川越style「川越Farmer’s Market」2018年7日1日蓮馨寺 川越収穫祭 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

農をもとに街を一つに、をテーマにした川越Farmer’s Marketは、川越の魅力、川越の今が詰まったイベントで、みんなで楽しむ川越パーティーです。

当然のように、このようなイベントを実現しているのは川越に他にありません。
川越という街は、市中心部の商業ゾーンと市周辺地域の農業ゾーンという二重のゾーンで分けられるのが特徴。
それは、新河岸川や入間川が街の中をぐるりと弧を描くように流れている様が、そのままゾーンの色分けを表しているようでもあります。
川越の「川」は、やはり川越では古くから重要なキーワードでありますが、川の内側と川の外側では市民の意識が微妙に異なるのも事実。
知っていましたか。市周辺地域の人が市中心部に出掛けることを、「川越に行く」と言ってしまうことがあることを。
えてして大事な川が、市民を隔てることにもなっていることを。
川越Farmer’s Marketは、本当の意味で街を一つにしたいと願い、周辺地域で盛んな農業を、中心部と融合させて作り上げています。農業と商業がうまく手を組むこと、それがこの運動の根底にあります。
今年はどんな一体感になるでしょう。
これが私たちの街、川越。

2018年7日1日(日)蓮馨寺で開催されたのが、川越Farmer’s Market」。



2018年7日1日(日)「川越Farmer’s Market」
時間:10:30~16:00 小雨決行
会場:蓮馨寺境内広場&講堂室内、川越昭和の街、大正浪漫夢通り
川越の農産物の販売と暮らしを豊かにするいろんなことを詰めこんだマーケット、2018夏をここに開催。
《川越の農家さんと川越の農産物が大集結!》
・飯野農園(とうもろこし、枝豆など夏野菜いろいろ!)
・利根川農園(ブルーベリー、玉ねぎ、じゃがいも、ズッキーニ、パンプキン、コリンキー、カボチャなど)
・なるかわ農園(玉蜀黍、ねぎ、新牛蒡、じゃがいも、玉ねぎ、ブルーベリー他)
・みずほ農園(お米、ナス、ジャガイモ、トウモロコシ、スイカ、トマト、キュウリ)
・牧農産(とうもろこし、ジャガイモ、きゅうり、オクラ、ズッキーニ、ニンジン)
・榎本農園(トマト)
・植物工場りっせん(バジル、ディル、イエルバプエナ、他フレッシュハーブ、レタス、ラディッシュ、スイスチャード、ケール、チコリフリーゼ、パクチー、ルッコラなど。さらにオリジナルグリーンスムージー、オリジナルモヒート(川越角屋酒店セレクトのお酒で)を提供!)
・蓮馨寺初出店!野村ファーム(トウモロコシ、枝豆、じゃがいも)
・蓮馨寺初出店!ままざめfarm(トマト、ピーマン、茄子、じゃがいも、枝豆、にんにく他)
・蓮馨寺初出店!小野農園(とうもろこし、枝豆、その他夏野菜いろいろ!来てみてからのお楽しみ)
・蓮馨寺初出店!Kawagoe Organicpapa(トマト、茄子、ピーマン、玉ねぎ、じゃがいも他)
・福原ファームクラブ&耕福米髙梨農園(枝豆、とうもろこし、夏野菜いろいろ。福原地区の野菜が大集結&髙梨さんのお米販売)
・斉田農園(枝豆 広場の雑貨「pomier」ブースにて販売。pomierさんは農家の家。枝豆を栽培しているのです)
・野々山養蜂園(蜂蜜)
・川越いちご園すじの(冷凍いちごシャーベット。収穫したいちごをファーマーズのために冷凍保存)
・あまみごえファーム(マンゴー)
・小野文製茶(お茶&お茶詰め放題など)
・シーズニングラボ(オリジナルハーブスパイスミックス。一家に一つの調味料)
・NPO法人かわごえ里山イニシアチブ(「生きもの育む田んぼで作る、食べる、遊ぶ」~活動紹介とマコモ製品の販売~)

