川越style「昭和の街の感謝祭」蓮馨寺および川越昭和の街界隈 川越昭和の街の会 | 「小江戸川越STYLE」

「小江戸川越STYLE」

「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

昭和の街の中央通りには、今年も開催一週間ほど前から各所でTシャツポスターが設置され告知された。

9月、またこの季節がやって来た、Tシャツを見ると感謝祭の到来を実感するのでした。

2018年9月2日(日)蓮馨寺および川越昭和の街界隈で開催されたのが、「昭和の街の感謝祭2018」。


「昭和の街」の商店街がみなさまをおもてなし!
12:00~20:00
会場:蓮馨寺および川越昭和の街界隈
主催:川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会
◆お寺がビアガーデンに♪コエドビールの限定生ビールが登場!
◆ABE-KOBAによるアコースティックライブ
◆昭和の街感謝セール
◆大抽選会:周辺の商店でお買い物をした方に抽選券配布!8/25~
◆昭和の遊びコーナー
◆参加自由!フラフープ大会
◆昭和の街お写んぽツアー
フォトグラファーが昭和の街の絵になるスポットをご案内
一眼でもスマホでも参加OK!
撮影についてやフォトブック作成のアドバイスも
※予定していた「コッペパン企画」は開催時期、時間を考慮して今回は開催見合わせとなりました。楽しみにして下さった皆様にはお詫び申し上げます 。次回のコッペパン企画開催は来年4月「昭和の日」の予定です。

 

「川越 昭和の街」は、本川越駅から北へ進み、連雀町交差点~仲町交差点の中央通りをメインストリートに周辺一帯に広がる地域。

昭和初期から続くお店に、近年になって新しくオープンしたお店があちこちにあり、老舗と新店の融合が今までの川越にはない街並みを形成している。

昭和の街のお店などが集まっている、川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会は、様々な取り組みを積極的に行っており、まちづくりの成功事例として各方面で取り上げられることも多くなっているので、目にしたことがあると思います。会の岩澤会長にフォーカスした記事なども目にするようになりました。

昭和の街の会として、継続的に行っている催しとして、毎月18日の「ごえんの日 手作り市」、三ヶ月に一度の「蓮馨寺落語会」などが挙げられる。

それに、色んな団体などとコラボレーションすることも多く、

昭和の街の会では、2018年5月には、川越初の試み、蓮馨寺を舞台に群馬の名湯四万温泉を運び込んでのイベント「四万温泉 温泉マルシェin川越昭和の街」を開催していた。

事前に一週間にわたるウィークリーイベントも行い、当日を大いに盛り上げた。ウィークリー仕立ては、2017年11月の「ビートルズのチカラ!」から始まり、この時で二回目。店々がまとまらないと実現できないものですが、昭和の街では普通にやってのけてしまうところがあり得ない。

(川越style「四万温泉 温泉マルシェin川越昭和の街」蓮馨寺 昭和の街に四万温泉がやって来た

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12379082385.html

 

昭和の街の最近の動きを紹介すると、2018年7月12日、川越市役所にて、『川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会』の岩澤会長が川合川越市長より、「地区街づくり計画認定通知書」を受け取りました。


昭和の街の会が申請していた地区街づくり計画が、「川越市地区街づくり推進条例施行規則第8条第3項目」の規定により承認決定の通知を受けたものです。川越市第1号の決定です。
1、地区街づくり計画の名称
昭和の街の会 まちづくりの約束

2、地区街づくり計画の対象となる地区の位置、区域及び面積
仲町・連雀町の一部 面積3.3ha

3、地区街づくり計画の目標
・昭和の雰囲気を受け継ぐ賑わいのある街並みづくり
・楽しくゆったりと安心して歩ける道づくり
・本物志向の商売が息づく商店街の活性化
・楽しく賑やかで、安心して暮らせる「昭和の街」をつくる

4、地区街づくり計画の期間
認定日より10年

5、認定年月日及び認定番号
平成30年7月12日 第1号

地区街づくり計画認定という事実は、一般的には分かりにくいものかもしれません。
しかし、昭和の街の会として発足から4年という歳月をかけ、会が一致団結し、ここまでくることができました。昭和の街の会そのものにとって、この決定は大きな節目であります。


