川越style「エコ・フリーマーケット」2017年11月株式会社総合住宅 霞ヶ関の発信拠点に | 「川越STYLE」

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川越物語伝え人・石川真。
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川越の様々なまちづくり活動に従事しています。

東京国際大学第2キャンパスがある東から学生がやって来る、

西からはトラクターに乗った農家さんが進んで来て、ちょうど、交差点ですれ違っていった。

 

人と人が交差する交差点は、四方という別の世界から人がやって来ては一点で交わる。

異なる人が交わることで、今までにない発想が生まれ、やがては文化が生まれる素地になっていく。

交差点の可能性。

2017年の川越はこの可能性に気付き、実践を始めた年になったと言えるかもしれません。

本当に力のある交差点は、文化を想像し得るもので、街にとって大切にしなければならないものなのだ、と。

交差点の模索は、川越市街地だけでなく、市街地から入間川を越え、周辺地域でもいよいよ始まっています。

川越の的場に、霞ヶ関全体の文化発信拠点になろうとする場が誕生しました。
2017年11月19日(日)川越の的場にある株式会社総合住宅で開催されたのが、「エコ・フリーマーケット」。

9:30~15:00

総合住宅さんは、最寄り駅は的場駅、出口から徒歩約7分、霞ケ関駅から徒歩約11分ほど。

県道川越日高線に平行する細道沿いで、ちょうど道と道が交差する点にあります。

一帯は古くから川越の農の地域でもあり、落ち着いた雰囲気が漂う。

+株式会社総合住宅(川越市的場1838)http://blr.jp/kawagoe-reform/

『川越の街に根づいて100年以上の信頼と実績。 永く続く企業には理由があります。 地元企業だからできる小さな工事から大きな工事まで安心してお任せ下さい。外壁・屋根・内装・水廻り・エクステリアのトータルリフォーム店です。』

 

総合住宅さんの敷地で月に一度開催されているエコ・フリーマーケット。

農産物の販売や食事、フリーマーケット、ワークショップ、音楽といった楽しいことが詰め込まれたイベントです。
『9時半~は子供たちが笑顔あふれるフリマ&ときがわ新鮮野菜販売など
ガレージでは若葉の店舗プロデュースをさせていただいた“”和麦“”が天然酵母の柔らかパンを販売致します〰(*^^*)

10時半~より“”KIKIさんがみなさまにリフレを指南“”
※急遽、東画伯によるチョークアートも開催
オカリナ演奏もお楽しみに!
オフィス内ではイートインも可能ですのでパン屋さんのパンを持ち込みオッケー!
室内にはポカポカゴボウ茶or備長炭水のコーヒーもサービス(*^^*)
※当日は現役大工が二人いますのでよろしければDIYなどもお聞きくださいね(*^^*)』


この日は朝から大賑わい。地域の人が続々と各々の方角から訪れては交差する点で交流を楽しんでいました。

子どもたちはフリーマーケットを開催し、元気に接客。農産物の販売も総合住宅さんお馴染みになっていて、買い求める人が殺到していました。

総合住宅の栗原さん夫妻の人柄に惹かれた霞ヶ関ゆかりの出店者やボランティアスタッフが多数集まって、和やかな雰囲気に包まれていました。

 

食の目玉は、若葉駅前にあるパン屋「和麦」さんの特別出店。

 

的場北、霞ヶ関駅近くにある「Total Body Therapy KiKi」さんも特別出店し、この日はワンコインセラビーなどを行いました。青空の下で受けるセラピーに癒される参加者。

 

霞ヶ関を盛り上げるイベントなら、この人は欠かせない、霞ヶ関在住のアーティスト、東祐樹さんも駆けつけ、子どもたちと一緒にチョークアートを行っていました。総合住宅さんの地面がみるみるチョークアートで染まっていく。。。

東さんのシェアアトリエのことは以前紹介しましたが、あの記事で各方面から問い合わせがあったようで、今や引っ張りだこの存在。こういうシェアアトリエがあるのも霞ヶ関の面白いところ。

(「アトリエみらい畑」川越の若手アーティストたちのシェアアトリエ ほとばしる表現欲

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12266278012.html

 

音楽には、オカリナ演奏に、川越を拠点に活動しているミュージシャン、市川大樹さんが登場して盛り上げました。市川大樹さんが的場で、それも屋外で歌を披露する日が来るなんて。

市川大樹さんは2017年11月23日のウェスタ川越県民ふれあいフェスタのステージにも登場しています。この後は12月2日に川越Rotomでワンマンライブを控えている。

