10年たっても変わらない子どもの不調と親の勇気 | 看護師が教える新米ママのための子ども看護学~子どもの治る力をぐんぐん伸ばす~

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赤ちゃんや子どものケガや病気の「どうしたらいいの?」に応える子育ての技をパパ・ママ・専門職むけに、小児看護学・子どもの体と心の発達発育、コーチング、心理スキルを土台にアレンジし、分かりやすく使いやすいようにしたホームケアとしてお届けしています。

こんにちは、新谷まさこです。
子ども看護の活動をはじめて10年以上たちました。

10年もたったので、当時まだ保育園児だった次男も中3です。
なんと、受験直前です。

10年もたつと、家族の様子も、社会の様子もかわりますよね。

10年前の自分って、どうだったかなぁ?


小児救急電話相談(#8000)の相談員として保護者支援に関わり、10年をすぎました。

「子どもが急に40度の熱が出て…」
「もう3回も吐いてるし…」
「親がコロナ陽性で、受診どうしたら…」

いろんな、いろんな相談はあるけれど、10年たっても内容に大きな変化はありません。

しいて言うならば、コロナ関係とケガ関係が増えたことくらいかな。

10年たっても、変わらない子どもの不調とその不安。

そして、不安いっぱいでもなんとかしようと向き合う保護者の勇気。

慌てて動揺する。
行き詰ってしまう。

でも、どう考え何をすればいいのか腑に落ちると、自信や経験がなくても人には対応する力がうまれることを実感します。