川越style「KA和COS」川越の和と歴史を纏う コスプレイベント 川越八幡宮 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

川越には昔から和装文化が定着して、着物姿が街の日常風景になっています。

和文化をさらに浸透させ、さらに、これまで川越に来なかった層を川越に呼び込み川越の魅力を知ってもらうために、川越初の試みが行われました。

川越の潜在力を発揮する。

川越の可能性を広げる。

それが、川越×和×コスプレ。

コスプレイヤー・カメラマンが、川越に集結しました。

2019年2月16日(土)に川越八幡宮で開催されたのが、川越の和と歴史を纏う コスプレイベント、「KA和COS 2019」。


開催日時:2019年2月16日 10:00 - 17:00
場所:川越八幡宮
〒350-0045 埼玉県川越市南通町19−3

主催:KA和COS実行委員会
​共催:美容組合川越支部、美容室オーナーズクラブ KVP    
後援:川越商工会議所、小江戸川越観光協会
「KA和COS」
https://kawacos2019.wixsite.com/kawacos

『川越発のコスプレイベント。川越八幡宮境内での、和を感じさせるコスプレ撮影会です。江戸、幕末、大正ロマンなど、捉え方は様々ありますので、ぜひ思い思いのキャラクターでご参加下さい!参加費(3000円)には、集団御祈祷料・記念品が含まれています。 ※神前ですので過度な露出はお控えください。【重要】参加チケットの枚数は限定少数です。』

イメージしてみて下さい。
江戸、幕末、、、
​蔵通り があります。
想像してみて下さい。
大正ロマン、、、
大正ロマン通りがあります。
考えてみて下さい。
昭和レトロ、、、
名店街通りがあります。
そして現代(いま)、、、
クレアモール通りがあります。
感じに来て下さい。
色々なスタイルの似合う町
川越。
時代(いつ)でも、何処でも、誰でも
主役になれる町
川越。
​神社仏閣も数多く、近代的な素敵な施設も
たくさんあります。
​歴史と現代が息づく町 川越。

 

川越発のコスプレイベント、「KA和COS」の主催はKA和COS実行委員会。

そして、共催となっているのが「KVP(KAWAGOE BEAUTY PARADISE)」。
2011年設立、「美容室から川越を盛り上げよう!」を合言葉に活動する美容室団体です。


構成メンバーは、
・「CHEERS for hair」
川越市新富町2-20-4
https://cheers-for-hair.com/
 

・「Hair & Make OPSIS」
川越市通町 5-4 YAMADA BUILD 2F
http://www.hairmake-opsis.co.jp/index.html

・「I-hatov (イーハトーヴ)」
川越市脇田町33-17
https://mobilebeauty.jp/sssp/p.php?i=1252&a1=4&a2=21&m=C

・「Rita Hair&Relaxation 川越店」
川越市脇田町33-2 高橋ビル1F
http://www.beauty-rita.com/
『共催が美容業界で不思議に思う方もいらっしゃるかと思います。
我々業界も類に漏れず、後継者不足、若年層の従業員不足に悩んでいます。
そこで川越で働きたいと、美容師さん達に思ってもらえる様な、特に若年層の耳目を集められるイベントで、
尚且つ私たち業界と関係のあるイベントを行いたいと、数年前から協議を重ね、
コスプレイヤーさん達の、ウィッグのカットを依頼されたり、メイクを教えたりする機会も多いので
コスプレイベントが良いのではないかと思い至り、多くのコスプレイヤー様にヒアリングなどを重ねてきました。
そして、いずれ川越の町中の様々な施設、通りでの開催が可能になる様に、(何よりも私達がそんな光景を見てみたい!)
既に継続した活動をされている皆様、団体様たちとも協力していける様な、橋渡し的なイベントでありたいと願い、
非営利のイベント(美容組合は非営利団体)にし、川越商工会議所様、小江戸川越観光協会様からの後援(通例非営利イベントのみ後援の承認、今回は後援による金銭の授受無し)を頂いて、更に今回では川越八幡宮様に多大なご協力とご理解を頂け、
御祈祷シーンの撮影や御祈祷料についても特別に配慮して下さり、
コスプレイベントとして川越では初の組織組での神社開催の運びとなりました。※私たちでインターネットや関係各所にて確認した限りですので、認識に誤りがありましたら、ぜひ温かいご指摘を頂けます様お願い申し上げます。
しかしながら不慣れな私たちですので、
今後も、ご参加下さる皆様や今まで継続した活動をされてきた皆様、関係各所からの、温かいご支援を頂きつつ、川越の各所で開催できる様に努力してまいりますので、宜しくお願い致します。
川越の美容業界は、ちょっと面白いぞ、と思って頂けたら幸いです。』

