Grace Potter は以前に Things I Never Needed を載っけたことがあります。
Tush はもちろんZZTop の曲で、コンサート版を見ると、頭の血管ぶっちぎれの大迫力ですが
グレイス・ポッターのも、踊りというか、大暴れというか、見ものです。
これらの写真と映像は10年ぐらいも前のですね。今では結構肉付きがよくなってます。
血管ぶっちぎれの ZZ Top のTUSH です
この「大誘拐」、日本推理作家協会賞長篇賞を受賞した・・・、20世紀傑作ミステリー・ベスト10で一位に輝いた・・・、緒方卷主演で映画化された・・・、2018年には岡田将生、渡部篤郎たち出演でドラマ化された・・・、などということは全く知らずに、ただただ天藤真の推理小説全集が読みたくて取り寄せたんです。
斬新かつ奇抜でスケールの大きい事件
予想もつかない展開
存在感のあるキャラクター
洗練された文体とテンポのいい話運び
そして意外な結末とその真相
これら全てをこの本は満たしているんです。
おまけにユーモア精神が随所に溢れているんです。
82歳の大金持ちの老婆が誘拐され、その身代金がなんと百億円!!だというんです。
このおばあちゃんが曲者で誘拐犯たちを翻弄していく展開は、サスペンスとしてもユーモア小説としても痛快です。
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大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)
924円
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三度目の刑務所生活で、スリ師戸並健次は思案に暮れた。しのぎ稼業から足を洗い社会復帰を果たすには元手が要る、そのためには―早い話が誘拐、身代金しかない。雑居房で知り合った秋葉正義、三宅平太を仲間に、準備万端調えて現地入り。片や標的に定められた柳川家の当主、お供を連れて持山を歩く。…時は満ちて、絶好の誘拐日和到来。三人組と柳川としの熱い日々が始まる!第32回日本推理作家協会賞長篇賞受賞作。
緒方卷の「大誘拐」
渡部篤郎の方の「大誘拐」レインボウ・キッズ。
原作で誘拐犯の3人組が「虹の童子」と名乗っているので。
イランの戦争映画です。
ISISに占領されたシリアのパルミアで、難民を輸送するための輸送機が、足止めを食らっていました。イラン人のパイロット親子がパルミアに潜入し、どうにか輸送機を離陸させ、ダマスカスに向け飛び立ちます。
しかし、輸送機に乗っていた難民の中にISISのスパイが隠れていたんです。
さて、人質になったパイロット親子と難民たちの運命はいかに?
実話とは言ってないですが、役者が演ずる映画だとも言えないような圧倒的な迫力です。予想より面白く、先の読めないスリリングな展開で、最後まで目が離せない作品でした。A級といってもいいでしょう。
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ダマスカス [DVD]
1,028円
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イラン空軍パイロットのアリは、難民を乗せた輸送機を飛ばす為、ISIS[イスラム国]に包囲されたシリアの都市、パルミラに潜入した。何とか離陸に成功したアリは、首都ダマスカスに向け飛行を続けるが、難民の中にテロリストが潜んでいて、輸送機はハイジャックされてしまう。パルミラに連れ戻されたアリは、ISISの恐るべき計画を知る。それは輸送機をダマスカスに突っ込ませる、自爆テロ作戦だった…。
このジェット機をダマスカスまで飛ばすハズが・・・
ISISの捕虜に・・・
自爆テロを狙う女
マイケルダグラス演じるごく普通のサラリーマンが様々なことにキレて次第に落ちてゆく話です。
出足はロスアンゼルスの物凄く暑い日、暑さと道路工事で全く進まない渋滞にキレてしまい、クルマを置いたまま高速道から出てしまうんです。
電話を掛けたくて韓国人の小さな店で小銭に替えてもらおうとすると、店の主人は「小銭が欲しいなら何か買いな」という返事です。これにもぶっちぎれてひと騒動起こします。(これは僕にも経験があります。ニューヨークでバスに乗るのに小銭が必要だったので小さな店で両替を頼んだところ、断られました。最近は日本でもこういうところがあるのでは・・・?)
