寿建設 社長ブログ

寿建設 社長ブログ

福島県福島市にある建設会社です。
会社や現場の取り組み、
日々の仕事や取り組みの中での
エピソードや思うことを綴ります。

先日、知人の車に乗せてもらって某所を案内して頂く機会があった。

車にはカーナビが付属してあるのだが使用せず、運転席の右横にスマートフォンを設置し地図アプリでルートを設定していた。

その少し前に社員と現場に行く際、同様にスマートフォンの案内で現地に向かったことを思い出した。

社員はGoogleを使っていたが、彼は「Yahooの地図が一番正確だ」といい、いつもそれで目的地に移動するのだそうだ。

 

加えて「カーナビの場合はバージョンアップしないと新しい道路の情報が更新されないけど、スマホならインターネット情報だから常に最新道路情報で案内してくれるからね」と言う。確かにそうである。

特に東北地方内を運転していると、震災後10年でかなりの地域で道路が新しく開通しているため、私のカーナビも対応していない道路が多くなっている。結果、経路の選択を誤ることがある。

通信料金のことは確認しなければならないが、もはや道を案内する道具としては「カーナビ」よりも「スマートフォン」のほうが便利なのかもしれない。(私は詳しくないのでもっといろいろ方法があるのだろうが)

 

また、彼は車中に流す音楽も、そのスマートフォンのYouTubeで聴いているのである。

後部座席にいながら「意欲的に新しいツールを取り入れているなあ」と感心した。

もしかすると身近や自社内でもすでにそんなような使い方をしている人が多くいるのかもしれないが、私は初見で驚きであった。

 

「ツール(道具)」の進化情報も常に取り入れておかないと、せっかく時間短縮が出来る手法があるのにわざわざ手間をかけていることも多々あることに気づいた

先月末には東北中央道「相馬福島道路」が全線開通し、福島市の高速道路網は東西南北につながった。たとえば県内沿岸部の富岡町に行くには、10年前なら川俣町経由で国道114号を行くか、大回りになるものの常磐自動車道に乗っていわき経由で行くかの2択であった。どちらも2時間程度かかった。この開通によって相馬経由により高速道路だけで1時間半程度で行けるようにもなった。相当な時間短縮である。これもこの情報を知らなければ活用することを思い至らない。

 

今年の当社キーワードである「ために」

を意識し手段を変えるためのヒントになった体験であった。

言葉の字面や語感は、伝わり方に大きく影響するものである。

ミュージシャンのネーミングなどは、そのあたりのこだわりが一番分かりやすい。

大学生の頃、「DREAMS COME TRUE」という文章を冠したバンドの登場は、当時かなりインパクトと驚きがあったのをよく覚えている。かなり大風呂敷を広げた名前だが、現実に叶えたのだからそれがまたすごい。

最近はまったくついていけないが、ネーミングはどんどん多様化しているようではある。先日コンビニで見かけたポスターにあったミュージシャンは「さユり」。ひらがなとカタカナが交互混在である。これはこれでまた面白い印象となる。

 

そういう意味でわれわれの仕事である、「土木(どぼく)」という言葉は大分損をしている気がする。

語源とか、意味とかそのあたりは一旦度外視して考えてみると、そう思えるのだ。

先日建設業以外の方と話していてそのことに気付いた。

 

ダムやトンネル、橋梁といったスケールの大きな仕事から、身近なちょっとしたメンテナンスまでを含む土木工事であるが、「土」と「木」という、単体では実に朴訥としたイメ―ジの字で構成されている印象だ、というのである。

外から目線だとその内容とあまりにも直結しないらしい。そして「どぼく」という語感は「そぼく」に近く、字面や語感も確かに現実に比べ牧歌的な雰囲気が強く出ているように感じるとおっしゃる。

客観的な意見に、なるほどと思ったのだ。

方や「建築」は建物が緻密に組み上がっているような絵に見え、字面も仕事内容の通りに見えるが、「土木」は違和感があるようだ。

 

土木学会では、「土木」という言葉について

土木は、

英語でCivil Engineeringといいます。

このCivilとは「市民」「文明」という意味です。

つまり、土木(Civil Engineering)とは、

「市民のための工学」

あるいは

「市民の文明的な暮らしのために、

人間らしい環境を整えていく仕事」

を意味する言葉なのです。

と説明しているが、

その意味がこの字面では一般の方にはなかなか伝わらないように思えてきた。

 

とはいえ、今から変更するのも不可能であろう。現在進行しているいろんなことが混乱してしまう。

 

で、そんなことを休み中になんとなく考えていた私が思いついたアイデア。

 

カタカナで

ドヴォク

 

「ドボルザーク」を「ドヴォルザーク」と書くと、なんだか格調高く見えるものだが、「ドボク」を「ドヴォク」と書くと、やはり品が出てくる気がするのだがどうであろう。

 

先日「土木構造物も観て歩くハイキング」を略して「ドボキング」と書いたら、

「ドボキング」、なんか弱そうなヒーローの名前みたい

というご意見をいただいたのだが、「ドヴォキング」と書くと明らかに強そうだ。

 

私たちの仕事はドヴォクです。

なんだか力強そうで、知的なイメージではないか。

 

