川越style「KIYOU KAWASHIMA」観葉植物専門店 植物と物が織り成す新たな形 | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

きっとその植物たちの姿に、お店を前を通った誰もが目を丸くして驚くはず。

そんな光景が、日常茶飯事となっていた。

例えば外に置かれた植物たちは、こんなものとのコラボレーションを魅せていた。

生活に欠かすことのできない物、一家に一台はあるだろう・・・炊飯器。

炊飯器がなぜここに?という問い以上に、

なぜこんな形になっているのか、という衝撃が歩く人の足を止める。

彼の手にかかると、植物と炊飯器はこのような形で新たな価値を生み出すことになる。


その光景にはもちろん、必ずと言っていいほど通りの人は歓声を上げ、

すかさずカメラやスマホを取り出しては被写体にし、すぐにSNS上に発信して拡散していく。

「なんか、凄いものがあった!」と。

衝撃はまだ始まったばかり、

こちらにあったのは、誰も想像し得なかった発想で、カメラと植物のコラボレーションが。
 

その在り様は、文明を凌駕する生命のダイナミックな力・・・云々と深読みもしたくなるが、

シンプルに、カメラと植物が共生していました。

一つのみならず、こっちの植物あっちの植物と、話しの種が尽きないラインナップは、

お店の前でいつの間にか立ち止まった人によって写真撮影会が始まっていることもしばしば。

生活用品と植物との掛け合わせは固定概念を揺さぶるもので、

通常、生活の中で「やかん」はどうやって使うでしょう??

もちろんお湯を沸かすためのものだと思いますが、

なんということだろう、こちらには、やかんから湯気のように噴き出す植物。

蓋を手前にディスプレイしているところは心憎い演出。

驚きはこれに終わらない。

いや、ここまでくれば、次はどんなものでくるんだろう、

そんな期待を膨らませている人も多いのではないでしょうか。

極めつけはこれ、見た目のインパクトに、間違いなく見る人の常識を軽やかに超えたそれは、

今の時代懐かしい・・・あれだった。。。


 

植物を入れる容器というのは共通して決まっているんだろうか。

いや。

生活の中で見慣れた物と植物とが掛け合わさることで生まれるギャップは、

物の新たな側面を引き出し、植物の原初の生命力を引き立たせるような効果があり、

まるで現代アートのようだった。

ここまで見て、最後にとっておきの真実が究極の驚きになるはずでした。

信じられないことに、

この植物たちはなんと・・・

単に通りすがりの人を驚かせることが目的としてあるのではなく、

実は、全て販売されているものだったんです。

誰が、どんな思いで、今まで誰も見た事のない植物の形を生み出しているのか??

既成概念に捉われず、颯爽と常識の壁を乗り越え、

植物たちの新たなカタチを次々と発信する「KIYOU KAWASHIMA」。

その真実に迫っていく。。。


お店があるのは、川越の一番街、

一番街にある埼玉りそな銀行向かい路地を入って進んだ先の左手、

通りに面してガラス張りになっているのが、その場所、
2016年8月にオープンした「KIYOU KAWASHIMA」さんがそこにある。

 

 

 

 


 


お店の前にずらりと並んだ植物たち、

それがまさに冒頭の様子、時に撮影会が始まる現場でした。

確かに・・・何度見ていても、通る度に目が引かれてしまう。。。

 


一瞬のインパクトは強烈ですが、しかし、良く見てみると、

 

一つ一つの植物たちは、実は考え抜かれたものであることにも気付くはず。

炊飯器もカメラも電話も、物に対してどんな植物を合わせたらいいか考えられ、

効果的な見せ方が工夫され、より二つの相乗効果を狙っている、ことまで気付きたい。

ギャップに目が引かれるものの、シンプルなものから伝わる感性と計算、、

器と土と植物と、

三位一体をデザインしている完成度こそ、KIYOU KAWASHIMAらしかった。


 


