次男が高校を卒業した。
親と先生だけの式典になってしまったが、無事３年で卒業することが出来た。
と言っても、私は行っていないが。
子どもの学校行事には、基本足を運ばない。
同じ県内だがかなり離れた地域にある学校に入学し、自宅を出て寮暮らしで高校に通ったのだが、どういう経緯か入学間もなく「演劇部」に入ってかなりいろんな経験をした。
不思議な縁もあった。
３年前、寮生活を始めるにあたっての引っ越しで、現地に車で向かった際（１時間半以上かかる）途中でコンビニエンスストアに寄ったのである。
学校にほど近い町のコンビニなのだが、１０数年来の深い関係である友人が経営している店なのだ。
入ってみると、何度か見かけたことのある友人の奥さんが店の仕事をしていたので挨拶をした。
「実はすぐ先の●●高校に入学することになって今日引っ越しなんです」と話すと、びっくりされた。
なんと、友人のお嬢さんも同じ学校、同じ学科だというのだ。
たまたま店に入って奥さんと話したから分かったのだが、この時がなければ今日までずっと気づかなかったかもしれない。
今年の秋頃次男に会った際、なんとはなしにその娘さんはどうしているのかと聞いたら、同じクラスで席が隣なのだという。
そして昨日卒業式に行った妻によると、卒業の時も隣の席だったそうだ。
その友人とは震災前には一緒に大きなイベントを企画運営したり、震災後の対応（彼は特に大きな苦労をした）でもお互い情報交換しながらいろんな取り組みを実施してきた関係である。
住む地域が違っていたのに、まさか子どもたちが同じクラスの隣の席で卒業するとは。
それにしてもうちの家族はそういう不思議な縁が多い。
長男は仙台の大学のサークルで、やはり私の友人（他県）の子どもと先輩後輩関係だったのだ。
https://ameblo.jp/kotobuki5430511/entry-12400886055.html
そして実は去年の４月、長男の後輩にもまったく別地域在住の友人の息子も入ったのである。
３年・千葉の友人の息子、２年うちの長男、１年・金沢の友人の息子、ということになっている。
まったくの偶然であるから恐ろしい。