対人恐怖・孤独感・自己否定と向き合う、
心理カウンセリングルーム「こころの相談室虹の音」三上真誠です。
ドシ！
地面に座る、にゃんこ。
先日、母親が「初めての子」と騒いでいました。
何かと思ったら、畑の付近に見慣れない猫を見かけたようでした。
気になって畑に行くと、凛々しい顔の猫を見かけました。
野良のようなので、刺激しない程度に撮影し、家族に写真の見せびらかしタイム。
全員、違う意見ばかりでした。
「いつも来る子じゃないな、知らん」「若くて凛々しい顔」「かわいいにゃんこだなぁ」
猫一つで、家族の時間を楽しめる、素敵な時間でした。
さて、本題です。
人間関係は家族関係の延長線。
よく言われます。
世にいう、野生児、有名なものなら「狼少女」。
獣から育てられた子供です。
動物の親から育てられ、その親を見て生き方を覚えていきました。
四本足で歩き、動物のように吠え、食べるものは生肉でした。
育ての親から覚えた生きる知恵。
生きていく知恵は、どんなものであれ、家族から学習していきます。
「自分の意見を殺す」ことしか知らないクライエントさん。
親に話をしても、「経験ないだろう」と否定ばかりでした。
自分の意見を話しても受け入れてもらえない日々を過ごし、青年期にはムカつく人に暴言を吐く人になっていました。
嫌がられる人と付き合いたくなくなるのは、人です。
だんだん、人に話しかける自信を失って、孤立してしまいました。
セッションで話を聴くと、家族や社会の理不尽さを爆発。
今まで否定されてきたことを嫌がっていました。
話し終えた後の目は、活力満々でした。
否定されたことを話して、自分の本音を吐き出すことを経験した、クライエントさん。
「経験ないだろう」の呪縛から解き放たれ、新しい一歩を見つけられました。
クライエントさん、こころの成長を見せていただき、ありがとうございました。
本日も素敵な日々になりますように♪
