川越style「川越職人の技体験市」4月26日(土)コエトコ NPO法人川越蔵の会 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越の人、もの、こと。地元に密着した地元人が地元人に向けて川越物語を伝えるメディア。
川越は暮らしてこそ楽しい街。
川越の様々なまちづくり活動に従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

川越の一番街。

蔵造りの町並みは、遠くから眺めるのいいですが、細部に入っていけばいくほどその本当の凄さに目を奪われるかもしれません。

そこには数多くの先人、職人達の技と知恵が注ぎ込まれ出来上がっていることに心を奪われます。

町並みは、人が作り上げていることに気付かされる。

 

川越の街では、文化を育んできた多くの職人が今も仕事を続けています。

大工さん、左官屋さん、鍛冶屋さん、瓦屋さん、庭師さん、家具職人さんなど。

職人たちの仕事を実際に体験することで、今も生き続けている川越の職人魂を心と身体で感じることができる体験イベント。

 

蔵造りの建物、町並みを深く感じる、こんなにも川越らしい体験はなかなかありません。

職人体験であり、一番街の町並みを構成するものが、どのような職人技が注がれて出来上がったのか、身を持って知ることができる。

川越の職人の伝統技を知り、職人から直に伝統技を教えてもらう夢の企画。

 

2025年4月26日(土)NPO法人川越蔵の会主催でコエトコで開催されるのが、

~蔵造りを支える職人さんたちの技を体験しよう!~
「川越職人の技 体験市」
『いろいろな職人さんたちがコエトコに大集合!』


「川越職人の技 体験市」
日にち:2025年4月26日(土曜)
時間:10:00~15:00 
会場: 川越市文化創造インキュベーション施設「コエトコ」
川越市松江町2丁目11番地10
主催:NPO法人川越蔵の会
協力:川越市文化創造インキュベーション施設(コエトコ)
協賛:木の家ネット・埼玉、入間市の文化遺産をいかす会、くむんだー川越、上林歳明、阿久津左官店、杉本瓦店、五代目 中屋滝次郎正義、庭師の仲間たち7衆、田嶋木工所、黒川雅遊
後援:川越市、川越市教育委員会

 

『小江戸川越は蔵造りの町並みで知られています。蔵造りは様々な分野の職人さん達の技に支えられ、構成され、技が集結した大きな集合体・構造体です。
歴史的な建物が軒を連ねる川越の町並み、この景観を維持してきたのは、建物所有者の心意気と建物修理を続けてきた伝統的な技術を身につけた職人さんがいたからです。
川越ならではの固有資産である蔵造りの町並みを、知識だけでなく全身を使って子どもたちに体感してもらう体験イベントとして、川越蔵の会では「職人の技 体験市」を開催予定です。
普段はなかなか職人さんとお話し・接する機会がないと思いますが、この体験市では職人さんに教えてもらいながら作業を体験します。
さらに川越には、昔から引き継がれてきたお祭りもあります。このような伝統、文化を次の世代に繋いでいくために、職人の技術は欠かせません。職人文化も一体になっての川越の文化であり、それが残っていることを、子供たちが誇りに思ってくれると嬉しいです。
川越蔵の会では、この体験イベントを通して、川越の歴史・文化を子ども達に伝えていきたいと思っています。』

 

