川越style「LIGHT IT UP BLUE 川越 in 最明寺」自閉症啓・障害啓発週間 | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

「川越を青く染める」

毎年4月2日は世界自閉症啓発デー、4月2日~8日は発達障害啓発週間。

お寺からかつてない「青」を発信する。

 

2019年4月2日~8日に最明寺で開催されたのが、「LIGHT IT UP BLUE 川越 in 最明寺」。

主催:LIGHT IT UP BLUE 川越 in 最明寺

後援:川越市

「瑶光山 最明寺(さいみょうじ)」
〒350-1104 埼玉県川越市小ケ谷61(川越水上公園に隣接)
TEL 049-242-3921
E-mail:remoni1718@gmail.com
HP:
https://www.saimyouzi.com/
Facebook:
https://www.facebook.com/saimyouzi.jp/

Instagram:

https://www.instagram.com/saimyouji/

Twitter:

https://twitter.com/saimyou_kun

 

『毎年4月2日は国連が定めた世界自閉症啓発デー、そして毎年4月2日から4月8日は発達障害啓発週間。

期間中の一週間は、世界中の多くの観光施設・名所が青に輝き啓発活動を行います。

青は「癒し・希望・平和」を表す色。青い光を通じて、多くの人に自閉症・発達障害の方々が抱える問題を知ってもらい、より良い住みやすい社会をつくる目的があります。

2019年の今年は、「LIGHT IT UP BLUE 川越」が立ち上がり、川越が青く染まります。

最明寺では埼玉県出身のアーティストたちが本堂でチャリティーライブを開催することになりました。

このライブでの収益の一部は、自閉症・発達障害を支援する団体へ寄付致します。

その他、たくさんの魅力的なイベントをご用意しております。』

 

本堂をブルーに照らすことに留まらず、さらに大きく発信していこうとイベント化したのが、「LIGHT IT UP BLUE 川越 in 最明寺」。

一週間にわたる期間、様々な催しを通して「青」を発信しました。

■4月2日~8日は本堂を青く染める「ライトアップ」

■4月2日~8日は「障害者アートの青い展覧会」(NPO法人あいアイ)

■4月6日(土)「最明寺ヨガ&座禅」17:00~19:00

■4月7日(日)「最明寺チャリティーライブ」

・多国籍バンドNuevo Color 15:00~15:45

・お掃除ユニット川越CLEAR´S with みほとけ 16:30~17:30

・サスケ 18:30~19:30

 

また、2019年4月6日にはウニクス川越・ウェスタ川越で、Light it up blue 川越実行委員会とNPO法人チューリップ元気の会主催による、​「Light it up blue 川越」が開催されたことは伝えました。

(川越style「世界自閉症啓発デー Light it up blue 川越」ウニクス川越

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262975510.html

 

ウニクス川越・ウェスタ川越の​「Light it up blue 川越」と最明寺の「LIGHT IT UP BLUE 川越 in 最明寺」は、くしくも共に2017年に始まったもので、もともとは別個で独自に開催していたものでした。同じ川越市内で主旨を同じくする啓発イベントを展開している両者、今回から初連携して合同開催としてお互いに青を発信して街を青に染めました。ちなみに、両者を繋いでだ発端は川越STYLEです。

今年からの特徴・動きとして、

■ウニクス川越・ウェスタ川越の​「Light it up blue 川越」

■最明寺の「LIGHT IT UP BLUE 川越 in 最明寺」

という二つのイベントが連携した合同開催が大きな特徴でした。

その形の中で、お互いが趣向を凝らし、​「Light it up blue 川越」はあおいろウォーキング、特別基調講演、ブルーライトアップ写真撮影など、「LIGHT IT UP BLUE 川越 in 最明寺」はライトアップ、障害者アートの青い展覧会、ヨガ&座禅、チャリティーライブと、青を発信。

 

世界自閉症啓発デー、発達障害啓発週間のブルーライトアップ施設は、北は北海道、南は沖縄まで全国の主要施設が参加、青く照らされます。
「LIGHT IT UP BLUE」
https://happyautism.wixsite.com/liubj

