川越style「小江戸蔵里キャラクター祭りReload」2016年3月蔵里にキャラクターが勢揃い | 「小江戸川越STYLE」

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川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

「え!なんでワコレンジャーがここにいるの!?」

その姿に驚きの声が上がりました。
「あ!こっちにはこんせんくんが!」

「わあ、向こうからまた違うキャラクターが来た!」

こもれビーに抱きつく子どもたち、

次々と現れるキャラクターに、目を輝かせる子どもたちでした。

 

 

また、キャラクターたちが川越に勢揃いするイベントが開催されようとしていた。。。
川越で浸透してきた小江戸蔵里キャラクター祭り、

 

 

楽しみにしている子どもたちも多いこのイベントの中心的役割を担っているのが、

ご存知川越でお馴染みのキャラクター、ミケさんです。

他のイベントでは有り得ないような顔触れが揃う小江戸蔵里キャラクター祭りは、

開催当日までのミケさんの奮闘こそ本当は振り返らなければならないところで、

今回もまた、ミケさんが東奔西走し、

その熱意に打たれて川越行きを決めたキャラクターたちが多かった。

ミケさんといえば、川越の一番街にある

ねこまんま焼きおにぎりの「中市本店」さんに飼われている猫。

普段は中市さんの裏庭で生活し、時に店先に現れては

お客さんの誘導や行列の整理などお店のお手伝いをしています。




(2016年1月テレビ東京「アド街ック天国」放送直後の中市本店さんの列を整理するミケさん。

そして、飲んでいたドリンクのストローをお客さんに仕舞わせるミケさんの図)

中市さんに棲み付くようになって川越に定住したミケさんは、

川越のお友達も増えて、川越には知られていないけれど、

まだまだたくさんのキャラクターがいることを知る。

そんな時に、キャラクター界を司る天女様から

「キャラクターたちで集まって子どもたちを楽しませなさい」との指令がミケさんに下り、

小江戸蔵里で開催しているのが、小江戸蔵里キャラクター祭りなのです。

(「小江戸蔵里キャラクター祭り Re.born」2015年10月31日開催

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12090891265.html

昨年は、春と秋に開催し、他にも川越のイベントで応援を頼まれることも多く、

2016年1月の小江戸農産物と食のまつりでも、

たくさんのキャラクターをウェスタ川越に呼んでくれ、子どもたちと触れ合いました。

(後編 第一回「小江戸川越農産物と食のまつり」2016年1月31日ウェスタ川越

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12124950651.html

あれから二ヵ月、しばらくは中市さんの裏庭でおとなしくしていたミケさんでしたが、

ある夜、再び天女様が枕元に立ち、ミケさんの夢の中でこう言ったのでした。

天女様「ミケよ、暖かくなる3月頃に、また小江戸蔵里でキャラクター祭りを開催しなさい」

ミケ「3月ですか!それはちょっと早くないですか・・・??

ウェスタ川越のイベントが終わったばかりですし。。。」

天女様「いいえ、そんなことはないわ。3月よ、3月。

そして次回は一日ではなく三日間開催すること。いいわね」

ミケ「え!?三日間も!!天女様それはいくらなんでも無茶です。無謀です。天女様!」

ミケが叫ぶも天女様はまたどこかへスッと消えてしまい、

目が覚めたミケは、信じられないような面持ちで今見た夢を振り返っていました。

「3月に・・・三日間も・・・」

気まぐれな天女様とはいえ、指令は指令として絶対です。

ミケさんは、やれやれという表情を浮かべ頭を掻きながらも、「やるか。。。」と呟き、決心したのでした。

 

 

そこからの二ヶ月はまさに怒涛の日々といっていいでしょう。

 

 