【体験できる職人技】
■大工
・金物を使わない伝統的な木組みによるジャングルジム「くむんだー」作り(カンナ削り体験付き)300円
・カンナの削り華を使ったフラワーアート作り(200円)
■木挽き
・マエ挽き大鋸を使って丸太挽きの体験
・台切大鋸を使って丸太の輪切り体験(植木鉢の敷物、鍋敷きなどに 200円)
■左官
・土壁塗りの体験
・ピカピカ泥だんご(磨き仕上げ体験)(1個1,500円)
■瓦
・瓦葺きの体験と瓦の切断体験
■鍛冶
・5寸釘を鍛えてペーパーナイフ作り(最後に御名前を入れます 1,000円)
■庭師
1.竹の花器作り
幾つか花器のパターンを用意し、一輪の花を選んで挿してもらい持ち帰ることができます。
参加費 ¥1.000 
10時~、11時~、12時~、13時の4回予定
2.箱庭の模型つくり
木枠を作り、紙粘土や造花などを用いて箱庭の模型を作ります。
参加費 ¥1.500予定
10時~、13時~
他に、竹割り、竹ひご作り、タガ作りのデモンストレーションを随時実施
デモンストレーションタガ(竹の輪)などは販売予定
■家具
・木を削ってMY箸づくり(1,000円)
■神楽面
・神楽面の製作体験

「建物解説ツアー企画」
『川越市では初の全解体修理を行った市指定文化財である旧川越織物市場及び旧栄養食配給所について、建物の特徴や魅力、修復工事で使われた工法や修復で苦労した箇所など、設計・監理を担当した協同組合伝統技法研究会のお二人に案内してもらいながら施設内を巡ります。』
開催日:令和7年4月26日(土)
開催時間:①11:00~ ②13:00~ ④14:00~
所要時間:45分
募集定員:15名(各回)
解 説 者:協同組合伝統技法研究会 大平氏、衣袋氏(旧川越織物市場整備工事設計・工事監理)
申込方法:当日整理券配布制(各回の開始30分前からインフォメーションにて受付開始)
ツアーの問合せ先:コエトコ(川越市文化創造インキュベーション施設)TEL 049-298-3727

 

子どもたちが金槌を手に持ち、一生懸命木を叩いてジャングルジムを組み上げていく。

出来上がったジャングルジムに登り、遠く町並みを見渡す。

巨大な丸太に目を丸くし、それ以上に圧倒されるの大鋸の迫力。

鋸は「引き」の技術だということを体験をもって知る子どもたち。

カンカン!と五寸釘を叩く音。

地上からは見えにくいですが、建物には屋根があり、瓦が葺いてある、そこにも瓦職人の存在がいることを知る。

建物が出来上がったら生活が始まる。

日々の暮らしに欠かせない家具にも職人の技が生かされている。

箸作りから自然と職人技が身に染みてくるよう。

一番街には細道を進んだ先に、こんな庭園があるなんて!という中庭を持つところがいくつもある。

盆栽作りから庭体験。

 

「川越の職人の技体験市」は、個々の職人技を体験しながら、全体としてまるで一番街の蔵造りの建物作りを体験しているようでもあり、一番街そのものをダイレクトに感じられる体験となっていました。

 

会場のコエトコがあるのは、川越市松江町2丁目。

蓮馨寺山門から続く立門前通り沿いにあります。

大正浪漫夢通りから川越街道に続く通り沿い。


「川越市文化創造インキュベーション施設(愛称)コエトコ」
川越市松江町2丁目11番地10
開館時間 9:00〜17:00
休館日:月曜日(祝日、振替休日の場合はその翌日)、年末年始 12/29〜1/3
入館料:無料
TEL:049-298-3727 / FAX:049-298-3728
本川越駅より徒歩約12分、川越駅より徒歩約24分
バス「蓮馨寺」停留所より徒歩約4分
※施設に駐車場はありません
運営・所管部署:川越市 都市計画部 都市景観課 文化創造インキュベーション施設
運営支援業務受注者:iop都市文化創造研究所・ユニークエディションズ連合体

HP:
https://koetoko.jp/
Instagram:
https://www.instagram.com/koetoko1910/
Facebook:
https://www.facebook.com/profile.php?id=61557404746117
 

【コエトコ 建物について】


『旧川越織物市場は、1910年(明治43年)に、衰退に向かっていた川越の織物流通業界の起死回生策として建設された織物取引の場で、市場建築の様々な特徴を残す産業遺構です。
また、同敷地内に建つ旧栄養食配給所は、1934年(昭和9年)に近隣の中小織物工場へ給食を配給するために建設され、昭和期には工場労働者の栄養改善を目的にした同様の施設が全国的に建てられましたが、現在では、当時の姿をそのまま残す遺構として判明している中で唯一のものとなっています。
両施設ともに、その希少性の高さから平成17年に市の有形文化財に指定されています。』