《はなばたけのはじまり》
・-hanao-
・大谷園芸
花苗の直売コーナーと生産者さんの綺麗なお花を使ったギャザリング寄せ植えの販売
・「多肉植物の寄せ植え教室」

《農家さんと触れ合おう 農家さんと交流したり、お話しを聞いたり、教えてもらったり》
・「はちみつ絞り無料体験」 10:30~11:00頃まで(絞り終わり次第終了)※絞りたての蜂蜜販売あります(野々山養蜂園)
・「鳴河さんの教えるへぇ~!というとうもろこしのお話し」なるかわ農園ブースにて15時~より随時開催(なるかわ農園)
・「ハーブの香りを楽しむ集まり」 植物工場りっせんブースにて15時~より15分ごと開催。いろんなハーブの香りを比べて違いを知ろう♪(植物工場りっせん)
・「カレーが作れるベジブーケを作ろう」つくってたのしい食べておいしい みずほ農園にて15時~より¥1000(野菜&パッケージ込み。プレゼントもあり♪)(みずほ農園)
・「家庭でもできる、EMを使った自然農法による家庭菜園、のんびり農家がご質問にお答えします」ブースにて随時(野村ファーム)
・「ままざめfarm特製手づくり『ぼかし肥料』の作り方教えます」見て触ってにおいを嗅いでぼかし肥料づくりを知ろう!ブースにて随時(ままざめfarm)
・「マコモ葉で七夕飾り作り」¥500 随時(NPO法人かわごえ里山イニシアチブ)

《食べものと飲みもの》川越のお店が大集結!川越産農産物×川越の飲食店の共演
・ブーランジェ リュネット(パン、かき氷、昭和の街コッペパン企画のパンはこちらで!)
・Daily Stand Copoli(食事、ドリンク)
・Mimi DINER(食事、ドリンク、焼きとうもろこし)
・すずのや おやさいとくだものとお酒と(おつまみ、お粥、お酒(日本酒)手ぬぐいなどの厳選雑貨)
・Cafe Vino(ハンバーグ川越野菜添え、フランクフルト)
・KOEDOイタリアン ルーチェ(食事、飲み物)
・Sai Kasumiごはん(食事など)
・シンラガーデン(A5ランク黒毛和牛×川越産農産物)
・Gallery&Cafe平蔵with川越米(秋田の食材と川越農産物のマリアージュ料理)
・ルアンジュ(洋菓子)
・焼き菓子komugi(スコーン 焼き菓子)
・やき菓子 野里(焼き菓子)
・ACROSS THE RIVER(タピオカミルクティー、搾りたてフルーツティー、お菓子)
・TOSHINO COFFEE(コーヒー)
・Bar Quesera(バーケセラ フルーツを使ったカクテル)
・COEDOビール協賛出店!川越のクラフトビールと川越のクラフトフードを

《雑貨 くらしをいろどるモノたち》
・tenori
・KIYOU KAWASHIMA
・PiENiKöTA
・pomier and A.
・Bakery mokano
・川越Farmer’s Marketオリジナルバッグ販売一枚¥350受付にて(実行委員会)

《体験・ものづくり あれもこれも自分で体験・作ってみよう!》
■境内広場
・「カレーパウダーを作ってみよう!」
スパイスで代謝アップ!!グルテンフリー・糖質off・減塩カレーが作れます!!¥1500カレーパウダーセットのお土産付き。(有限会社 筋野)
・「ハーブソルト作り」庭で育てたフレッシュハーブを自然乾燥、5種類のハーブでブレンドは自由にご自分の手で作ってみませんか? ¥500 30分ほど (講師 大河内和子)
・カービング体験「小玉スイカのフラワーバスケット」10:30〜、13:30〜(40分程 各6名)¥1800 予約優先arunadacarving@gmail.com、「夏の石けんポプリ」 貝付き 小さなお子様から 随時 ¥500(ARUNADA)
・「藍染め体験」 ハンカチ、手拭い、風呂敷が作れます。子どもにも簡単にできる絞り染めです。¥800~3200(講師 染色工房稲木)
・「アロマの虫除けスプレー」¥500 「アロマストーンとお花のガーランド」¥800(AT Y's(アトワイズ))
・「手織りで簡単!オシャレなミニタペストリー作り」、「手織りで簡単!オシャレなコースター作り」各¥500(koyuri)
・「陶芸絵付け体験」陶芸の絵の具で、器に自由に絵を描こう! 小さなお子様からOKです。¥1200〜 (器の種類によりお値段異なります)(ナカムラサクラ)
・「とんぼ玉作成体験」ガラスの玉「とんぼ玉」を作りましょう!手を添えてサポートいたしますので、お子様も体験できます。作成時間10分、冷ますのに45分かかります。¥1000(福島和彦 とんぼ玉」

