川越style「お寺で朝yoga」×「坐禅会」最明寺とAgosto緑さんのコラボイベント | 「川越STYLE」

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「ヨガは単にポーズをとるエクササイズではありません。
ヨガは、ひとりひとりにやさしく寄り添う、
生き方のガイドラインのようなもの。
体調が悪い時には、
体調が回復するように
気持ちが凹んだ時には、
気持ちが前向きになれるような
悩みや迷いがある時には、
何かに気付くことができるような
そんな
自分のための時間を持つことがヨガなのです。」

 

ついに、というかようやく、yogaの本質が川越で広がっていきそうな予感に溢れています。

 

川越で初の試みとなる二つのコラボレーション、「お寺で朝yoga」×「坐禅会」。

 

川越水上公園近くにある最明寺の本堂には、10時前から続々と参加者が集まってきました。



朝yogaを担当するのは、蓮馨寺向かいにある古本カフェ「Agosto」の緑さん。

 

「古本カフェAgosto http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12012484930.html
実は最明寺でのyogaは今回で二回目、先月行われた第一回は夜の本堂での夜yogaで、
次回は朝の気持ちいい時間に開催してみようと第二回は朝yogaに決まりました。
集まっていたのは、緑さんが普段中央公民館で開講しているyoga教室「Love Life Yoga」の生徒に、

今回初めてyoga教室に参加した人、

さらにこの日生まれて初めてyogaを体験するという方も含めて10人以上の方が集まっていました。
緑さんのLove Life Yogaは、毎週中央公民館で開催していて、直近の予定だと、
□7/28(Tue) 19:30~21:00 川越市中央公民館 和室
□8/11(Tue) 19:30~21:00  川越市  ウエスタ川越 和室(1階 南公民館)
□8/18(Tue) 19:30~21:00  川越市中央公民館 和室
□8/25(Tue) 19:30~21:00  川越市中央公民館 和室

『ご自身の都合に合った日程のレッスンがありましたら、
直接レッスンにお越し下さい。
予約や事前のお問い合わせはいりません。
自由に楽しめるレッスンです。

グループレッスンはオールレベルです。
初心者の方から慣れてきた方まで、年齢や性別も関係なく参加できます。
参加費は¥1000。
ヨガマット、バスタオル、飲み物をご持参ください。
ヨガマットをお持ちではない方や、出先からの参加で持参できない方は

前日までに御連絡いただければヨガマットを¥200で貸し出しできます。』

とのことです。

「Love Life Yoga http://monieluwak.wix.com/love-life-yoga

 

ちなみに、7月12日の「川越Farmer'sMarket」でも、

 

マーケットスタート前の10時から30分間、蓮馨寺の木々の下で朝yogaの講師を担当していただきました。

 

「川越Farmer'sMarket http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12050052825.html
対して最明寺は、今から750年前に建てられたお寺で、天台宗に属し本山は比叡山延暦寺。
最明寺の千田さんは、昨年まで延暦寺で修行していて、

今年川越に帰ってきてお寺の副住職に就いています。

現住職が川越市仏教会会長を務めていて、副住職の千田さんで55代目となる由緒あるお寺です。
Agostoの緑さんがyogaインストラクターだという話しに、

「ぜひ一緒にイベントができたらいいですね」と意気投合し、

朝yogaにプラスして、お寺ならではの体験として坐禅会を開こうと、今回のコラボが実現しました。
最明寺さんの計らいで、本堂、というお寺で最も神聖な場所で、

先月の夜yogaから引き続きyogaを開講。
阿弥陀如来が祀られている本堂は、

阿弥陀様のお部屋だと考えられているお寺にとって特別な場所。
一般の人がお寺の本堂に足を踏み入れるのはなかなかできないことですが、
しかし最明寺の千田さんは、

「神聖な場所だからこそ、一般の人に開放して触れてもらいたい」という思いを持っている。
比叡山から川越に帰って来てから、様々な新しいことに取り組み始めている最明寺です。

