川越style「ちゃぶだい」ゲストハウス、カフェ・バー『つながる・たのしむ・ひろがる』 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

旅人と地元の人が交差する町宿。

そこは暮らしの場でもあり、町宿の未来は街の未来と直結しているのだ。

旅という非日常と暮らしという日常の境界線が薄く、旅をするように暮らし、暮らしの中に旅のような非日常が入ってきたりする、そんな場所が川越はもっと楽しくさせる。

川越に誕生したゲストハウス、カフェ・バーの「ちゃぶだい」。

 

ちゃぶだいがあるのは、川越市三久保町。川越街道の川越Rotom・コインパーキングのT字路から中央公民館に進む道沿い右手にあります。

川越まつりで三久保町の町内会所に使われてきた建物。

一番街や大正浪漫夢通り、蓮馨寺、喜多院などへアクセスしやすく、市中心部の名所とのバランス良い位置にあるのが特徴。

一日川越で楽しみ尽くしてちゃぶだいに宿泊、カフェ・バーでひと息なんていう過ごし方もできる。

地域の人と外からやって来る人が交わるコミュニティにもなっている場です。

「ちゃぶだい Guesthouse,Cafe&Bar」

川越市三久保町1-14

049-214-1617

◇カフェ
11:00-16:00(平日)
11:00-17:00(土日祝)
◇バー
月・火・金曜日 18:00-22:00 (21:45LO)

土曜日17:00-22:00 (21:45LO)

水曜日休み
info@chabudai-kawagoe.com

HP:

https://chabudai-kawagoe.com/

Facebook:
https://www.facebook.com/chabudaikawagoe/

Blog:
http://chabudaikawagoe.hatenablog.com/
Instagram:

https://www.instagram.com/chabudai_guesthouse/
 

ちゃぶだいは、カフェ・バーであり、宿泊できるゲストハウス。

築100年以上の木造2階建ての建物をリノベーションし、各部屋を二段ベッドの相部屋や宿泊用和室に改装し、泊まることができる。廊下や壁、室内窓、障子、欄間、外壁の格子などはそのまま生かした。
玄関は土間に8畳の上がりと、木枠にガラス張りの古い電話ボックスを残し、カウンターを新設。奥の8畳間は宿泊者用の居間として直径130センチのちゃぶ台を置いています。

知らない人同士が囲んで語り合う。店名を象徴する場所でもある。

建物の裏側に回れば、池や稲荷神社もあり、ウッドデッキや眼鏡工房、野菜を作っていこうとする畑もあります。

さらに、毎年10月の川越まつりの際には、町内である三久保町の祭りの「会所」として使われ、町の人々の記憶の場を内包したゲストハウス。

「ちゃぶだい」のコンセプトは、
・出会いの場
・地元の人が伝える川越の魅力
・色々な人の日常に触れる、暮らしような旅
3つを掲げるゲストハウスで、街に溶け込みながら街の人が集う場であり、街の人と外から来る人の交流の場で、さらに言うなら、ここから何かを生み出そうとする街の発信拠点でありたい考えている。
 

「つながる・たのしむ・ひろがる」
『蔵造りの街並みが有名な埼玉県川越市の三久保町にあるゲストハウスちゃぶだい。 築100年を超える古民家をみんなで改修して、ちゃぶ台を囲んで人々が集い語らう場所が出来上がりました。 
旅人、ご近所、街行く人、街に点在する素敵なお店、受け継がれてく歴史と伝統、 習慣。 様々なヒトとモノとコトが繋がっていく空間を目指します。
街の玄関口として旅人を受け入れ、
街を楽しんで頂けるようにちゃぶだいだけに留まらない街の宿として機能していこうと思います。
ちゃぶだいのダイニングは街のすべての飲食店、お風呂は銭湯、テレビは映画館、縁側は寺社などなど。朝は近くのカフェへ、昼は街の定食屋さん。路地裏の雑貨屋さんを見ながら散歩して、午後はのんびり映画鑑賞。銭湯で汗を流して、夜は近くの居酒屋で一杯飲んで、宿に戻って他のゲストと旅を語らう。
街全体を宿と見立て、街を楽しみ尽くす。
そんな宿を目指します。』

 

まずは、ちゃぶだいのカフェ。通常のカフェ・バーとして誰でも入ることができます。
前面の土間をカフェラウンジとして開放し、昼はサンドイッチを中心として、地域の旬なものを大事にしたテイクアウトメニューを提供。
小上がりや土間、庭のウッドデッキで食べることも可能です。
夜はシンプルなスタイルのバーラウンジに。

