青色申告と白色申告
どっちがいいかを書いたけど
結局
なんなの?
こんな疑問を持つ方向けに解説するね
公認会計士・税理士・FP
数字が苦手な1人起業家の“お金の不安”をゼロに♡
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山田琴江 です
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青色申告と白色申告とは
事業所得の中の
申告方法の違い
前提は
事業者として行う事業所得であること
事業所得って何かはこれ読んでね↓
青色と白色の中身の違い
1) 控除(青色申告特別控除)
青色申告は控除ありで3パターン
白色申告は控除なし
青色申告はこの3パターン
① 55万円控除:
複式簿記で記帳
+B/S・P/Lを添付して期限内申告。
②65万円控除:
↑に 加えて
e-Tax での提出 or 優良な電子帳簿保存
を満たす。
③10万円控除:簡易帳簿でもOK
(55/65の要件を満たさない場合)。
※現金主義の特例を使うと55/65万円控除は不可(10万円控除は可)。
2) 家族に払うお金の扱い
・青色:
条件を満たせば、
青色事業専従者給与 として
“妥当な給与額”を 全額経費 にできる
(届出が必要)
• 白色:
事業専従者控除 として上限あり
3) 赤字が出たとき
• 青色:
他所得との損益通算や、
翌年以降最長3年の繰越控除が可能
前年に繰り戻して還付を受けられる制度も
(要件あり)
• 白色:
こうした特典は基本なし。
4) 帳簿
どちらでも記帳・保存は義務(白色も!)
帳簿は原則7年、
請求書・領収書等は5年保存
(区分により異なる)。
電子データでもらった請求書・領収書は
電子保存の要件に沿って保存が必要
5) そのほか(よく質問が来るところ)
• 少額減価償却資産の特例
(30万円未満を即時経費・年300万円まで)は、
青色の中小事業者に適用される期間限定措置。
現行は2026年3月31日まで延長中。
検討する人は要確認ね。
手続きの“落とし穴”
青色で申告したいなら…
「青色申告承認申請書」の提出が必須!
期限は その年の3/15まで
(新規開業は開業日から2か月以内)
ここ、忘れると白色扱いになるよ
どっちを選ぶ?
• 今後も事業として育てたい/経費や赤字の扱いを最適化したい
→ 青色がおすすめ
• 今年は試運転でとにかく簡単に
→ 白色でもOK
でも、
来年以降は
青色移行を前提に“記帳の型”は
今から整えておくのがオススメ
「今年、自分はどちらで申告する?」を
この場で決めよう
青色にするなら、
申請期限とe-Taxの準備を
今日カレンダーに入れて
ここから先は
“あなた仕様”で決めるところ
控除や制度は同じでも、
• どの口座/カードを使うか
• 現金主義にするか、複式簿記でいくか
• 家族への給与設計をどうするか
は
事業の形で最適解が変わる
/
私のケースだと、
どの選択が一番ラクでお得?
\
迷ったら、
個別に相談してね♡
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