冒頭で充分驚いた・・・というのは早い、

KIYOU KAWASHIMAの世界は始まってもいないのです。

お店に足を踏み入れてから物語はいよいよ本格的に前に進んで行く。

そこは、

外の植物はまだ単に序章に過ぎなかったことを直ぐに察することになる光景が。。。

さらに深く、規模も大きくなって、

想像力の羽を大きく羽ばたかせた物たちが所狭しと並んでいました。。。

一体、このような植物の形、在り方を提案した人は今までいたでしょうか。

植物のお店、であり、いつか読んだ本の物語の舞台に迷い込んでしまったのような店内。

きっと何かを発見し、何かと出会えるだろうと想像力を掻き立てられる雰囲気。

ただただ、世界に身を任せて浸っていけばよかった。
  

 

  

 

 

 

 

 

 


 

 

 


 

 

 

 


  

 

 

 

 



  

 


ここは、プランツクリエイター、カワシマタカヒロさんの観葉植物の店。

 

店内にある観葉植物は、ポトス、コウモリラン、ストレリチア、チランドシア、フペルジア、

コンシンネ、フペルジア・ゴエベリー、シュガーバイン、フィロデンドロン、ガジュマル、

いろんな種類のペペロミア、トックリラン、ヘデラ、トキワシノブ、マドカズラ、などなど。

これをそのまま置くのもありつつ、今までにない植物の形を模索しているKIYOU KAWASHIMA、

植物に新たな価値を吹き込む想像と作業は、カワシマさん自身の手によるもの。

観葉植物専門店というのは、都内でもあるのは数えるほどで、もちろん川越初。
KIYOU KAWASHIMAの空間には、

地元の人はもちろん、観光客に、川越のお店の人たちも頻繁に訪れていて、

観光客の中には、家族で来て、お母さんと子どもが街を散策し、

お父さんがKIYOU KAWASHIMAで時を過ごすという光景も見られ、

そう、男の人の来店が多いのも観葉植物のお店ならではかもしれません。

インテリアとして生活空間に取り入れる、性別関係なく親しまれている観葉植物です。

 

「KIYOU KAWASHIMA」、
その植物ブランドをカワシマさんはこう語る。
植物の生きる美しさを超現実的に伝えることで非現実的に感じさせる・不自然という自然によって伝えることが使命です。

 

植物の生命力・美しさは私たちの想像を遥かに超える。

しかし、都会の中では植物の本来の生き方とは別に、

また植物の生命力・美しさを閉じ込めるかのように限られた器に入れられている。
私たちはこれを自然・普通のことだと感じている。
私たちにとって不自然・違和感があるモノが本当は自然なモノなのかもしれない。
〜日の出と共に起き、日没と共に寝る〜

これは人間にとって自然なことだが、現在このような生活をしている人は多くはない。
〜満員電車〜こんなに広い世界・長い時間の中で限られた空間・決まった時間に人が集中する。
不自然なことに感じる。しかし、現代にとって効率的・経済的に見れば自然なことである。
植物のあり方から生活のあり方をもう一度考えてもらう機会になればと考えています。』

 

ギャップの想像力は、店内でこそ多彩になっていく。

 

着生蘭+カメラ、

ビカクシダ+カメラ。






 

 

ビカクシダon椅子、

 

植物+ミニチェア。


 

KIYOU KAWASHIMAで販売される植物たちは、実は器込みの値段。

つまり、炊飯器やカメラ、椅子が含まれている値段なんです。このままの形でインテリアなどに使用できる。
それでこの値段は安過ぎといえるかもしれない。。。


 


 
外の立て看板に記載されていましたが、店内写真撮影OKとあえて謳っていて、

カワシマさんは「お店をまずは見てもらうだけでも」と話す。

花屋さんというと、通りかかってふらっとお店に入ることはなかなかない。

多くの場合目的を持って行く場所で、

花屋という場所のイメージを変えたいという想いもカワシマさんにはあった。

まるでそこを雑貨屋や洋服屋を訪れるようにふらっと入ることができ、

見るだけでもいいという場所を、花屋でも実現したかった。

店内写真OKとしているのもそのため、

だから外同様、店内でもお客さんの撮影会が始まっていたりする。

 