居心地も良い雰囲気は、古民家カフェとしても支持されているちゃぶだい。

カフェのサンドは定期的に内容が変わり、行くたびごとに期待が膨らむ。

内容は・・・行ってからのお楽しみに。

それにスープやチャイ、焼き菓子、珈琲などのドリンクの美味しさも見逃せません。



 

さらに、ハーフイズのサンドイッチが詰まったちゃぶだいのサンドイッチのボックスも用意。
お土産やピクニック、パーティーなどに重宝するはず。事前にご予約いただくとお渡しがスムーズ。
また、ちゃぶだいバーでは、特製燻製おつまみ・料理、生ビール、日本酒、ワイン(赤・白)、ハイボールといったアルコールに、ソフトドリンクを提供しています。

 

ちゃぶだいでは、ちゃぶだい施設内を会場に主催イベントも積極的に行っており、映画上映会、ちゃぶだい百貨店などを行っている。ちゃぶだい百貨店は、フード・クラフト・リラクゼーション・ワークショップといった魅力が詰まったイベント。

今後も様々なイベントが開催されていくでしょう。

 

ちゃぶだいの宿泊について。

ちゃぶだいでは、男⼥混合ドミトリーと⼥性専⽤ドミトリー、個室の用意をしています。
また、シャワー、トイレ、洗⾯所、キッチンといった⽔回りは共⽤となります。
23時以降は完全消灯としています。
■男⼥混合ドミトリー(8名):3400円


『⼀階に位置する⼤部屋です。⼿元灯、コンセントとUSBソケットが各ベッド毎に設置されています。
また、ノートパソコン(13インチ程度)が⼊るサイズのセキュリティボックスが付随しております。
灯り取りの天窓と庭から差し込む陽の光を楽しみながらゆっくりと過ごして頂けます。』

■⼥性専⽤ドミトリー(4名):3500円、

『⼆階の奥にあるお部屋です。⼿元灯、コンセントとUSBソケットが各ベッド毎に設置されています。
⼤きな飾り窓と⼩さなバルコニー、楕円のちゃぶ台などがあり、お部屋の中でもくつろいで頂けます。
※⼥性専⽤ドミトリーはご家族やグループ等での貸切も可能ですので、ご相談ください。』

■個室(1-3名):一名6500円、二名8500円、三名10000円です。


『個室は⼆階に位置する和室になります。お布団を敷いてお休み頂きます。
床の間や格⼦付きの窓、歴史ある装飾と梁まで⾒れる⾼い天井など、開放感と温もりを感じて頂けます。』

◆設備
シャワールーム
洋式トイレ
洗⾯所
ゲスト⽤キッチン(IHコンロ/湯沸かし/電⼦レンジ/冷蔵庫)
洗濯機(1回100円)
WiFi完備
◆備品
ドライヤー
⽿栓
綿棒
◆レンタル
ハンドタオル
バスタオル
◇ご予約について
ご予約はメールもしくは、お電話にてご連絡ください。
当⽇、前⽇のご予約はお電話でお願い致します。
3ヶ⽉先までのご予約が可能です。2週間以上の連泊、5名以上のグループでのご宿泊の際はご相談ください。

ちゃぶだいが目指すのは、宿泊施設に留まらない、コミュニティ作り。

まず、宿泊施設自体は、計画中の施設含めて川越の宿泊施設は飛躍的に増えています。2020年東京オリンピックを見据えての動きに、外国人観光客の増加も後押しする。

活発な街の動きと、同じカテゴリーで似ているようで実は異にしているのが、ゲストハウス「ちゃぶだい」。

人と人が交流するゲストハウスらしさを大事にし、宿泊はむしろスタートで、そこからいろんな展開をしていこうとするのが特徴。

 

暮らすように旅を。

旅の中に暮らしがある。

 

ちゃぶだいは、ここが発信源となって、ここから川越の新たなカルチャーが生まれていくはず。

川越の在り様がまた少しずつ変容していくのが実感できる。

何か面白いことが次々に生まれ、街を少しずつ変えていくマグマのような熱気が集約する街の発信源というのは、その時の街の状況や時代により変わっていくのを感じますが、かつての街の局面では「うらかわ」が川越の新しさを発信していた源で、そこから面白いことが提案され、川越の見せ方を変え、面白い人が集まり、また新しい何かを、とぐるぐる回る好循環がありました。

