妻の日
みなさんがアップしている通り、本日は「母の日」なのですが、わたしひとりだけ反抗的に「妻の日」、5月14日はわたしと妻の40回目の結婚記念日でした。
娘たちからは母へのありがとう。
わたしからは妻へのありがとう。
母として、働く主婦として、妻として40年もがんばってくれました。
40年を越えて何処まで感謝し続けられるかはわかりませんが、とりあえずの区切りであります。
禍福糾纆(禍福は糾える縄の如し)、福と禍いは縄をより合わせたように表裏を成しながらここまでやってきましたが、幸せと意識しすぎればまた不幸はそれ以上に痛みを伴うものなのかもしれませんので、これからも一喜一憂せずに淡々と共に生きていきたいと思います。
「幸」は人生に一割もあれば幸福なのだとは上記四文字熟語の司馬遷の言葉。
妻と家族のおかげでわたしには一割以上の「幸」があります。
2023年5月14日の自分の備忘録としてしたためておくことにします。
夜会
一日遅れの更新です。
賑やかなところでの外食は本当に久しぶり。
ビジネスパーソンとの夜会です。
北イタリア産のホワイトアスパラ、なのだそうです。
あとのことは仕事の話に没頭していてほぼ聞き逃しました。💦
これは鯛ですね。このくらいのことは覚えられます。
えぇとこれは・・・、米沢牛だったはず。
そうです、確か山形の話題で盛り上がっていたところでした。
もう何年ぶりになるのでしょうかね。こういうシーン。
店内は満席。
連休前の週末ということもあるのですが。
賑わいはほぼ元に戻っています。
南青山〜表参道界隈はたくさんの人で賑わっていました。
神宮球場で行われていたヤクルト阪神戦で、行きも帰りも大混雑でしたが、なんだか気のせいか人の数の割には静かな街でした。
いつまでも感染冬眠でリモートモードでは浦島太郎になります。
「木を見て森を見ず」
足元のことばかりに気を配り、本来の目的を見失っている人もいます。
閉じこもってばかりいないで外へ、そして現場に目を向けましょう。
コロナ明けです。
60年
約1ヶ月前の視聴記の遅ればせながらのアップです。
好きなヴォーカリストが3人います。
イタリアのマティア・バザール初代ヴォーカリストのアントネッラ・ルジェーロ。
スウェーデン、ABBAのリード・ヴォーカリスト、アグネタ・ファルツコグ。
そしてもうひとり。
高校1年生のころから追いかけ続けているバーブラ・ストライサンドです。
そのデビュー作となった「バーブラ・ストライサンド・アルバム」のリリースから60年。
実はそのスタジオ収録の作品よりも一年早く、本来デビュー作となるはずだったライブ音源が昨年の秋に発売されていました。
Barbra Streisand / Live at the Bon Soir (IMPEX Records IMP8329 SACD)
1962年、グリニッジ・ヴィレッジのナイトクラブで行われた伝説的なライブを収録した公式リリース「ライブ・アット・ザ・ボン・ソワール」です。
バーブラ・ストライサンドのプライベートコレクションに眠っていたマスターテープを用いてリミックス編集されたアルバムで本来はこちらがデビュー作となるはずだった音源です。
俳優、監督。プロデューサー、脚本家、作家、ソングライター、レコーディングアーティストとしてさまざまな分野で活躍し、オスカーのみならず、エミー賞、グラミー賞、トニー賞、ゴールデングローブ賞等を総ナメし、その名を知らない人はいない存在でありながら、そのキャリアの第一歩を記した記録がここに残されています。
繁華街の横丁を曲がったところにある居酒屋(サパークラブ)、(想像ですが)そこは明らかにレコーデング向けには施工されていなく、ピアノ、ギター、ベース、ドラムスの楽器音とヴォーカルの音声は混然として一本のマイクに拾われ、そこにさらに観客の(時にお下劣な)歓声や拍手がところ構わず混じってくる。
そして曲の合間には、とても二十歳とは思えないバーブラ・ストライサンドの観客との大人なやりとりが収録されている。
その天性のエンタテイナーとしての素質がもうすでにこの頃から備わっていたのだと、あらためて気付かされた一品(一枚)でした。
60年も前の居酒屋ライブをここまで再現できたリマスタリング技術も大したものですが、「追憶」や「スター誕生」といった全盛期のバーブラの声よりも若く力強いヴォーカルを聴くことができたことはこれ以上無い喜びであります。
ぜひみなさまにも聴いていただきたいものと思いつつも、私が入手したものは今春新たに発売されたハイブリッドSACD版であり、barbrastreisand.comから直接仕入れたので35ドル足らずで購入できたのですが、タワレコやHMVでは2倍近い¥10,000前後の売価で販売中のようです。
これは通常盤でも十分かと思いますのでぜひご一聴いただき、GWドライブなどのお供にされることをお勧めいたします。
祝豊漁 桜えび
今シーズンは桜えびが豊漁なのだそうです。
桜えびと聞いただけで、涎が自然に滲んでくるもの。
そこで東村山市にあるいつもの蕎麦屋へ。
蕎麦屋のくせして一品料理のバリエーションが豊富な店。
その季節の旬な材料を使った創作蕎麦のバリエーションも豊富。
ひとつ難を云えば、人気店故に蕎麦を切らして閉店ということが多いこと。
「今から行くぞ」の電話が欠かせない店なのであります。
週末土曜日の東京は夕方近くの俄雨から急に気温が下がり、蕎麦屋の満席時刻17:30でも入店することができて、狙いの桜えびにありつくことが出来ました。
ありふれた姿の「かき揚げ」、この桜えびオンリーのかき揚げが嬉しい!
