3月で無事に大学を卒業したので、
ちょっと振り返ってまとめようかなと。
先に伝えておくと自分用のメモであって
アドバイスやらtipsではないかな。
あと、これまで書いた文章のまとめ直しも多いから
重複やら既視感はあると思う。

検索避けで固有名詞を出さないようにしたけど、
見る人が見ればわかると思うし、
気になったことは聞いてくれてもいい。


盛々で書いたら長くなっちゃった。
約8000字だってさ。(笑)



<<<入学前>>>

 

<志望動機について>

きれいにまとめた文章
 → 志望理由書


同じように大学を中退してた人が、
いつの間にか通信制大学に入ってて、
じゃぁ自分もやろうかなと。


その前の年に転職したときに、
履歴書に中退ってあるのが嫌で嫌でしょうがなくて、
(自分の中の自分のあるべき姿と一致してないというか)
面接でもだいたい聞かれて、説明するのに飽き飽きしてた。
しかも、大学中退って何もポジティブなこともないし。

あと、学歴って履歴書の中で目立つポイントだし、
学歴を理由に履歴書で足切りされただろうなって思った。
面接で中身を見てもらって落ちるならまだしも、
その前の段階で落とされるの、もったいないなと。


転職した時点で、この会社に長くいるイメージが持てず、
いずれは転職するだろうなと思ったときに、
変えられることだから変えておこうかなと。
面接でも学歴コンプ解消しましたって言えるし。

で、このタイミングを逃したら10年後とかになりそうで、
その頃には学歴が年齢的にほんとに意味がないだろうから、
今が実質的な最後のチャンスだなと思ったのもある。

なので、

一番、汎用性の高い自己投資だとか、
最終学歴を大卒にするのが目的であって、
必要に駆られて勉強しようと思ったとか、
なにか研究したいテーマがあるとかではなく、
履歴書の見栄えを良くしたい程度の、
つまるところ、ただの道楽なんだよね。

あとは、
シンプルに興味の持てるテーマが欲しいなとか、
コミュニティに入りたいなぐらいだったりもする。


<認定心理士について>

漠然と何かしらの資格が欲しいなって思ったのと、
学部学科の名称に心理学とついてなかったから、
「大学生活で何を勉強したのか」って質問に対して、
「認定心理士を取得しました」って言うことで、
心理学を勉強したことの説得力にしたいなと。


<学位授与機構について>

すでにある程度の単位を持ってたので、
学位授与機構もそれなりに調べた。
科学技術研究、教育学、総合理学らへんが
持ってる単位が活かせそうだった。
ただ、それだと、単位を取ることに加えて、
卒論書いて小論文の試験まであって、
だいぶハードル高そうだった。
そもそも申請した人の合格率が1割切ってるみたいだし。


年が明けてから調べ始めて、2月の下旬に入学願書出したわ。
他大との比較は志望理由書に書いたけど、
有り体に言えば楽に卒業できそうだったから。
(実際にここより卒業しやすいところはないと思ってる)
あと、名前を知ってたのは某クラブのスポンサーだったから。

ちなみに、
過去2年生を2回留年して3年生になれないままだったので、
3年次編入した時点でそれを超えた。(笑)
教育実習に行きたいだけで受けてた教職科目のおかげで、
3年次編入の単位数に届いたなんて人生面白いもんね。


これ、癒えたと言うために置いておこうと思う。
(正式に中退した直後の6月に書いてる)
 → わずらわしい過去


<<<3年前期>>>

<入学前後>

そういえば、単位認定されるからってだけの理由で、
実用性ゼロな国家資格を入学前に取ったっけ。(笑)
WEB上の過去問道場で問題解いてさらっと合格。
そもそも就活生が取るような資格だし。

入学式はオンライン配信だったんだよね。
しかもリアルタイムじゃなくてアーカイブで見た。
(まだこのときはオンラインだけだった)
バーチャル背景で確認のしようがないけど、
体育館とか講堂じゃなくて、
配信を前提に教室で収録してた印象。
エラい人の話はちゃんとしたカメラだったけど、
そのあとの教授のガイダンスはスライド映しながら、
パソコンのインカメだった。