■講堂一階(山門から入って左手にある二階建て建物)
・「ちいろば親子積木大会」パパ、ママと一緒!お友達と一緒!たくさんの積木と一緒!5000個の積木たちが待ってるよ!どんなもの つーくるっ??(ちいろば)
・「アイロンビーズでキーホルダー作り」 おみやげつき ¥550 (おすし雑貨研究所)
・「ジェルワックスのフレグランスボトル作り」¥1000(キャンドルスクール川越Twin Tail)
・「ディップアートで作る一輪挿しクレマチス」1人/¥1000 20分前後(風碧)
・星と香りのワークショップ「ホロスコープから香りを選ぶ、あなただけのアロマミスト」(要生年月日)¥1000 受付随時、予約優先。所要時間は20分ほど(LUOMU)

《リラクゼーション》
・「イヤーセラピー」、「耳たぶリフレ」、「バスソルトの販売」(イヤー ビューティーサロン Mes Anges(メザンジュ ))

《昭和の街ブース》
・「川越 昭和の街」の魅力を発信するブースが境内に出現します!

《音楽》
11:00~アンサンブル はつかりーな
11:30~HEAVENSOULS
12:00~SOUND OF POPS
12:30~LiLo&飯田理乃
13:00~新・音楽集団「匠」
13:30~TAON
14:00~名前のない合唱団
14:30~川越ファーマーズ・マーケット特設男声合唱団
15:00~LiLo&飯田理乃
15:30~八っちゃん・みかねぇのゆるっと~くランドのお知らせなど(予定)
アコーディオンスパイダーマンもやって来るよ♪

■蓮馨寺 講堂内二階
「川越ぷちyogaフェスタ」
今回も全米ヨガアライアンス認定RYT500のヨガインストラクターが川越に集まって、それぞれ魅力的なテーマでレッスンや講座を開催します。
ヨガが初めての方はもちろん、経験、年齢、性別など気にせずお気軽にチャレンジしてみてください。そして、いろんな種類のヨガがあることをお楽しみください!
詳細な情報は
[web]「Love Life Yoga」
http://monieluwak.wix.com/love-life-yoga

■「昭和の街」×「川越Farmer'sMarket」スペシャルコラボイベント
『リュネットさんのコッペパンに昭和の街のお店の具を挟んで、オリジナルコッペパンを作ろう!』
蓮馨寺境内に出店する川越の人気パン屋ブーランジェリュネットさんブースで手作りコッペパンを購入し、昭和の街参加店でパンに挟む具を買い出しに行こう!という特別企画。昭和の街を歩いてみよう♪

《川越昭和の街をもっと知ろう》
■大黒屋食堂会場(川越市仲町5-2 昭和の街)
川越Farmer'sMarket出店農家の川越産農産物を使った野菜定食を提供します!
■彩乃菓会場(川越市連雀町10-1 昭和の街)
川越Farmer'sMarket出店農家の川越産農産物を使った和菓子を提供!
■小江戸カントリーファームキッチン会場(川越市松江町1-22-11 立門前通り)
川越Farmer'sMarket出店農家の川越産農産物を使った料理によるバイキング!