多肉植物やサボテンも扱っていて、気軽に手を伸ばせるものとして人気。
 

 

 

 







 


 


 

 

店内中央にはシンボルツリー的にウンベラータが。

 

これだけ幹が太いものは滅多にお目にかかれません。

お店にやって来た時は、幹だけで葉は一枚もなかったそうですが、

KIYOU KAWASHIMAでこんなにも大きくなりました。

切り花とは違う楽しみとして、育っていくというのが観葉植物の楽しみ。


 


KIYOU KAWASHIMAさんのお店を見て、気付く人は気付くでしょう、

ここは単に植物のお店というだけでなく、植物を含めた空間作りを提案しようとしている店なのだ、と。

店自体の空間に、オーナーの感性、考えが滲み出ているのが分かる。

植物と空間、

間作りがまず発端にあったのかもと思わせる場で、

同じ植物を扱うにしても、他の花屋さんとはまるっきり違う空間。

観葉植物というものが、

生活空間に溶け込み、生活に何かを与えてくれるものだとしたら、

植物を扱う者は植物に詳しいだけでは足りず、

やはり空間全体のことに気を配り、考えないわけにはいかない。

カワシマさんが考えるKIYOU KAWASHIMAは、

植物の販売だけでなく、植物のある空間の提案まで含めたもの。

そこ至るまでには、植物の世界に入る前、

建築を学んでいた経歴が今に影響していることは確かだった。
 

カワシマさんは埼玉県生まれ、所沢高等学校卒業、
2008年工学院大学工学部建築都市デザイン学科で学んでいた。

不思議な縁もあるもので、学生時代の授業で

川越の一番街(重要伝統的建造物郡保存地区)をテーマにしたこともあるのだという。

建築都市デザイン学科というのは、

「町並みを考えながら建築する」という、日本ではかなり珍しい学科です。
卒業後、2008年から2014年まで株式会社ユー花園でフラワーディレクターとして働き、
2014年から2016年まで、青山フラワーマーケットを運営する株式会社パーク・コーポレーションの

室内緑化やグリーンを活かした空間デザイン、施設の施工、コンサルティングを行う

グループ会社「parkERs」で働いたのち、2016年8月に独立しました。

 

KIYOU KAWASHIMAが川越に誕生した時、

 

まずまっ先に思ったのは、なぜ川越に??ということだった。

そのお店は、その感性は、

都内にあってもおかしくない、いや、都内の方がぴったりなのではないか?と思ってしまうほどですが、

カワシマさんももちろんそれは考えた。

目黒、代官山・・・思いを巡らせていく中で、都内を外してあえての川越選択だったのだと言う。

その理由を詳しく伺うと、なるほど!と思うもので、

今の川越らしい魅力に惹かれていたのだった。

 

「都内の人気エリアは、歩いていろんなお店を回れる楽しみがある。

 

それが今の川越にもあって、川越でお店を開こうと思いました」と話します。

 

カワシマさんが口にした、「川越は歩く楽しみがある」、

 

近年の川越の新しいお店で、これを理由に挙げた人は初めて出会ったかも。

蔵造りの町並みに惹かれて、川越が好きだから、という理由はありますが、

カワシマさんに指摘され、確かにそうだ、と今の川越の状況を理解した。

こんなに具体的に、今の川越の街の状況を表している言葉はあるでしょうか。

アーティストの感性で状況を直感的・客観的に把握していることが凄いと思った。

 

お店をオープンしてみると、メインストリートの一番街の人通りの多さこそないですが、

 

そこから細道に入り、穏やかに歩く人がいて、

ゆっくり見てもらえる雰囲気があるのがこの通りの良さ、と実感している。

ナチュラル志向が広く浸透していたところから、このアート志向のお店が出来たことは、

もちろん地続きで繋がっていてアートが生まれたのだと思いますが、

KIYOU KAWASHIMAがオープンしたことは、街の段階が一つ進んだことを表しているようでした。

 