<学割>

フェリーとか博物館の入館料で使ったけど、
apple製品もadobeもサブスクも、
映画館もカラオケも使わないままだったな。
せっかく学割だからってより、
普段から使ってるものが学割でラッキーってぐらい。
あと、学籍じゃなくて年齢の場合も多いよね。


<単位取得>

単位取得の試験を受けるために
レポートの提出が必要なんだけど、
穴埋め問題をこなしてるだけで、
本の中身を勉強してる感じがちょっと薄かった。
あと、短期集中型ってすぐ忘れちゃいそうだよね。
必要なものが記憶に残るとも言えるけど。

そや、久しぶりに手書きで原稿用紙のマス目を埋めた。
昔は見切り発車で書いてもなんとかできたけど、
今はそんな恐ろしいことできないや。(笑)
パソコンで文字数を調整してから書き写した。

新書とか一般向けの本じゃない、

いわゆる専門書を読むの、入門書だったら全然苦じゃない。
キャッチーさも速効性もないけれど、

ちゃんと理解すれば地力になる感じ、案外好きかも。

 

あと、スクーリングもオンラインで受けた。
リアルタイムで質問ができたり、
教員の実体験や横道にそれた雑談やら、
講義を受けるって意味ではだいたい満足かな。
ただ、学生間の横のつながりがほとんどない。
そこに居合わせた人以上の意味がなくて、
「今どこやってるか教えて」みたいなのない。


<学生会>

あとあと、学生会(地域ごとのコミュニティ)にも出た。
学生同士で生の情報交換ができるのありがたかったし、
シンプルに似た状況の人がいると安心する。
ちなみに他の人の志望理由を聞くと、
家にいてヒマだからとか、子供が受験生だからとか、
似たもの、面白かったもの、どれもいいなと。
あと、学生会で撮った写真がパンフレットに載った。
ほんとは体験談みたいなので載りたかったな。


<オープンチャット>

あとあとあと、LINEのオープンチャットにも参加した。
誰でも参加可能だけど参加者しか見れない、
半クローズドな掲示板って感じかな。
年齢性別業界業種地域も違う人たちが
同じ大学の学生って一点のみで集まって、
匿名(全員コテハン)で文字だけのやり取りするから、
まぁ、治安悪いよね。無法地帯になるよね。
荒らしが1人いるだけでかなり満足度下がる。
たまにまともなやり取りもあるけど、
ほとんどは読み流す程度の内容だわ。
そのオープンチャットの参加者同士で、
オンラインの交流会やってたんだけど、
そっちは参加して良かった。
ガハハガハハってくだらない話で盛り上がる感じ。
文字だけって限界がすぐ来るなと思った。


<<<3年後期>>>

<ゼミ卒論>

ゼミや卒論って任意なんだけど、
大学に入ったからにはやらねばと勝手に思ってたので、
卒論の前段階のゼミの受講希望を提出した。

これ、実はゼミの申し込みで書いたやつの流用。
実際はこっちを先に書いて、堅くして出したんだけど。
 → ぼくが旅に出る理由

最初は研究テーマどうしようかって話をしてから、
それを徐々に深掘りする感じだったんだけど、
ずっと方向性見えないまま五里霧中に進んでいって、
結局、ずっと迷走してる感覚だった。
これでいいのか不安を抱えたまま、
自分で自分を信じるしかない感じだった。
その結果、ちょっと行き過ぎてた感あった。

ただ、調べながら没頭していくあの感じ、
何にも代えがたい時間だった。
知れば知るほど知らないことがわかってきて、
あれもこれも知りたいと思えるの、幸福だね。
あと、何を知りたいのかが分かるから、
そのあと最短距離で興味あることに突っ込める。

いくらでも時間をかけられるので、
先に単位を取っておいて半年間ゼミだけやったの正解だった。

先行研究調べるためにたくさん論文を読んだんだけど、
論文を読めるようになるのって意味があると思った。
そして、論文だって意外とテキトーなのあるなと思った。

そんなたくさん本を買ってられないと思って、
図書館を活用してなんとか本を手に入れたんだけど、
何度も読み返した本は結局買っちゃった。
新書の中古本で安いからいいかって。
ただ、専門書は高いからそう簡単に買えないなとも。
調べていくほど文献が専門書ばかりになってた。
仕事終わりに国会図書館でも行くかって思ってた。