的場ののどかな風景に響く大樹さんの歌声、通りすがりの人も、なんだなんだと足を止めて耳を澄ませていました。音楽の力って大きい。

会場全体の色を決めてしまうくらいの力が音楽にはあり、若手アーティストの市川大樹さんの登場により、風景とのギャップがありながらも街が変わろうとする新しさが発散されていました。

フリーマーケット自体は、川越市内でもう見慣れ過ぎたイベントかもしれませんが、この総合住宅さんでのエコ・フリーマーケットの色んな意味、切り口で、なんという新しさ。。。

だからこそ、出店者にしてもスタッフ、来場者まで、霞ヶ関の先鋭的感覚の人たちがこれだけ集まっていたのだと思う。

この場所にみな今までにない新しさを感じているのは同じだったのだ。

これから霞ヶ関が少し変わっていくのではないか、と。

工務店がこうしたイベントを開催する例は珍しく(あったとしてもあくまで自社のPRをメインとしたイベントであり)、このエコ・フリーマーケットのように街を盛り上げようと催している例は初めてかもしれない。

エコ・フリーマーケットに集まっていたのは、総合住宅さんと縁のある出店者のみならず、霞ヶ関在住のアーティスト、霞ヶ関でお店を構えている人、霞ヶ関を盛り上げようとするまちづくり団体の人たちが続々とやって来て、その様子は、霞ヶ関オールスターズ集結の様相を呈していた。霞ヶ関の人たちが総合住宅さんに地域の発信拠点として期待を寄せているのが伝わる。

この場所の可能性は地域の人ほど感じているよう。

そして、実は霞ヶ関には色んな人材がいるのだと思い知られるようだった。

 

霞ヶ関LOVEな人たちがなぜ、このイベントに集まっていたのかを解く鍵は、霞ヶ関にはこれまで人と人が集まって交流・発信する場がなかったという面があった。

霞ヶ関という、こんなにも地元愛が強く、地域を盛り上げたいという人が多い地域は川越には他にない。人材も多く、地域のポテンシャルを秘め、「霞ヶ関」をテーマにしたイベントだって開催できると言われ続けてきたのに。

しかし、こうして野外イベントをやろうと思い立っても、ではどこがやるのかと適当な場所がなく壁にぶち当たっていたこれまでの現実。想いが形にならないもどかしさを、霞ヶ関人は悶々と抱いていた。

そこに。

2017年、的場にある総合住宅の栗原さんが立ち上がり、何のしがらみのない自分の敷地に場を作った。

何より創業100年の重みが説得力を持たせる。

新しい場所を開拓するのとは違う、この地で100年会社を構え、地域に根差しているからこそ、地域の誰をもあそこならと納得させることができる。

100年という月日は地域との密着なくしてはあり得ないことだっただろうし、

エコ・フリーマーケットは新しい取り組みではあるかれど、これまでの営みの延長にあることは見逃せないポイント。

 

通りすがりの人がまた、エコ・フリーマーケットに足を止めては的場のこの場所で盛大なイベントが開催され、驚きとわくわくを湛えた瞳で覗いていく。


総合住宅さんの交流・発信拠点としてのポテンシャルというのは、地の利からもそれを物語る。
近くには東京国際大学第2キャンパスがあり、すぐ裏には留学生の寮があり、職員も留学生も通る道。霞ヶ関東小学校、東中学校も近くにあり、登下校時は相当な賑わいになり、人の流れは引っ切り無しにある場所。農の地域だけあって、的場の農家さんがトラクターで通り過ぎていくのも交差点の日常風景。

東西南北から人がやって来ては、総合住宅の前の交差点で交差していく。まさに、老若男女なのだ。駅から離れているにもかかわらずこれだけ人が歩いていることに驚く。
同じような地の利がある場所は他にもあるかもしれないが、他と違うのはこの交差点には総合住宅があること。地域を盛り上げようとする栗原さん夫妻が居てこそ、この交差点は人が交流する点になっていく。
イベント最中、学生たちが音楽に誘われてマーケットの会場に惹き込まれていく様子も見られました。そして一緒になって楽しみ、自然と輪が大きくなっているのだ。


人が交差する点を交流・発信拠点にするのは理に適った考え方で、総合住宅さんだけに限らず、市街地の方でも先例が見られる。そう、株式会社80%による連雀町の長屋リノベーションです。

「株式会社80%(エイティーパーセント)」連雀町の交差点に建つ長屋のリノベーション事業
https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12288585222.html
県道川越日高線沿いの交差点、そこに立つ古い長屋をリノベーションしてお店に入ってもらい、交流・発信拠点にするという発想が川越的に新しい。
80%さんと総合住宅さんは街としては同じ文脈であり、交差点を拠点にするという発想が2017年という同じ年に起こったことは何かを象徴しているようでもあります。
 