やがて、エリアとして熟成して落ち着き、カルチャーとして広く認識されるようになり、まるでずっと前から日常としてあったように思えてきた今、その前の川越と比べるとがらりと変わっていたという結果になりました。そんな黎明・熱狂・醸成という局面をリアルタイムで見てきたこの数年。

そして、これから。

きっとゲストハウスちゃぶたいが川越の発信源になっていくでしょう。

 

ちゃぶだいに泊まる、集まる人たちは、それまで川越人が気が付かなかった・見ていても価値に気が付かなかった川越の魅力を見出し、発信していくだろう。(これだけ地元愛が強い人が多い川越で、みんなが川越のことを全て知ったつもりになっていてもまだまだ未開拓の部分は山ほどある)。

見つけた場所に人が集まり、そこで何かが始まり、今までの川越の見え方と違う新鮮さに惹かれ、また新たな人を惹きつける。

今までの視点とは別の視点で川越が発信され、川越の可能性を広げる結果になっていく。。。

それが積み重なればやがて文化にだってなっていくはず。

そんな光景が見えるよう。

(考えてみれば、街を変え得るような発信源がバトンリレーのように次々に生まれる街というのもなんと不思議なこと)

 

川越初の試みであるゲストハウスは、川越なら絶対あるべきという誰しも想像する以上に、現実に様々な困難が横たわっていることも事実。

しかし。

この面々は違った。

立ちはだかる幾多の壁に呆然としつつも、決して諦めることなく、川越にゲストハウスを誕生させるという強い思いを推進力に突き進んできました。もちろん、闇雲に進むわけではなく、ゴール後の姿を明確にイメージし、そこへの道のりを一歩一歩進もうとしていた。

「株式会社ちゃぶだい」の3人を紹介します。

・田中明裕
日高市出身。日高市在住
東京中目黒でリノベーション会社を行っている。スマホを友に毎日2時間通勤。
川越は小学生の時から遊びに来ていた場所。奥さんが川越出身の事もあり、とても縁を感じている。
世界に川越の魅力、埼玉の魅力を伝えたいと思っている。
一級建築士
株式会社coto代表
http://coto-inc.net/

・戎谷美野里
飯能市出身。川越在住。
専門学生時から度に目覚め、卒業後にピースボードに乗り世界19か国105日間の旅を経験。
その後ワーキングホリデーでニュージーランドへ。語学学校に通いながらレストラン等でアルバイト。
帰国の後もカナタ、アメリカ、アジア、日本各所に旅をする。
表の川越観光の魅力だけでなく、路地裏の川越の魅力もゲストに伝えたいと思っている。
川越ゲストハウスプロジェクトと謳ったブログ「川越に"ゲストハウスちゃぶだい"つくります」執筆中。
http://chabudaikawagoe.hatenablog.com/

・西村拓也
狭山市出身。川越高校卒
ゲストハウス宿泊を日常に取り入れた暮らしを行い、都内のゲストハウスを泊まりながら出勤する日々を過ごしていた。
世界中のゲストハウスからインスピレーションを受け、人と人がつながる面白い場・ゲストハウスを作ろうと思い立った。

 

3人がどうやって知り合い、繋がり、ゲストハウスを始めるまでになったのか、そして始めるまでの日々とは。

これまでの物語を紐解いていきます。

ちゃぶだいの3人が知り合うきっかけとなったのが、2016年11月に川越市産業振興課主催で2泊3日で行われた、「まちづくりキャンプin川越」でした。

2016年11月11日(金)~13日(日)
会場 川越市役所ほか
講師 ㈱OpenA代表(東京R不動ディレクター)馬場正尊氏ほか講師多数
内容 エリアリノベーションの考えに基づき、実際の物件をもとにリノベーションプランを作成する「まちづくりキャンプ」の開催。
『蔵造りの古き町並みが残る川越。そんなまちに眠る「空間」と「コンテンツ」を再発見しながら、川越の未来を描き事業を生み出す「まちづくりキャンプ」を開催。
エリアの定義、コンセプトや企画の作り方、事業計画や事業収支の考え方、プロモーションなど、遊休不動産の活用に必要なノウハウを実際の物件をもとに3日間にわたって集中的に学び、キャンプ最終日には、事業プランのブラッシュアップを経て、最終的にオーナーへの提案を行い、了承を得たら、即、事業化に向けた取り組みを行います。』

 