普段からこのブログを書いていて、
そのおかげで書く習慣があったので、
思ってた通り5000字なんて楽勝だった。
気がついたら10000字以上だった。
説明が冗長になりがちなので長くするのは得意かも。

あと、ゼミの同期生はめっちゃ仲良くなれた。
苦楽を共にした仲間って感じで濃い付き合いだったと思う。
年齢性別業界業種、ぜんぜん違うのにね。


<奨学金>

成績の条件をクリアしてたので、
奨学金にそれっぽい文章書いて応募したら通った。(笑)
どうやら、ふつーの会社員程度の収入なら大丈夫らしい。
成績ボーナスだと思ってありがたく受け取った。
必修落としまくって留年中退した人間が、
給付の奨学金もらえる成績で、
しかも追加履修込みのフル単とか面白いな。
(色々な人に渡す方針だから2回目はムリゲっぽい)


<<<4年前期>>>

<科目選択>

4年生は科目を自由に選べるんだけど、
届いた教科書を見てみたら、
一般書を読んだことある人の本だった。

めっちゃ歯ごたえのある科目、
初学者向けって書いてあるのに全然初学者向けじゃない。
しかも、他の本と比べてちょうどいい塩梅とか言ってるけど、
知識のある人が初学者向けの本を批評するのってナンセンス。
それってn=1で思いっきり主観でしょって言いたくなった。

成績って結局は相対評価で、
競争相手が誰なのかわからないまま、それが毎回変わって、
成績の結果しかわからないの、仕組みとして不親切だよね。
良し悪しを反省しようがないというか。


<実験スクーリング>

通学のスクーリングがあったので、
通信制だから行く機会がなかったキャンパスにやっと行った。
(結果的に物理的に近い大学を選んでたんだよね)
いわゆる講義を受けるの久しぶりだった。
っぽいことやるとモチベ上がっていい。

実験のレポートを書くときに
その昔のデータ残ってるかなって探したらあった。(笑)
分野が違ってもやることって大差ない。
データ取って数値処理して考察する。それだけ。

古い、有名な実験の再試験だったから、
原著論文を英語で読んだ。
何書いてあるかわかって読んでるから読める。

途中から楽しくなっちゃって沼の底まで時間かけた。
我ながらぶっ飛んだことやったなと思った。

そや、別の科目だけど、せっかくスクーリング受けたのに、
提出物を出し損ねて単位をふいにしちまったんだよな。
ほんともったいないことしたわ。
欠席扱いにしてなんとか成績は維持したけど。

このあたりで卒業単位と認定心理士の科目が取り終わってた。


<オープンチャット管理人>

ひょんなことからオープンチャットの管理人を始めた。
コミュニティを回すことに興味があったから、
自分のエゴとかどうでも良くて、
参加者にとって何がベストかを一番に置いて、
第三者への影響を含めてどゆ風に伝えればいいかとか、
裏で根回ししたり、めっちゃ立ち回り考えて振る舞っていた。
ちょっとはいい経験になったかな。
ちなみに若い人よりイキったオバサンの方が面倒くさい。
若い人は脇が甘いからすぐ注意できるし、
注意したらだいたい収まるのに、
オバサンは注意しにくいかまってちゃん撒き散らすんだよね。
ルールを明示して、横綱相撲で押さえつけてくやり方、
言い方悪いけど、反面教師にさせてもらったわ。

参加人数が増えるほど、ひとりひとりの参加意識は薄くなるの、
仕方ないし、当たり前のことなんだよな。

方々からわざわざ御礼の品をいただいたので、
ある程度、役に立っていた実感がある。


<<<4年後期>>>

<卒論キャンセルと研究に対して>

計画通り、他の科目は全部取っておいて、
最後の半年で卒論だけやればいいようにしたんだけど、
ゼミのときから積もった担当教員に対する
フラストレーションが爆発したので卒論自体やめた。
ほんとに必修科目じゃなくてよかったわ。
なので、最後の半年間はただ時が流れゆくだけだった。