16ページからなる「まちづくりの約束」の全体像。
1、「川越中央通り昭和の街の会 まちづくりの約束」とは
川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会は、その設立の契機となった「中央通り周辺地区活性化検討会」作成の「中央通り私たちのまちづくり計画の案」を基に、次のような取り組みを進めています。
・歴史的な建築物の保全
・街並みや景観を守るための建築物の高さ制限(現存建築物は除く)
・緑を活かした街並みづくり
・中央通りを現道の11m幅員とし、そのうえでの歩道の整備と歩きやすさの向上
・回遊性の高いまちづくり
・老朽化したアーケードの撤去(歩道整備時の予定、ただし安全上問題のあるものは随時)
・商店街の店舗連続性を高めるための空き店舗、空き地の活用
・昭和の街のブランドづくりにつながる情報発信
・賑わいづくりのためのイベント開催
・地域の防災対策の強化
「川越中央通り昭和の街 まちづくりの約束」は、こうした取り組みを推進するために、昭和の街に暮らす者が自ら決めた「約束」です。
昭和の街一人ひとりが「約束」を守り、昭和の街のまちづくりを進めることが、街の活性化への近道だと信じています。
来年度から立門前線(立門前通り)延長220m幅員6mの道路整備(美装化)工事が始まります。工事を経て趣きのある通りに変身していくものと思います。

(美装化される立門前線(立門前通り))
川越市

「旧川越織物市場保存整備事業」
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisei/toshi_machizukuri/machizukuri/orimonoshijo.html
『旧川越織物市場(川越市所有)は、明治後期に建設され、産業遺構として当時の姿を残す全国的にも希少性の高い建物。また、同施設内に残る旧栄養食配給所(川越市所有)は、中小織物工場主たちが従業員のために設立したもので、同じく貴重な建物となっています。
物資の集散地川越の繁栄を今に伝える旧川越織物市場と旧栄養食配給所は、平成17年3月に川越市の有形文化財(建造物)に指定されています。
今後は、再生活用を前提とした文化財としての保存修理と外構整備を実施するとともに、施設の運営管理の検討を実施する予定となっています。
活用方策は、平成27年度に策定した「川越市・まち・ひと・しごと創生総合戦略」に位置づけ、文化創造インキュベーション施設とする方針が決定し、アーティストやクリエイターの活動拠点として活用を図るとともに、インキュベーション支援を行うことになっています。
関連事業
「立門前線(歴史的地区環境整備街路)の整備」
『蓮馨寺門前の立門前線は、旧川越織物市場の整備に合わせ、路面の美装化整備を行い、歩いて楽しめる界隈づくりを進めます。』

 

劇的に変わっていく昭和の街、その真ん中で動かしているのが、川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会であり、近年の川越で見過ごすことができない団体である。

一年に一度、昭和の街の会が総力を結集させて開催するイベントは、昭和の街が発足した年に第一回が開催され、今年で5回目の開催となりました。
蓮馨寺境内にはCOEDOビールさんの出店を筆頭に、昭和の街のお店が集結して、まさに昭和の街による昭和の街の感謝祭。
昭和の街の雰囲気に浸りながら、COEDOを呑み、食事し、いろいろな催しを楽しみと、エンドレスな心地良さが続くイベントです。
今年はなんと過去最長の蓮馨寺境内20時まで開催します。
そうなんです、20時までやってしまうんです。
川越には屋上ビアガーデンはありますが、巨大地上ビアガーデンはないので、貴重な体験。
開催一週間前には昭和の街の中央通りにTシャツが設置されて風にたなびいていました。
Tシャツは実はイベントを告知するポスターの役割を果たしているもので、ポスターをTシャツで表現という選択がなんとも昭和の街らしい。
Tシャツの裏側には、昭和時代の懐かしい流行語が手書きで書き込まれて、「ああ、そう言えば流行ってね」「昭和ってこういうのが流行ってたんだ」と通りの人が格好の話題にしているのでした。ちなみに、昭和の街を南北に貫く川越中央通りは昭和8年に開通しました。昭和8年の流行語も掲げられているところが心憎い演出。
感謝祭までの期待感を高めるTシャツ、昭和の流行語を辿って見て回る光景も見られた。