10時から12時まで2時間ほどのイベントの内容は、

前半坐禅会、後半yogaという構成になっていました。
坐禅の前には、阿弥陀様のお部屋を借りていることに感謝を捧げる意味も含めて、
まずはお経をみんなで唱えることから始まります。


坐禅、という言葉は目にしたり様子を耳にしたりしたことがあっても、

実際にお寺の坐禅会に参加したことがあるという方は少ないのではないでしょうか。
川越で坐禅の指導をしているお寺は少なく、馴染みが薄いものかもしれません。
坐禅はその文字の通り、坐る禅と書く禅の一種であり、心を落ち着かせるという狙いがあり、
一説には、お釈迦様が悟りを開いた際に坐禅を組んでいたことから坐禅が始まったとされています。
坐禅は、曹洞宗、臨済宗、その宗派によって種類は変わりますが、

比叡山の天台宗の坐禅は最もオーソドックスでやりやすいものとされています。
坐禅にはいくつかの作法があるので、千田さんから詳しい話しが語られます。
坐禅は初めてという参加者が多く、興味津々の様子。

坐禅用の丸い座布団、「坐蒲(ざふ)」をお尻に敷いて座る。
本来は両足を両腿に乗せるのが坐禅の形ですが、

「今回は片足だけを乗せる組む半跏趺坐(はんかふざ)をやってみましょう」と

参加者一同坐禅に取り組みます。
そして手の組み方は、足の上に置いて両手の親指を自然に合わせる形「定印(じょういん)」。
眼は半分だけ開く「半眼(はんがん)」で1メートル先を見ます。
坐禅中は 雑念を振り払い無心になるために、
心の中で数字を1から数えていき100まできたら、また1から数えていく「数息観(すそくかん)」を行います。

そして30分ほどの坐禅中は、

千田さんが参加者一人一人に雑念を振り払い集中するために行う

禅定(ぜんじょう)の作法も事前にレクチャーしてくれました。

首の運動をしてから、いよいよ坐禅会がスタート。

 

坐禅中は、無心になるまで周りのことや小さい音などに気がとられますが、

 

だんだんと集中が深くなってくるとゆったりした心持ちになって、

周りの事が全く気にならなくなっていきます。

周りの世界が遠くなっていき、そうなってくると気持ちよくなってくる。

座布団があることで足が痺れることもなく、

ただ座っているだけのはずなのに、体の中が温かく活性化していくような感覚になりました。

そして頭がすっきりしてきて、このままずっと浸っていたくなるような感覚に。

もう長い時間に坐禅しているような気でいたら、

千田さんの合図で坐禅終了、わずか30分弱とは思えない濃密な時間を体験しました。

参加者も、坐禅を始まる前と後とでは表情が違って、

「なんだかすっきりした」と話していました。

普段では味わえないゆったりとした世界に身を浸し、心も体も癒されるようです。

忙しい日常を送っている人ほど、坐禅の効用は大きくなるのかもしれません。


休憩を挟んだ後に、緑さんの朝yogaへ。

yogaに参加すること自体初めて、という方も多かったので、

緑さんからyogaの簡単なお話しがありました。一同を見回し、優しく語りかけるように話す緑さん。

「yogaは、ダイエットのため、女性がやるもの、体が硬いとできない、

病気や怪我をしていたらやってはいけないなど、日本ではスポーツのようなイメージがあると思いますが、

本来のyogaは心を健康にするもの。

心の持ち方によってストレスをなくしていく、自分自身を大切にする、

そうして自分が接している人たちとの時間や行いをより楽しんでいくためのものです。

そのためにまず、自分を整えることが始めましょうというのがyogaなんです。

自分自身と対話してください。

一つ一つのポーズや呼吸の時に、

『なんだか苦しい』『痺れてきた』とか思うことが出てくると思いますが、

自分がすべきことは自分の体が教えてくれるので、この声に耳を傾けましょう」

 

yogaの内容は瞑想、呼吸法、ポーズという流れで進みますが、

 

