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前回の記事です。
生まれてすぐは横抱きで頭や体を支えないと移動をさせられない赤ちゃん。でも、月齢が進むと首が座り、お座りができて、自分で移動をし始めます。
早くできればいい…というわけではなくてできるようになる動きにはそれぞれのタイミングがあるんです。
それは、できるようになるために必要なものが揃っているかということ
体を動かすためには筋力とコントロールが必要です。
その必要となる筋力とコントロールを促す方法を紹介します。
生後7,8ヶ月前後
個人差があるため統計上の結果を目安に記載しています。
首が安定し頭のぐらつきが減り寝返りやズリバイをし始めると、キョロキョロしてはバシッバシッと手を動かす行動が増えたり、バウンサーに乗せている時や授乳やミルクの最中にもバシッバシッとしたり、目についた気になる所や物に手を伸ばしたりし始めます。
首が安定し頭の重さに耐えられるようになり、うつ伏せで両手で体を支え胸から頭を持ちあげ周りを観察したり、ズリバイ移動ができるようになってくると、お座りに必要な筋力が備わり始めています。
まずは赤ちゃんの背中を保護者のお腹にくっつけて両膝に乗せてお座りさせたり、両脇を支えて向かい合ってお座りさせてみたりの時間を毎日少しずつ増やしていくと、さらにお座りに必要な筋力がついていきますし、お座りの感覚を体が覚えていきます。
体に筋力がつきお座りの感覚が身につき始めると、支えが減ってもある程度自力で姿勢を保てるようになります。両脇支えだったのが腰を軽く支えるだけで上体を保てるようになってきたら、前にはお座り遊びにちょうどいい高さのあるおもちゃ、左右と後ろにはクッションやぬいぐるみを置いて転んでも痛くない状態を作ると1人座りの練習になります。授乳クッションのある方はくぼみに赤ちゃんを座らせ足りない分を他の物で囲うと良いですよ。
長女が8ヶ月頃の1人座りがほぼ安定してきた時期の写真です。
左右にはクッション、後ろには授乳クッション、前にはおもちゃ。この時より前は授乳クッションのくぼみを腰に後ろから装着させ、左右クッション、後ろにクッション、隙間にぬいぐるみやバスタオルで囲っていました。特に右のおもちゃはお座り練習や1人でお座りができるようになってからも長く遊んでくれた素晴らしいおもちゃです☆
単体だと滑るので滑り止めもしくは目を離さないことは必須ですが、回る・光る・音が鳴る・押す…個人的におすすめです(^^)
そして、1人お座りまであと少し!の時からは親子遊びを通してお座りの促しができます。
『バスに乗って』
バスに乗って揺られてる〜♫ゴーゴー!
バスに乗って揺られてる〜♫ゴーゴー!
そろそろ右に曲がります〜♫3 2 1、うわっ!
というバスに乗っての歌に合わせてやりすぎない程度に体を横にゆっくり倒してみたり、ゆらゆらさせてみたりをしてバランスをとる・とろうとする感覚を養います。
『おすわりやすいすどっせ』
おすわりやーすいすどっせ♫
あんまり乗ったら○○っせ♫
バスに乗ってと同じ体勢でする遊びです。
○○のところには「落ちまっせ」「転けまっせ」「揺れまっせ」など言葉を入れて、それに合わせて動作をします。
落ちまっせ→両足を左右に開いて間にストンと優しく落とします。1人座りできるまでは両脇や腰を支えてあげてくださいね。
転けまっせ→左右どちらかに倒します。
揺れまっせ→赤ちゃんを座らせたまま両足を揺らします。
他にも親子遊びはありますが、上記2つは私も支援センターで教えてもらい実践した中で楽しく簡単にできたものなので紹介します。詳しくはユーチューブで検索すると見ながら行うことができます(^^)
子供の発達は心配や不安がつきものですが、日々楽しみながら成長を応援しましょう☆