わたしがまだ小学校に通っていた頃
母が台所で晩御飯を作ってる横から
アレコレ学校での出来事とか
自分の思ってることとかを
一方的に話すことがよくありました
数あるブログの中からお越しくださって
おしゃべりは大好きだけど
友達と話していると
聞き役に回ることも多かった私
大人って最後まで聞いてくれるし
特に母なら、より安心して話せるから
この晩御飯を作る母に対して
横でぺちゃくちゃと自由に喋る時間が
とっても心地よく、大好きでした
母はそんなわたしに
「うん、うん」
「へーそうなんやー」
と、ずっと相槌うってくれていました
たくさん話せて、スッキリしたり
おしゃべりが楽しかったり
聞いてもらえて嬉しかったり
その時のことは鮮明に覚えています
私が大人になって
私は母に
「私さあ、よくここで晩御飯作ってる母さんに、喋りまくってたよね」
と言うと
母は
「そうやね〜
でもどんな話やったかな。
全然覚えてないわ」
と言いました
「よく、あんたがお母さんに話しかけてたのは覚えてるよ。
でもね、お母さん、あんまりちゃんと
光子の話、聞いてなかったんよ」
それを聞いて
わたしは
ショックを受ける…
かと思いきや
「でしょうね!?
(だって大人が興味ある話じゃないと思うし)
でもね、ちゃんと相槌打ってくれてたよ!
うんうんって聞いてくれてたから
当時のわたしはすごい嬉しかったよー!」
と自然に思いました
母はフルタイムで仕事していたので
鍵っ子だったわたし
母が仕事から帰って
晩御飯の準備していたのを横目に
お母さんってのは、忙しいな〜
大変やな〜と思っていましたからね
そして、それは今のわたしに
大きな課題としてのしかかっています
子供がガーーっと話しかけてきて
わたしの性格的にキチンと内容を把握したいが故
適当に流しても良さそうな場面でもいちいち確認してしまったり
真剣に聞きすぎて頭使うから
「もう、その話は後にして」
「疲れたヨォ」とか
よく覚えてるからこそ
2度目を聞くと
「それ前に聞いたよ」
みたいな冷たい返しをしてしまいます
違うんだよね
子供の欲しい反応ってさ。
もちろん内容や時と場合にもよりますが
大人に
親に
特に母親に
自分の話を聞いて欲しい
受け止めて欲しい
そんな時も多いんです
だから、内容を把握してるだとか
問題解決がとか、どうとかではなく
ただただ、母がしてくれたみたいに
うんうんと相槌を打って
穏やかに話を聞く
受け止める
それで良いんだよね
だってわたし自身が
それでよかったんだから
お読みいただきありがとうございました
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