勉強は知を消費すること、
研究は知を生産すること。
この言葉を見かけて、
巨人の肩の上に立つひとりの現代人として、
自分も知の生産活動をしたいなと思った。
何の生産性もない文章しか書いたことないから、
自分の文章が誰かの役に立つことに憧れがあるというか。

ほんとはちゃんと調査やって、
学会誌に載せられるぐらいの論文を書きたかったのにな。
来世まで持ち越しかな。

これ、元は卒論のプランBだったアイデアメモの流用。
このテーマだったら、別にブログでいいやってなったから、
プランAがぽしゃっても卒論で書く気にならなかった。
 → <プロット>心理学は科学か -二元論からの脱却-

あと、アカデミアにいる人とおしゃべりするの楽しいな。
知的な言葉のラリーによって知らなかった世界が見える感じ。

そや、薬の治験に参加したときに、
分野は違えど机上の理論が実践されててテンションあがった。
研究の厳密さを担保するための方法論は同じだよね。と。


<卒業式>

入学式はオンラインだったけど、
卒業式はハイブリッドで選べたので、
せっかくだし大学まで行った。

てか、抽選ってなんだよ。

世が世だから事情はわかるけど、

希望者は全員入れるようにしてくれよ。

ちなみに、人生に一度のイベントとして、
アカデミックガウン着たのよかった。
その場にふさわしい格好をするプレイというか。
Amazonで数千円で買えるやつで十分だった。

いま、校歌静聴なんだね。
そもそも歌えないけど。

あと、式典ってものがずいぶんと久しぶりだった。

学長の話を聞くのとか厳かな雰囲気とかね。
そや、祝電を1つだけ読んでて、
どこの誰かと思ったら某クラブの社長からで、
さすがスポンサー様に抜かりないなと思った。

終わった後に飲んだりしたのも含めて、
お祭りっぽい感じでよかったな。


<<<卒業して>>>

<履修科目に関して>

卒業まで60単位ちょっと必要だったんだけど、
だいたい3/4が心理学の科目で、
残りの1/4が経営学の科目って感じだったかな。
卒業要件+4単位で余計に取らなかったのもある。
奨学金取れるぐらいの成績だったから、
表彰狙ってたんだけど取れなかった。ちょっと悔しい。

経営系の科目とか社会人経験がないと、

実感が湧かないだろうなと思ったし、
大層な理論を机上で勉強しても上滑りするなと。
人生経験があるから染み入ることもあるんだなと。
あと、データに対する評価という意味において、
統計学で勉強したことは今後も活かせそう。
今のところ実生活で一番使ってるかも。
できるだけ課金を抑えて追加履修しなかったけど、
概論科目は先にやってもよかったかもなと。


そや、認定心理士の申請、
電子申請だと入力するだけでいいし、
履修科目の登録も情報を呼び出せばよくて、
紙と比較できないけど、シンプルに楽だった。
費用もクレカ払いできるし。


<時間やモチベーション>

あえて最初のやる気が高い時期に勉強しないで、
モチベーションを細く長く保とうとしたけど、
1年で底を尽いて、1年半で完璧になくなったわ。
これで残り半年間卒論書いてたらどうなってただろう。
ある意味、なんとか逃げ切った感じ。

テレワークで自宅で仕事ができたのと、
なんとなくあんまり忙しくなかったのもあって、
仕事との両立みたいなのは苦労しなかったかな。
ちなみに職場にはひとことも言わなかった。
スクーリングや試験が有給休暇のちょうどいい理由になったし、
昼休みに30分ぐらいで教科書を1章読んだりとかよかったし、
ほんとにヤバいときは職場に言えないような(ry

せっかく、勉強する習慣ができたのに、
卒業とともになくなるのもったいない。
仕事に関係があってもなくても、
心理学でもそうじゃないのでも、
本を読むとか学ぶことをしたいなと。


