カレー界に風雲急を告げる事態が発生した。
「そろそろはっきりさせようぜ!カレー王は誰なんだ?」
土曜日の初日から大盛況で、川越のみならず、各地からカレーファンが詰め掛けていました。
昼過ぎにはカレーが完売するお店も続出していた状況は、
各地で開催され、軒並み盛況なカレーイベントの人気を改めて見せ付けたのだった。
初日が終わって出店するお店たちは、疲れた様子も見せず、
「明日もこの調子でいこう!」
「俺達がカレー王だ!」
「明日は追い上げていくぞ!」
「初代カレー王の座をなんとしても手に入れたい!」
と語り、日曜日に向けて気合を入れ直していました。
迎えた最終日、3月27日(日)もウニクス川越広場に軒を連ねた出店、
朝から慌しく準備を整えながら、美味しそうなカレーの香りが辺りに漂っていました。
2016年3月26日、27日、ウニクス川越広場にて二日間に亘って開催されていたのが、
川越をはじめ、埼玉各地からお店が集まったカレーのイベントは、もちろん川越で初開催。
イベントでは、いろんなカレーを食べ比べできることはもちろん、
会場自体が物語性がある一つのテーマパークのようになっていて、
エンターテイメント性を出し、楽しいであると同時にガチンコの闘いでもあった。。。
カレーなる闘いの物語のルールは簡単。
来場者は会場に入場すると、まず受付で1000円を「5ウニー」に代えます。
「ウニー」というのは彩の国カレーなる闘いでの通貨であり、
この世界では円はいくらあっても通用しない。
円をウニーに代えることで入場することができ、カレーを楽しむことができる。
ちなみに、「ウニーというのはどこから?」と思われるかもしれませんが、
もちろん、ウニクスのウニーです。
その場だけの仮想通貨があることで、途端に来場者の参加欲が高まっていくようなところがある。
1000円を5ウニーに両替したら、器にご飯を盛り、その後気になるお店のカレーを4店選べるという方式。
無くなってもっと楽しみたいなら、ご飯もカレーも全部200円を1ウニーに代え追加することができます。
そしてここからがこのイベントの肝、
食べ終わった後に来場者に美味しかったお店を2つ選んで投票してもらい、
最終日のイベントが終了した後に集計し、
販売数一番の販売王、審査員が選ぶ審査員特別賞、
そして来場者の投票から投票王でありカレー王を選びます。
カレーイベントに、闘いという物語、
お客さんも物語の一員としてイベントの命運を担っていました。
お客さんのカレーに寄せる思い、お店の熱気、
双方の熱が混ざり合って場が創り上げられていました。
(受付には出店者の投票箱)
カレーなる闘いという世界は、フィクションでありノンフィクションであり、
渾然となった物語がそこに創出されたイベント。
今までの川越のイベントで見られなかった内容で、
その陰には共催となっているウニクス川越の協力は大きく、
イベントを盛り上げるために全面支援していました。
ウニクス川越が2015年に出来たことで、川越初の試みが多数生まれてきている。
今回はウニクス川越誕生一年を記念しての意味合いもあって、ウニクスとしても力が入っていました。
「彩の国カレーなる闘い第1回大会in川越」、
我こそはカレー王なり!と闘いに名乗りを上げたお店は以下の通り。
■エントリーNo.1
さいたま市 代表
EnergyCurry限定屋
さいたま市大宮区上小町1219-4
048-644-3322
『当日提供するのは、燻製カリーとイカ墨カリーのダブルカリーです(写真のカレー)。
どちらか1種類のルウを選んで頂くか、half-and-halfでもOK』
■エントリーNo.2
行田市代表
行田古代米カレーの会
http://www.ukishiro-walk.jp/
『今回の行田は、店舗出展ではなく、行田古代米カレーの会のから出店します。
代表的なカレーをつくって、埼玉に行田古代米カレーありという
確固たる存在感をこのイベントでアピールする所存です。』
■エントリーNo.3
所沢市代表
カレーキッチンタキザワ
埼玉県所沢市小手指町1-38-16
04-2929-3099
『じっくり4日間かけて炒めた玉ねぎをベースに、
厳選された30種類以上の厳選スパイスなどを使い、
深いコクと旨み、上品な香りとスッキリとした辛さが特徴です。』
■エントリーNo.4(お子様も安心)
鶴ヶ島市代表
美笑家
鶴ヶ島市上広谷366-2
『鶴ヶ島の居酒屋から小さいお子様でも召しあがれる辛さを抑えた、
弱火でコトコト煮た熟成カレーをお届けします。
昔懐かしい気持ちにさせてくれるカレーです。』
■エントリーNo.5
レトロポップ食堂
東松山市代表
『駅にほど近いライブカフェ、レトロポップ食堂の皆さまが集まれる温かい空間では、
玉ねぎをふんだんに使ったポークカレーが大人気!
