千葉県議会議員 きょうの田中幸太郎 -101ページ目

行徳臨海部への想い(皆さんごめんなさい)

こんばんは田中幸太郎です。

事務所で台風対策をしながらブログを書いています。
皆さんも各々お気を付けください。

さて、金曜日に一般質問が終わりました。
思いがけず、各方面から傍聴にお越しいただきありがとうございました。
メールや、facebookなどでも感想やご意見をいただきました。
ネット中継見ていただいているんですね。ありがとうございます。

事前に内容をブログに書くと、傍聴者も(職員も?)わかりやすいですよね。
しばらく続けてみたいと思います。
提案などもいくつかしましたので、今後もどのようになるかチェキしておきます。

さて、
質問した一つである、行徳臨海地域のまちづくりについては
あまりにも『愛のない、想いのない、責任のないまちづくり』をおこなっている
答弁に予想以上に熱くなってしまいました。
今までの質問・質疑の中で一番我をなくしてしまったと思います。

なぜあんなにも熱くなってしまったのか、週末の時間を使って現場にもう一回行って
反省や今後の対策も含め、いろいろ考えてみました。
理由は結構はやくわかりました。

私が大学院で書いた修士論文テーマは
地域づくり政策におけるアウトカム思考に基づく戦略計画の必要性
~「市川塩浜三番瀬」を対象とした地域戦略の提案~

この研究では、
従来の行政計画にみられる資源思考、手段思考を改め、アウトカムを重視し、
アウトカム実現のための戦略的な発想を持った計画の必要性を論じたものです。

現在の行政運営における問題点を理解していたにもかかわらず、
やってはいけない方向に舵を進めていることを止められなかったことに
市民の皆様に申し訳なかったという責任を感じています。

今後は、経済状況を見据えて、想いのある行政職員と共に
これ以上未来にツケをまわさない、まちづくりをおこなっていきたい所存です。
(地方議員は約束できる権限、もってないけど・・・。そのぐらいの気持ちで、)
今後ともご指導・ご助言いただきます様よろしくお願いいたします。

田中幸太郎
$市川市議会議員 きょうの田中幸太郎

一般質問の概要④(職員採用試験について)

9月29日(金)15:30予定

市川市議会議場におきまして一般質問を行います。
質問内容は以下の通りです。
①「組合交渉の見える化」について
②行徳臨海地区の整備について
③「小学校防災拠点構想」について
④職員採用試験について

今回は、質問を行う事前に質問の概要を書いてみたいと思います。


④職員採用試験について

近年、市川市の公務員試験において内定後の辞退者が多いようです。

行政でほしい人材は、おそらく複数のところから合格採用が出るのでしょう。
市川市を辞退する合格者は、賃金や福利厚生をかんがみると、千葉県庁・東京23区・政令市・省庁に行ってしまうのではと職員採用担当者と意見交換しました。
うーん、ただラスパイレス指数ばかり気にして給料を下げてしまうと、このようなところにしわ寄せがくるのですね。
今後は、どのような戦略をもって将来の市川市を担う人財を確保するかを質問したいと思います。

私の提案は、
公務員になりたいという人だけが集まる試験内容・募集案内ではなく、
民間企業にも勤めたいと思う受験者にも関心を持たれるような試験のあり方も必要なのではないか、という趣旨です。

今夏に採用試験の視察に行った茅ヶ崎市の「脱・公務員試験宣言」がまさにそうでした。
どのようなものかというと

【目的】
受験者を増やし、多様な人材を確保するために従来の公務員志望の方だけでなく
民間企業で就職活動する人もターゲットとする
【概要】
 「脱・公務員試験」と題し、「選考方法」「採用活動」の改革を実施

結果として、数倍もの申込者数の中から選考することができたといいます。
採用パンフレットを見ればわかるとおり「行政っぽくない」イメージが伝わってきます。
$市川市議会議員 きょうの田中幸太郎


「人物重視を大切にしたい」という言葉を実践している茅ヶ崎市のように、
市川市においても、選考方法や募集案内により「人物重視」を反映させることで、有能な人材を確保できる戦略を望みます。
 

一般質問の概要③(行徳臨海地区の整備について)

9月29日(金)15:00予定

市川市議会議場におきまして一般質問を行います。
質問内容は以下の通りです。
①「組合交渉の見える化」について
②行徳臨海地区の整備について
③「小学校防災拠点構想」について
④職員採用試験について

今回は、質問を行う事前に質問の概要を書いてみたいと思います。


②行徳臨海地区の整備について

平成24年2月議会で「行徳臨海地区の整備」について一般質問した経過をうかがう予定です。
主に
・環境学習施設
・市川塩浜駅前の開発
・市の所有地の活用方法について
・市川漁港の整備について

特に、市川塩浜駅前の新規開発については質していきたいことがあります。


簡単に内容をお伝えしますと、、、

平成17年に、「塩浜まちづくり基本計画」が作成されました。
これは、JR京葉線市川塩浜駅を中心として三番瀬を臨む塩浜2丁目と3丁目(約80ha)について、
まちづくりの将来像と土地利用、基盤施設の整備方針を示すものです。

この計画には「海辺と緑を結び、生活と海をつなぐ、魅力ある都市づくりが目標」と書かれてあります。特に、市川塩浜駅周辺には「賑わいエリア」として未来図が書かれていました。
$市川市議会議員 きょうの田中幸太郎


にもかかわらず、市川塩浜駅南口から徒歩0分という好立地である約23,000㎡の土地が
民間から民間への売買契約が交わされ、なんと‘近いうち’に高さ31メートルの大きな
物流センターができることになります。

またその土地の一部には、都市計画道路3・4・34号線(駅と海辺をつなぐメインロード)
の道路予定地も含まれています。
この道路は、魅力ある市街地の形成を図るための再開発の中心を通る、非常に大切な道路です。

その土地に関する売買契約の際には、「公拡法」が適用され、
市川市にも土地買い取りの協議の交渉がありましたが、
結局は民間企業と売買契約が結ばれてしました。
(どの様な交渉が行われたかは公開されていないため判りません。)

このような結果になってしまったのには
2つの問題点があると思います。

1つ目は、
都市計画道路3・4・34号線の予定地を確保できなかったこと
2つ目は、
工業の促進を図るために指定された地域である工業専用地域が売買されれば、
少なくても工業系の用地活用が安易に想像できるにもかかわらず、このようなまちづくりを容認したこと。
だと思います。

先日のブログで『行政が行うこと・政治が行うこと』を書かせていただきましたが
私は、既存の行政運営ではうまい結果に行かないときこそ、政治判断が必要ではないかと思います。

民間で土地所有者が知恵を出し合い、これから経済循環のあるにぎやかな街をつくろうとしているときに
駅からすぐの土地に馬鹿でかい物流センターができることを市はどのように思っているのだろうか?

冷静に、今後の市民のためのまちづくりに資するような質問にしたいと思います。



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「未来にツケをまわさない」×「32歳NEWLEADER」
 田中幸太郎