「花のある暮らしを提案したい」。
埼玉県は花の生産量が全国第3位です。
質の高い花苗を生産している農家さんはたくさんいま す。
高品質の花に触れて、花が暮らしの中にもっと取り入れてもらえるようにしたい。
川越で行われているフラワーフェスティバルが、「はなばたけのはじまり」。
主に4月、10月に開催しています。
はなばたけのはじまりの会場となっているのが、蓮馨寺。
主に4月、10月に開催
蓮馨寺境内
10:00~15:00
イベント出店者、開催ワークショップについてはホームページ・SNSで伝えています
HP:
https://hanabatakenohajimari.jimdofree.com/
Instagram:
https://www.instagram.com/hanabatakenohajimari/
「ウラニワフラワー」
川越市今福334-12
寄せ植え・花束・造園・ガーデニング
花好きさんを増やす活動(ワークショップ)
*予約制* 水〜土曜日
配達、植栽等の外出が多いため
予約なしでOKなFree Open時間は日々の投稿でお知らせします。
Instagram:
https://www.instagram.com/uraniwa.flowers/
『埼玉県の高品質なお花を作っている生産者さんたちと、もっとお花を好きになってもらえる1日を過ごしていただくために開催します。
・生産者さんのお花の直売
・お花をもっときれいに飾るためのワークショップ
・お庭での時間を楽しくしてくれるガーデン雑貨など展示販売。
お腹が減ったら美味しいご飯。
休憩タイムには、心地よい音楽。
ぜひ、遊びにいらして下さいませ。』
川越で展開されている、お花をテーマとしお花に特化したイベント、はなばたけのはじまり。
花の苗販売や花のワークショップ、雑貨、飲食などの出店があり、花を中心にしたフェスのような雰囲気に包まれています。
出店内容はその回によって変わり、出店募集は事前にホームページから行っています。
≪生産者さんのお花販売≫
所沢市 hanao
本庄市 大谷園芸
横山園芸
Plants art works
川越市 ヤマシタフラワーズ
寄せ植え用土ヤジガラチップBELLABON 株式会社フジック
≪生産者さんのお野菜≫
川越市 小野農園
≪FLOWER SHOP≫
花苗・寄せ植え ウラニワ
切花 ワークショップ たぬきのねどこat flowers
≪SHOP≫
布作家 kumarche&gacci
フランスビンテージ お花のアンティークパーツを使ったアクセサリー Gris bleu
クレイアクセサリー作家 Miiinecco
毎日使える布小物 Miuta
本物のお花のアクセサリー Mrisa
刺繍とビーズ作家 ミヌレ
ガラス雑貨/ワークショップ CHALEUR
多肉植物 Toiro
アートフラワー&アイシングクッキー Gris blue
ドライフラワー&ワークショップ minotta
お花や木の実のアクセサリー kanan*
≪FOOD≫
軽食 お菓子 豆と野菜
COFFEE自転車 COFFEE POST
焼き菓子 よかよかcafe
マカロン 他 Putney Bake
≪ワークショップ≫
ギャザリング寄せ植え体験 ウラニワ
ドライフラワー minotta
川越では、パンとコーヒー、お肉、お菓子、さつま芋、和とお茶などジャンルに特化したイベントが行われ、どのイベントも盛況ですが、花の展開がはなばたけのはじまりです。
川越の花屋「ウラニワフラワー」の田中陽子さんが実行委員会「はなばたけのはじまりの会」を2018年に立ち上げ、初開催。
初期はウニクス川越で開催し、2022年から蓮馨寺に場所を移して四季ごとに開催を続けています。
(2018年第一回「はなばたけのはじまり」ウニクス川越)
はなばたけのはじまりの意義として、田中さんは、
「出店する生産者には、来場者へ埼玉県の質の高いお花を知ってもらうことで、地産地消の効果が期待で きます。 多くの人たちに、気軽に花や緑にふれあい、親しみ、楽しんでいただくことで、花や緑の価値を知り、それ ぞれにふさわしい扱いができる感性と方法が身につく効果が期待できます。花や緑に関わる中で、花や緑 を介して人と自然との関わり、生命あるものへのやさしい気持ちをもつことができれば、子供たちにとっても花 や緑を知ること以上の価値が得られると考えています」
と話します。
中でも田中さんがこだわったのが、花生産者の出店。
花屋さんの切り花ではなく、苗を作る生産者が主役となったイベントとしてはなばたけのはじまりを考えています。
一言で花生産者と言っても、様々なタイプの生産者がいる中で(大量生産なのか少量多品種なのかなど)、田中さんが意図したのは、生活の中ですぐに手に入る花ではなく、他ではなかなかお目にかかれないような珍しい、可愛らしい花を作っている生産者。
田中さんは花屋を営み、生産者との繋がりがあり、その視点からこの人は!という生産者に声をかけていきました。
と、ここで深堀りすると、花屋と生産者が直接繋がるというのは実は例外的なことで、花屋が花の仕入れを行うのは市場です。
ただ、市場に世の全ての生産者が花を出しているわけではなく、そこに扱いたい花がない場合もある。
田中さんはアクションを起こし各地を見て回っていくと、色んな花・野菜生産者がいることが分かりました。
生産者と直に繋がることで今までにない展開が広がり、花屋として花の奥深さにどんどん惹き込まれるようでした。
花の出店以外にも、作家さんによるハンドメイド作品も販売されています。花のある暮らしの提案として雑貨の出店に力を入れ、雑貨店や作家さんがハンドメイドの雑貨などを販売しました。
イベントでは、「体験すること」を特に大事にしていて、会場には花にまつわるワークショップ、体験ブースが設けられました。子どもから大人まで、色んな体験を回る光景が広がります。
◆開催ワークショップ