市内でも口コミが広がっている逸品です。
当日、販売をするのは、なんとあのイケメンミュージシャン、“虎太郎チャン』
■エントリーNo.6
『同じく東松山から創業50年の老舗そば屋が、
自慢のカツオの出汁とそばの返しが香る和風カレーで勝負に出ます!
スパイスと出汁の奥深いハーモニーをお楽しみください!!』
■エントリーNo.7
PUNCH LINE GARAGE パンチラインガレージ
『川越駅東口の大衆アメリカン居酒屋。今回お楽しみいただくカレーはトロトロになるまで長時間じっくりと煮込んだ牛すじ肉をPLGオリジナルブレンドのケイジャンスパイスで味付けしました。
アクセントにフレッシュサルサをかけて、さっぱりとした辛さに仕上げた新感覚のTEX-MEXカレーです。
全10店舗の中で、最も尖ったカレー、“トロトロ牛すじのスパイシーカレー”の魅力に惹き込まれてください。』
■エントリーNo.8
Angelique(お子様向け)
『三芳町で兼業農家を営んでおり、その野菜をふんだんに使ったお子様カレーを提供します。
子供に合わせた甘いカレーとなっております。
ふりかけにかわいいお麩をふりかけます。
赤ちゃんカレーも準備する予定です。』
■エントリーNo.9
backyard café バックヤードカフェ(お子様も安心)
川越市石原町1-18-8
『菓子屋横丁より徒歩3分赤間川沿いにあるカフェです。
トマトカレーは、お子様も安心して食べていただけるよう、野菜たっぷりで甘めのカレーになっています。』
■エントリーNo.10
川越Rotom
川越市代表
川越市松江町2-4-5
『音で川越を盛り上げる団体が、今回はカレーでも川越を盛り上げる!
川越名産のさつまいもを使用したRotomカレーはサツマイモの甘みとスパイスを見事にハーモナイズした逸品です。
カレーに音楽を聴かせて出来あがった味の化学反応をお楽しみください!!』
■エントリーNo.11
カレーに合うカクテルバー
BAR Quesera バー ケセラ
『川越の農家の野菜やハーブを使い、カレーと相性のいいカクテルを提供いたします。
1、「ブラッディーメアリー」 スパイシーに仕上げたトマトジュースに、野菜・ハーブを漬け込んだウォッカを合わせた一品です。 辛さ際立つカレーや、野菜の旨味たっぷりのカレーと供に!
2、「スーズソニック」 ほんのり土のニュアンスを感じるハーブリキュール「スーズ」に、ライム・ソーダ・トニックウォーターを合わせた爽快感のある一杯。 カレーの味わいを問わず、お楽しみ頂けるオールラウンダーなカクテルです!
