『夜露死苦』当て字の元祖は万葉時代から | 柿本人麻呂が好きすぎて島根移住~地縁を詠む散歩俳人~

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地縁の人をつなげるインタビュアー・散歩俳人。言霊の和歌を詠む柿本人麻呂が好きで、島根へ移住。お散歩しながら、素敵な人や店、風景を紹介する俳句を詠んで地域と人をつなげます。

夜露死苦って、読める人は
昭和の人なのかな😆

昔ヤンキーが使ってた『当て字』は
柿本人麻呂の時代の『万葉仮名』に
通ずるものがあるんですね。


人麻呂忌4月18日に、益田市で素敵な
イベントがありました。


万葉集は、元は『万葉仮名』という漢字
で記されていたそうです。


人麻呂の有名な歌

石見のや 高角山の 木の間より 我が振る袖を妹見つらむか


これは初め万葉仮名で、以下のような

石見乃也 高角山之 木際従 我振袖乎 妹見都良武香


なんとなく、当て字として、読めませんか❓

これって、『夜露死苦』に通じる感覚かも。


柿本人麻呂の素晴らしいのは、
漢字を音読みと訓読みでも表現したり、
当て字に使う漢字の選び方のセンス❣️


最後の『妹見都良武香』(大切な人は見てくれたでしょうか)の「か」を「可」ではなく、(香」にするあたりのセンスラブラブ

人麻呂からラブレターを貰ったら、
キュンキュンしちゃうでしょうね恋の矢


イベントは現役の先生が教えてくれて、
楽しいしわかりやすい音譜

参加していた小学生の方が、頭柔らかいかも😅




私も、万葉仮名で詠んでみました音譜


夢手鹿 安愛宿君笑香 荷越筒 枕ニ花乎 渦女留朝人


うふふ。答えは

夢でしか 逢えぬ君の香 のこしつつ
まくらに鼻を うずめる朝に


しばらくハマりそうですひらめき電球
新しいインスピレーションも
浮かんでくるような。
素敵な人麻呂忌の日でした。



同じ日に戸田柿本神社では、
例祭が執り行われました神社



とてもあたたかい親戚の集まりのような
和やかなお祭りでした。ラブラブ


ここまで読んでいただき、
ありがとうございましたキラキラ