人くらいにか有用でないと思います。
それでも良いという方は以下からどうぞ。
そもそも防水透湿シートは、外壁から水が外壁内に入り込んだ時に建物内への水の浸入を停め、構造駆体を水から守る役目をしています。
通常外壁から水が浸入することはありませんが、ひび割れを起こしていたり、隙間ができていたり、結露によって内部に水が浸入した時に、これらを防ぐことができます。
しかも、外からの侵入は防ぎますが、壁内の湿気は外に出すという素晴らしいものです
この防水透湿シートができてから、木造住宅は湿気に強くなったと言っても過言ではありませんね。
さて、おそらくどのハウスメーカーでも主に使われてるのがデュポン社のタイベック系です。
ちなみに、タイベックというのはデュポン社の商標名なので、防水シート=タイベックではありません。
ただ、タイベックと呼んで良いのはデュポン社の商品だけということです。
一般的に使われているのは、タイベックハウスラップという商品です。
透湿性+防水性+強靱性の性質を持ち、非常に軽く丈夫です。
手で切るのは困難なほどなので、よっぽど金属等でひっかけない限りは破れることはありません。
上記のハウスラップにさらに、遮熱性の効果を加えたのが「タイベックシルバー」です。
住友不動産でも標準で扱われていますし、モデルハウスで説明を受けた方はその遮熱効果について裸電球等で体感したかと思います
なんと値段は、ハウスラップの2倍もします
金額でいうと一棟で10数万円程度のアップくらいでしょうか。
ですが、タイベックシルバーの遮熱効果については疑問があります。
確か、「新住協」の勉強会でその効果がないことが報告されたそうです。
簡単にいうと、断熱材がない状態であれば遮熱効果があるが、断熱材を施工した状態では、通常のハウルラップと同程度の効果しかないということです。
だいたい、断熱材のR値(熱抵抗値)が2以上であれば、遮熱効果はほとんど期待できなくなります。
住友不動産のグラスウールはマグ・イゾベール社のグラスウールを使用してますので、熱抵抗値は2.2以上が原則となっています。
つまり、タイベックシルバーの遮熱効果は期待できません。
色んなサイトで実験結果が出ていますので、興味のある方はそちらでご覧くださればと思います。
断熱材が優秀なので、遮熱だろうがなかろうが、室内温度に差はないということですかね。
だからといって、私はわざわざタイベックハウスラップにグレードダウンさせて、その減額してもらおうとは思いませんが
わざわざハウスラップをシルバーにグレードアップする必要はないと思います。
原価的には良いものを使っていますが、金額に見合う効果アップは期待できませんので。
ちなみに、同様の遮熱効果が期待出来る部分もあります。
それは窓サッシです。
窓サッシは断熱材を介さないクリアな状態です。
だからこの遮熱効果があるとないとでは、大違いです。
これについては、以前記事にしたLow-E金属膜
で説明してますので、そちらをご参照ください。
今回は以上です。