• 3、「オリジナルラッシー」 ココナッツ風味のやさしい甘さが、カレーの辛さと調和して、更なる一口へと進むカクテルです。 ノンアルコールですので、お子さまもお車の方もご安心してお楽しみ頂けます。』
(「Bar Quesera」季節の旬の農産物を使ったカクテルをいただく
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12105072755.html )
各地から個性派カレーが揃った第一回大会。
その顔触れを見てみると、カレーというのは世界各地に様々なカレーがある中で、
主流であるイント・ネパールカレーというより、
日本人が作るジャパニーズカレーが主役となっていました。
言うなれば、日本人が日本人向けに作る「独自の理論に基づいた俺の創作カレー」。
カレー専門店に、新感覚カレーを提案するお店に、カレー文化を定着させようとしている街に、
いろんなお店が集結していた。
そして、闘いというからにはそれぞれに負けられない意地があったのは事実。
カレー専門店は、
「カレーのイベントでカレー専門店が負けるわけにいかない」と横綱相撲を見せたいし、
新感覚創作カレーを提供するお店は、
「新しいカレーを提案してカレーの可能性を広げたい」と下克上を宣言、
「この闘いに勝てば街としてのカレー文化をPRできる」と意気込む出店もあって、
それぞれの思い、思惑、野心が絡み合い、
会場はカレーの香ばしい香りと混ざり合ったうねりとなっていた。
激闘を終えた初日の闘いを振り返ると、
やはり、というお店が多くの得票を獲得し、おお!ここがきたか、という意外な展開もあったらしい。
あえて誰が一番かという勝負を投票で決めることは、
スタッフたちも狙いをはるかに超えて、
投票箱を開けてみるまでは分からないという筋書きのないドラマがありました。
会場が川越になっていることで、川越の人が大勢やって来ていて、
もちろん川越市民は川越のお店に勝ってもらいたいのはあったでしょう。
川越から参加したパンチラインガレージは初日健闘し、かなりの投票が入った模様。
このままの勢いで最終日も差をつけていきたい、とカレーをぐつぐついわせていた。
そして、川越の石原町からの参戦backyard cafeは新進気鋭のお店ですが、
自信のトマトカレーを引っ提げてのカレーなる闘い殴りこみです。
初日は完売し、お客さんに「美味しかった」と反応も上々だったそう。
ただ、それが得票に繋がっているかはお客さんの心次第・・・
最終日もたくさんのトマトカレーを仕込んで、カレー女王に輝く!と意気込む。
(「backyard cafe」カフェとして、花屋として、赤間川沿いの魅力スポット
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12129203407.html )
全国各地で開催されているカレーイベントは、どの会場にもカレーファンが詰めかけ、
わざわざそのために遠方から赴くという人が多いのが特長。
どの会場でもカレーイベントの集客力の高さをまざまざと見せ付けていますが、
今回の川越初となるカレーイベントも、カレーファンの間では事前に大きな話題となっていた。
話題を巻き起こしていたのは、カレーファンなら必ず見ているという
世界初のカレー専門日刊メディア「日刊カレーニュース」の猛プッシュもあったからでしょう。
「日刊カレーニュースhttp://currynews.net/ 」
カレーなる闘いには、川越市外からの来場が特に多いようでした。
最終日、出店するお店はさらにどこまで得票、販売を伸ばせるのか、
カレー王の座に輝くのは誰なのか。。。!
