春から秋、冬へ。
会場に並んだ花ががらりと変わり、季節の移り変わりを感じさせる。
川越の中心市街地にあって、花で季節を知る貴重なイベントになっていた。
はなばたけのはじまりは、花の魅力を伝え、花をもっと好きになってもらうためのフラワーフェスティバルです。
2018年11月3日(土)ウニクス川越・ウエスタ川越にて開催されたのが、第2回「はなばたけのはじまり」。
会場:ウニクス川越
主催:はなばたけのはじまりの会
共催:ウェスタ川越
後援:川越市、ウニクス川越、川越ファーマーズマーケット、小江戸ジョシカツ
「はなばたけのはじまり」は、埼玉県の高品質な花を作っている生産者たちと、花を好きになって1日を過ごしてもらいたいと願いを籠め開催している。
≪花農家さん≫
大谷園芸~flower farm 39~
花越 -hanao-
朝顔農家*浜野園芸
横山園芸
出展されたお花たち
・パンジー
・ビオラ
・ストック
・シクラメン
・エディブルフラワー(食べられるお花)
などなど
≪野菜・果物農家さん≫
・じゃがいも、シャインマスカット 見沼っ畑農場
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≪お花のワークショップ≫
・生産者さんの花苗を使ったギャザリング体験 (ウラニワフラワー ウラニワフラワー&キッチン )
・多肉植物の寄せ植え (true colors)
・海外でも大活躍中、レジンを使ったフラワーアクセサリー作家 ( サラ・ガウディ さんのフラワーワークショップ
・ボタニカルキャンドル (キャンドルスクール TWIN TAIL × CANDLE LA LUCE )
≪川越で活躍する女性たちジョシカツのブース≫
・ボイストレーニング教室-VOCE- によるアコースティックライブ https://realize-voce.com/
・ハーバリウムなどお花のワークショップ BelindaRosa
・カラーセラピーとサンキャッチャーの融合ワークショップ カラーdeサンキャッチャー🄬 (A piacere) http://ameblo.jp/achiko0408/
・スピリチュアルカウンセラーマッカイ
・アクセサリーデザイナー -watasinoakuse- Watasino Akuse
・帆布のオトコマエ系グッズ作成 Gacci
・オリジナル詩集作家 Kumarche
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≪お花のものあれこれ出展者さんたち≫
・シックでシャビ―なお庭に。雑貨とお花 ちょっぴりシックで大人可愛いアンティークなお庭へLittleAntique*Garden~リトルアンティークガーデン~
・お花屋さん 花智
・お花屋さん ヤオコーフラワー
・花器 POTS
・ハーバリウム ツキノミチ
・ワイヤークラフト Wirecraft Primo
・フラワーアレンジ AT Y's
・つまみ細工花のブローチ、他 花布糸
・ミニブーケ、リース、他 aunny key ko
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≪おいしい食べものや飲みもの≫
・お花のジュース angelique (フラワーアートのデザインも担当)
・自然派ワイン 川越角屋酒店
・イベリコ豚ミートソース (リゾット) Bistro Cache Cache
・ズワイガニのトマトクリームパスタ Brighton cafe
・ベーグル、ベーグルサンド Befine Bagel
・お茶屋さんのカフェバス TABATAEN CAFE
・オムライス お肉と川越野菜のレストラン grill&dining32
・ビーフストロガノフ ウラニワキッチン
生産者の花の直売や花を綺麗に飾るためのワークショップや庭での時間を楽しくしてくれるガーデン雑貨など展示販売。お腹が減ったら美味しい食事、休憩タイムには心地よい音楽と、花を通して暮らしを提案するイベントになっているイベント。
現在の川越は、一つのテーマに沿ったジャンルイベント(「彩の国カレーなる闘い」、「肉ミーティング@川越」、「小江戸川越お菓子マルシェ」、「小江戸川越お芋festival !!」など)が百花繚乱のように増えましたが、花に特化したイベントというのははなばたけのはじまりのみ。