チンピラにキレるし、3分過ぎただけなのにモーニングメニューは出せないというバーガー・ショップにもキレる。
しまいには武器まで手に入れてあちこちでキレまくります。
これを追う刑事をロバート・デュバルが演じてます。渋くて好きな俳優ですが、ここではこの日にリタイアする「臆病者」と呼ばれている刑事なんです。
特にスカッとする映画ではないと思いますが、いちいち同感するところがあります。
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フォーリング・ダウン [DVD]
1,970円
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1991年6月12日。ロサンゼルスでは、午前中からこの夏一番の猛暑を記録。そんな時、ハイウェイでは工事による大渋滞が続いていた。中でも1人極度にいらつく男がいた。と呼ばれる彼は、突然、車を乗り捨て狂ったように歩き始めた。次々と事件を巻き起こし、さらに過激になっていく彼の目的とは…。
エスカレートしていく怒りと暴力。主演のマイケル・ダグラスは、キレた男を迫真の演技で熱演。クライマックスまで息を抜けない緊張感が連続する、パニックアクションの決定版。
天藤真なんて聞いたこともなかったんですが、表紙からして何か面白そうだったので取り寄せて読んでみました。この作品の初版は1963年に出版されたんですね。天藤真は1983年に亡くなってます。
後に(1995年)天藤真推理小説全集として全17巻出版されました。これが処女作ですが、全集としては2番めです。
飛び切りの謎と意想外の展開、そしてユーモラスな人物描写。推理小説の魔術師。と歌っている通り面白いです。全17巻とまではいかなくても5冊ぐらいは読みたいと思ってます。
ところで、「ようきなようぎ(しゃたち)」と語呂合わせになってるんでしょうか・・・。
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陽気な容疑者たち 天藤真推理小説全集
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山奥に武家屋敷さながらの旧家を構える会社社長が、まさに蟻の這い出る隙もないような鉄壁の密室の中で急死した。その被害者を取り巻く実に多彩な人間たち。事件の渦中に巻き込まれた計理事務所所員の主人公は、果たして無事、真相に辿り着くことができるだろうか。本書は、不可能状況下で起こった事件を、悠揚迫らざる筆致で描破した才人天藤真の、記念すべき長編デビュー作。
スターという名前の黒人の女子高生の話です。とあるパーティで幼馴染のパブ(黒人の少年)に出会い、彼のクルマで家へ送ってもらうあたりまでは、青春劇?という感じでしたが、何の落ち度もないのにパトカーに止められたところから話は急転します。
警察に、外に出て両手をクルマの屋根に置いてそのまま動くな・・・と言われた状態で、パブは考えもせず車の窓から髪の毛用のブラシを取り出そうとしたんです。白人警官はそれを銃と勘違いし、パブを撃ち殺してしまうんです。
特に、実話・・・とはことわってないですが、このような人種差別的なことはアメリカでは、日常茶飯事とまでは言いませんが、よくある話だと思います。
映画としては2時間以上の長さですが無駄がなく、緊張感をもって観られます。
僕自身アメリカに16年住んだことがあり、来るもの拒まず去るもの追わず・・・みたいな男なので多くの友達が出来ました(特に女性の)笑。
けれど僕はRACISTではないにもかかわらず、黒人は一人として友達にはなれませんでした。
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ヘイト・ユー・ギブ 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]
3,940円
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白人社会と共存していく方法を小さい時から教えられてきた黒人の女子高生スター。白人が通う学校に通い、黒人であることを忘れたかのような毎日を送っていたある日、幼馴染が目の前で白人警官に射殺される。しかし、警察は警官の行為を正当化しようとし、事件は事実と異なった報道をされていく…。覚悟を決めた彼女は、大人社会の矛盾に立ち向かう決心をするのだった―!無実の友のために立ち上がった女子高生の勇気と希望の物語。
沢木耕太郎は僕と同じ歳でもあり、僕と同じような道を辿って・・・インド、ネパール、パキスタン、アフガニスタン、イラン、トルコ、と陸地伝いでヨーロッパまで旅をしたんですね。僕のほうが6年早かったんですが・・・。しかし、「深夜特急」以外はどういう訳か読んだことがなかったんです。エッセイは好きだというのに・・・。
「ポーカー・フェース」では、大女優・高峰秀子さんの死を悼んだ「挽歌、ひとつ」の中で、彼女が書いた
「旅は道連れアロハオエ」が紹介されてましたが、この本、僕も持ってるんですよ。彼女のお気に入りの中華レストランなんかも紹介されてて、実際そこへ行ってみたことがあります。そこは4っつのレストランが長屋みたいに並んでおり、4軒とも表は総ガラス張りなので中が丸見えなんです。高峰秀子が紹介してたレストランには客は一人もおらず、隣のレストランは大賑わいなんです。これには僕と女房ともども困ってしまいました。
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ポーカー・フェース (新潮文庫)
649円
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「初体験」から書き起こし、靴磨きの老人と鮨屋の主人の手がもたらす感懐へと導かれる「男派と女派」、銀座の酒場のエピソードがやがてカクテルの逸話へと姿を変える「マリーとメアリー」…波から波へと移るように、小路をふっと曲がるように、意外な場所へと運ばれるめくるめく語りの芳醇に酔う13篇。『バーボン・ストリート』『チェーン・スモーキング』に続く傑作エッセイ集。
「シネマと書店とスタジアム」は様々な映画、本が紹介されてます。3~4ページ程なので読みやすいですね。あと、長野五輪と日韓W杯について書かれてますが、20年も前のことを読んでもなあ・・・!
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シネマと書店とスタジアム (新潮文庫)
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『蝶の舌』『ピンポン』などのヒット映画から、ピート・ハミルや古井由吉の本まで、著者は決して手放しに褒めない。たとえ欠点があるとしても、なぜ自分はその作品が楽しめたのかを率直にやわらかく語る。長野五輪と日韓W杯では、選手の内面に視線を向けて、プレー中の一瞬の決断や逡巡に推理をめぐらす。映画と本とスポーツをこよなく愛する著者による刺激的なコラム批評99編。
「世界は『使われなかった人生』であふれてる」は映画の評論です。約8ページづつ30本の映画について書かれています。
「使われなかった人生」とは、「あり得たかもしれない人生」とも言えるんでしょうね。「あの時ああしていれば・・・」「あの時右じゃなく左に行ってたら・・・。」など皆にも思い当たる「時」があるんでしょうね。
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世界は「使われなかった人生」であふれている (幻冬舎文庫)
3,852円
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「使わなかった!」と意識したとき、初めて存在するもうひとつの人生。あのとき、別の決断を下していたら―。去りゆく女性を引き止めることができなかった初老の男、肉親以上に愛情を注いだ弟子に裏切られてしまう中年女性…。透徹した眼差しで作品の本質をつき、そこから浮かび上がる人生の機微を抑制の利いた筆致で描く全三十編の映画評。