11時、闘いが始まる時間が近づくと、この日も広場には長蛇の列が。
初日に続いて、二日目もたくさんの人が押し寄せていた。
きっかり11時、作業の手を止めた出店者が受付の周りに集まる。
ウニクス川越支配人中尾さんによる音頭でスタッフ一同が
「5・4・3・2・1・・・いらっしゃいませー!!」という掛け声によって
「彩の国カレーなる闘い第1回大会in川越」が始まりました。
来場者は器にご飯を盛ってもらい、
いざ、カレー王を目指すカレー店が居並ぶ場へ足を運んでいった。
「へえ、古代米カレーってあるんだ。気になるね」
「カキカレー美味しそう!」
気になるお店のカレーをよそってもらい、4つのカレーが容器に入れられる。
それぞれの個性を楽しみながら、「どこのお店に投票しようかな」と頭を悩ませていた来場者。
それにしても、運営スタッフが想像していたより遥かに多い来場者が詰め掛けていました。
初日の盛況ぶりを間近に見て、最終日も準備を進めていましたが、
ただでさえカレーのイベントは盛り上がるというところに、
第一回の話題性もあったでしょう、昼にご飯がなくなる事態になり、
大急ぎで次から次とご飯を何度も炊くという状況でした。。。
まさかこんなに来てもらえるなんて、と運営スタッフが一番驚いていたでしょう。
さらにカレーなる闘いの会場では、
音楽やパフォーマンスも繰り広げられ、ベリーダンスはベリーダンスサークル シャクティが登場。
音楽はイベント全体の運営にも関わっているNPO法人おとまち小江戸が担当しています。
(第二回「おとまち小江戸夏まつり」えすぽわーる伊佐沼 2015年8月23日
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12066001622.html )
そして会場に来た子どもたちを楽しませようと、
小江戸キャラクター祭りでお馴染みのミケさんたちもウニクス川越に駆けつけていました。
(「小江戸蔵里キャラクター祭りReload!」2016年3月19~21日蔵里にキャラクターが勢揃い
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12142912504.html )
会場では、食べ終わると2枚の投票用紙を投函する。
自分が美味しいと思ったお店は果たしてカレー王に輝くのか、応援を込めて用紙を入れていく来場者。
昼過ぎになるとカレーが完売するお店も出てきました。
この後の闘いはどうなるのか、カレー王の栄冠は誰の手に。
闘いは15時まで、まだまだ予断を許さない状況が続いていく。。。
彩の国カレーなる闘い第1回大会in川越、
実行委員として中心的に動いていた仁居さんは、
「ずっと以前から『いつかカレーのイベントを川越でやりたい』を胸に秘めていた」と話す。
さらに遡れば小さい頃からカレーが大好きで、
学校から家に帰って来た時に、夕飯のカレーの香りが漂ってきた時のあのテンションの上がり方、
「今日はカレーなんだ!」というあのカレー独特の高揚感、
さらに言えば、隣の家からカレーの香りが漂ってきて、「今日隣はカレーなんだ!」という高揚+羨望感。
隣のカレーの匂いは、すぐ近くにあるのに手に入らないものかしさが余計に美味しそうに思わせる。
また別の所からカレーの香りがして・・・と、カレーに巻き起こされる感情の起伏。
あの感じを羨望だけでなく、一ヶ所に本当に集めてしまいたい、
カレーのイベントを開催するのは、悲願だったのです。
そして、埼玉から新しい何かを生みたいという思いも重なって、
伝来されたカレーが日本で新たな食べ物として発展してきた文化を顧みて、
ジャパニーズカレーの出店を多く集めたと話す。
また、仁居さんは、川越Farmer’s Marketに定番出店している
「極選川越米プロジェクトチーム」の中心人物でもあります。
このカレーなる闘いのお米というのはすべて共通で、そう、川越米を使用していたのです。
カレーが主ですが、脇役として確実な仕事をする川越米を感じてもらいたい、
こういう密かな裏ストーリーが素敵です。
地域の人に地域のお米を食べてもらう、それはこういう楽しい体験もとても大事なこと。
川越Farmer’s Marketではいつも川越米おにぎり食べ比べセットを販売しています。
思い返せば、極選川越米プロジェクトチームは第一回川越Farmer’s Marketから参加していて、
回を重ねるごとに勢いを増していっている。
毎回2つのおにぎりを食べ比べにしているのは、川越の中でも地域によってお米の味が変わり、
その違いから川越の農の拡がりを感じてもらいたいからなんです。
(①「川越Farmer'sMarket 」2015年7月12日蓮馨寺
