生まれてすぐは横抱きで頭や体を支えないと移動をさせられない赤ちゃん。でも、月齢が進むと首が座り、お座りができて、自分で移動をし始めます。
早くできればいい…というわけではなくてできるようになる動きにはそれぞれのタイミングがあるんです。
それは、できるようになるために必要なものが揃っているかということひらめき電球
体を動かすためには筋力とコントロールが必要です。
その必要となる筋力とコントロールを促す方法を紹介します。


生後3ヶ月前後

前後2ヶ月を過ぎたあたりから赤ちゃんの首のグラつきは減り、赤ちゃん自身がゆっくりとキョロキョロと周りを見たり目で動くものを追い始めます。この時期には保護者も横抱きよりも縦抱きで移動することが増えていきます。



この縦抱きも保護者の実感はなくとも赤ちゃんの首は“重く大きい頭を支えるぞ”と日々経験を積んでいるんです。

他にも短時間のうつ伏せも“重く大きい頭を持ち上げるぞ”と繰り返し繰り返し学習をしています。




仰向け、うつ伏せ、抱っこ…腹筋・背筋に力が入る姿勢でいることで首すわりに必要な筋力が育っていきます。ただし、すぐに筋力はつきませんし、筋力をつけていく段階であるためもともとが十分にないのですぐに疲れます。

吐き戻しや機嫌・体調に合わせて数十秒から少しずつ1日にさせる回数や時間を増やしていくのが良いです。

そして必ずそばにいること。赤ちゃんのうつ伏せはまだまだ未熟な肺や胃には負担が大きいです。無理にはしないようにしましょう。

保護者は膝を伸ばし座りその上で赤ちゃんの両脇を支えてお座りの状態にして、話しかけたりゆっくり小さく左右に傾けてみたり両足を小さくバタバタして赤ちゃんの体を小さく揺らしてみるのも体と頭のバランスを保つための促しをしつつ親子のコミュニケーション遊びになります。


地域の支援センターの方でもこういった赤ちゃんとの遊び方や成長に合わせての促し方を教えてもらえるので活用してください(*^^*)