・「2.【大事】実際に回答を作成する際の手順」において、おもしろい発想をするコツに関する記事へのリンクを追記しました。(更新日:2020/10/31)
・「5.大喜利アカウントを作成しました」を追記しました。(更新日:2021/1/2)

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。
Ossan-Komuinです。

本記事は、
「大喜利の回答って、上手く作れないよなぁ。何かコツとかないのかなぁ。」
というお悩みの解決をサポートするものです。

本記事では、大喜利でそれなりの回答を作成するコツを公開いたします。

私は、現在、お笑いの養成所で勉強し、毎日アメブロで大喜利のお題・回答を作成しています。そのため、初級者以上プロ未満のそれなりの回答が作成できているものと信じています。
それなりのもので、理解もし易いかと思いますので、是非、ご覧いただければと。

 

0.目次

1.【大事】回答のコツを知る前に、良い回答とは何かを考える
2.【大事】実際に回答を作成する際の手順
3.【実践】回答の作成
4.【まとめ】それなりの回答を作成するコツ
5.大喜利アカウントを作成しました
6.関連記事

 

1.【大事】回答のコツを知る前に、良い回答とは何かを考える

 

結論から言いますと、大喜利において良い回答とは、以下のポイントをおさえたものと考えています。

 

・与えられたお題に沿った回答の範囲(色の丸)内であること
・常識の範囲(色の丸)外であること
・相手が理解できる回答(相手の想像力を超えない回答)の範囲(色の丸)内であること
(以下の図でいうと、黒の横線の範囲内であること。)



これらは、人が面白いと感じるポイントを整理したものでして、なぜこのような整理となったかは、以下の記事にまとめています。気になる方は、お時間がある際にでも、ご覧いただければ幸いです。

 

【初級者向け】養成所生が毎日大喜利をして得た大喜利番組を楽しむコツ

 

 

2.【大事】実際に回答を作成する際の手順


上記の3点を踏まえて、私がどのように回答を作成しているのか、その手順を示したいと思います。
結論から言いますと、以下の通りです。
 

1.与えられたお題に対する、誰もが思い浮かぶ常識的な回答(黒の横線の範囲)を考える。

→「与えられたお題に沿った回答の範囲(色の丸)」、「常識の範囲(色の丸)」を整理しています。

 

 


2.与えられたお題に沿った回答の範囲内で、常識の範囲(色の丸)からズラしていく。

→回答を「常識の範囲外」にしようとしています。


 

 

3.ズラしていった結果が、相手が理解できる回答(相手の想像力を超えない回答)の範囲(色の丸)内か考える。

 

 

これらの手順の結果、見出し「1.」で示した、良い回答とするためのポイント3点をおさえようとしています。

補足:
手順「2.」の「常識の範囲からズラしていく」という作業が、発想力を伴い、一番難しい点であると考えています。
この点、田中イデア氏の「ウケる!アイデア術」という書籍において、発想テクニックとして、以下の7つが挙げられています(P70、71参照)。

・組み合わせ:新しいものを組み合わせる
・逆転:逆にしてみる
・拡大:何かを足していく
・縮小:何かを引いていく
・連想:関連のある事柄を思い浮かべる
・パロディ:成功事例をそのままもしくはアレンジして
・不満:自分の不満を乗せて新しいものを生み出す
 

これらの7つを「おもしろい発想をするコツ」として仮定し、実際にそうなっているのかを、以下の記事において検証しています。お時間がある際にでも、ご覧いただければ幸いです。

大喜利の回答を養成所生が分析!おもしろい発想をするコツ!

 

 

3.【実践】回答の作成


ここでは、私のブログ「毎日時事ネタ大喜利」にて出したお題を使って、実際に回答を作成したいと思います。

【お題】
好きなこと・ものを聞かれたときの回答に、「この子、本当に小学生?」と誰もが思った。
なんと答えた?

【作成手順】
1.与えられたお題に対する、誰もが思い浮かぶ常識的な回答を考える。

まず、普通の小学生であれば、どう答えるかを考えます。
例えば、以下のようなものが小学生の「好きなこと・もの」として思い浮かびました。


・友達と遊ぶ
・スマホでゲームをする
・Youtubeを見る
・ケーキ
・ハンバーグ
・ソーセージ

少なくとも、これらは、このままでは良い回答とはなり難いと考えます。


2.与えられたお題に沿った回答の範囲内で、常識の範囲からズラしていく。

私は、ここで、手順「1.」で出てきたこと・ものに、何か組み合わせられるものはないかと、自分や父親のことを考えました。
私や父親(おじさん、お爺さん)の「好きなこと・もの」として、以下のようなものが思い浮かびました。


・友人とお酒を飲む
・スペランカーで遊ぶ
・休日に横になってテレビを見る
・日本酒
・刺身

手順「1.」で出てきたこと・ものと組み合わせると、以下のようなものが考えられるかと思います。


・友達と手酌でレモン牛乳を飲む
・スマホでスペランカーをする
・休日に横になってYoutubeを見る
(お酒を飲む等は、もちろん、倫理的に除外されます。)


3.ズラしていった結果が、相手が理解できる回答(相手の想像力を超えない回答)の範囲内か考える。

ここでは、手順「2.」で出てきた回答が、相手に理解できるものであるかチェックをします。(お酒を飲む等の倫理的にアウトなものも、ここで除外していきます。)

例えば、「友達と手酌でレモン牛乳を飲む」という回答に関して、ご当地ものであるレモン牛乳が、どれだけ知られているか疑問が残ります。
そのため、レモン牛乳を、「カルピス」に変えることも、あり得るかと思います。

また、スペランカーも、どこまで知られているのか疑問が残ります。
そのため、スペランカーを、「ファミコンのゲーム」に変えることも、あり得るかと思います。

これらを踏まえて、私であれば、以下のような回答を残します。
・友達と手酌でカルピスを飲む
・スマホでファミコンのゲームをする
・休日に横になってYoutubeを見る


なんとなく、お分かりいただけましたでしょうか?

 

4.【まとめ】それなりの回答を作成するコツ


以上、私の回答を作成する手順を、幾つかの例と共にまとめました。

元も子もない話ですが、大喜利の回答の作り方は、十人十色であると思っています。
しかしながら、上記の手順を考慮して、回答を考えてみると、今までとは異なった回答が生まれるかもしれません。そのように回答の幅を広げることが、本記事でお伝えしたかった、それなりの回答を作成するコツになります。

本記事により、大喜利をより楽しめるようになったという方がいましたら、幸せなことでございます。

最後になりますが、もし、定期的に、大喜利(回答作成)を楽しみたいという方がいらっしゃいましたら、是非、私のブログまでお越しください。毎日、お題・回答を提供しております。

毎日時事ネタ大喜利


それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
引き続きまして、どうぞよろしくお願いいたします。
 

 

5.大喜利アカウントを作成しました

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