こんばんわ~
笑顔を引き出す理学療法士
はるさんこと久保川温加です^^
やまちゃんの子どものためのカラダづくり講座の5日目です
講師のやまちゃん↑^^
【スポーツが上手な子でも姿勢が悪くなる理由】
「姿勢の悪い子ども」と聞くと、運動音痴、運動が苦手な子ども、運動をあまりしない子どもっていう勝手なイメージってありませんか?
実は全くそんなことはありません。
スポーツが得意な子でも姿勢が悪くなっているケースが往々にあります。
さらには、もしかしたらお子さんがやっているスポーツのせいで姿勢が悪くなっている事だってあるのです。
ではなぜ、スポーツが得意でも姿勢が悪くなるのか?
スポーツのせいで姿勢が悪くなるってどういうことなのか?
今回はそんな疑問にお答え致します。
まず姿勢には、動作パターンにおいて以下の1次姿勢、2次姿勢、3次姿勢の3つに分けられます。
1次姿勢とは、普段の日常における立位姿勢を指します。
2次姿勢とは、歩きの中での姿勢を指します。
3次姿勢とは、運動競技時における姿勢を指します。
普段の姿勢に関して言えば、一次姿勢の事になります。
何もせすただ立った状態です。
仮にスポーツが得意な子をA君とします。
A君の1次姿勢(立位姿勢)が猫背だったとして、 このA君、普段はサッカーをやっており、ポジションはゴールキーパーです。
チームは全国大会に行っているほどの強豪チームで、A君は群を抜いて運動神経が良いです。
しかし、普段の姿勢は猫背です。。。 なんか勿体無い気がしますよね。
それには理由があります。 A君は、サッカーチームのコーチから、「下のボールに対応できるように重心を引くして背中を丸めた構えを取れ」と普段から指導されています。
その指導の下、A君はコーチの指導を守り背中を丸めた構えをとってゴールキーパーの練習に励んでいます。
もうお分かりでしょうか?
A君は、競技時の姿勢(3次姿勢)が背中を丸めたいわゆる猫背の姿勢をとっており、それが日常の立位姿勢(1次姿勢)にも出てしまっているのです。
つまり、競技時の姿勢と日常生活での立った姿勢とが同じになっており、言い換えれば筋肉の使い方も同じになってしまっているのです。
そのため、スポーツが上手であっても、普段が猫背の姿勢をとってしまっています。
では、一体どうすればいいのか? この場合、コーチの指導がダメなのかと言えば、そうとは限りません。
ゴールキーパーをしていく上で本来必要な構えであるが故の指導なのですから。
そこで問題はというと、競技時の姿勢をそのまま日常にも反映してしまっていることにあります。
そのため、改善方法として日常における立位姿勢(1次姿勢)をニュートラルに整えていく事が大事になります。
このA君の場合は、背中を丸めてみぞおちが潰れている姿勢になりがちなので、みぞおちを引き上げるワークなどを普段から行うようにしていく事で1次姿勢の改善に繋がり、日常の中でもキレイに効率的に立位姿勢をとる事が出来るようになるでしょう。
詳しいワークに関しては以下を参考にしてください。
〔猫背に効果的なみぞおちワーク〕
1、両手でみぞおちを軽く押さえる
2、みぞおちを背中の方へ押しながら、力を抜いて背骨を丸める
3、みぞおちの奥にある背骨を斜め前方へ押し出しながらみぞおちを引き上げる
4、鼻から深呼吸を3回いれる 5、1〜4を5回程度行いましょう。
*ポイント:3の時に肩が上がらないように脇をしめて行いましょう。
是非「スポーツをしているのに猫背が気になる!」といったお子さんに教えてあげてください。
*この記事は「子どもの予防医学」でやまちゃんが書いた記事を引用しています
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やまちゃん、ありがとうございました^^
猫背ではない子どもを探すほうが大変に感じるのは
私だけでしょうか・・・
今日まで5日間ワークをお届けしてきましたが
そもそも筋肉が発達していない子どもが
このワークだけをやってもなぁ~・・・
と思っているのが私の本音です
乳幼児期にどれだけカラダを使って全力で遊び倒したか
ここがあって
この体軸ワークで整えていけたら最強だろーーー
とつくづく思います^^
小学生以降のお子さんのママはこちらのイベント必見です♡
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明日もお届けしますね^^
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