■紅茶浪漫館シマ乃会場(川越市仲町5-11 昭和の街)
・「紅茶パフェを組み立てよう♫」 ¥700 10:00~12:00当日受付
各回4名様定員、時間は10時、10時半、11時、11時半の4回開催。所要時間20分ほど
対象はどなたでも。但し、小学生以下は保護者同伴でお願い致します。
お持ち帰り用カップに好きなフルーツなどを入れて、オリジナル紅茶パフェを作ります。
出来たパフェは川越散策しながらお召し上がり下さいませ!(お持ち帰り専用とさせて頂きます。)

《大正浪漫夢通りをもっと知ろう》
■マドモアゼル ルゥルゥ会場(川越市連雀町11−5 大正浪漫夢通り)
・「みんなでワイワイ楽しく刺繍教室」 ¥1000 11:00~17:00 随時 所要時間1時間ほど
親子で参加も大歓迎です。対象は小学生以上。皮膚に刺さらない針を用意しています。こちらで準備した図案の中から好きな図案を選んで、ステッチしていただきます。お気軽にご参加下さいませ♪

《川越Farmer'sMarketお料理教室》
■KOEDOイタリアン ルーチェ会場(川越市新富町1-1-11信富イハラビル1F クレアモール)
夏のスタミナ野菜「トマト」で簡単ごはん~ゆるベジエスニック&イタリアン教室~(ゆるベジインストラクター 矢島真沙子)
時短、簡単!夏向きなトマト味の料理2品をデモンストレーションし、ランチとして試食します。圧力鍋の使い方や夏を乗り切る食事のコツもお伝えします。
【レシピ】
・小豆のチリコンカン(圧力鍋使用)
・生トマトのフライパンカルツォーネ
■同時開催!ファーマーズ終了後、夕方から蓮馨寺講堂内にて
・「八っちゃん・みかねぇのゆるっと~くランド」
ケーブルテレビでお馴染みの二人によるトークイベントです♪
■川越市ー所沢市の初連携!
川越Farmer'sMarketの翌週、2018年7月8日(日)所沢航空記念公園で開催される「パンフェス野老やろう!」と手を組み、パンフェス所沢会場に川越の魅力を発信する「川越Farmer'sMarketエリア」を作ります!
「川越Farmer'sMarket」
主催:川越Farmer'sMarket実行委員会 

https://www.facebook.com/kawagoefm/
後援:川越市、公益社団法人小江戸川越観光協会
協賛:株式会社協同商事コエドブルワリー、感動創出工場ジ~ンファクトリー
協力:蓮馨寺、川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会、川越中央商店振興会、NPO法人カワゴエ・マス・メディア、尚美学園大学

 

2018年1月ウェスタ川越・ウニクス川越で17.200人の来場があった川越の冬野菜の祭典、「くらしをいろどるFarmer'sMarket」から半年ぶりのファーマーズマーケット。

蓮馨寺は一年繰りの凱旋となりました。

(2017年7月2日「川越Farmer'sMarket」メイン会場蓮馨寺 市内各地で開催

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12290466838.html

現在では、夏は蓮馨寺、冬はウェスタ川越・ウニクス川越で開催されているファーマーズマーケット。

まさかここまでこの運動が大きくなっていくなんて、一体誰が想像したでしょう。

川越の農業や川越の魅力を知ってもらおうと市民が集まって作り上げ、回を重ねるごとに輪が広がり、川越の真ん中から川越の魅力を発信するイベントは、川越にとって欠かすことのできないものになってきたことを感じさせます。

川越は一言で言い表せられない街である。

農業、飲食店、雑貨店、作家、講師、音楽、大学、市内各分野でそれぞれが活発な活動を見せていて、視点を変えれば変えただけの川越が見えてくる。それは、点在しているという表現が良くも悪くも適して川越的であり、点を結べないかという課題が昔から言われている中での、川越Farmer'sMarketの誕生でした。

川越Farmer'sMarketが成長していくにつれ、川越の点の魅力が一つに集約できるようになり、「川越」そのものを一つの場で感じられるインフラとして根付いてきました。