ミケさんは中市さんの仕事の合間を縫って、小江戸蔵里さんと打ち合わせを重ね、

蔵里の担当者も「三日間もですか!かなり冒険ですね」と目を丸くして驚きつつも、

最終的に、「分かりました。今回はミケさんの熱意に負けました。ぜひチャレンジしてみましょう!」

と応えてくれたのだった。

これにて、蔵里の広場で三日間に亘ってキャラクター祭りを開催することが決定。

日時と場所が決まれば、あとは内容。

同じキャラクターが三日間続けて登場するというより、三日間それぞれで異なる内容にしたかった。

自らハードルを上げることに躊躇しながら、各地のキャラクターたちに

「一緒に子どもたちを喜ばせよう!」と呼びかけていきました。

奮闘する日々の合間、たまたまミケさんと街で遭遇した時にイベントの進捗の話しになった。
「今回のキャラクター祭りは、どのイベントでも実現できなかった顔触れを呼んだんだ。

もう二度と見れないような奇蹟のツーショットがあったり、ぜひ目に焼き付けて欲しいな!」

とだけ語ってすぐに走り去っていった。

今までにない顔触れ・・・??

一体どんなイベントになるのでしょう。

昨年から比べると、回を追うごとにキャラクターたちのグレードが上がって、

奇蹟のコラボ、という表現がおおげさでなくなっています。

これまでのイベントの盛況ぶりが周辺地域に伝わったのか、

自分たちから「出させて欲しい」と申し出るキャラクターもいて、もちろんミケさんは温かく受け入れた。

キャラクターたちは、「キャラクター祭りまであと一週間か。。。」と指を折って数える日々だったそう。

すべてはミケさんの熱意が起こした奇蹟、

自治体でも企業・団体でもなく、たった一匹の猫がこんな大規模なイベントを開催してしまうなんて。。。

そしてついに、2016年3月19日、20日、21日小江戸蔵里

「小江戸蔵里キャラクター祭り Reload!」の三日間を迎えたのです。


 

 

前人未到の三日間開催となった今回、

 

 

一日目はキャラクターたちに加え、音楽演奏が行われる日。

前回同様、サニークラッカーやTAKE COLORSが熱いライブを披露しました。



(小江戸蔵里キャラクター祭り Reload!一日目の様子)

初日だけのキャラクターとして、なるぼうなど。

二日目もお馴染みのエホンオオカミさんやゴ藤ヨシキさんに、初参加のウサギ人間さん、

そして目玉としてはヒーローたちが集結すること。

ミケさんが川越史上初のとっておきの顔触れを揃える、と話していた全貌が明らかになる。。。

 

 

3月20日は、蔵里内では小江戸蔵里まつりや犬猫譲渡会も併催され、相乗的な賑やかさになっていた。


 

 


 

 


(キャラクターたちに囲まれたハンバーガーのMilesAwayさん)

 

 

続々と蔵里に到着するキャラクターたちは、

欠かせない川越の顔「ときも」に、埼玉県の「コバトン」、

全国理容生活衛生同業組合連合会所属、理容店のイメージキャラクター「バーバーくん」が蔵里到着。

全国を飛び回るバーバーくんがまさかの出演です。

ちなみにバーバーくんは、2014年ゆるキャラグランプリ企業部門第一位に輝いている人気キャラ。

パルシステムの「こんせんくん」、

川越税務署からは「イータ君」、

(イータ君)

郵便局からは「ぽすくまくん」、

川島町からは今回も「かわみん&かわべえ」、

(かわべえ)

その向こうからのっしのっしと姿を現したのが、
行田市からやって来た「うきしろちゃん」は、初のキャラクター祭り登場です。

(うきしろちゃん)

団体、自治体などのキャラクターに混じって異色の参戦だったのが、

「山田るま」さんだったでしょう。

全日本だるま研究会公式キャラクターのだるまが好きすぎてだるまになっちゃった山田るまさん。

全国のだるま市を巡ったり、縁起のいい場所に出没して、ご当地グルメを食べまくります。

顔が出ちゃってゆるキャラになれなかった山田さんは、

ゆるキャラならぬグルキャラ(グルメを楽しむキャラ)としても活動している。

この日も、MilesAwayのハンバーガーを頬張り、「美味しい~!」とグルキャラぶりを発揮していました。

なぜ今回は、ミケさんは山田さんを川越の招致したのでしょう??