今は、カワシマさんのこれまでの経験から発展していることも多くあり、

 

同じ職場だった人がその後、サボテンなど植物を作る農家になり、

「一緒に何か出来たらいいですね」と話しが盛り上がっている。

また、大学時代、川越の伝建地区をテーマにしたことがあった縁もそうだし、

建築的視点は今の考え、空間作りにも発揮されていて、

この空間でありながら、良く見ると・・・奥には木のフレームの障子が見えた。
 

なんとも和の採り入れ方がさすが。

店内のカラーとして黒を選んだのも、深読みすれば蔵造りの建物と似通っていて、

つまり、川越の根を意識しながらアートを展開していると感じる。

 

「川越の一番街は歩いて回れる楽しさがある」、

 

ご存知のように、川越の一番街は人通りの多い通りで、

今まで一番街を語る時には一番街だけ、という状況だったところから、

一番街から東西に伸びる細道沿いに、

ぽつぽつと時間をかけて少しずつ個人店がオープンしていった。

それらはかつてはお寺がたくさんある川越らしく、お寺に続く門前通りでした。

 

 

(行傳寺から一番街に続く門前通り、通称「出世横丁」。ここにKIYOU KAWASHIMAはある)

落ち着いた通りに、落ち着いた雰囲気のお店が続々と誕生していった近年の川越。

一番街を歩くだけでなく、細道を入った先に新たな発見や出会いが待ち受け、

歩く楽しみが広がっていった。

歩く楽しみって、気になる細道を入っていく時のわくわく感に、

その先に思いもよらぬものを出会えた時の楽しさ、そう、未知との遭遇が楽しいものですよね。

ぽつぽつとお店が出来ていった結果、あれよあれよといつの間にか、

散策してお店巡りができるほどに充実していた。

あっという間というのが本当に実感。

そうなんです、

「最近細道にお店が増えてきたな」と思った時から今の状況になっていたのは、

劇的と言えるくらいあっという間だった気が。

一番街周辺カルチャーの醸成、

この街の変化は、川越の歴史的にも特筆すべき事柄かもしれません。

 

歩く楽しみが充実していった結果、

 

これまでは、「あ、こっちに細道がある、試しに行ってみよう」という人だけでなく、

お店目当てに細道を入っていく人が増え、

(一番街でこんな行動パターンが生まれるなんて、一体誰が想像したでしょう)

川越の細道散策、細道にあるお店巡りの方が好きという人も数多くいるほどになっている。

KIYOU KAWASHIMAがある、出世横丁だけも歩いても、

一番街から着物の右左さん、ベトナム小粋雑貨サニーサイドテラスさんがあり、

 





(「サニーサイドテラス」佐々木彰子さんストーリー

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11799004874.html

 

その隣に「MieCoco」さん、

 

2015年12月にオープンしたピッツェリア「PINO(ピノ)」さんが続き、KIYOU KAWASHIMAさんという並び。

 

 

 

(ピッツェリア「PINO」薪窯で焼くピッツア その姿に引き込まれていく
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12137677064.html

 

ここまででもう既に細道に個人店がずらりと並んでいて、きっとテンションは上がっているはず。

 

しかし、道はまだまだ続いていく。

通りをさらに行傳寺に向かって歩いて行けば、左手に見えるのが老舗料亭「山屋」さんで、

その向かいにあるのが、「MImi DINER」さん。

Mimi DINERさんから見る出世横丁が、山屋さんを背景にして雰囲気がなんともいい。!

