今頃が「旬」といえるタケノコ。
こう書いてみて気づいたのだが、タケノコを漢字で書くと「筍」で、「旬」という字が真ん中にいる。
字の通り、まさに旬の代表選手のような食べ物である。
この時期の採れたてを食べるのは、春の楽しみの一つだ。
以下、2年前の例。
タケノコのから揚げと大黒屋豆腐 | 寿建設 社長ブログ (ameblo.jp)
実は先日、結構な田舎町(失礼!)にある知人宅でいただいたタケノコの煮物は超美味であった。
出汁が絶品だったことに加え、タケノコそのものの強いうま味が見事にマッチしていて、結構な量を食べてしまった。
写真にある通り上に山椒を乗せることを勧められたのだが、これがまた絶妙な効果でたまらい美味さだった。
タケノコと山椒、どちらも山のものであるが、非常によい関係であることを初めて知った(妻に言ったらよく知られているとのこと)。
やはり最近初めて知ったのだが、タケノコには「表年」と「裏年」という性質があるのだそうだ。
豊作(表年)と凶作(裏年)がおおむね隔年にあらわれ、たけのこの発生量に差が生じる現象のことを指すという。
以下、ネット検索で拾ったとある出荷量グラフだが、まさに隔年で大きな差があることが分かる。
商売にされている方にとってはなかなか対応の難しい性質であろう。
なんとなく除雪対応のことを思い出してしまう。
このようにきれいな隔年ではないが、大量に降る年もあれば今年のようにほとんど降らずに対応が少ない年もある。
平均的であれば作業の計画や対応もしやすいが、そうはいかないのが現実である。
自然相手の仕事の難しさの一つであろう。