 

そして迎えた、2018年9月2日昭和の街の感謝祭当日。
12時に開会式では、昭和の街の岩澤会長と川合川越市長の挨拶があり、イベントスタート。

昭和の街の感謝祭では、飲食の目玉は何と言ってもCOEDOさんの出店。
COEDOさんのビールを片手に美味しいものを味わってもらおうというのが感謝祭の根本にあるもの。

COEDOさんが今年の感謝祭で用意したのが、限定ビール「甘夏-Amanatsu-」。

「甘夏-Amanatsu-」
スタイル:フルーツ ビール
ABV:5.0%
容量:ドラフト(10L樽)/大瓶(630ml)
『フレッシュな甘夏を贅沢に使用した爽やかなフルーツエール「甘夏-Amanatsu-」。口に含むと、ジューシーな果汁感と甘夏のピールの華やかな香りが広がります。ホップの苦味をおさえ、ドライな後味に仕上げることで喉の渇きをやさしく潤します。甘夏特有のほのかな酸味と甘みもお楽しみください。』


初期の感謝祭では、境内には各方面から様々な飲食出店がありましたが、回を重ねるごとに昭和の街のお店の出店割合が上がっていき、今回5回目の開催にして初めて、飲食は昭和の街のお店オンリーという状況を作り出せることができました。
これぞ、昭和の街の感謝祭という名にふさわしい昭和の街の感謝祭になっていた。
もちろんそれを目指してきましたが、実店舗の営業を考えると出店が難しかったお店も多かったこれまで。
しかし、これまで4回感謝祭を開催して周知が進み、また、昭和の街を知ってもらいたい、盛り上げたいという気持ちも広がり、昭和の街のお店がずらりと境内に出店していたのが今回。
他のイベントには出店していない、どころか、今回がイベント出店初というお店もあり、感謝祭をいかに特別なものと捉えていたかが分かる。
「麺屋MANI」さん、「大黒屋食堂」さん、「Pizzeria Rocco(ピッツェリア ロッコ)」さん、「小江戸っ子うどん」さん、「伊勢屋」さんと「福々スタンド」さんと「スナックれん」さんは共同ブース、「トシノコーヒー」さん、「ラフォアー川越」さん、「ワインスタンド ポン!」さん。ラフォアーさんでは、日高市の埼玉女子短期大学とコラボし、学生発案によるドリンクなどを提供しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和の街のこれだけのお店が一堂に集まるのは、昭和の街の感謝祭だからこそ、他のイベントでは有り得ないことだった。それに、全てが個人店であり、それぞれ個性が発揮されたお店ばかりというのも昭和の街ならではの特徴です。

COEDOビールを呑み、それに合わせて昭和の街のお店の食事を楽しむ。街の引き寄せなのかビールやお酒に合うものが揃う昭和の街、そして昭和の街の食事がビールを引き立て、とお互いの相乗効果がエンドレスに続く。

昭和の街らしい雰囲気に包まれた境内で、来場者はまた、談笑の合間にCOEDOのおかわりを求めにブースに寄るのでした。

こうして振り返ると、レベルの高いこだわりの食の個人店が多く、食の街・昭和の街という面も今の昭和の街にはあるように思います。
小江戸っ子うどんさんはイベント初出店、大黒屋食堂さんはお店を閉めての出店、昭和の街の新しい風Roccoさんも早速出店していた勢いがなんとも昭和の街らしい。

 



(川越style「Pizzeria Rocco(ピッツェリア ロッコ)」薪窯焼ピッツァ川越昭和の街
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12397220799.html

 