以上、この文章私の妄想です。

新年度も1ヶ月が経過。

毎年会社の方針を1つのワードにして年間キーワードを打ち出すのだが、今年度は「ために」という言葉にした。

「何のために」の「ために」である。

実はこの言葉、平成18年に私が社長になって初めて打ち出した年度方針と同じ言葉である。

https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12616590837.html

 

いわんとすることは同じであるが、方向性は少し違うので少し説明をする。

建設業はいよいよ、「働き方改革」を本格化しなければならない。

なぜなら2024年4月に迫る、罰則付きの「労働時間の上限規制」に対応しなければならないからだ。

↓↓詳細

https://kensetsu-kaikei.com/lab/work/jyogenkisei

 

災害対応、工期設定、天候に左右されやすい仕事、などなど制約の多い中、労働時間の上限を厳守していくのは本当に難しい。先日も全国の同業者とオンラインでこの件を議論したが、どれほど困難なことなのかを改めて実感した。

しかし、法律として決まった以上はその方向に進んでみて、何が足かせになっているのかを明確にしなければ変わっていけないのが明白だ。

 

「残業を減らせ」と一方的に命令するだけが経営者ではない。具体的に方向性を示さねばならないと思う。

ない知恵を絞ると、労働時間を短くしながらもしっかりと成果を出すには「手段を変える」ことがもっとも重要という考えに至った。今までと同じやり方では時間短縮が無理だというなら、何かもっと違う方法を模索しなければならない。

そのきっかけとして「ために」という言葉が再度重要と考えた。

業務の目的を明確に理解することが、手段を変える重要なポイントだからである。

先日全社員を集めた社員研修を実施し、そのヒントとして紹介したのが以前このブログでも紹介した「マズローのハンマーの法則」。

「一方ロシアは鉛筆を使った。」というインパクトのある言葉が、「目的をしっかり把握していれば手法が大胆に変えることが出来る」という説明として明快だと私は思う。

↓↓

https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12446345732.html

 

当社では「私の提案」という業務改善報告制度があって、毎年活発に取り組みが行われているので成功事例は多数ある。

商品化された「ハツリ・ガード」

https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12116851711.html

やはり商品化された「鉄筋ハンガー」

https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12411070884.html

作業効率を10倍向上させた事例

https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12378510193.html

 

社内に身近な事例があると社内でも具体的に説明しやすい。

その後も4月中は各現場を回って同様の話をさせてもらって来た。

私自身も自分の中でパターン化してしまっている取り組みにもう一度疑問を感じ、何の「ために」かを考え直して実践をしていきたいと考えている。

自分が率先してやっていかないと、社員もその気にならないのではないか。

先日奥会津の三島町にある、道の駅「尾瀬街道みしま宿」に立ち寄ったところ、こんな看板があった。よく来る場所だが気づいたのは初めて。

橋梁のビュースポットの案内である。

奥会津には只見川に沿って国道252号と只見線が走っていて、幾度となく交差する橋があるのだが、美しい自然と共にそれらを撮影する(主に只見線)ことがブームになっていて、コロナ禍以前は海外からも多数の人が集まっていたのだ。

なので、こうして撮影を目的に来られる方向けに案内されている。

 

このブームを仕掛けたのが、星賢孝さん。

https://www.facebook.com/kenkou.hoshi

私もよく存じあげている方である。

長年只見線の撮影を続け、SNS等で徹底的に発信して来られた。

以前お話しさせていただいた際、「ここまでくるのに20年かかった」とおっしゃっていたのが印象的だった。「継続」することの重要性を実感する、重みのある言葉であった。

 

先日星さんに偶然お会いしたのだが、その時に頂戴したのがこちら。

「只見線撮影ガイド」である。こちらは「只見線」というくくりだが、それでも橋が半分以上を占める。

より多く、より詳しく撮影ポイントが説明されている。全文が英語訳も併記されているのが、いかに外国の方にも人気があるかを証明している。

「観光」とは「光を観る」という言葉であるが、橋や鉄道を観に、撮りに来るのだ。

 

その星さんを主人公にしたドキュメンタリー映画が製作され、間もなく公開されるというのだから本当に凄いことだ。

 

実は私の地元福島市にも、どちらかというとマニアックな意味での、橋撮影ポイントがある。

●橋梁マニア垂涎(?)4連橋

 

●古関裕而さんゆかりの「石橋」

 

もちろん他にもいろいろある。

地域がこういう切り口で情報を発信するのも面白いと思う。

赤シソのふりかけに、「ゆかり」というネーミングが実に見事で、姉妹品に青ジゾの「かおり」、ピリ辛たらこの味「あかり」があることを以前書いた。

https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12438118981.html

 

過日、山野さと子さんのブログで、このシリーズのように3文字名前を入力して、オリジナルのふりかけパッケージを作れる「ふりかけ4姉妹メーカー」というサービスが紹介されていた。

https://ameblo.jp/satokosmile/entry-12671932864.html

 

これは面白い!ということで、私もやってみたのである。

名前は5文字でオーバーするので、今一番伝えたい3文字でやってみた。

こちら!

以下で簡単に作れます。

https://www.mishima.co.jp/sisters/