山で採ったばかりのタケノコとフキ、コゴミを頂いたのに加えて、喜多方の直売場(隣のビニールハウスで収穫)でアスパラガスを購入してきたので、旬のものづくしの夕飯としてみた。
タケノコは、先日知った初耳のレシピ「から揚げ」。
麵つゆに漬けて片栗粉をまぶして揚げるだけでとても美味しいというのだ。
フキは佃煮ふうに、アスパラガスとコゴミは茹でて。
調理するのは妻であるが。
もう一品に福島市内にある「大黒屋豆腐店」で買ってきた「本豆腐もめん」。
つい最近知った豆腐店で、三角揚げが美味しくて時々購入しに行っているのだが、夕方覗いてみたらその揚げがなかったので、初めて豆腐を買ってみた。
せっかくなので「直売所限定販売」と記載された、この豆腐を選んだのだ。
1丁324円で豆腐としては高価だが、いい食材に囲まれているのだからと迷わず購入。
で食卓に並んだのがこちら。
タケノコのから揚げは、歯ごたえがしっかりしてシンプルだが堂々たる味でうまい。他の食べ方とは違う味を感じられる気がする。意外性もあって、今後もタケノコ料理の定番としたい。
アスパラガス、コゴミもまさに旬の味わいででこの季節ならではの喜びを感じる。
そしてなにより驚いたのが豆腐である。甘い、と言っていいのだろうか、普段食べている豆腐の何倍も味が強く深い。324円の豆腐と考えると高く感じるが、324円の味としてはかなりポイントが高い。いやーびっくりである。
以下同店のHPなので、福島の方にはぜひおすすめしたい。
http://www.daikokuya-tofu.co.jp/
すべて獲って(作って)間もなく、しかも素材がすべて地のものというのは本当に美味である。
濃い味つけの肉とかがなくても、十二分に満足できる。
日本人本来の食事というのは、こうあるべきではと気づかされた。