また、花販売だけのイベントに留まらず、体験など色々な要素を取り込んでフェスにしている花イベントで、埼玉県内でもなかなか見られないイベントです。
もともと、花という面も川越は点として活発な動きがある街で、花農家も多く、個人店花屋の数も多い、花をテーマにした作品を制作する作家もいて、川越から花の発信をしたいという声はずっとあり続けていた。
2018年4月に記念すべき第1回はなばたけのはじまりを開催し、7月には「川越Farmer’s Market」と連携、11月に第2回を開催し、12月2日のウェスタ川越・ウニクス川越の「くらしをいろどるFarmer’s Market」連携と、それぞれの四季に花の提案を行っている。
2018年に一気に季節ごとに展開をしているという行動力。
はなばたけのはじまりの会で中心となって動いているのが、川越の花屋「ウラニワフラワー」の田中さん。
単に花屋という以上に、街を駈け花の提案に積極的で、行動派花屋として田中さんの奮闘は花のまちづくりと言えるもの。
田中さんがもともとはなばたけのはじまりを立ち上げたのは、2018年1月にウェスタ川越・ウニクス川越で開催した「くらしをいろどるFarmer’s Market」がきっかけ。
花エリアの反応が良く、花単体でイベントを開催したいと思い立ったのがはじまり。
それから、2018年4月に第1回はなばたけのはじまりを開催。
(川越style「はなばたけのはじまり」花のあるくらしを提案する ウニクス川越にぎわい広場
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12369313265.html)
4月から半年ほどの間を経て第2回を開催。
開催タイミングは、花生産者の花がある時季に合わせています。
第1回を開催した時から、次は冬に開催しようとすぐに動き出していた実行委員会。
4月から11月までの日々にも、逆に大きなイベントでは出来ないような花の提案は地道に行われ、アナバーストーリーとして、はなばたけのはじまり繋がりから、2018年6月には、花生産者「花越 -hanao-」さんにてウラニワフラワーさんが出張ワークショップを開催。
花屋に花屋が出張というなかなかない企画。この時は梅雨時で室内でもお花を楽しみましょうということで、スモークツリーを使ったドライスワッグ作り。
美味しいコーヒーを飲みながら、子どもから大人までわいわいがやがやと花あそびを楽しんだのでした。
2018年7月には、蓮馨寺で開催された「川越Farmer’s Market」には、ウラニワフラワーとして単独出店して、花の販売と花のワークショップを開催しました。
(川越style「川越Farmer’s Market」2018年7日1日蓮馨寺 川越収穫祭
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12388633669.html)
第2回開催に向けて、はなばたけのはじまりの会が動き出し、実行委員達の集まりが活発していく。2018年8月には川越角屋酒店さんにて打ち合わせ。ちなみに川越角屋酒店では、ウラニワフラワーの田中さんはウラニワキッチンとして毎週木曜日にランチ提供を行っています。
(第2回はなばたけのはじまり開催に向けた会議)
また、田中さんは、花屋という面の他に同時にいくつもの案件に関わり多岐にわたる活動を展開しているパワフルウーマンとしても知られ、女性活躍を支援する「小江戸ジョシカツ」を主宰していることでもお馴染み。
小江戸ジョシカツとして、ピンクリボン運動を川越から発信したいと、はなばたけのはじまりの一ヶ月ほど前、2018年10月13日にウニクス川越で開催された、「小江戸ジョシカツピンクリボン運動応援フェスタ」の運営にも携わっていました。
運営に奔走しながら出店者ウラニワフラワーとしてお花の提案もしていたことも見逃せない。
(川越style「小江戸ジョシカツピンクリボン運動応援フェスタ」「最明寺PinkRibbon運動」
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12416169712.html)