KA和COSの会場となったのが、八幡通りにある川越八幡宮。

「川越八幡宮」
〒350-0045 埼玉県 川越市南通町19-3

川越駅東口より徒歩6分

本川越駅より徒歩7分
http://kawagoe-hachimangu.net/

川越八幡宮は創建990年近く。
ご由緒
『当社・川越八幡宮は、第68代・後一条天皇の時代の長元3年(1030)に甲斐守源頼信によって創祀されたと伝えられています。
長元元年(1028)、下総国(千葉)の城主前上総介平忠常は朝廷に謀反を企て、安房、上総、下総の3カ国を従わせ、大軍を起こして武蔵国に攻め入りました。この乱は長元の乱と言われ、3年に渡り鎮圧できませんでした。有力武士だった冷泉院判官代甲斐守源頼信が長元3年に平忠常追討の倫旨を賜りました。
源頼信は当地で必勝祈願を行い、敵陣に斬り込んだところ、忠常の軍勢はたちまちに乱れました。そして三日三夜の間、追討してついに乱を平定しました。頼信は神様の御神威に深く感謝して、すぐに当地に八幡神社を創祀しました。これが当社の創建です。』

川越八幡宮ご神徳
『全国には約8万社の神社があると言われています。人々の生活の中に、一年の四季の移ろいの中に、神様を大事にする文化が日本にはあるのです。
八幡神社は全国でもっとも多い神社で、分霊は約1万5000社もあります。九州の宇佐八幡宮、京都の石清水八幡宮、鎌倉の鶴岡八幡宮が有名ですが、当社は総本社の宇佐から勧請されたと伝えれられます。
御祭神は第十五代天皇の応神天皇です。応神天皇は母親である神功皇后と共に大陸文化を日本に取り入れて、日本文化の興隆をはかられました。また神功皇后が自分の御子神(応神天皇)を自分の替りとしてこの世に下されたものと言われ、八幡様の信仰は母が子を抱きかかえた慈愛で子を育てる大愛です。母の愛情に勝るものはありません。この大愛こそが八幡信仰のもとと言えます。
広く日本人に信仰された八幡様。大愛の御神徳を感じながら日々の暮らしを過ごしてみませんか。ぜひ四季のお祭りや観光などに当社にお立ち寄りください。きっと「心のオアシス」を体感できるはずです。』
年中行事
1月「新春特別祈祷」
1月第2日曜日「成人式」
5月4〜5日「春祈年祭」
6月「川越八幡宮こども相撲大会」
6月30日〜7月6日まで(祭事30日16:00)「茅の輪くぐり」
9月「鎮守の森コンサート」
10月14日・15日「例大祭」川越祭山車・神輿巡行
9月〜11月「七五三」
12月31日「大祓」

川越八幡宮でコスプレイベント!?と衝撃の事実に驚いた人も多いでしょう。
川越八幡宮と言えば、枠に捉われない取り組みでも知られ、「日本一のジャンボ絵馬」や「川越八幡宮 こども相撲」、「川越八幡宮 鎮守の森コンサート」などの実施も定着している神社。
また、古事記を学ぶ会などにも協力している。地域に開かれた神社なのだ。

(「教えて!古事記@川越八幡宮」)

 

コスプレイベントの中ではKA和COSはまだメジャーではなく、知名度は低いですが、川越八幡宮という激レアな環境で存分にコスプレ写真を撮影できるという点がなにより飛び抜けている。

