若い頃は、人間性が素晴らしい人が好きだった。
そして、人のずるいところやゲスいところ、ブラックなところ、ダメなところ、闇を毛嫌いしていた。
私自身もキレイな心でいようと思っていたし、人に対して
嫌だな、嫌いだな、と感じる自分をダメだと思っていた。
悪いところを直して直して、丸い自分にならないといけないと思っていた。
今ね、私は好きな人が沢山いて
その人たちはみんな素晴らしいです。
そして素晴らしいんだけど、
なんというか人間味が溢れてて、そこが大好きなんですね。
すぐ怒ったり
きっちりしてると思いきやだらしないところがあったり
案外 口が悪かったり
人知れず毒付いたり
気が強いのにめそめそしたり
情が厚いのに不思議なところで冷たかったり。
それにしてもここ数年
人のダメなところが愛おしい。
昔だったら、引いてたりすることも
今は
あるよねえ。笑
って笑える。
それは、自分が散々ダメな自分を直視してきたから。
みんながすごい！って妄信してる人を疑う自分がいたり
大したことないなって思う自分がいたり
人には言うくせに自分は出来てない自分がいたり
絶望と共に自分のダメなところを認めてきて、あきらめて。
やがて、面白がれるようになった。
あーしょうがないなーと。
そしたら他人のこともどんどん許せるようになって、
どんどん楽になった。
で、その上でもっとこうしたいなとか
ここを磨いていこうとか
学ぼうとか
思うんだよね。
人ってダメな部分こそが面白い。
そういえば
人は、長所で尊敬されて
短所で愛される
という言葉があったね。
本当にその通りだなと思う。
あなたの容姿もね、
パーフェクトじゃないから、いいだよね。
パーフェクトじゃないから、気になる存在になる。
そして絶妙で、とっても素晴らしい。
唯一無二の自分の存在を、楽しんで、面白がって、
大切にできたらいいね。
自撮りレッスンで待ってます☺️
