昨年は体調のためほとんど撮影できなかったのだが、一昨年あたりは天体写真に挑戦していた。まぁ難しかったのだが今年は、初心にかえり星景写真や星野写真からやってみようと思い。少し前に星周の写真を試していた。

 以前つかっていたポータブル赤道儀のナノトラッカーTLを引っ張り出して35mmレンズつけて効果をとりあえず試したりした。結構つかえそうだな。

 しかし本来ナノトラッカーTLはタイムラプス撮影用であり赤道儀ではない。まぁでも360°24時間の設定であれば赤道儀として使用できるという情報も多々ありそれでこちらを購入した経緯があった。

 その上アマゾンのレビューのなかでおもしろいものがあった。

 

・電源オン
 電源ランプ赤点滅→通常モード
・回転方向スイッチを反時計回り、時計回りに1秒以内に切り替える
 操作を急ぐ必要はありません。
 電源ランプが緑点滅→恒星追尾モード
・続けて回転方向スイッチを反時計回り、時計回りに1秒以内に切り替える
 電源ランプが緑2回点滅→月追尾モード
・続けて回転方向スイッチを反時計回り、時計回りに1秒以内に切り替える
 電源ランプが緑3回点滅→太陽追尾モード
・続けて回転方向スイッチを反時計回り、時計回りに1秒以内に切り替える
 電源ランプが緑点灯→高速回転モード

 

 というもの。これは赤道儀用のナノトラッカーと同じ設定方法であり実際にその設定で動いているかは確認してないという書き込みであった。たしかにやってみると本来説明書にはない緑のLEDが点滅する。なので発売もとのシュミットにメールで聞いてみた。

 そうしたら、たしかに追尾モードで動いているという回答であった。ただし裏技であり回転軸は水平に回転するように作られているので赤道儀として使用するときはナノトラッカー使ってくれということであった。

 おそらく使用しているファームウエアはもともとはナノトラッカーと同じものつかっておりサブルーチンを追加したのでそうなっているのではないかと思われる。

 機械的なものが本当に異なるかはわからないけど多分2Kg荷重くらいなら問題ないような気もするなぁ。

 なので星空追尾には24時間設定(赤LED)より星追尾(緑LED)で使ったほうがよさげかもしれないな。