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12050052825.html )
続いて2015年12月の川越Farmer'sMarket 、
そして、2016年1月ウェスタ川越の「小江戸川越農産物と食のまつり」にもチームで出店。
川越の人気店目白押しの出店の中、
特に飲食ブースで目立っていたのが、「平蔵&極選川越米」。
Gallery&Cafe平蔵さんとコラボしたスペシャル牛汁(ぎゅうじる)に、
川越のお米農家のおにぎりセットと川越の地酒鏡山の販売を行いました。
その団結力は川越Farmer’s Marketの中で抜きん出ている。
(前編 第一回「小江戸川越農産物と食のまつり」2016年1月31日ウェスタ川越
http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12124147126.html )
平蔵さんとコラボしたり、他のイベントに出たり、川越米を広めようとしてきたこれまで。
そもそも彼らが川越米を広めようと活動し始めたのが2015年で、
極選川越米プロジェクトチームを発足したちょうどそのタイミングで、
川越に川越Farmer’s Marketが誕生し、
一つの出店者としてFarmer’s Marketに関わるようになっっていったのです。
それから一年、
プロジェクトチームのメンバー含め自主企画として始めたのがこのカレーなる闘い。
米と言えば、カレー。カレーと言えば、米という切っても切れない繋がりから、
改めて双方の魅力を感じてもらおうとしていたカレーなる闘いだった。
全く同じ時期に、川越Farmer’s Marketに、極選川越米プロジェクトに、
さらに言えば上記川越市役所内で小江戸川越農産物と食のまつりに、と
農に関する3つの大きな動きが2015年に川越の中で同時に動いていたということは、
単なる偶然だったのでしょうか。それ以上に街の必然だったとしか思えないシンクロです。
「15時、終了です!!」
ウニクス中尾支配人の声が会場に響き渡る。
二日間に亘って激闘が繰り広げられた、
彩の国カレーなる闘い第1回大会in川越がこれにて終了しました。
どのお店もやりきった充実感に溢れた表情をしていた。
最後には、勝敗を超えて共のカレーのイベントを作り上げた絆がみなに生まれていました。
ただ、ここからがこのイベントのもう一つの見せ場、カレー王の発表が行われるのです。
スタッフがが集計作業を終えて、ウニクス前のステージに出店者が集まる。
発表される賞は全部で3つ、
販売王、審査員特別賞、そして投票王。来場者の投票で一番だった投票王がカレー王の座に輝く。
まず発表されたのが、販売王。
ドラムロールが鳴り響き、緊張が高まる。
仁居さんがじっくりとためを作った後に、発表しました。
「販売王は、所沢市代表カレーキッチンタキザワさんです!!」
タキザワさんに販売王の賞状が授与されました。
続いて、審査員特別賞の発表。
これは実行委員会が選ぶ賞で、それぞれのお店を深く知るからこその見識から選ばれる。
仁居さんがマイクを握り、発表した。。。
「審査員特別賞は、川越代表、パンチラインガレージさんです!!」
ここで川越のお店の面目躍如、
その独創的なカレーが審査員に高評価されたのだった。
そして、いよいよ最後は投票王の発表へ。
誰が一番来場者に投票されたのか、
初代カレー王の座は・・・
「では、カレー王を発表します。結果は断トツでした。
所沢代表、カレーキッチンタキザワさんです!!」
おおお!どよめく会場、大きな拍手がタキザワさんに送られました。
来場者投票で圧勝だったタキザワさん。
販売王、投票王という二冠を達成し、完全なる勝利という形になりました。
やはり、カレー専門店の圧勝に終わりましたが、
そこにあえて挑んでいったお店が個性を光らせたことで、物語がさらにヒートアップしていったことは事実。
川越代表を振り返ってみると各カレー非常に評判が良く、
審査員特別賞のパンチラインガレージさんは初日はトップに輝きつつも、
最終日に抜かれて惜しくもカレー王を逃したという舞台裏があったのだった。
backyard cafeさんも両日トマトカレーが完売した裏には、
子どもも食べやすいと親子票が多数入った模様。
多彩なカレーの競演になった華麗なる闘い、
全てのお店の健闘に、惜しみない拍手が送られました。
「この座は誰にも渡さない!」「次こそは!」
ぐつぐつと熱い熱を鍋と胸に秘めつつ、カレーの勢いは増していく。
「彩の国カレーなる闘い第1回大会in川越」完。
すでに次回開催の予定もあるそうで、次の栄冠は誰の手に。。。