第2回はなばたけのはじまりは、前回を踏まえてパワーアップし、出店数が大幅に増えて展開されたはなばたけのはじまり。
それに・・・第1回の時は天候が悪く、はなばたけのはじまりの持つ魅力が発揮されたとは言い難かった。2018年11月の第2回は見事に晴れ、このイベントのポテンシャルが存分に発揮されたと言えました。
花に溢れた場は、まさに夢の国のよう。
4月が春の花から11月は秋冬の花、季節により花ががらりと変わって会場の雰囲気も変わるのも花イベントの醍醐味。
事前にチラシが市内の小学校などに配布されたことで、親子の来場が目立った会場内。
「花」そのものはもちろん、花を身近に感じてもらえるようなワークショップ花好きさんに見てもらいたいクラフト作品、ボタニカルなお料理など、全ての出店が花をテーマにした商品を提供していることで、全体の統一が深まっていました。
共催となったウェスタ川越の広場も使用し、悠々とした会場に花にちなんだ様々な楽しみが並ぶ。
会場の入口にはアーチが作られ、ここをくぐって、はなばたけのはじまりの世界が始まっていく。
左側のゾーンには花の生産者などが並び、右側のゾーンには雑貨・ワークショップなどのブースがずらりと並ぶ。
両側のブースに挟まれた真ん中が飲食スペース。各所に植物の鉢が配され、自然感を演出していたのが今回の特徴。こういう世界観の深化は、回を重ねてこその実現です。
生産者が直接来て販売するというのは、ファーマーズマーケット同様の主旨で、各地の花農家が丹精込めて生産した花を持ち込みました。
花農家と一言で言っても、いろいろなタイプの農家がいることもファーマーズマーケット同様。
はなばたけのはじまりに集まる花農家は、大量生産タイプより多品種を生産、他では見られないような花を作っているような農家が多い。ゆえに、大手量販店では見られないような花が多く、それがイベントとしての核。
貴重な機会に、来場者は生産者と花談義に花を咲かせていたのでした。
埼玉県にはこういう生産者がいるのだということを、知ってもらう意味でのイベントでもありました。
≪花農家さん≫
大谷園芸~flower farm 39~
花越 -hanao-
朝顔農家*浜野園芸
横山園芸
≪野菜・果物農家さん≫
・じゃがいも、シャインマスカット 見沼っ畑農場
花を買うのみならず、花にまつわる体験もはなばたけのはじまりの目玉で、花のワークショップは毎回好評。中には、ワークショップのお花を出店生産者のブースで選んでもらいという斬新な趣向のブースも。たくさんある花から選ぶのも参加者は楽しい様子でした。
≪お花のワークショップ≫
・生産者さんの花苗を使ったギャザリング体験 (ウラニワフラワー ウラニワフラワー&キッチン )
・多肉植物の寄せ植え (true colors)
・海外でも大活躍中、レジンを使ったフラワーアクセサリー作家 (サラ・ガウディ さんのフラワーワークショップ
・ボタニカルキャンドル (キャンドルスクール TWIN TAIL × CANDLE LA LUCE )
第2回はなばたけのはじまりでは、主催者田中さんが主宰している小江戸ジョシカツの出店エリアもあり、連携しているのも特徴。
「小江戸ジョシカツピンクリボン運動応援フェスタ」でも熱いパフォーマンスを魅せVOCEさんなどが登場・出店しました。
花のイベントであり、その奥に女性活躍の場を創ろうともしていた。
≪川越で活躍する女性たちジョシカツのブース≫
・ボイストレーニング教室-VOCE- によるアコースティックライブ https://realize-voce.com/
・ハーバリウムなどお花のワークショップ BelindaRosa
・カラーセラピーとサンキャッチャーの融合ワークショップ カラーdeサンキャッチャー🄬 (A piacere) http://ameblo.jp/achiko0408/
・スピリチュアルカウンセラーマッカイ
・アクセサリーデザイナー -watasinoakuse- Watasino Akuse
・帆布のオトコマエ系グッズ作成 Gacci
・オリジナル詩集作家 Kumarche
その他の雑貨・ワークショップが並んだゾーンでも、花のある暮らしを提案しようと様々な出店が並びます。
≪お花のものあれこれ出展者さんたち≫