①ワンコイン! 小学生対象 寄せ植えのワークショップ
簡単にできるかわいい寄せ植えの体験ができます。
お花は生産者さん産直の旬のお花を使います。
体験価格・・・500円 (先着20名)
※先行予約制です。
所要時間:30分程度
持ち物:軍手や薄手の手にフィットするタイプのゴム手袋等。土を触るため、汚れてもいい服装でお越しください。
※植物の根っこの土を落とす作業など、多少の力加減や集中力が必要です。そのため、対象年齢を設定しています。難しい場合は保護者の方がお手伝いしていただいてもかまいません。
②ウラニワフラワー ギャザリング寄せ植えのワークショップ
お花をもっと綺麗に
植えたときから、ふんわりとかわいいギャザリング寄せ植えの体験ができます。
お花は生産者さん産直の旬のお花を使います。
体験価格・・・3850円
※先行予約あり。空きがあれば当日の参加も可能です。
所要時間:30分程度
持ち物:軍手や薄手の手にフィットするタイプのゴム手袋等。土を触るため、汚れてもいい服装でお越しください。
ウラニワフラワーの田中さんは、花の魅力を多くの人に知ってもらいたいと花のあるくらしの提案をしてきました。
ウラニワフラワーと言えば、アレンジメントに定評があり、記念日のギフトを頼まれることが多い。
特に「苗の」寄せ植えアレンジ、ギャザリングはウラニワフラワーが特に力を入れているもので、切り花と違って土に苗を植える寄せ植えは、苗だからこその世界が作れ、さらに2~3ヶ月楽しめ、他の花屋さんではなかなか見られないアレンジです。
苗同士を同じ器に入れるということで、根の扱いがとても慎重を要するものですが、その扱いが田中さんの技術。
「苗の寄せ植えの素敵さをもっともっと知ってもらいたい」
ウラニワフラワーの田中さんは兵庫県出身、お母さんが生け花の先生で、小さい頃から家の至るところに花が飾られ、
「身近に花があるのが当たり前だった」
と振り返る。田中さん自身も生け花の師範免許を持っています。
人生を変えられた出来事だったのが18歳、高校三年生の時に遭った阪神淡路大震災だったと言います。
住んでいたのが、震源地のすぐそばでした。
多くの親友を亡くし、高校の卒業式に出席していたのが同級生わずか数人という状況でした。
当時アルバイトしていた神戸市にあったアウトドア用品店も閉鎖され、人生観が変わるほどのショックから、ハーレーダビッドソンを駆って日本全国へ放浪の旅へと飛び出していきました。
旅の途中に、
「うちで働かないか」
と東京から連絡が入り、居を構えたのが戸田市。
その後、販売の仕事をし、結婚を機に移り住んだのが川越でした。
親が生け花の先生をやっていても、花屋を開くのは全くのゼロからの立ち上げだった田中さんは、昔から続く花屋のように取引先があるわけでもなく、自分で全てを開拓しなければならなかった。
だからこそ常に、「自ら動く」ことを信条にし、可愛い花を生産する農家さんがいると知れば話しをして、お店で扱わせてもらえないかと切り拓き、その情熱が他にはない花屋を誕生させました。
ウラニワフラワーさんは、自身が出店者としてイベントに出ることも多く、まるひろ百貨店川越店に出張出店し、花の販売やギャザリング教室を開催していました。
(ウラニワフラワー まるひろ百貨店川越店出店)
他にも、毎年春と秋にウニクス南古谷で開催されている「川越お菓子とお花のMarket」、毎年12月にウニクス川越・ウェスタ川越で開催されている「くらしをいろどるFarmer'sMarket」出店でもお馴染みです。
(「川越お菓子とお花のMarket」ウニクス南古谷
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12699939148.html)
(「くらしをいろどるFarmer'sMarket」ウニクス川越・ウェスタ川越でhttps://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12568373449.html)
くらしをいろどるFarmer'sMarketの会場の一角に、花の生産者の出店と田中さんによる花のワークショップを行う「Flower Market」を展開したところ、イベントの中でも特に好評で象徴的な出来事でした。
会場全体の雰囲気作りにも多大な影響を与えていました。
この時の大盛況を受けて手応えを掴んだ田中さんは、
「花の生産者さんたちを全面に出した花のイベントを開催しよう!」と動き出していきます。
そうして、「はなばたけのはじまり」へと繋がっていったのでした。
境内でまったり過ごす人が多く見られた、はなばたけのはじまり。
会場の盛況ぶりを見て、花を求めている人がたくさんいることが分かり、開催して良かったと安堵する田中さん。
そして、田中さんの視線は常に先を見据えている。
そう、一年に一度ではなく、季節ごとにはなばたけのはじまりを開催しています。
季節の可愛らしい花を主役にし、様々な魅力を展開。
花のある暮らしを提案する。
はなばたけのはじまりから、はなのあるくらしがはじまる。
「はなばたけのはじまり」
主に4月、10月に開催
蓮馨寺境内
10:00~15:00
イベント出店者、開催ワークショップについてはホームページ・SNSで伝えています
HP:
https://hanabatakenohajimari.jimdofree.com/
Instagram:
https://www.instagram.com/hanabatakenohajimari/
「ウラニワフラワー」
川越市今福334-12
寄せ植え・花束・造園・ガーデニング
花好きさんを増やす活動(ワークショップ)
*予約制* 水〜土曜日
配達、植栽等の外出が多いため
予約なしでOKなFree Open時間は日々の投稿でお知らせします。
Instagram:
https://www.instagram.com/uraniwa.flowers/