部活や生徒会、課外活動や友人との思い出作り。
高校生活は非常にやることが多く、とにかく時間がすぐに過ぎていきます。
そんな中切っても切り離せないのが勉強。
大学受験は高校3年生の1月に、みんな平等に訪れます。
じゃあ、
いつから本腰入れて受験勉強を始めたら良いのか?
いつから勉強を始めれば難関大現役合格を目指せるのか?
こんな悩みを抱える
高校生や保護者の方は多いのではないのでしょうか。
もしかしたら、
高校生自身よりも保護者の方が悩んでいるのかもしれません。
確かに
学校の普段の勉強を
どれだけ真面目にやっているかでお話は変わってきてしまうので、
今回はある程度学校の成績が下の層
(母校では、成績が低い人たちのことを「深海魚クラブ」と呼んでいました。
なんとも絶妙なネーミングセンス。笑)
を想像してもらえればと多います。
一つの目安は、
高校2年生4月から受験勉強は始めた方が良い
ということになります。
これにはいくつか理由があります。
塾業界において一般的に、
「高校3年生の8月までに全科目の基礎固めを終了させよ」
と言われています。
この時期までに基礎が固まっていないと
正直第一志望校現役合格は厳しくなります。
そして、
副科目(理系だったら理科、文系だったら社会)は
高校3年生から本格的に勉強をすることとなるので、
高校3年生4月~8月は副科目の基礎固めが中心となります。
ということは、
主要科目(英語、数学、国語)の基礎は
高校2年生3月までに固めておかないといけない
ということになるんですね。
主要科目の基礎固めは、とにかくやることが多いです。
英語の場合は、
英単語と英熟語を覚え、
英文法を理解し、
英文解釈のトレーニングを通して1文1文を正確に読めるようにする。
そこから少しずつ読める文章量を長くしていく。
数学の場合は、
公式や定理の正確な理解を行い、
基礎問題を徹底的に演習する。
また、並行して計算トレーニングを行う。
国語の場合は、
現代文キーワードと漢字を覚え、
古文単語・文法・常識を理解し、
漢文句形を覚え、
全科目の問題演習を重ねる。
この作業を全て行っていかなければなりません。
これには大体1年間くらいの期間を設けておく必要があります。
このことから難関大現役合格を目指すには、
受験勉強は遅くとも高校2年生から
始めておいた方が絶対に良いです。
私自身、
高校1年生の秋から本気で受験勉強を始めて、
高校2年生が終わる頃にようやく基礎固めが終了しました。
それくらいかかってしまうものなんですよね。
より早いうちから勉強を始めることができれば、
よりGoodですのでこの春休みは有意義に活用していきましょう!