対人恐怖・孤独感・自己否定と向き合う、
心理カウンセリングルーム「こころの相談室虹の音」三上真誠です。
ここは山形の野草園。
暑い日にも関わらず、ヒューっと吹く涼しい風。
生まれて初めて来たところでした。
野草園を見ても、何もない。
そういわれ続けて大人になりました。
友達と一緒に行ってみれば、
あ~ら、不思議。
川の流れを見るだけで、20分以上話し込んでいました。
ピョコピョコ動く魚やオタマジャクシ。
水の不規則な流れと生き物の作る波紋。
この水だけを眺めているだけでも、
沢山の生物を見れて、
山ならではの自然を満喫できました。
人の決めつけは、自分の楽しみではない。
楽しいは、人それぞれ。
改めて、勉強になりました。
野草園に誘ってくれた友達、素晴らしい気づきをありがとうございました。
人から認められて、すごいといわれた日々を送った方は沢山います。
何かで優勝したり、小規模でも有名になったり。
その思い出は、こころの中の支えです。
今、話しかけられずに、一人で悩んでいるとき、
過去と現在を見比べてしまいます。
あの頃はよかったのに。
高校時代。
応援団長になって、全校生徒に顔の知られる人になりました。
校内を歩いていれば、「団長」と言われて、親しまれ、良い気分でした。
しかし、社会人生活に入ってから、話をかけられず、一人、「ぽつん」としていました。
「できる姿」を見せれば、評価してくれる。
しかし、話しかけてくれる人は、全く増えませんでした。
どうして、昔は有名だったのに、今となっては全くダメなの?
疑問でした。
そして、見えてきたのは「人と話すことを良くわかっていない」ことでした。
我慢して、我慢して。
今のことだけを「対処」する会話。
はじめは、自分の話題だけを話してみて。
次に、相手の話を褒めるだけ。
どれも失敗。
相手は「自分と違う生き物」。
そう思って、会話の仕方を改めました。
姿、年齢、性別、名前、生まれた時間・場所。
どれも違う人は、自分と全く別の生い立ちです。
人の見方を変えた後、今まで、話しかけてもらっても、一言、二言で終わる話は、日を増すにつれて多くなりました。
会話は、世界の見方で伸ばせる技術です。
そして、いずれ、過去の自分を許せる時を迎えます。
本日も素敵な日々になりますように♪