日本の教育は、
 
子どもが小さいうちから
いろんなことをちゃんと
わからせようとする
 
そんな傾向があるように感じます。

 

 

 

 

でも、本来、

そういう能力には

どうしても個人差がありますよね。

 

 

発達の特性があるお子さんだって

一定数必ずいるわけですから・・

 

小さいうちから

いろんなことをちゃんと分かってもらおう!

 

というのは難しい話。

 

 

 

小さいうちからいろんなことを

大人のペースで分からせるのではなく

 

大切にしたいのは、

その人その人の成長のペース。

 

 

 

 

今、わからなくったって

いいんです。

 

そのうち、後から

わかってくることだって

あるから。

 

 

 

教える側は、

教えなければいけないことは伝えて、

 

さぁ、いつわかってくれるかな?

 

種から芽がでるのを待つような気持で

見守ることが必要なのではないでしょうか。

 

 

できるのは、

種まきと、定期的な水やりまで。

 

 

 

芽を出すのは、その人自身が

こういうことだったんだ!ひらめき電球って

わかったときですよねニコニコ

 

 

 

 

小林一茶の句で

 

かたつむり 

そろそろ登れ 

富士の山

 

というのがあります。

 

 

私が学んでいる

ナラティヴ・セラピーの講座や

ワークショップでは

 

必ず冒頭でこの句が紹介されます。

 

 

・それぞれのペースでの学びを大切にすること

 

・わからないことを早合点して浅い理解をするのではなく

わからないことはわからないこととしてあたためておこう

 

という理念からです。

 

 

 

この句での そろそろ は

 

ゆっくり 

 

というような意味合いだそうですよニコニコ

 

 

 

人の成長は、

本来はこれくらいのスピードで、

 

ゆっくりゆっくり

進んでいけばいいのではないでしょうか。

 

 

かたつむりは確かにゆっくりだけれど、

 

それでもちゃんと

自分のペースで進んでいけば、

富士山にだって登れる。

 

 

 

相手が大人であっても子どもであっても

人の成長を見守るときは

 

こんな気持ちを忘れずにいたい

と思っています。

 

 

 

 

わが家にも不登校の息子たちがいますが

かたつむりで進んでくれたらいいかな。

 

 

いつか自分にとっての富士山を登って

頂上で笑ってほしいなあニコニコ

 

 

かたつむりかたつむりかたつむり

 

 

 

私も、今やっと

自分の富士山を見つけました。

 

 

30過ぎてからたどり着いた遅咲きの道。

 

 

寄り道せずにやってきた仲間たちには

叶わないことはたくさんあるけれど、

 

寄り道の間に見た景色は悪いものではなかった。

 

 

 

 

 

挫折の悔しさ、

思いどおりに生きられないもどかしさ、

自分はせいぜいこんなもんなんだと諦めかけたり、

今の自分に無理やり納得しようとしたり

 

そんな時期があったからこそ

まとえる雰囲気があり、

かけられる言葉があり、

飲み込める言葉もある。

 

 

今そんなふうに感じていますニコニコ

 

 

こんな私だから、

あなたに寄り添えると思っています。

 

自分の人生も挫折の連続だったこと

今やっとの思いでここにいます。

 

子どもたちも発達の悩みや

起立性調節障害や不登校

いろいろと抱えてきました。

 

ぜひお話してみませんか?

 

 

 

 

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