ゲストハウスチームで一緒だった田中さん、戎谷さん、西村さんは意気投合し、川越にゲストハウスを誕生させようと具体的に行動をはじめていきました。

田中さんは、株式会社80%のメンバーでもあり、80%の面々と知り合ったのも、あのまちづくりキャンプin川越だったことも因縁深い。

80%がリノベーションした県道川越日高線沿いの連雀町の長屋のことは、これまでに伝えています。

(「株式会社80%(エイティーパーセント)」連雀町の交差点長屋のリノベーション

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12288585222.html

長屋に入る「すずのや」さん、「glin coffee」さんの二つの飲食店は見事に街に溶け込み、地域の風景を変え、活気を蘇らせました。

まさに、名も無き交差点を川越の新たな交流拠点に、を実現した場です。

田中さんは2017年6月の長屋工事後のお披露目DAYの際には、長屋が完成したことを喜びつつ、ちゃぶだいの構想を説明し、物件情報の呼びかけも行っていた。


(2017年6月大工町長屋お披露目DAY)

80%の4人とちゃぶたいチームの3人は同じまちづくりキャンプを経験した者同士懇意の仲で、80%のリノベーションにちゃぶだいチームが手伝い、オープン後のお店の手伝いにもちゃぶだいチームがいたことも。

長屋の並びに出来た株式会社80%の提案する新しい働く形と場所、「coworking space ダイクマチ」も、完成前ちゃぶだいチーム3人がみんなで内装を手伝っていました。

(「coworking space ダイクマチ」新しい働く形 株式会社80%

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12350804458.html

80%の展開に協力しながら、ちゃぶだいチームも自身の動きを活発化させていく。

2017年は主に物件探しに奔走し、良い物件が出れば現地を確認に行き、実現可能か協議を重ねていった。

地域の人に川越ゲストハウスプロジェクトのことを知ってもらうために、また、ちゃぶだいは街の人と一緒に作っていく場でありたいという思いから、ちゃぶだいのメンバーは2018年に入ってから積極的に街の人に参加してもらうイベントを行っていきます。オープン前からこうした活動を行っていることに注目。

街の人と意見を交わし、街を巻き込みながら進めていこうと、トークイベントなどの企画を展開していったのです。

 

「私たちはゲストハウスのことや川越のことをみなさんと一緒に考えたり、素敵な方々の話を聞いたり、語り合ったりする機会を作っていきたいと思っています」。
 

2018年3月に開催したのが、ちゃぶだいイベント 第1卓「マチにとけ込む宿-椎名町のお話-『日常を価値にしてまちを楽しむ』」。

川越でかつてないゲストハウスプロジェクトの進捗は、既に市民の間でもじわじわと話題にあがることが増え、期待感を持って受け止められました

この日の会に集まった参加者は、川越の新しい動きに触れたいという人、まちづくり活動に従事している人やこれから自分たちはじめようとする人、川越でお店を構えている人など、様々な思いを持つ20人ほどが集まり、航海をはじめたこのプロジェクトを、この3人を、みんなで応援しようという熱気が満ちていました。

・街の変化 ー マチにゲストハウスがあるとできること、あることによる変化 ー 
・つくるまで、そして、つくってからの想い
ゲスト:株式会社シーナタウン代表取締役・日神山晃一さん
ゲストの日神山さんは、豊島区椎名町のお宿「シーナと一平」を運営している人で、地域の人の交流拠点となっている場所は、まちづくりという観点からも参考になる話しがたくさん出てきそう。

川越でゲストハウスをはじめるにあたり、それ以外にも川越で何かをはじめようとする人にとっては、先行事例のシーナと一平の運営の話しは示唆に富むもので、参加者は真剣な眼差しで日神山さんの話しに聴き入っていました。

お話しの後は、質疑応答・懇親会となり、参加者は日神山さんの事例を根掘り葉掘り聞ききながら、活発な議論が繰り広げられました。

懇親会の様子は、まさにこれから生まれるちゃぶだいの「日常」を前もって具現化した光景のようで、ちゃぶだいに集った旅人と地元人が、その垣根を外して交流する日常がそこにあるようだった。

きっとこんな風に旅人は各地の話しを持ち込み、地元人は川越の知られざる魅力を教え、と交流していく「日常」が見られるに違いない。

 

そして、ゲストハウスを展開する物件がついに決まり、リノベーションが本格的に始まっていきました。もともとあった古材をできるかぎり活かしているのもちゃぶだいらしい。
毎日作業が続けられている中、毎週土曜日が特にイベント化されてみんなで作業しようという日になっていた。

「ともにつくる」。

さらに作業ワークショップも活発に開催し、街の人と一緒に作り上げることを考えていた。

 

