マジック趣味の場合、道具は通常マジックショップから購入する。マジック始めたばかりは、タネやギミックを知りたいという理由もあって購入する。

 然し長らくマジックをやっているとギミックの予想がついたり既存のギミックを了解していて購入することもある。

 さて最近であるが、サインされたトランプカードが財布の中から現れるという「カード トゥ ワレット」という分野のマジックを漁っていて、あるショップで販売されている「simplex」という名刺入れが欲しくなった。ところが欠品中で入荷したら連絡もらうようにした。しかしふと、作れないかな?と思いつく。昔にレザークラフトに興味を持って基本道具とカットレザーを買い置きしていたのを思い出した。

 とりあえずやってみようということで、より基本的なヒンバーワレットを作ってみる。



 とまあでっち上げてみる。下手くそではあるが愛着は湧く。

前回の記事の入院時のマジックで試しで使ってみたら使えそうである。でももう少しうまくできないかなと欲が出てくる。そこで退院に合わせて少しばかり道具を買い足す。革も通販で購入して第二弾を作成した。


 多少はいいかなあ。使ってないので使ってみたいが、また入院するわけにもいかない。実はこの構造で端っこにファスナーつければ「symplex」になるのだ。いよいよ目的だったものを作ってるみよかな。
 他にも色々なワレット作れそうではある。趣味が一つ増えたような気持ち。「古希の手習い」ではあるが意欲はそれなりにある。

 故人であるがフラメンコギタリストのマニタス・デ・プラタという名人がいる。彼は生粋のロマ人(ジプシー)であり酒場などで演奏するのが主なギタリスト。(カーネギーホールでも演奏してます)

 そんな彼ですがなんとブリジット・バルドーの番組で2人で向かい合ってバルドーに演奏を聴かせている動画がのこっています。目を合わせて奏でるギター。名人の音色は一人の女性のために奏でているのです。聴く方も演奏する方もこれ以上ないシチュエーション。

 さて自分が主に演じるマジックはクロースアップマジックといいテーブル上でトランプやコインを使います。それにおいても自分的には観客と一対一が最もよいと思っています。観客の反応に応じていろいろ切り返す会話、マジックの流れ。マジシャンも観客も一対一がどちらにとっても贅沢な時間だと思う。

 今回の入院ではこの状態でのマジックが多く楽しくもあり、反省もありでよかった。さて今回一対一で複数回観てくれたナースさんがいるので、その時のお話を書いてみます。



 多くの方に見て頂きましたが記憶にのこっている複数回で一対一で見てもらったナースさんは二人です。FさんとRちゃん。2人とも看護学校卒業1年目の新人ナースさん。若い。

 Fさんはなんとお父様がマジックされるということで興味の持ち方がほかの方とは違ったかもしれないですね。どこかでお父様と比べていたかも。(お父様と言ってもボクより年下みたいです。)

 それでも素直に驚いてくれます。コインボックスというマジックをやったときに「怖い気がする。」と言われました。きっととても驚いてくれたのだろうと感じてます。「どうしてそんな事ができるの?」とも言われました。最大級の賛辞だと思っています。多分お父様より上手にできたと思っておくことにします。

 もうひとりのRちゃんはなんとも素直な感じの子で、ふわふわしている雰囲気の子です。それでも最後も合わせて3回の担当になってくれ、1回はボクの腕から採血もしてくれました。(ボクはどうも血管が細いのか採血しにくいようで3回差し直しとかもあったのですがRちゃんは一発でした。)

 Rちゃんは性格なのか反応が素直で、指輪が飛び移るマジックのときは本当に目を丸くしていました。そして息をのんで見つめていました。あの反応は初めてで、すごくうれしかったのでした。とにかく反応が素直な子でした

 もっとほかのマジックも見てもらいたかったのです。退院は嬉しいのですが妙に名残惜しい気持ちにもなりました。最後の退院の時の担当がRちゃんだったのは、とても嬉しかったですね。

 一対一のマジックの時は、客の反応をしっかり見れてその対応も楽しいので、マジック演じる方も最高の贅沢になります。

 特に女性相手はいいですね。(それが本音か)

 Rちゃん、Fさん、あとMさんやIさん、Aさんも、Yさん、Tさん、あと多数・・・見ていただいて、そして喜んでいただいて本当にありがとうございます。

 何かの時にマジシャンとして呼んでくれないかなと、もっと贅沢なことを想像しています。


※イラストは雰囲気出てるかな。この病院のナース服はイラストみたいな服でナース帽は被ってないので、きっとそんな感じ。




 「船上のピアニスト」という映画があったそれをモジッたのだろうか「船上の魔術師」という本がプロマジシャンの斎川豊久さんが書いてる。さらにそれをもじって「病室の魔術師」という記事名にした。

 6月中旬から3週間入院してました。おなじみの大学病院へ、今回で4回目の入院。深刻な病気ではないので案外時間をもて余すことが予想され時間つぶしも兼ねてマジック道具を持参。最近の練習不足も解消されるかなと期待もしながら。

 実は前回、前々回の時も予定入院だったのでマジック道具を持参していて、ナースさんたちにマジックをみてもらっていた。概ね好評であった(と自分では思っている)

 今回入院すると病棟のGさんというナースさんがたまたまその病棟にいて声をかけてくれたので驚いてしまった。

 Gさん「あれ?Kさん、久しぶり。元気ですか?」

 オレ「入院するんだから元気じゃないよね。」

 Gさん「ここで聞くことじゃなかったですね。(笑)」

 話を聞くと前々回の時にマジック見せた時に、Gさんにサインしたカードをあげていて今でも大事に持っていてると話をしてくれました。9年前にあげたカードなんですよね。こういうのってうれしいですね。

 ここの病院ではナースさんの担当は日替わりになるのです。病室のテーブルにマット置いてトランプ出しとくと興味を持ってくれるナースさんが何人かいます。そういう方たちは喜んでマジック見てくれるし、反応もとてもいいことが多いです。

 口コミでオレがマジックすることが広まったようで是非見たいというナースさんもいたりします。ここに「病室の魔術師」が誕生しました。

 3週間入院したので久しぶりに多くの人に見てもらえた。実はアイデアだけで実際に試してない演技もいくつかやってみて、ある程度の反応があって目処も立った感じである。

 自作したヒンバーワレットも使えたので、さらにしっかりと作ってみようというモチベーションアップにもなった。

 そういう意味では実りあったかなあ。演技を観てくれたナースさんたちにお礼を言いたい。ナースさんたちの反応はまた別記事で。

 

 梅雨の晴れ間。いつもの里山でKさんと。スズメバチが昨日から出ているので捕獲する気マンマンのKさん。早速スズメバチのいる樹木に行って大きな女王蜂を捕獲。久しぶりだったのか2頭逃すという失態。ボクは怖いので遠巻きに。しっかり捕まえてよ。



 その後、カンも取り戻したのか無双状態のKさん。バシバシと10頭捕獲。持ってきていた遠沈管も使い果たして本日は終了。ここでは比較的珍しいチャイロスズメバチも捕獲。



 ボクはオカトラノオに来ていたコミスジとオスのノコギリクワガタを撮影。





 午後は雨予報なので退散します。樹液がやはり少なめだな。

 台風は去ったけど、梅雨間近の様相の里山です。栗の花も終わりそう。

 オカトラノオも咲いてきてKさんと眺めているとキマダラセセリがいい具合に来てくれました。


 いい感じで撮影。かわいい蝶ですねえ。ついでに撮影している時の自分をKさんが撮ってくれました。

 割と真面目に撮影中の自分です。今日は涼しめで寂しい雰囲気の里山でしたね。