境内には、けん玉やベーゴマ、メンコにフラフープなど昭和の遊びも用意され、子どもたちに大人気。大人も一緒になってけん玉などに夢中になる光景が広がる。

ベーゴマを初めて目にし手にした平成の子どもたちも、あっという間に慣れて勝負に一喜一憂している。メンコやフラフープもそう、昭和時代の遊びといっても子どもたちには時代区分は関係ない、楽しいものは夢中になる、昭和の子どもも平成の子どもも何ら変わらないようだった。そして、昭和の遊びの色褪せない普遍性ですね。

昭和の街の「ごえんの日 手づくり市」でお馴染みの「竹とんぼmatsu」さんの出店や昭和の街の「きものや沙羅」さんによるヨーヨーすくいコーナーもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝祭では昭和の遊びコーナーがあるのみならず、「大会」まで開いてしまうのが面白いところ。(「遊び」を「大会」にしてしまうのもなんとも昭和時代らしい。。。)

15時からステージにて始まった「フラフープ大会」は、前回の感謝祭に続き2回目の開催、昭和の街の感謝祭に欠かせない催しになってきました。こちらにも、子どもだけでなく大人も飛び入り参加して一秒でも長くフラフープをくるくる回そうと競いました。

 

 

 

 

 

固唾を呑んで見守る観客から声援が送られ、独走状態となってフラフープを回し続ける子どもたちに場内ヒートアップ。なんでしょう、この盛り上がり。フラフープでこんなに盛り上がるなんて、川越内で、昭和の街の感謝祭以外にあり得るでしょうか。

フラフープって楽しい、ベーゴマって楽しい、メンコって楽しい、懐かしさだけでなく、今にその魅力を再確認・再発信しているのもこのイベント。

 

まったりとした午後の時間が流れる境内、このまったり感こそ昭和の街の感謝祭の醍醐味で、昭和の街の感謝祭でしか味わえない空気感。

昭和の街とは?と一頃でいい表すなら、昭和の街の感謝祭に来てもらうのが一番分かるかも。

・・・と、16時が近づいてくると、境内がざわつき始める。

昭和の街の会の面々の準備も慌ただしさを増していった。鐘撞堂にずらりと並んだ、豪華景品。

参加者の目が釘付けになり、「あれが欲しい!」「ペア宿泊券を絶対あてる!」と気勢があがる。

昭和の街の感謝祭で一番の盛り上がりを見せたのが、「大抽選会」。

昭和の街のお店が日頃の愛顧に感謝し、かつてない大盤振る舞い、一致団結して抽選会景品を用意しました。
◆大抽選会:周辺の商店でお買い物をした方に抽選券配布!
抽選会参加は、昭和の街のお店の参加店にて500円の買い物でもらえる抽選補助券2枚で1回参加することができます。
「昭和の街の感謝祭大抽選会景品一覧」


特別賞・各お店賞
●特別賞 四万温泉ペア宿泊券×1点 10000円分
●山瀬屋 履き物一式×1点 3000円分
●レレレノレコード レレレのトートバッグ他オリジナルグッズ数点×1点 3000円分
●麻彦商店 竹籠×2点 合計3000円分
●呉服屋 笠間 川越唐桟ポーチ×5点 合計3000円分
●大黒屋米店 いの一番×1点 1000円分
●八百政 スイカ×1点 1000円分
●ラフォア ラスク3種セット×2点 合計1000円分
●紅茶浪漫館 紅茶詰め合わせ×1点 1000円分
●彩乃菓 カステラ詰め合わせ×1点 1000円分
●芋十 芋せんべい詰め合わせ×1点 1000円分
●にび堂 和雑貨数点×1点 1000円分
●まことや 太麺焼きそばセット×1点 1000円分
●トシノコーヒー アイスコーヒー2本×1点 1000円分
その他協賛品
●麻彦商店 菜箸×10点
●呉服屋 笠間 唐山髪ゴム×5点
●大黒屋米店 プラッシー×10点
●八百政 オレンジ2個セット×5点
●埼玉女子短大 クリアファイル&ボールペンセット×6点
●スナックれん お菓子(おせんべい)×3点
●ラフォア ラスク×9点
●紅茶浪漫館 焼き菓子×5点
●まことや 塩ソース×10点
●冨久屋 ダッタンそばふりかけ×2点
●彩乃菓 どら焼き×10点
●トシノコーヒー コーヒードリップパック×10点
これだけの景品が集結するのは昭和の街の感謝祭史上初。