川越Farmer'sMarketのどの場面を切り取っても川越であり、全体として見ても川越である。

この形が維持されていることが、川越で川越Farmer'sMarketが支持されている所以でしょう。


農家の笑顔が川越を明るくする。
川越の朝どれ野菜たちが市街地の蓮馨寺に集結した7月1日。
さすが川越ファーマーズにやって来るお客さんだけあって、珍しいお野菜にも敏感に反応してくれるのが嬉しい。いわゆるお店では見かけないお野菜も多かったと思いますが、大量生産・大量販売の流通野菜とは別に、個人農家が想いを持って丁寧に農の仕事に携わっている事実があり、それが私たちの街川越の足元にあり、川越の農のリアルを伝えたいのが川越Farmer's Marketの願いでもあります。
こうしたイベントを通して川越の農家さんもお客さんと直に接することで場慣れし、仕事のヒントを得、さらにイベントを盛り上げようとするノリもどんどん高まっていっているよう(*^^*)
こんな元気な農家の姿が見られる街って、川越独特なのでは。川越ファーマーズ誕生をきっかけにして、川越の農の見え方がこんなにもがらりと変わりました。
そして、川越Farmer's Marketが大事にしているのが、何と言っても色んな人たちとの交流。農家とお客さん、農家と飲食店、さながら日曜日は蓮馨寺境内が巨大な異業種交流会にもなっていて、商業・工業色んな人たちに川越の農家を繋げました。ネットワークの構築、こんな側面も川越ファーマーズにはあるのです。イベントを通して顔を合わせて繋がり、取引などへ発展していく。農・商・工が一体となり、強い街を作ろうとするのも川越Farmer's Marketであります。

川越ファーマーズのスタートを飾る定番となっているのが、野々山養蜂園さんの蜂蜜絞り体験。

たくさんの人が蜂蜜はこうして作られるのかと体感し、さらに絞りたて蜂蜜はその場で販売し、超新鮮蜂蜜は大好評。



楽しみに待っていた皆さん、お待たせしました。
蓮馨寺に、またあのとうもろこしがやって来ました。
夏の川越ファーマーズの代名詞のようになっている、なるかわ農園さんのとうもろこしです。


川越の農業地帯、福原地区で畑を展開する鳴河さんのお野菜は既に多くの人に知られているものですが、特にあの、とうもろこしの人気は毎年凄まじいものがある。。。
どのくらい凄いのかというと、一万三千本のとうもろこしを直売だけで販売し尽くしてしまうんです。
直売というのは畑や自宅で販売しているもので、つまり、他のどこにも卸しておらず、ここでしか売っていない、買えない。
目当てにここまで買いに来る人がいるからこそ卸す必要がないということで、それで完売するということに、どれだけ人が押し寄せているか分かるでしょうか。
畑・自宅直売だけで完売するその農家さんが、仕事を休んでトラックにとうもろこしをはじめとしたお野菜をどっさりと積み、わざわざ蓮馨寺までやって来るということ。7月1日の川越Farmer’s Marketがいかにあり得ないことか。。。
鳴河さんの川越の農を知ってもらいたいという想いゆえです。
蓮馨寺食べ物ブース、MimiDINERさんでは、なるかわ農園さんのとうもろこしを使用した焼きとうもろこしも販売しました。

川越の南古谷地区からはみずほ農園さん。


南古谷といえば川越の中でも特にお米が盛んな地区であり、みずほ農園さんもお米農家でもあります。お米の街、川越。今年の田植えが終わり、秋に向けて神経をつかう日々が始まっています。
忙しい仕事の合間を縫って7月1日のファーマーズに出店。
ファーマーズに出店する農家さんはみんな、ただでさえ忙しい時にイベントに出店してくれていて、普通に考えたらあり得ないことが実現されているんです。
みずほ農園さんは販売のみならず、面白い企画を考えてくれました。
それが、「カレーが作れるベジブーケを作ろう」。カレーを作る素材を集めて、パッケージに詰め装飾する。もちろんカレーを構成するお米も野菜はみずほ農園さんが作ったもので、すべてみずほ農園作の素材によってベジブーケを作る内容でした。

 

川越の上野田町にある利根川農園さん。
利根川さんの野菜は、川越市内の飲食店でも、ぜひ使いたい!という引き合いが多く、7月1日のファーマーズの食べものエリアに出店するお店では、VinoさんやKOEDOイタリアンルーチェさん、シンラガーデンさんが利根川さんのお野菜を積極的に使っていることでも知られています。もちろんみな、川越の人気店ばかり。
利根川農園さんと言えば、近年ブルーベリーの栽培に力を入れて、いよいよ本格的に展開する時が来ました。


