故人であるがフラメンコギタリストのマニタス・デ・プラタという名人がいる。彼は生粋のロマ人(ジプシー)であり酒場などで演奏するのが主なギタリスト。(カーネギーホールでも演奏してます)
そんな彼ですがなんとブリジット・バルドーの番組で2人で向かい合ってバルドーに演奏を聴かせている動画がのこっています。目を合わせて奏でるギター。名人の音色は一人の女性のために奏でているのです。聴く方も演奏する方もこれ以上ないシチュエーション。
さて自分が主に演じるマジックはクロースアップマジックといいテーブル上でトランプやコインを使います。それにおいても自分的には観客と一対一が最もよいと思っています。観客の反応に応じていろいろ切り返す会話、マジックの流れ。マジシャンも観客も一対一がどちらにとっても贅沢な時間だと思う。
今回の入院ではこの状態でのマジックが多く楽しくもあり、反省もありでよかった。さて今回一対一で複数回観てくれたナースさんがいるので、その時のお話を書いてみます。

多くの方に見て頂きましたが記憶にのこっている複数回で一対一で見てもらったナースさんは二人です。FさんとRちゃん。2人とも看護学校卒業1年目の新人ナースさん。若い。
Fさんはなんとお父様がマジックされるということで興味の持ち方がほかの方とは違ったかもしれないですね。どこかでお父様と比べていたかも。(お父様と言ってもボクより年下みたいです。)
それでも素直に驚いてくれます。コインボックスというマジックをやったときに「怖い気がする。」と言われました。きっととても驚いてくれたのだろうと感じてます。「どうしてそんな事ができるの?」とも言われました。最大級の賛辞だと思っています。多分お父様より上手にできたと思っておくことにします。
もうひとりのRちゃんはなんとも素直な感じの子で、ふわふわしている雰囲気の子です。それでも最後も合わせて3回の担当になってくれ、1回はボクの腕から採血もしてくれました。(ボクはどうも血管が細いのか採血しにくいようで3回差し直しとかもあったのですがRちゃんは一発でした。)
Rちゃんは性格なのか反応が素直で、指輪が飛び移るマジックのときは本当に目を丸くしていました。そして息をのんで見つめていました。あの反応は初めてで、すごくうれしかったのでした。とにかく反応が素直な子でした
もっとほかのマジックも見てもらいたかったのです。退院は嬉しいのですが妙に名残惜しい気持ちにもなりました。最後の退院の時の担当がRちゃんだったのは、とても嬉しかったですね。
一対一のマジックの時は、客の反応をしっかり見れてその対応も楽しいので、マジック演じる方も最高の贅沢になります。
特に女性相手はいいですね。(それが本音か)
Rちゃん、Fさん、あとMさんやIさん、Aさんも、Yさん、Tさん、あと多数・・・見ていただいて、そして喜んでいただいて本当にありがとうございます。
何かの時にマジシャンとして呼んでくれないかなと、もっと贅沢なことを想像しています。
※イラストは雰囲気出てるかな。この病院のナース服はイラストみたいな服でナース帽は被ってないので、きっとそんな感じ。