川越市文化創造インキュベーション施設(愛称:コエトコ)は、市指定文化財である旧川越織物市場及び旧栄養食配給所を活用し、新たな価値を創出する活動を行うクリエイターを支援する施設。
施設では、クリエイターが一定期間入居し、新しいビジネスの創出に対して支援を受けながら、地域の方や来訪者との交流を通じて新たな価値を生み出すことを目指しています。
クリエイターのオフィススペースのほか、文化財の展示やカフェスペースも設置しています。


旧川越織物市場の東棟と西棟、旧栄養食配給所といった文化財建造物からなる川越市文化創造インキュベーション施設(コエトコ)は、入居者の支援や創造的な活動を推進していくための様々な機能のスペースが集まっています。
各スペースは、誰でも入れるスペースとインキュベーションオフィスの入居者のみが利用できるスペースなどで分かれています。

コエトコの3つのエリア
◆創業支援エリア

◆展示エリア

◆交流エリア

 

川越蔵の会では、職人の存在・技を知ってもらい、体験してもらうことを目的として2016年9月の第一回開催から「川越職人の技 体験市」を開催してきました。

以前は養寿院や一番街にある鍛冶町広場などで開催。

 

「川越の職人の技体験市」を主催しているのが、NPO法人川越蔵の会です。

 

「NPO法人川越蔵の会」
TEL/FAX:049-222-2330
(電話は事務局開設時のみお受けできますので、以下HPの「スケジュール」をご覧ください。)
Email:(以下HPの「お問い合わせ」のフォームからご連絡ください。)
HP:

https://www.kuranokai.org/
facebook:

https://www.facebook.com/kawagoe.kuranokai/

 

1983年(昭和58年)5月に市民団体として発足。
2002年12月12日「特定非営利活動法人 川越蔵の会」として法人登記。
任意団体の時点では会員数約270名であったが、NPO法人化に伴い若干減少し約200名となった。会員の属性をみると、一番街及びその周辺の商店経営者や住民、建築家、まちづくりの専門家、学識経験者、埼玉県及び川越市の職員、一般市民など。また、全会員の約2割を川越市在住在勤ではない会員、すなわち“川越ファン”とも呼ぶべき人たちが占めている。
会の活動目的:
地域に根ざした市民としての自覚を持って、まちづくりをみずから実践するとともに、住民が主体性を持って行うまちづくりの支援を行うことによって、地域社会の発展に寄与すること。
発足の経緯:
川越市は、蔵造りの町並みで知られているが、1960年代からその中心である一番街周辺の旧市街地が衰退化の一途を辿り、蔵造りのファサード改変や取壊しが行われ、歴史的な都市として一時は大きな危機を迎えた。1980年代に、商店街活性化による町並み景観保存を謳いながら、一番街の若手の商店主が、建築やまちづくりの専門家、個人的興味で参加した市役所若手職員とともに勉強会を行ったのが蔵の会の始まりである。このような様々な立場の人が集まり、市民主体で進めるまちづくりのスタイルは現在も受け継がれている。2002年には活動範囲を広げるためNPO法人となった。

●まちづくりデザイン活動
市民へのアドバイス、商店街へのアドバイス、建築設計コンペの開催・協力、川越市への提言等
●まちづくりのイベント開催
川越の文化を育む活動、アートイベントの開催、ネットワークの形成
●伝統的建造物の保存活動
旧川越織物市場の保存運動・活用検討、鏡山酒造跡地の活用検討 、伝統的建造物の保存要請、伝統的建造物の記録保存・実測調査

●広報及び啓蒙活動
景観賞の贈呈、会報発行・メール配信、視察団体への対応、講演会・各地見学会の開催、講師・委員の派遣

 