酸味が強いものから存分に甘味が感じられるものまで、多種多様な品種のブルーベリーを作っています。
おそらく数年後には、川越でブルーベリー生産者と言えば、という存在になっているでしょうね。これも飲食店の引き合いが多く、クレアモールにある人気ティースタンド、ACROSS THE RIVERさんがやがて、利根川さんのブルーベリーのスムージーがお目見えする日が来るかもしれません。


川越のやる気みなぎる20代情熱農家。
川越南部の福原地区は、川越の農を支える農業地帯として有名ですが、この地域には何代も続く農家の家がずらりと並び、家と畑と林(ヤマ)が細長く短冊状に続いているのが特徴。
この地域で農業を営む小野農園の小野さんは今で5代目、27歳の若さで熱過ぎる心で農業にまい進しています。


農家の家を継ごうと思ったのも、今の時代を感じさせる。
「今だからこそ農業は目立てる」。
逆の発想であり、かつ、農業が魅力的に感じられる今だからこそ、5代目を継ごうと思ったという。
これまで代々取り組んできた農業を継承しながらも、やはり、自分はもっと面白い農業がやりたいと様々な農産物に取り組んでいるのも小野さんらしい。
野菜以外にもブドウを作っていたり、他にもフルーツに力を入れていて、実はまだ明かせないのですが、あのフルーツが軌道に乗ったら川越のみならず埼玉県内に小野さんの名前が轟くかもしれません。そういうチャレンジ精神が27歳ならでは。
畑直売にも力を入れていて、市中心部からわざわざ下赤様まで来る人がいるというのだから凄い。。。
小野さんはファーマーズに枝豆をはじめ、とうもろこしなど自身が大事に育てた野菜をどっさり出品しました。川越ファーマーズの輪を広げてきて、ついにこうした農家にまで繋がってきたことが、進んできたまちづくりの確かさを噛み締めています。情熱農家の躍進は留まることを知らない。


ファーマーズ初出店となるのが、川越の高階地区から、「ままざめfarm」の岡村さんです。ようこそ♪川越Farmer’s Marketへ。期待の若手農家さんで、これから共に展開していくことが楽しみです(^^)/
ままざめfarmのお野菜は、西武新宿線南大塚北口にある人気パン屋「NATSUKA BAKERY」さんでも使われています。

(岡村さんと川越ゲストハウスプロジェクト「ちゃぶだい」の戎谷さん)
岡村さんの野菜作りは土づくりから。
手づくりのぼかし肥料は、糠、オカラ、魚粉、もみ殻の燻炭などの原料から作り、土の中の微生物の働きを促します。
ぼかし肥料に鼻を近づけて嗅いでみると、甘いようないい匂い。バナナのような香りといえば伝わるでしょうか(#^.^#)手づくり落ち葉堆肥も使用しています。
畝の間に藁を敷いて保湿にも気を配り、畑全体として自然の原料で微生物たちが働きやすい環境作りを常に考えているのが岡村さんの農業の特徴です。
『無農薬無化学肥料で年間通じて野菜を作って8年目。「パーマカルチャー」に基づいた自給自足の生活や自分の野菜をパイプ役に地域の繋がりを作っていければと思っています。
なかなか思い通りにいかない野菜作りですが、普段は気付くことのできない自然の営みに感謝できるとても素敵な仕事だと思っています。
ちなみに「ままざめ」の意味は東北の言葉で
「食事の支度」という意味です。家族に食べさせたいと思えるような「愛ある野菜」を作りたいという思いでこの名にしました。
川越ファーマーズマーケットに参加できることとても楽しみにしています。』


最近川越内で存在感を増している、「植物工場りっせん」さん。


りっせんさんは、完全屋内型水耕栽培の植物工場です。川越の鴨田にある工場へ伺い、清潔なクリーンスーツを着用し丁寧に手を洗浄しエアシャワーの風圧でゴミ・埃を除去した後に栽培室に入らせて頂きました。