そして筍のコロッケ。
タケノコを模った揚げ方なのですが、ジャガイモに刻んだ筍が入った料理。
酸味が利いたオリジナルのソースをかけていただく。
蕎麦屋の夜の部は席が埋まればあらかたみんな料理に酒そして締めの蕎麦と続くので、ほぼそのまま閉店時間を迎えるもので、だいたい暖簾をくぐったところで「空き」が無ければ蕎麦にもありつけない。
アルコールとソフトドリンクを注文すると何処の店に行っても、私の方にアルコール飲料が置かれる。
家人がそれを逆向きに置き換えると、「あっウチと同じなんですね」と女将さんの言葉。
ここの店主も下戸だったとは知りませんでした。
それなのに店内には店主の「隠し酒」と掲げてあるのは何故?
「焼そらまめ」に塩をつけて。
バックに写るは梅を赤ワインに漬け込んだもの。
もちろん私の注文したものではありません。
そして(酒も飲まないのに)締めの蕎麦は桜えびを唐揚げにして千切りの大根と共に冷蕎麦にのせた「えびちらし蕎麦」、気まぐれに3月〜4月の期間限定商品。
これが絶品。
もちろん桜えびも蕎麦も絶品。
都心部まで行かなくても、近所でもときどき美味しいものにありつける。
このメニュー、今シーズンはいつまで存在するのかと尋ねると・・・
今年は豊漁なれど水揚げ期間が比較的短めなのだそうで、このメニューもあと一週間ほどで「たけのこ」料理(創作蕎麦)にバトンタッチの予定なのだとか。
「メニューにある間にまた来てくださいネ」
来週末もまた天気は崩れそうなので念のためスマホの通知に記憶しておくことにしよう。歳なので。
アネモネ
桜の花が満開を迎えると必ずまとまった雨に見舞われる、そして花が散り雨がやむと本格的な春がやってくる。
毎年少しずつ桜の開花が早まっているので、やがて「はな」は冬の季語に変わる時がやってくるかもしれません。
灌水が忙しい時期に雨が降り続くと仕事を奪われたような気分になります。
アネモネ・パブニナの濃ピンク色の花。
一日違いで開花してくれると複数種類が寄せ植えされているような錯覚を受けます。
しかもどれも多弁。
気温が上がって雨を受けると花の命も短くなるのですね。
アネモネ・パブニナの黄花種。
昨年は15輪の花が上がったのですが、植替えが災いしたのか、今年は1輪だけ。
アネモネという植物は春の地上の姿と、夏の地中の球根のサイズがまったく釣り合わない不思議な植物。
2年目を迎えた吹き詰め咲きアネモネ・コロナリア・フローレプレノ。
今年は5輪ほど花を上げました。
育てやすいと云われるパブニナよりもさらに丈夫な品種。
毎年少しずつ花数が増えていくのでしょうか。
これは鉢植えで育てるよりも地上に下ろしてあげたほうがいい品種です。
ハナニラ・ジェシカの青花が30輪ほど咲いています。
こちらもポットが窮屈そう。
マンション内の花壇に引っ越しする時が近いような気がします。
雨の週末。春眠暁を覚えず・・・、マンション住民もみな仕事の疲れを癒す週末なのでしょうか。
私はこれから長女の引っ越しの手伝い。
気になる腰痛。
そう云えば昨年の今頃は丸一週間起き上がれないほどの重症でした。