蔵の会の近年の大きな事業が、弁天横丁にある「喜多町弁天長屋」のリノベーションです。

蔵の会が長屋のリノベーションを手掛け、テナント誘致して再活性化させています。


「喜多町弁天長屋(きたまちべんてんながや)」
住所:〒350-0061埼玉県川越市喜多町2-1
HP:
https://kuranokai.org/wp/
X:
https://twitter.com/BYokocho
Facebook:
https://www.facebook.com/BentenYokocho/
 

喜多町弁天長屋には現在、9つのお店や事務所が入居しています。

一つの施設で色々なお店巡りができ、様々な体験ができます。

■「喜多町弁天長屋」入居者
① 「江戸和竿 小春」
② 「bero弁天長屋」
③ 「Caoli Art Studio」
④ 「ギャラリー なんとうり分室」
⑤ 「THE SUN」
⑥ 「キモノ・キツケ ハナノワ」
⑦ 「川越人力車 いつき屋」
⑧ 「REMODULE PAINTING」
⑨ 「トモリ食堂」
 靴鞄修理 SAKANIWA(坂庭)

(川越style「bero弁天長屋」喜多町弁天長屋 bero iron works
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12734061273.html
 

そして、蔵の会が2024年5月に蓮馨寺で開催したのが、「蔵フェス2024」~川越の今までとこれからを語るHOTな川越人トークセッション~『川越のまちに心動く瞬間(とき)』でした。

様々な切り口のトークセッションを軸として、楽しいフェスの雰囲気の中で、みんなでこれからの川越を考える場。

熱い熱いトークセッションを展開。

 

2024年2月に「中央公民館分室の今後を考える会~歴史的建造物・旧山吉別邸~」の会が発足し、今年のテーマはズバリ、「中央公民館分室」です。

中央公民館分室・ワンテーマで開催しました。

「蔵フェス2024」
今年のタイトル「中央公民館分室の今後を考える~歴史的建造物・旧山吉別邸~」
■開催日:2024年5月26日(日)12:30~15:00
■開催場所:蓮馨寺境内
■開催時間:12:30~15:00

 


川越蔵の会事務局にて年に一度、「長屋BAR」をオープンしていることで知られます。

COEDOや地酒、川越産農産物などを使った食をつまみにした交流の場は、毎回大好評を博しています。

(川越蔵の会「長屋「BAR」

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11843207873.html

 

他にも、川越の様々な催しに協力していて、一番街商店街の「江戸の日」などに協力しています。


(「小江戸川越 江戸の日」一番街商店街 2017年3月25日 一番街が江戸一色に

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12262200017.html

 

 

職人達が集まっているという非日常感。さらに、仕事着そのままで集まっているというリアルさ。

蔵造りの町並みと職人たちの姿。

町並みと職人、切っても切れない関係がここにあります。
■大工

■左官

■鍛冶

■瓦師

■家具

■庭師

 

一番街を深く感じられる体験イベントに、最高の川越体験!と喜ぶ声があがっていました。

 

「川越の職人の技体験市」は、蔵の会の大事な事業として開催しています。

 

川越を深く知るための体験イベントが川越にあります。

 

「川越職人の技 体験市」
日にち:2025年4月26日(土曜)
時間:10:00~15:00 
会場: 川越市文化創造インキュベーション施設「コエトコ」
川越市松江町2丁目11番地10
主催:NPO法人川越蔵の会
協力:川越市文化創造インキュベーション施設(コエトコ)
協賛:木の家ネット・埼玉、入間市の文化遺産をいかす会、くむんだー川越、上林歳明、阿久津左官店、杉本瓦店、五代目 中屋滝次郎正義、庭師の仲間たち7衆、田嶋木工所、黒川雅遊
後援:川越市、川越市教育委員会

 

「NPO法人川越蔵の会」

http://www.kuranokai.org/home.html