埼玉県内も名乗りをあげる施設が年々増え、埼玉県が把握して発信しているもので7ヵ所に及ぶ。そのうち2ヵ所が川越です。ウニクス川越と最明寺。

「ブルーライトアップを行う県内施設やオブジェ」

http://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2018/0326-03.html?fbclid=IwAR1bzM_p5QWA_uojqBi-GDA6A9QjoIvX023f83lOVOdmXTng8XTsOHxplIo
(1)埼玉会館(浦和区)(4月2日(火曜日)~8日(月曜日))
※DOCOMOMO Japanによる「日本におけるモダン・ムーブメントの建築216選」に新規認定された歴史的文化的価値のある埼玉会館全体をブルーにライトアップ。(日没~22時00分)
(実施主体:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団・埼玉会館)
(2)大宮ソニックシティビル(大宮駅西口)(4月7日(日曜日))
※本県のシンボル的施設である大宮ソニックシティビルの駅に面する東側壁面をブルーにライトアップ。(19時00分~22時00分)
(実施主体:大宮ソニックシティ株式会社)
(3)高麗郷古民家(こまごうこみんか)(日高市、国登録有形文化財)(3月31日(日曜日))
※高麗郷古民家(旧新井家住宅)をブルーライトアップ(18時30分~20時00分)。同時にステージ発表、アート展等のイベントも開催(14時00分~18時00分)
(実施主体:ライト・イット・アップ・ブルー日高実行委員会  お問い合わせ先  田中悠子様  080-4005-8676)
(4)YS-11(所沢市  航空公園駅東口駅前広場)(4月6日(土曜日))
※航空公園駅前に保存されている日本初の国産旅客機YS-11をブルーライトアップ(17時55分~20時00分)。同時に、駅前広場では、歌やダンスのイベントも開催(16時10分~19時40分)。(雨天の場合は、ライトアップのみ実施。)
(実施主体:ライト・イット・アップ・ブルー所沢実行委員会
(5)ウエスタ川越、ウニクス川越及びにぎわい広場(川越駅西口)(4月6日(土曜日))
※ウエスタ川越、ウニクス川越及びにぎわい広場をライトアップ(18時30分~19時30分点灯)。同時にイベント(10時00分~15時00分)や講演会(14時00分~16時00分)も開催。
(実施主体:ライト・イット・アップ・ブルー川越実行委員会
(6)最明寺(川越水上公園隣)(4月2日(火曜日)~8日(月曜日))
※本堂をライトアップ(毎日17時00分~22時00分)、青をテーマにした障害者アート展覧会(毎日10時00分-22時00分)、ヨガ・坐禅体験(4月6日 17時00分-19時00分)、チャリティーライブ(4月7日 15時00分~19時30分)
(実施主体:ライト・イット・アップ・ブルー川越in最明寺実行委員会
(7)カリヨンの樹(さいたま新都心駅西口  小児医療センター前広場)(4月2日(火曜日)~8日(月曜日))
※旧埼玉県立小児医療センター(岩槻区)の屋外に設置され、長年患者の子供達を励まし、親しまれてきたカリヨン(鐘)と、現在の病院の建物のコンセプトである「新都心に立つ大きな樹」の双方を具現化した「カリヨンの樹」をライトアップ(日没~21時00分)。
(実施主体:埼玉県立小児医療センター)

 

また、「LIGHT IT UP BLUE 川越 in 最明寺」において今回初の催し、

■4月2日~8日は「障害者アートの青い展覧会」(NPO法人あいアイ)

についても、最明寺の千田副住職からの依頼で、川越STYLEが最明寺とNPO法人あいアイを繋いだことから実現したものという舞台裏がありました。

川越の郭町にあるNPO法人あいアイは、障害者の創作活動を支援・展開している団体です。

「NPO法人あいアイ美術館」

http://www.aiai-art.jp/

(最明寺千田副住職とNPO法人あいアイ粟田代表による打ち合わせ)

その後、あいアイは画伯たちが最明寺を訪れ、本堂内で絵の制作をするという展開に。

この日に描いた作品も、4月2日~8日の発達障害啓発週間に展示しようとしていました。

一体、どんな力作が出来上がるでしょう。

(あいアイの画伯たちが最明寺本堂内で絵の制作)

 

「最明寺」は、川越水上公園のすぐ隣にあるお寺で、地域に親しまれながら、お寺という枠に捉われない活動を展開していることでも知られる。

最明寺の多岐にわたる活動については以前配信しました。

(川越style「最明寺(さいみょうじ)」地域に根付き地域に開かれたお寺 川越水上公園隣り

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12052482340.html

 

最明寺の疾走は留まることを知らず、「最明寺アートプロジェクト」の新シリーズを発表。

最明寺のアートプロジェクトは、「お寺からアートを通じて地域を元気にしたい」とするプロジェクト。

第一弾は、川越に住むアーティスト、YOHAKUさんによる最明寺の「襖絵」制作。

今、国内外から注目されているYOHAKUさんは若い世代を中心にInstagramで絶大な支持を集めているアーティストです。
YOHAKU氏の描く「和の妖怪」と独特のキャラクターは、何処か人を笑わせる不思議な魅力を持っている。オーストラリアで絵の勉強をし、今は地元川越から活動をしています。
元々、本人は仏教にも深い関心を持っており、仏陀や龍の絵もInstagramに投稿していたことから、今回最明寺に作品を提供してもらう運びとなりました。



龍の背に乗るお釈迦様とそれを囲う可愛い妖怪たち。
お寺に合う絵と言えば「龍」や「達磨大師」の絵がよく見られます。また、言葉で言い表せることを超越した世界「曼荼羅」も数多く見受けられます。
「ただ、これからの時代に向けては若い世代から好まれる、このような仏教に関する『現代アート』がお寺にあっても良いんじゃないかと私は考えます。お寺離れが進む現代社会において、それは若い人や女性に向けての仏教への入門に繋がるかもしれません」。

最明寺は、お寺を通じて日本のアートを盛り上げていきたいと思っている。なぜなら絵や音楽、その他多くの芸術作品には言葉を超えて、文化を超えて、国籍を超えて、人を楽しませる要素があります。暗いニュースが続く昨今だからこそ、そのようなポジティヴな要素が今必要とされているのではないか」。