今後の川越でも、もう撮れないかもしれないシチュエーション。

川越でコスプレイベント。
これは言うは易く行うは難しの典型のようで、川越でコスプレイベントが開催されたこと自体が画期的なこと。会場非公認のオフ会的なノリで開催されることはあるかもしれませんが、会場公認のもと、会場協力を受けての正式なコスプレイベントとなると、川越では皆無で初めてのこと。

しかもそれが神社。これだけでも川越的には驚天動地なのです。
特に、「川越八幡宮」という神社で行われたことは、川越人ならみな驚いたことでしょう。
あの川越八幡宮で、コスプレイベント!?にわかには信じられないことだった。
なぜ、川越でコスプレイベントが開催できたのか。
なぜ、川越八幡宮でコスプレイベントが開催できたのか。
コスプレイヤー・カメラマンたちの川越の風景を背景にして写真を撮りたい、という声はかねてより各方面からあっても、実現するのは難しいというのが街の実情だった。特に写真映えするような場所ならなおさら。
コスプレヤー・カメラマン側の中からアプローチでは今後も一切実現は難しかったかもしれない、そこが、このKA和COSの出色で、KA和COSを運営する面々がまず川越に根を張った地域人であることがなにより大きい。
街の関係各所に調整することができ、お店や様々な活動での社会的信用もあり、そのメンバーが集まった団体だからこそ話しが進めたという面がある。

川越八幡宮しかり、川越商工会議所、小江戸川越観光協会、行政、美容組合、KVPもどれ一つ欠けても川越八幡宮という場所でイベントを開催することは出来なかった。

何事も初めてのことは色々な風当たりもある。
周囲の理解を得るのが大変なのは新しいことをやる時にはいつも付きまとう難題。
しかし、実行委員会の面々は、コスプレを通して若い人に和の文化の浸透、川越を知ってもらいたい、川越に来てもらいたいという想いで突き進み、

なにより、「心から皆さんにコスプレを、川越で表現して欲しい」と、数多の困難を乗り超えて開催に漕ぎつけたKA和COS。

KA和COSは、川越の状況を考えたら、「川越で開催した」「川越八幡宮で開催した」という2点でまず、大成功と言えたかもしれない。
そこが川越STYLEが協賛した所以で、ここは強調すべきでここは本当に大きい。
実行委員会の奮闘があり、川越発・川越初の正式な意味でのコスプレイベントがここに誕生しました。

とは言え、どんな激レアなシチュエーションを用意しても、コスプレイヤーと、それを撮影するカメラマンがいなければイベントは成り立たない。故にイベントは実行委員のみならず、「関わる全員で作るものと思います」。

 

川越で、しかも川越八幡宮で開催されるコスプレイベントは、各方面で話題を呼び、参加上限に達して締め切りに。

KA和COSはおそらく、想像するコスプレイベントの風景とは少し異にするかもしれません。

境内を埋め尽くすコスプレイヤーたち、、、という光景はありません。

この日の川越八幡宮は貸し切りになっているものではなく、一般参拝者も多く訪れる。

ましてや土曜日ということもあって、参拝者は平日よりも多い状況。

コスプレイヤーと一般参拝者を併存させるために、KA和COS参加は上限を設定しての運営。

上限を設けることで、参加できるという特別感が生まれ、あたかも川越八幡宮を貸し切りにしているような感覚を持て、また、境内にゆとりを持たせることで好きな場所で周りに気兼ねなく撮影に集中できるようになり、コスプレイヤー・カメラマンたち双方にとって、幸せな場になっていた。

色んな意味で、このようなレアなコスプレイベントが開催されたことが、奇跡。

川越八幡宮が協力してくれたことで、室内の部屋をコスプレイヤーたちの更衣室・荷物置き場で使えるようになり、なにより、川越八幡宮境内でコスプレ写真を思う存分撮影し放題という内容がここにあるのだ。

・イベント当日の流れ
10:00 受付開始・開場
↓  更衣室閉場  12:00~15:00
14:00 集団御祈祷(カメラマン対象)