工場内には種を蒔いて苗を作る育苗室と栽培室があり、栽培室に広がっていたのは・・・まさにハーブ畑・お野菜畑。
水が流れる音を聞きながら、この時はバジルやルッコラ、ケール、パクチー、イタリアンパセリ、カリフラワー、空芯菜、アマランサス、チコリフリーゼ、ミント、金時草、スイスチャード、キュウリ、ビーツ、ラディッシュ、ディル、発芽にんにくなどなど、たくさんの種類のハーブや野菜を作っています。種類で言うと数えきれないほど。分けられた栽培室ごとに香りが変わるのが楽しい。
完全屋内型水耕栽培の利点は、綺麗な環境な上に廃棄ロスが出ないので調理の下拵えにかける時間と野菜くずのゴミの量が格段に減ります。つまり、袋から出してすぐに全部食べられるので、洗う必要がないんです。その下拵えの手間を時間を省くことができます。
ハイテク農業と聞くと、人の手を介さない自動的栽培をイメージするかもしれませんが、ここにあるのは、最終的には人による手作り。システムが全てではなく、人が細かく関わって人が作り上げているハーブ・野菜がここにあります。
技術が進んでも農業はやっぱり人の力、というのが真理なのかも。
りっせんさんとしては、川越市内外の飲食店に積極的に料理に使ってもらいたいという考えで、川越内飲食店でりっせんさんの輪が徐々に広がっている今です。

 

川越ファーマーズの会場の空気はなんでこんなに温かいのか、と毎回言われますが、それはもちろん、出店者たちのこの運動に対する気持ちが会場全体に醸されているからです(^^)/
食事なら、単に売るということだけでなく、その一品に川越Farmer's Marketを考えた気持ち・アイディアがたっぷりと注がれていて特別感がより増した一品になっている。
そして結果、その日そこでしか味わえない特別な食体験になっていく、これが川越Farmer's Marketです。
料理は愛情、なんて言いますが、本当にそうですね。
普段のお店とはまた違う、非日常感を演出した川越のシェフたちなのでした。


中でも特に来場者を驚かせたのは、あのお店の出店だったかもしれません。

当日会場で知ったという人もいたことと思います。

2018年4月にオープンした、「食堂キッチナ」さんのファーマーズ電撃出店です。

キッチナさんの出店は、パンフレットやSNSには載せていません。

掲載に間に合わなかった?いえいえ、キッチナさんと打ち合わせて合えて事前発信を控え、当日ゲリラ的な出店で来場者を驚かせようと演出したものでした。狙い通り、あのキッチナさんがファーマーズに出てる!?と来場者が殺到したことは言うまでもありません。

4月オープンのお店で、もちろんイベントというものに出店すること自体がこれが初めてのこと。

キッチナさんもファーマーズを楽しんで、たくさんの人と交流して次に活かすヒントを得たようでした。

 

(川越style「食堂キッチナ」生姜と抹茶と薬膳ごはんのお店

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12380406265.html

 

お菓子のお店も農産物を積極的に使うことはもちろんのことで、近年の川越のお菓子屋さんも地元の食材を使おうとする意識が高まっています。
川越はお菓子屋さんの街。
個人お菓子屋さんが街中にあり、それぞれが個性を発揮しながら、また一致団結して、川越のお菓子文化を盛り上げようともしています。
2018年1月にウェスタ川越・ウニクス川越で開催した17,200人来場の「くらしをいろどるFarmer's Market」では、小江戸川越お菓子マルシェが同時開催となっていて、川越のお菓子屋さんがお菓子文化を大きく発信したことは記憶に新しいと思います。
川越ファーマーズを盛り上げるべく、川越の名だたる人気店が出店し、この日だけのスペシャルも多数投入しました。

 

川越の夏に、川越のCOEDO。
川越Farmer’s Marketの底にある存在。
川越Farmer’s Marketという運動を支援して頂いているのが、川越人なら当然誰もが知っている、川越が世界に誇るクラフトビールブランド「COEDO」を展開している、株式会社協同商事コエドブルワリーさん。