<大学院>

書いた通り、大学中退を卒業に書き替えることが
モチベーションであり、ゴールなので、
学士を取った時点で十分満足なんだよね。

心理学で大学院に行くってなると、
資格を取るか研究者を目指すかだけど、
臨床心理士や公認心理師を取ろうとかないし、
(心理カウンセラーで食べていくつもりもない)
研究者になろうとも思ってない。

研究したい気持ちは多少あるけれど、
学内推薦でエスカレーターするならともかく、
他大を一般入試で受けるしかないので、
相当勉強しなきゃいけないんだよね。
そもそも行きたい研究室もないし。

だから、道楽で修士を取るには、
自分の中の理由もなければハードルも高いんだよね。
もともと目的のためにしか勉強できないタイプだし。


<元々の志望動機に対して>

ひとまず卒業と認定心理士を取ったので、
当初の目的は達成したかな。

転職なぁ、、いずれするだろうけど、
いま、今後の地力にすべく、

スキルを身につけようと足掻いているから、
それがひと段落してからかな。

面接では学歴コンプを軸にして話を組み立てるけど、
感情的なしこり(=コンプレックス)うんぬんより、
履歴書の文字を書き替えたって感覚が強い。

ちなみに学歴コンプの話をしておくと、
元々もう消えかかってたと思ってたんだけど、
履歴書に中退ってあるのが嫌だったとか、

学歴を理由に履歴書で落ちるのは嫌とか、

社会に置かれた個人という文脈において、

十分なコンプレックスだったのかもなと。

あと、本当にほしかったのは、
退学せずに卒業することだったんだろうなと。
ただ、残念ながらそれは叶わない前提の中で、
次善策に対して手を尽くした実感がある。
それがコンプレックスと向き合ったってことかもね。

大学中退からの社会人学生で通信制大学卒業って、
ある種の整形美人みたいなことをしたけれど、
それで逆にこじれることもなかったかな。

「学歴整形美人」で思い出したけど、
学歴って、学歴社会というレイヤーにおいて、
地頭と育ちの良し悪しを示すものとして、
いいとこ就職活動までの道具にはなるけれど、
それ以降はもうほとんど関係ないから、
こゆ整形美人みたいなことしても無意味だよね。
そもそも中退によってゲームから強制退場したので、
その時点でもう終わりだったとも言える。


コミュニティに関しても及第点なんじゃないかな。
そもそも「これぐらい」のハードルがいつも高いので、
「こんなもんだよ」って後付けで自分を説得してる。
あと、思ったより同じ目線で話せる人がいなかったな。
ってこれ、いつもどこでも同じこと言ってるからこんなもんなんだわ。

一発で合格点が出せるホームランなんて、
狙ってもできないから、人事を尽くして天命を待つしかない。
ただ、手を打ったことが実を結ばなかったのはシンプルに残念。

ご縁があることも十分、有り難きことだけど、
それを続けることこそ奇跡の道。さて、どうなるやら。


興味のあるテーマに関しては、
テーマ自体はもともと興味のあるものだったけど、
深掘りしていくための手法を学ぶ時間として、
ゼミを受けたことがとてもよかった。
あと、論文は研究結果の発表方法のお作法なので、
別にアカデミアにいなくても研究はできるなと。

自分のペースでいいからこれをライフワークにしようって、
なんとなくの決心が付いたのも大きいなと思った。
いつどこでどうやるか、まだ検討すらしてないけど。

短期集中で覚えたことって短期間で忘れるよね。
なんか早食いの丸呑みみたいになってしまって、
もっとしっかり味わえばよかったと思うところがある。
逆にものすごく歯ごたえのあった科目が、
なんだかんだ覚えているし、面白いなと思った。

学校の勉強って、一定のレベルまでやってみることで、
興味があるかないかを判断するためのものだと思ってるので、
忘れた(=興味がない)としても十分な意味があると思う。


入学前からなんとなく予想していた通りで、
実際に卒業しやすかったと思ってるけど、
いったい何が身についたのだろうね。
「楽」の裏側は「何も残らない」かもね。
それじゃディプロマミルと変わらないじゃんね。

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BGMは AMEFURASSHI の Coffee (Al)

めっちゃいいからこのままの路線で続けてほしい