最近通勤経路沿いに無人販売店が次々と出来ている。
最初に見つけたのは昨年の春の餃子屋さん。
餃子なのにのれんに「無人直売所」とあって、最初に見た時はちょっとびっくりした。
地元では野菜や果物だとか卵の無人販売は昔からよく見かける。なんのセキュリティもなく棚に置いてあって箱にお金を入れる式のものから、コインロッカー式になっているものなど、いくつかのタイプがある。
そんな中、「餃子」というのは想像になかった組み合わせだったのだ。
あまりにも意外だったので好奇心がたまらず入ってみると、部屋の中に大きな冷蔵庫があってパックに入った餃子が詰んであり、これを取り出して料金を払って持って帰る、というシンプルな仕組みであった。
↓↓詳しくは同店の「購入方法」参照
きっとカメラ監視などで管理しているのだろう。
人がいる店だって盗まれる時は盗まれるのだ。ならば厳重にカメラで監視したほうが安心、という考え方なのかもしれない。私の想像だが。
気づくと、ラーメンの無人販売が出来、そして「もつ煮」まで登場した。
つい半月ほど前には街中に全国の有名ラーメンが購入出来る店舗が2軒オープンしたと新聞記事になっていた。
明らかにこのスタイルが定着しだしたようだ。
長く続くコロナ禍は、今までの商売の常識がどんどん変わるきっかけにもなったに違いない。
ロボット配膳が登場し
無人販売も当たり前になりつつある。
「ピンチをチャンスに」という言葉があるが、難局も知恵を絞ればプラスに転じることができるということなのだろう。