イベント途中には、総合住宅の栗原夫妻から挨拶。

続いて、総合住宅でのエコ・フリーマーケット開催とこれから霞ヶ関の発信拠点になっていくことを祝して、会場にいた人たちで「水」を鏡山と称して乾杯を行いました。

総合住宅の5代目の栗原さんは、こうした地域の活動を始めるきっかけとして、2017年4月、会社の敷地に新たに事務所を構えたことを挙げる。これまでは施工店で事務所を持たず、お客さんの元へ駆けつけて商談・打ち合わせをするスタイルでしたが、ここで事務所を構えたことで、単に仕事の話しをする場に留まらず、地域の人が集まる交流・発信の場ににしたいと思い立った。


(エコ・フリーマーケットではTotal Body Therapy KiKiさんによるセラピーも行われました)

そう考えたのは、この地に100年以上根付いているからこその気持ちだったのかもしれない。

地域を盛り上げようとする思いは並々ならぬものを胸に抱いている栗原さん夫妻。

事務所新設後、栗原さんはまず小さなイベントから始め、回を重ねて今回の大きなイベントに育てていった経緯がありました。

2017年8月に墨を使ったワークショップを事務所内で開催したのを皮切りに、お客さんの声を聞きながら、その後も介護をテーマにしたイベントなどを開催してきました。
毎週火曜日と金曜日には、事務所前で川越産農産物を販売する「的場マルシェ」をスタート。
10:00~17:00まで。

(2017年11月に開催された的場マルシェ)
この時の野菜は、ブロッコリー、葉だいこん 、葉つきニンジン、カボチャに大根、安納芋、白菜。

上の写真、この日の「的場マルシェメニュー」は、熊井さんのズイキの酢の物、大倉さんの自家農園のかぶの酢の物、杉田大工の奥様の手作りこんにゃく、裁縫の達人石井さんの粒炭お手玉、絵が得意な人の手作りエコ・タワシ、霞ヶ関のセンス抜群Like it オーナーのフラッグ、とこのプレートにはたくさんの人たちの得意と大好きが詰まっていました。

そして9月からは「エコ・フリーマーケット」を始め、2017年11月で3回目を迎えていました。

3回目にしてここまで大きくなっていたのは、陰で支える人物の存在があった。

栗原さんの活動の一番の応援団長と言えば、この人

。的場、霞ヶ関を語る上では欠かせない人物であり、川越の色んなイベントを応援している人でもある。

川越ではお馴染み、高橋のぶさんです。これまで一体何度取り上げたでしょう。

のぶさんと栗原さんは、フェイスブックの「かすみがせきを元気にする会」で繋がり、あっという間に意気投合したのだった。

(のぶさんとアーティスト市川大樹さん)
川越のイベント、「川越Farmer'sMarket」、「おとまち小江戸秋まつり」、「川越唐人揃い」といった川越を代表するイベントにはもう必ずと言っていいほどいて盛り上げている。

(前編「川越Farmer'sMarket」2017年7月2日メイン会場蓮馨寺 市内各地で開催

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12290466838.html

 

(「おとまち小江戸秋まつり」2017年10月28日ウェスタ川越・ウニクス川越

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12324895059.html

 

(第13回「川越唐人揃い」2017年11月12日世界記憶遺産登録 メイン会場蓮馨寺

https://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12329851445.html

のぶさんは川越の応援団長とも言えますが、彼のホームグランドは川越の中の霞ヶ関。

やはり、霞ヶ関のまちづくりには並々ならぬ情熱を持っていて、総合住宅さんの取り組みに共感、共鳴し、あっという間に意気投合したのだった。

「これから、霞ヶ関の発信として総合住宅さんの存在が大きくなっていくはず」と期待を寄せている。

上記のように川越を盛り上げることで川越内に広いネットワークを持っていて、エコフリーマーケットにも色んな人たちを招聘していた。ちょっとしたイベントどころではなく、大掛かりなイベントに発展していたのはのぶさんの存在が大きかった。

 

エコ・フリーマーケットは終始人で賑わい、点で結ばれた人と人が活発に交流していました。

子どもたちもフリーマーケット体験に大満足の様子。和麦さんのパンも完売して大盛況の内に幕を閉じました。

 

これからも総合住宅さんでは、毎週火曜日と金曜日に事務所前で川越産農産物を販売する「的場マルシェ」、

そして月に一度「エコ・フリーマーケット」を開催していきます。

地域の重要な交差点が、文化発信拠点としていよいよ力を発揮していこうとしています。

 

「株式会社総合住宅」

http://blr.jp/kawagoe-reform/

「fb小江戸川越分科会〜かすみがせきを元気にする会〜」

https://www.facebook.com/groups/kasumi.genkikai/

 

 

 

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