 

そして、最明寺アートプロジェクト第2弾with 岡部剛。

新作が、可愛い「顔出し看板」。

第一弾のYOHAKUさんの妖怪襖に続き、今回は川越が誇るアーティスト・岡部剛さんが最明寺の顔出しパネルが完成しました。

何でこれを作ろうかと思ったのか。

それは、「お寺にお墓詣りに来る子ども達にお寺にもっと興味を持ってもらいたいとの想いから」。

 

多岐にわたる展開の中でも、千田副住職が特別な想いを抱いて開催しているのが、「LIGHT IT UP BLUE 川越 in 最明寺」。

世界自閉症啓発デーである4月2日に本堂のブルーライトアップがスタートしました。

ブルーライトアップは、4月2日~8日の期間中、毎日17:00より22:00まで行われました。
同時に、4月2日からNPO法人あいアイの画伯たちによる100点を超える「障害者アートの青い展覧会」がスタート。10:00-22:00 入場無料

青の力作とブルーライトアップとの相乗効果で、かつてない青を発信しました。


青く光る本堂の中が青い作品で埋め尽くされました。

 

そして、毎日の点灯で啓発を行いながら、週末の4月6日(土)と4月7日(日)は本堂を開放して、様々なチャリティーイベントを開催。
4月6日は、上記、ウニクス川越・ウェスタ川越で「Light it up blue 川越」が開催された夜、最明寺の方では青く光る本堂の中で坐禅とヨガが開催されました。


日時:平成31年4月6日
時間:午後5~7時(ヨガ・坐禅の順番)
場所:最明寺・本堂
費用:3500円
持ち物:動きやすい服装、汗拭きタオル(更衣室あります)
※ヨガマットはお寺にもあります(持参可)
※このイベントの収益の一部は自閉症・発達障害支援団体へ寄付いたします。

座禅・ヨガ参加者には、川越の和菓子店「彩乃菓」さんが特別に開発した、ブルーベリーの「青い饅頭」がプレゼントされました。

最明寺のマスコットキャラクター・さいみょうくんの焼印入りというスペシャル版です。

(最明寺×彩乃菓、ブルーベリースペシャル饅頭)

 

そして、「LIGHT IT UP BLUE 川越 in 最明寺」の一番の目玉として開催されたのが、

■4月7日(日)「最明寺チャリティーライブ」。
この日、境内では川越の花屋ウラニワフラワーさんが出店。

さらに、4月8日はお釈迦様の誕生日・花祭りということで、最明寺では4月7日に限定30食で精進カレーを提供しました。
お釈迦様はインド生まれのインド人。インドを象徴するカレーを食べて、仏教誕生の日を祝いましょうという試みです。
カレーを作ったのは、仏像に一番近いアイドルとして名を馳せる、「みほとけ」さん。

肉を使わない最明寺特製カレーは人気を博しました。


本堂内で行われたチャリティーライブには3組のアーティストが登場。

・多国籍バンドNuevo Color 15:00~15:45

多国籍楽器バンド「Nuevo color」がジャンルも国籍も超えた新しい音楽をお届けします。和太鼓・サックス・フルートの演奏に加え、パラグアイ人のアルパ、アメリカ人のピアノで構成される新時代のバンドです。 

・お掃除ユニット川越CLEAR´S with みほとけ 16:30~17:30

川越のご当地アイドル・川越クリアーズが青い衣装を身に纏い、仏像に一番近いアイドル・みほとけと一日限定のコラボライブ。

・サスケ 18:30~19:30

「青い本堂」の中でサスケ「青いベンチ」単独ライブ 毛呂山町出身の伝説のバンド・サスケがやってきます。

 

「最明寺チャリティーライブ」

・多国籍バンドNuevo Color 15:00~15:45

 

・お掃除ユニット川越CLEAR´S with みほとけ 16:30~17:30

 

・サスケ 18:30~19:30

青い本堂で青いベンチを熱唱。
千田副住職「『青いベンチ』がリリースされた時、私は高校生。そう正にドンピシャ世代なのです。自分がMDで聞いていたメジャーバンドが、自分の家で演奏してるというのは何か不思議な感じがしました。
今日はサスケがデビューしてちょうど15年目の日です。そんな日に青いお寺から青いベンチを唄う依頼が来たのは偶然とは思えないと両者盛り上がりました」。

 

川越が青く染まった日。音楽とアートで紡いだ支援の輪。
一週間にわたる、「Light It Up Blue 川越 in 最明寺」が無事に終了。
今年の募金は、63,029円となりました。
半分をNPO法人あいアイに、半分をLight It Up Blue 川越 実行委員会に寄附
一週間の延べ来場者数は568人となりました。

 

地域に密着し、地域に開かれ、地域と共に歩む寺院として、最明寺の活動はこれからも広がっていきます。

 

「瑶光山 最明寺(さいみょうじ)」
〒350-1104 埼玉県川越市小ケ谷61(川越水上公園に隣接)
TEL 049-242-3921
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