14:30 集団御祈祷(コスプレイヤー対象)
↓ 更衣室再開放 15:00~17:30
17:00 イベント終了・閉場

​17:30 更衣室閉場
規約や当日お渡しする手引き書をお読み頂き、混乱のない様にお願い致します。
集団御祈祷の列席は必須になります。
記念品として【射絵馬・美守り】が各1つ頂けます。
祈願絵馬の射絵馬は当日に奉納できますので、奉納を撮影してみては?
※チケット代(3000円)に集団御祈祷料と記念品が含まれております。
​※神社はオープンスペースです。ご理解のお願い致します。
※更衣室閉鎖時間の確認をお願いします。トイレは使用可能です。
14:00 の集団御祈祷はカメラマンさんのみが列席下さい。
14:30 の集団御祈祷はコスプレイヤーさんのみが列席下さい。
コスプレイヤーさんの御祈祷シーンは撮影可能です!
集団御祈祷後は祈祷所内で個別撮影可能です!
激レアな体験を、是非お楽しみください!
【注意事項】神前画像の段差より前から撮影可能です。
【注意事項】神聖な場ですので言動にはご注意下さい。
【注意事項】一般参拝で御祈願の方がいらした場合には、一時退出して頂きます。その後は再度入室できます。ご理解の程お願い致します。
17:00 ​更衣室にお戻りください。

 

KA和COSに各地から集まったコスプレイヤーたち。

川越八幡宮の参集殿の更衣室でそれぞれの渾身のキャラクターに変身していく。

また、KVPならでは、コスプレイヤーに対して美容師である実行委員によるアドバイスも行われたのが特徴。

アドバイスを受けていたのが、「妖☆どんべい」さん。

「妖☆どんべい」
https://twitter.com/yokai_donbei
『コスプレやダンス、歌、演技、殺陣、和楽器!パフォーマンス集大成を目指す和で妖怪で獣な集団!

妖☆どんべい』
妖☆どんべいさんは、主に川越で開催されている妖たちの祭典、「妖屋河岸(アヤカシ)」に参加していたこともあった。

(川越style「妖屋河岸(アヤカシ)-ayakashi-」川越に集う名の無き妖怪たちの競演

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12400610162.html

川越八幡宮参集殿で着替えが終わったコスプレイヤーたちは、早速川越八幡宮境内にて写真撮影を楽しんでいたのでした。境内には「映え」な撮影スポットが各所にあり、時間をかけ構図を考え抜いて撮影していく参加者。カメラマンと共に来ていたグループは境内各所で好きなように写真撮影に没頭していた。なんという贅沢さでしょう。
・会場案内図


①本殿・拝殿
②民部稲荷(まんが日本昔ばなし)
③・④更衣室棟(参集殿)
⑤厄除桃
⑥ぐち聞きさま
⑦目の神様
⑧・⑨乳(気根)・御神木
⑩本参道(室町~江戸時代まで表参道)
【黄色表示】立ち入り禁止区域

 

そして、KA和COSならではで、他のコスプレイベントでは絶対あり得ない催しと言えば、川越八幡宮による集団御祈祷。

14:00 集団御祈祷(カメラマン対象)
14:30 集団御祈祷(コスプレイヤー対象)
拝殿内(神前)で、特にコスプレイヤーは衣装のまま参加できるという特別感。

さらに、コスプレイヤーが集団御祈祷に参加している様子をカメラマンは撮影できるという特別感。

こんなことが川越で実現してしまった衝撃。

宮司による祝詞奏上、参加者一人一人の玉串奉奠、二礼二拍手一礼といった御祈祷の作法は通常と同じ。最後に、御祈祷の記念品(お守りと絵馬が贈られました。

 

集団御祈祷が終わると、再び境内での撮影タイムとなり、それぞれ思い思いに過ごしていたのでした。

川越の和と歴史を纏う、KA和COS。

記念すべき第一回開催を無事に終え、川越に確かな足跡を残しました。

実行委員会は、今後もさらなる展開を視野にいれ、川越からコスプレ文化を発信していきます。

 

川越の潜在力を発揮する。

川越の可能性を広げる。

 

「KA和COS」
https://kawacos2019.wixsite.com/kawacos