そこには・・・

「川越は喜多院のだるま市もあるし、『川越だるま』という可愛らしいだるまを作る作家さんもいる。

川越は実はだるま文化は昔から根付いているんだ。

山田さんに蔵里に来てもらって、だるまのことを川越の人に改めて知ってもらいたかった」

とジェスチャーで教えてくれました。

ノリの良い山田さんがバーバーくんのもとへ駆け寄っていった。

やはり、ゆるキャラグランプリ企業部門第一位獲得したキャラクターが気になるようで、

嫉妬心?対抗心??その目は獲物を狙うようで、まさかここで一触即発の危機か・・・!

・・・と思った瞬間。

バーバーくんが櫛を取り出して山田さんの髪を梳かし始めた。。。

あっけにとられる山田さん、しかしバーバーくんのその優しさにいつしか心は穏やかになり、

二人は笑顔で会話を交わすようになっていました。

さすがは第一位の貫禄、バーバーくんはときもにも近づき、

初対面の挨拶代わりに、ときもの背中を櫛で梳かす。

ときもの背中を梳かしてもらうなんて生まれて初めての体験で、気持ちよさそうに目を瞑っていた。

そして、二人はあっという間に仲のよい関係に。

 

 

小江戸蔵里キャラクター祭り、イベントスタートは11時。

 

 

それまでの時間はグリーディングとして、会場入口でお客さんと交流するキャラクターたち。

どのキャラクターたちも、子どもたちを楽しませようとやる気満々の様子。

遠方からやって来た疲れも見せず、蔵里に到着するとすぐに待ちわびた子どもたちと触れ合います。

二日目はヒーローの日、各地のヒーローたちは

正義の仕事を手早く終わらせた後川越に参上していました。

福祉戦隊ワコレンジャーさんは和光市から来たヒーロー。

キャラクター祭りに初参上ということでみんなの注目の的に。

その様子を妬んだのが、川越のダークヒーロー、小江戸バットマン、

「おいおい俺もいるんだぜ!」と間に入る。

ヒーローのオールスター共演、

次々に現れるヒーローたちに会場の歓声は途切れませんでした。

他にもたくさんのキャラクターが集結し、これだけの数がよくこの日に集まったと驚くと同時に、

ほとんどが川越市内からやって来たキャラクターだと知ったら、さらに驚くのではないでしょうか。。。

川越のキャラクターといえば、ときも、は誰もが思い浮かべるでしょうが、

川越にこんなにもキャラクターがいたなんて。。。

パルシステムのこんせんくんだって、川越税務署のイータ君だって、郵便局のぽすくまくんだって、

それぞれ川越市内の啓発イベントなどで活躍しているキャラクターであることに変わりはない。

川越で頑張るキャラクターはたくさんいる、そういう彼ら彼女らのことを知って欲しい、

ミケさんの川越愛、キャラクター愛に溢れているのがこのイベントです。

キャラクターたちもそれぞれ、川越の中でお互いの活躍は耳にしていても、

顔を合わせる機会がなかった。

ミケさんが橋渡し役となってイベントの事を知り、ぜひ出てみたい!と手を挙げてくれたのでした。

川越駅でフリーペーパー『ino』を配布している「イノコ」ちゃんはきっと目にしているはず。

他のキャラクターと交流する機会のなかったイノコちゃんは、

小江戸蔵里キャラクター祭りに誘われて、飛び跳ねて喜んでいたのだそう。

クレアモールにある自遊空間の「じっぴー」は今やキャラクター祭り定番の顔。

今回初参加で、衝撃の参加だったのが、伊佐沼の「龍忍カワゴレッダー・刃(ジン)」。

姿を現した瞬間、その場からは「おおお!」と声が上がるほどでした。

川越のヒーロー、龍忍カワゴレッダー・刃のことは、川越でまだまだ知らない人もいるかもしれませんが、

正義の仕事が忙しくてなかなかイベントに都合が合わないこともあるでしょう。

刃がこの日市街地の蔵里に現れたことは、一つの事件と言えました。

みんなで蔵里の入口に立ち、お客さんを迎えている間、

あれ?ときもがいない!とちょっとした騒ぎに。

イノコちゃんが駆け足で辺りを捜し回りますが、ときもの行方は知れず。。。

「ときもー!」「ときもー!」「あ!ときもいました!ここです!」とイータ君が声を上げる。

ときも・・・

「COEDOビールをガン見。。。」

視線の先を追うと、自分(さつま芋)が使われているCOEDOの紅赤が気になるよう。

愛すべきときもはいつだって自由奔放なのです。

その後、刃兄さんとのツーショットを実現し、川越的快挙を魅せました。

 