・シックでシャビ―なお庭に。雑貨とお花 ちょっぴりシックで大人可愛いアンティークなお庭へLittleAntique*Garden~リトルアンティークガーデン~
・お花屋さん 花智
・お花屋さん ヤオコーフラワー
・花器 POTS
・ハーバリウム ツキノミチ
・ワイヤークラフト Wirecraft Primo
・フラワーアレンジ AT Y's
・つまみ細工花のブローチ、他 花布糸
・ミニブーケ、リース、他 aunny key ko
入口から進んだ先にはなばたけのはじまりの象徴のように広がっていたのが、フラワーアートのコーナー。
白いキャンバスが敷かれ、葉っぱや松ぼっくりやリンゴなどを使い、来場者にみんなで一枚の巨大作品、秋にふさわしい自然のアート作品を作り上げようというコーナーです。
(はなばたけのはじまりの会の面々)
はなばたけのはじまりで初の試みであり、川越的にもこの規模では初でしょう。
同様の取り組みは、2018年9月にウニクス鴻巣で実施、この時は3m×3mのキャンバスに、カーネーション1000本で来場者に作品を作ってもらっていた。
この先行事例が、ウニクス川越でのはなばたけのはじまりのインフィオラータの参考になっていきました。
デザインから当日のサポートまで担当したのが、Angeliqueさん。
来場した記念に子どもから大人まで松ぼっくりなどをキャンバスの上に好きなところに置いていき、時間と共に作品が仕上がっていく。
一体どんな作品が完成するでしょう。
キャンバスと一緒にギャザリング作品も立体的に展示され、合わせて大きなフォトブースが出来上がるという大きな仕掛け。次々に写真に撮ってSNSにアップする様子が見られました。
さらには、静岡県産ガーベラの人気投票コーナーもあり、投票するとガーベラ一本がプレゼント。
ガーベラだけでこんなにも品種があるのかと来場者から驚きの声。
投票の結果、「エレクトラ」という品種が一位に輝きました。
こうしたお楽しみ企画があって、花をより楽しんでもらえる。
右を見ても左を見てもInstagram映えしかないという花のイベント魅力。
そして、忘れてはならない、飲食コーナー。
花にまつわるものに特化したイベント、というのは、もちろん飲食についても同じ。
飲食に花?と思われるかもしれませんが、エディブルフラワー(食べられる花)を生産している農家もいて、出店していた飲食店は同じく出店者の横山園芸さんが作るエディブルフラワーをあしらった料理を提供。
花がより引き立つよう、それぞれのお店がはなばたけのはじまり仕様の料理を考案。
どの料理も、小さくとも花の存在が感じられるものが意識されていました。
小さな花が乗っているだけでも華やかですが、これが見た目だけのものではなく、食べられるのだから来場者のテンションが上がっていく。
≪おいしい食べものや飲みもの≫
・お花のジュース angelique (フラワーアートのデザインも担当)
・自然派ワイン 川越角屋酒店
・イベリコ豚ミートソース (リゾット) Bistro Cache Cache
・ズワイガニのトマトクリームパスタ Brighton cafe
・ベーグル、ベーグルサンド Befine Bagel
・お茶屋さんのカフェバス TABATAEN CAFE
・オムライス お肉と川越野菜のレストラン grill&dining32
・ビーフストロガノフ ウラニワキッチン
2018年11月3日、第2回「はなばたけのはじまり」は、天候に恵まれ、想像以上のたくさんの来場があり、大盛況の内に幕を閉じました。
生産者が丹精込めて作ったお花たちが多くの人のもとへ旅立ち、花にまつわるワークショップや雑貨、エディブルフラワーという食べられる花をあしらった食事に音楽、花を活かした壁画アート作りまで、全てにおいて花にちなんだ内容で盛り上がりました。
アートフラワーの壁画も大勢の人が参加してついに完成。
出来上がったフォトブースにて、この日の出店者で最後は記念写真。
お花を中心にしたフェスは川越でとても反応がよく、次回開催を望む声が多数寄せられています。
これからのお花フェス、はなばたけのはじまりは大きく広がっていくことでしょう。
ウラニワフラワーさんは、次回は、2018年12月2日(日)ウェスタ川越・ウニクス川越で開催する「くらしをいろどる」にて花の提案を行います。