こういう風景が味わえるようになったのは、この場所にお店が出来たからこそです。

 

 

 

 

(「MIMI DINER」一番街のホッとするご飯屋さんへ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12046468987.html

 

通りの突き当たり、行傳寺手前にあるのが「KIKONO」さん。

 

(「KIKONO」カゴと帽子、ときどき雑貨。KIKONOの世界は広がっていく

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12011070379.html

 

一つの道にこれだけの個人店が詰まっていること。

 

さらに気分が高まってもう少し進んでみようと思ったら、

行傳寺を左に折れて行ってみてください、「Hamano-ya」さんが待ち構えています。

「Hamano-ya」ギャラリーと手しごといろいろ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12054035319.html

 

そして、道を戻って行傳寺を過ぎて進めば菓子屋横丁へ、

 

横丁の入口に出来た「焼き菓子komugi」さんにも辿り着く。

(「焼き菓子komugi」菓子屋横丁に新しい焼き菓子屋さん
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12129963188.html
これらは、近年になって出来たお店ばかりで、

かつ今の川越の人気店ばかり、それが「歩いて行ける」距離圏に点在、

というか集積と言った方がいいような詰まり方で、在るという今。
この事実に、今の川越が「歩いて楽しい街」というのを実感してもらえることでしょう。

川越の裏道文化は、川越駅方面の「うらかわ」も人気がありますが、

一番街周辺の裏道も面白い。

菓子屋横丁横の養寿院から門前通りを一番街に戻って行けば、「はるりKINUMO」さんがある。

養寿院に通じるこの細道の風情も川越らしいものです。この通りも以前紹介しました。

「はるりKINUMO」川越で一番の細道に好かれたお店

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-11428298010.html

いろんなお店を紹介しましたが、実はこれはまだ一部。
これらはKIYOU KAWASHIMAさんがある一番街の「西側」散策ですが、

では、東側には・・・??

ええ、そちらにもまた、細道の先に個人店が点在していて、豊かな裏道文化が花開いています。

裏道というわけではありませんが、特に、札の辻から東へ、

市役所までの本町通りは今注目で、

市役所前にオープンした「glin coffee」さんのことは紹介しました。

(「glin coffee」川越市役所前一号店 glinの輪が広がっていく。楽しいコーヒーショップ

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12196953531.html

ちなみに、KIKONOさんやはるりKINOMOさんも、

既にKIYOU KAWASHIMAさんを訪れ植物を購入していって、

やはり、川越のお店のアンテナの感度は高い。。。

川越で起こって広まっていくものは、

川越のお店の人たちがまっ先に気付き、発信し、

「こういうお店ができたんですよ」と周囲に紹介していくことから広がるパターンが多いですが、
KIYOU KAWASHIMAの世界観は、そういう人たちが面白がり、街に広めていきそうな予感がする。

そして気付いたら、街になくてはならないものになっているのだ。



「一つのお店を目当てに川越に来ることはなかなかないかもしれない。

でも今の川越はいろんな楽しみがあって、巡る楽しさの中にうちのお店が入ってくれれば」とカワシマさんは話します。

お店という空間だけでなく、街という大きな空間の中で考えているのは、

建築に関わってきたからこその考えなのでしょう。

 

カワシマさんの今後の展開としては、お店を構えつつ、空間作りの提案もしていきたいと語り、

 

インテリアデザイナーと組んで、住宅・お店・オフィス、いろんな空間で

植物を組み合わせた総合的な空間の提案をしていきます。

 

KIYOU KAWASHIMAの植物の物が生み出すギャップは、
違和感をあえて発生させることで植物の生命力を強調する面があって、

 

植物をより際立たせる効果がある。

例えば流木に植物を這わせるより、

配管に植物を合わせることで植物の強さ、生命力をより感じられる。

ギャップというのは、単に違和感だけでなく、それぞれの存在を引き立てる効果もあるのだ。

それと同じ考えで、

一番街にKIYOU KAWASHIMAというお店があることで、ギャップが生じることで、

川越の町並みや伝統がより際立ち輝き始める、そんな効果もあるのではないでしょうか。

もちろんその狙いもカワシマさんの胸に、ありました。

 

物語への扉はいつも開かれている。

 

さあ、今までにない世界へ、どうぞ。
 

 

「KIYOU KAWASHIMA」
埼玉県川越市幸町3-7
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日
http://kiyoukawashima.com/
GoogleMap→
https://goo.gl/maps/XZPSKaeXQCK2