今回はすでに参加者は坐禅を体験しているので、呼吸法の練習から始まりました。

yogaにはいろんな呼吸法がある中で、今回練習するのは鼻で音を立てる「ウジャイ呼吸法」というもの。

ゆったりとした音楽が本堂に流れながら、緑さんが呼吸法を指導していきます。

「ゆっくり吸って、吐いて、自分のペースでいいですからね。繰り返していきましょう」

呼吸が整ってくると気持ちが落ち着いてくる。

緑さんが一人一人を回って、呼吸法を確認していきます。

「うん、いい音ですね」

「もっと強く音を出してみましょう」

 

yogaはレッスンしている時がyogaでなく、

 

普段の生活にyogaを役立てて欲しい、と緑さんは話し、

「日常でイライラすることがあった時に、一瞬でいいからこの呼吸法をやってみてください」

と話していました。。

始めにやった坐禅だけでもリラックスできましたが、

この呼吸法も合わせると、さらに心が落ち着く効果が得られそう。

「それでは続いて、この呼吸法を使って、アーサナ、ポーズの練習をしていきたいと思います。

途中水を飲んだり、タオルで拭いたり、それぞれ自由にしてくださいね」

まずはマットの上に土下座するようなポーズ、チャイルドポーズを。

「先ほどの呼吸法してますか?ここから四つんばいの姿勢になっていきます。

全ての動きは自分が心地よいと思うゆっくりした速度で大丈夫ですからね」

ここから腰を丸めたり、反らせたり、と流れるようにポーズが続いていく。

緑さんは絶え間なく語りかけます。
「自分の呼吸に合わせて、猫のポーズ、ダウンキャット、アッパーキャットをゆっくり繰り返していきます。

自分が楽になれる呼吸は吸う呼吸なのか、吐く呼吸なのか、体が教えてくれます」

 

両膝を立てて、かかとをしっかりマットにつける。そこから、犬のポーズや前屈のポーズへ。

 

「苦しくないですか?水も飲んでいいですからね。

背中をぐっと伸ばして、そうそう、凄い綺麗!そういうこと!」

一人一人のポーズを確かめて回る。

「ここからゆっくりと前屈のポーズへいきましょう」

ゆったりとしたポーズが続いているのに、じんわりと汗ばんでくる。

「辛くなったらポーズ緩めていいですよ」

戦士のポーズは勇敢な形、そして三角のポーズなど、だんだんと全身を使ったポーズになっていきます。

「背中を伸ばして天井を見てみましょう。呼吸はしっかりしてるかな??しっとりゆっくり呼吸しましょう」

その後マットに横になり、座居。
「笑顔でね。苦しい顔してないかな?自分が笑顔になれるポーズでいいですからね」
踵でマットをしっかり押して、腰が一番高い位置に。ここで呼吸を繰り返す。


「満月を過ぎて下弦の月になりました。ここから体がどんどん浄化されていきます。

体をグーっと絞るようにして抱きしめ、要らないものを外に出すようにしましょう」
そして、手を離してお尻や背中をゆっくり床の上に戻していく。
最後に、

「自分自身をぎゅうっとしっかり抱き締めてあげてください。

膝もくるぶしもふくらはぎも抱き締めます。
そして力をゆっくり抜いて、両手両足ほどいて小さな大の字になりましょう」
レッスンの最後の5分間はご褒美のように横になり、生まれ変わるようなイメージで時間に浸りました。

終わるとみんなスポーツした後のように汗ばんでいた。

「今日はyogaの代表的なポーズをやったので、気に入ったものがあったら

家に帰ってから一日一ポーズでも寝る前や朝起きた時にやってみてください」
最明寺の千田さんからも、
「緑さんとのコラボは今回で2回目ですが、これからも定期的に行っていきたいので、

ぜひまたご参加ください」との挨拶があり、「お寺で朝yoga」×「坐禅会」終了となりました。


最明寺は、川越水上公園入口近くにあるお寺で、
周辺は昔から変わらないのどかな風景が広がります。
水上公園内の自然もいいですが、実は水上公園周辺の

田んぼがあり、古い建物が残りという川越の素の風景がまたいいのです。
最明寺は、そういう場所で750年間川越を見てきました。


 