それだけ今回のイベントには昭和の街のお店も全面的に賛同・協力していたのだった。

特別賞の四万温泉ペア宿泊券は、そうです、既に紹介した2018年5月に蓮馨寺で開催した「四万温泉 温泉マルシェin川越昭和の街」で繋がった群馬県中之条町の四万温泉です。

 

鐘撞堂の前に抽選会参加者が続々と集まってくる。

気が付けば会場半分近くを埋めるほどの殺到ぶりで、みな抽選補助券を握りしめて今か今かと待ち構えていた。2枚どころか数枚手にする人もざらにいて、中には10枚以上持っていた人も(10枚あれば5回も参加できる!)。

これだけの反響は、なにより景品の豪華さによるもので、準備にてんやわんやしながらも嬉しい悲鳴をあげる昭和の街の会の面々。

一人一人くじを引いていくと、次々に景品が当たり鐘が打ち鳴らされる(蓮馨寺の鐘ではなくハンドベルです)。

 

「山瀬屋賞 履き物一式大当たり!」
「レレレノレコード レレレのトートバッグ他オリジナルグッズ数点大当たり!」
「紅茶浪漫館 紅茶詰め合わせ大当たり!」
「彩乃菓 カステラ詰め合わせ大当たり!」

お店賞が当たるとひと際歓声に包まれる抽選会場。

周りで見守る参加者は、「いや、まだあれが出ていない、自分が。。。!」と狙いを定めているようだった。抽選の順番を待つ人みなが同じ思いだったでしょう。

が、次の瞬間、岩澤会長がこの日一番の大きさで高らかに鐘を鳴らす。

「特別賞 四万温泉ペア宿泊券大当たり!!」。

どよめく境内、歓声と溜め息と。

見事に引き当てた人に、四万温泉ペア宿泊券が贈られました。

その後も、「八百政さんのスイカを当てる!」など盛り上がりが続いていきました。

途中、あまりの盛況ぶりにくじがなくなって、各お店の景品を追加し、じゃんけん大会に様変わりさせて最後の一人まで大抽選会を継続しました。途中で打ち切りではなく、並んだ最後の一人までおもてなしするところがなんとも昭和の街らしかった。

 

 

 

 

抽選会が終わる時間帯になると、音楽ライブの時間へ。こちらも感謝祭恒例となっている、ABE-KOBAによるアコースティックライブに境内観客たちは酔いしれました。

 

 

 

夕方以降になると本格的に来場する人が増えていくという、川越内のイベントではなかなか見られない現象が感謝祭にはある。(他のイベントではイベントスタートからお昼過ぎくらいまでが最も殺到する)

これも、巨大ビアガーデンとして認知が広がり、夕方以降にこそ行こうという人が定着している証拠だったでしょう。

境内が暗闇に包まれると反対に浮き上がってくる赤提灯。さあ、我らがビアガーデンタイムと意気込む参加者は、またビールや日本酒のお代わりにつまみを買いためて宴を始めるのでした。

 

 

 

 

 

こうしてまったりと20時まで続いた、第5回昭和の街の感謝祭。

手探りだった第1回から比べると、今回は昭和の街の感謝祭にふさわしい昭和の街の魅力に溢れたイベントとなり、5回目にして感謝祭とはこういうことなんだという形が見えたように思います。

きっとそれは、イベントの形もあるし、街として昭和の街もこういうことなんだという像が明確に認知し、共有されたことも大きいのではないか。

いよいよ昭和の街はくっきりと形作られ、大きな発信の時を迎えようとしている。

次の一年、一体どんなわくわくが展開されるだろう。

「川越 昭和の街」。

川越のまちづくりのモデルケースとして、疾走は続いていく。

 

川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会
https://www.facebook.com/showatown/