川越の農業のためなら喜んで!と川越Farmer’s Market立ち上げの時から支援を頂き、以来ずっとこの運動を支えてくれています。COEDOさんの継続協賛により、川越Farmer’s Marketは前に進めている事実があります。
COEDOさんがここまで支援するというのは、川越だから、川越の農業だから、なんです。
COEDOさんが離れてしまったら運営は・・・という心配もありますが、いえ、COEDOさんなら川越の農業のためにこれからも応援してくれると信じています。間違いありません。
COEDOさんにとっても川越Farmer’s Marketは協賛以上に特別な想いを寄せてくれているもので、今や定番人気となった「毬花-Marihana-」は、製造初期の初期に、特別という形で川越Farmer’s Marketでドラフトを提供してくれたことがありました。
毎回、あっという驚くような種を川越Farmer’s Marketに用意してくれている。。。
という話しから推察される通り・・・
ええ、COEDOさんがやってくれます。
今度の日曜日、蓮馨寺川越Farmer’s Marketにおいて、COEDOさんがとっておきのスペシャルを投入してくれることになりました。
それが、数量限定シーズナル商品「清夏-Seika-」投入決定。
「清夏-Seika-」を蓮馨寺でドラフト提供しました。
2018年6月発売から間もないタイミングで、ここという場として川越Farmer’s Marketを選択してくれたことが嬉しいです。
数量限定シーズナルビール「清夏 -Seika-」
『「埼玉県産米・彩のかがやき」を使用した軽快な日本スタイル・ラガービール。
完熟したピーチの甘い香りを思わせる豪州産ホップと、レモンの柑橘香を思わせる
米国産ホップを、香りだけをビールに加える製法「ドライホッピング *」で使用しました。 
夏空の下にビールを片手に駆け出したくなるような、爽やかな味わいの清夏 -Seika- を、
喉を鳴らしてお楽しみください。』

 

川越ファーマーズは、様々な雑貨や手作り体験が用意されているイベントで、屋外・講堂室内にたくさんのブースが立ち並びました。これも気になる、これもやってみたい、体験のブースをはしごする姿も多数見られました。
他のイベントではなかなか体験できないものが多く、もちろんそうした体験を招致しているのが川越ファーマーズであります。ワークショップは川越ゆかりの作家さんを呼んでいるというのも特徴で、川越の人で力を合わせ川越パーティーのようになっているイベントが川越Farmer’s Marketです。

 

川越ファーマーズの会場の雰囲気を彩ってくれるのが、音楽。

音楽出演者も並々ならぬ想いを川越ファーマーズに寄せてくれ、この日限りのスペシャルLIVEを展開していきました。
11:00~アンサンブル はつかりーな
11:30~HEAVENSOULS
12:00~SOUND OF POPS
12:30~LiLo&飯田理乃
13:00~新・音楽集団「匠」
13:30~TAON
14:00~名前のない合唱団
14:30~川越ファーマーズ・マーケット特設男声合唱団
15:00~LiLo&飯田理乃
15:30~八っちゃん・みかねぇのゆるっと~くランドのお知らせなど(予定)

川越の夏野菜の旬に合わせた日に開催した川越Farmer's Market。川越の魅力を知ってもらおうと出店者&スタッフ一同溢れんばかりの気持ちを一つにして頑張りました。
川越っていい街だな、そんな風に思った一日だったなら、7月1日は大成功だと思います。
川越Farmer's Marketに出店してくれるお店はこのイベントに寄せてくれる気持ちが素敵、さらにこのイベントを支えてくれるスタッフの気持ちも本当に素敵。
そして川越Farmer's Marketに惹かれて来場してくれた人たちの表情がなにより素敵で、みんなで作り上げたあの雰囲気でした。


川越の農業を知る。
川越の農業からの広がりを楽しむ。

川越Farmer's Marketという運動はこれからも続いていきます。

イベントとしては、2018年12月2日ウェスタ川越・ウニクス川越にて「くらしをいろどるFarmer's Market」を開催。

次回はウェスタ川越・ウニクス川越でお会いしましょう。

街を一つに。

 

「川越Farmer's Market」

https://www.facebook.com/kawagoefm/