2018年7月の蓮馨寺「川越Farmer’s Market」の会場となった蓮馨寺には、ちゃぶだいの面々もやって来てくれ、川越の人たちとの交流を楽しんでいました。
ゲストハウスには、川越外からやって来る人も多いでしょう。その食事は、川越の地元のものを使って川越を感じてもらうことも大切にしたいということで、こうして川越の農家と繋がっていくことがちゃぶだいの魅力を高めていくはず。
また、川越Farmer’s Marketで遊びつくし、川越観光をした後にちゃぶだいに宿泊するなんていうプランも今後はファーマーズからも発信できます。

(「ちゃぶだい」女将の戎谷さんと「ままざめfarm」の岡村さん)

この時に繋いだ縁をきっかけにして、ちゃぶだい裏手にある畑の農産物作りにままざめfarmさんが協力することになった。

 

2018年9月にオープンの足音が近づいてきた中開催された作業ワークショップが、左官ワークショップ。
大勢の人が参加し、ちゃぶだいの壁を塗っていく光景。

ちゃぶたいを応援したいという人は多く、街を巻き込みながらという過程を大事にするちゃぶだいならではの現象がここに巻き起こっていました。

(この時からワークショップの合間のランチには現在と同じコムユニさんが提供していました)

他にもワークショップは、「断熱ワークショップ」、「床貼りワーク ショップ」、「タイルワークショップ」、「ウッドデッキワークショップ」、「ちゃぶだい作りワークショップ」などを開催し、作業をみんなで楽しみながらちゃぶだいを形作ってきました。

 

2018年10月の川越まつりでは、ちゃぶだいが三久保町の会所として使われていた。
例年、三久保町の会所になる長屋ですが、今年はリノベーションされていつもとは雰囲気の違う会所に。
地域に根差していこうとするちゃぶだい、ゲストハウスが川越まつりの会所になるなんて、凄い川越ストーリーです。


工事期間を経て、ついに2018年11月4日に「ちゃぶたい」を多くの人に見てもらう「お披露目会」が開催されました。
お披露目会はもう引っ切り無しに人が訪れる状態で、ちゃぶだいの運営3人におめでとう!という祝福の嵐。
単にこの日誕生したという以上に、ここに至るまでの過程で、作業お手伝い・ワークショップ開催などちゃぶだいは街を巻き込みながら進んできたからこそ、街の人にとってもついにこの日が・・・と感慨ひとしおだった。
「ちゃぶだいオープンに向けて技術を提供してくれている人がいます。
左官職人の服部さん。
タイルを提供してくれたたまちゃん。
庭を作ってくれている峯岸さん。
消防や役所とのやりとり、庭にある小屋の改修を担当してくれる水谷さん。
屋根の修理は山中さん。
お菓子担当はあいりちゃん。
ロゴを作ってくれたともちゃん。
・・・関わってくれる色々な人たちの協力があって、ここまでくることができました」。
 

ちゃぶだいを囲んで座り、あんなことがあった、ここは自分が壁を塗ったなど、それぞれの人にそれぞれの思い出が詰まったゲストハウス。もう話しは尽きません。
そして、この日のお披露目会に集まった面々がなんと面白いこと!
これからの川越を面白くさせる活動をやっていこうとする人たちが多く居て、ちゃぶたいのちゃぶだいを囲みながら、ゆるりと川越のネットワークが広がっていく楽しさ。
きっとちゃぶだいのちゃぶだいは、そんな風に人と人が繋がっていく場所になるのだと思う。
今の、これからの、川越で外せない場所になっていくことでしょう。
15時から行われた事業説明会では、ちゃぶたいの3人からこれまでの経緯やこれからの展望などの話しがありました。
その後の関係者の懇親会では、食事とお酒を楽しながらここまで来た道のりをみんなで噛み締めていたのでした。

(2018年11月ちゃぶだいお披露目会)

 

 

ちゃぶだいの秘めたる可能性は無限大。

そこにどんな人が集まるだろう、

そこからどんなカルチャーが生まれていくだろう。

ちゃぶたいの日常が始まっていく。

 

新しい川越が始まる。

 

「ちゃぶだい」Guesthouse,Cafe&Bar

川越市三久保町1-14

049-214-1617
カフェ
11:00-16:00(月木金)
11:00-17:00(土日祝)
バー
18:00-22:00 (21:45LO 日月火)

水曜日休み
info@chabudai-kawagoe.com

HP:

https://chabudai-kawagoe.com/

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https://www.facebook.com/chabudaikawagoe/

Blog:
http://chabudaikawagoe.hatenablog.com/
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