最明寺は革新的なお寺で、こういうお寺が川越にあったのかと驚くことが多い。
千田さんが比叡山から今年川越に帰ってきたところから、矢継ぎ早に新しいことに取り組み始めていて、
お寺でこんな活発な動きがあること自体がまず珍しいこと。
「お寺を一般の人にとって身近な場所として気軽に来てもらいたい」
と例えば消しゴムはんこ仏師の「にっひ」さんとコラボして、グッズを制作してもらったことも最近の動き。


 

そして千田さんは、以前から川越Farmer'sMarketにとても興味があったと話し、共感してくれ、

 

朝yogaの後にFarmer'sMarketのお話しをじっくりさせていただきました。

実は千田さんは出店Farmerの一人、利根川さんとは知り合いで、

二人は川越青年会議所に所属している共通項がある。

川越運動公園で5月に開催された青年会議所主催のイベントにも運営として参加していたそうです。

お寺の方が青年会議所に参加しているという話しに驚きますが、

お寺の枠に留まらず、川越のまちづくりの意欲が高い千田さん。

「Farmer'sMarketは都内でよく開かれていますが、川越でもついに始まったんですね」

とFarmer'sMarketに非常に強い関心を寄せてくれる千田さん。
千田さんも都内のお寺で開催しているFarmer'sMarketを手伝っていたこともあり、

いつか川越でやりたいと思っていたのだそう。
「Farmer'sMarketのようなイベントは大好きです」と話し、
ぜひお手伝いしたいとのことで、川越Farmer'sMarketのスタッフに加わってもらうことになりました。

もともと、お寺の方にしては意外にも?千田さんは、カフェ店や雑貨屋巡りなどが大好きだと言い、
Agostoには始め、お客さんとして行っていた時に

「うちでyogaやりませんか?」と話しが繋がっていったんだそう。
Agostoの向かいにある「1g」も千田さんのお気に入りのお店。

川越style

「1g 量りしれない1グラム http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11711853335.html

 

そしてお花屋さんで好きだというのが、「Nest」さん。
今最明寺で法事やお墓参りで用意している花はNestのもので、毎週届けてもらっているそう。
「彼のセンスが好きで、花をお願いしているんです」
こういう変化も、千田さんが川越に帰ってきて副住職となって始めたこと。

 

 

 

「fiore-Nest 物語の世界に入り込んだような http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12014528939.html


朝yogaが始まったのも、千田さんの新しいことやろうとする感性があったからこそ。
最明寺では今まで年一回主に檀家向けのイベントとして落語会などを開いてきましたが、
(今年は10月18日に「つゆのまるこ」さんの落語会を開催)
千田さんがこれから考える最明寺は、

一般の人が気軽に参加できるイベントをどんどん開催していきたいと話す。

 

今後の予定としては、2015年8月23日(日)に最明寺の「本堂内」で音楽LIVEを予定。

 

ライアーを演奏する演奏家などがやって来るそう。

そのLIVEでは参加者に浴衣を着てもらいたい、と
蓮馨寺近くにある「きものや沙羅」さんと連携して着物を借りて、

参加者に着てもらって音楽を聞いてもらおうとしています。

そのような今までのお寺の固定概念に捉われない千田さんの発想はさらに広がり、
これからは、神前結婚ならぬ

「仏前結婚(ぶつぜんけっこん)」を川越で広めていきたい、という思いも抱いています。
境内通路を歩いてもらい、本堂内で式を挙げる。
都内では仏前結婚は始まっていますが、埼玉ではまだ例の少ない仏前結婚が
川越から広がっていったら画期的なこと。

朝yogaは月に一度のペースで開いていきたいと話し、
次回は9月に開催予定となっています。(8月はお寺が超繁忙期のためお休み)
詳しい情報はサイトに載ると思いますので、チェックしてみてください。

 

「Love Life Yoga」

 

http://monieluwak.wix.com/love-life-yoga

 

「最明寺」

 

http://saimyouzi.com/


 

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