 

今回のキャラクター祭りでは、広場で冨波千愛さんがライブペイントが行われ、一緒に絵を描いたり、

 

 

また、好きなキャラクターを選んで冨波さんにフェイスペイントを描いてもらえる企画もあって、

参加型でキャラクターを存分に楽しめるものとなっていました。


 

 

うん・・・??

 

 

ここでも楽しそうな雰囲気に反応した、ときも。

ライブペイントを必死に描いている冨波さんの前に立ちはだかり、様子をじっと見つめていた。。。

あ・・・もしかして・・・ときも、また、「あれ」をやるつもりじゃ・・・

周りにいたスタッフやキャラクターたちが心配そうな表情を浮かべる。

あれ、というのは、ご覧になった方もいるでしょう、

2016年2月TOKYO MX「みうらじゅん&安齋肇のゆるキャラに負けない!」という番組に出演したときもは、番組内でなんと特技である「イモ版」を披露したのだった。

捨て身の顔面ダイブ、あれをまた再現してしまうのか・・・?

という雰囲気を察知して、周りがときもをなだめ、事なきを得たのでした。

今日という日に怪我でもあったら、取り返しがつかなくなってしまう。。。

 

 

12時になると、広場に勢揃いしたキャラクターたち一人一人を紹介していく。

 

 

司会進行は今回も河越藩狐衆の紅狐(コーコ)さん。



イベントスタートの記念写真を撮ると、

会場のお客さんとキャラクターたちが一緒になって楽しむゲームの時間へ。

そう、この小江戸蔵里キャラクター祭りは、

単にキャラクターが集まるだけでなく、あのキャラクターたちとゲームに参加できてしまう楽しさがある。

今回も前回に引き続き、好評のおたまレースを開催。

これは子どもたち、キャラクターが二つのチームに分かれ、

おたまにボールを乗せて、前方に立っているキャラクターをぐるっと回って帰ってくる、

そしておたまを次の人に渡してリレーしていきます。

ボールを落としたら拾ってから再スタート、先に全員走ってゴールした方が勝ちというものでした。

 

 

 

 

子どもたちはやる気満々の様子。

ゴ藤ヨシキさんは「絶対勝つ!」と足を踏み鳴らし、

もちろんキャラクターたちも、「向こうのチームになんて負けない!」と意気込む。

よーいスタート!で始まったリレーは、さすが子どもたちのバランス感覚は凄い、

走りながらもボールを落とさず、スピーディーに渡していきました。

「早くー!」「ガンバレー!!」大きな声援が飛び交う。

山田るまさんも上手くおたまをコントロールしてバトンタッチ、

手足の長いイノコちゃんもさすがのスピードです、

さらに、普段では絶対見る事ができない、龍忍カワゴレッダー・刃も今日は特別に参加。

福祉戦隊ワコレンジャーのピンクとブルーは、

普段の正義の仕事とのギャップに戸惑いつつも、子どもたちと楽しむために積極的に参加。

小江戸バットマンは、「俺も参加しないといけないのか!」とボヤキながらも負けず嫌いに火が点き、

華麗な手さばきを見せていました。


 

 

 

 

3ゲーム行い、勝ったチームにはアメの掴み取りのプレゼントがありました。

 

 

イベントも昼過ぎになって、会場にいた誰もが思った、

 

 

あれ・・・ミケさんは・・・??

「おーい!遅れてごめんよー!!」と向こうから手を振ってやって来たのが、ミケさんだった。。。!

中市さんの列が落ち着いた頃に蔵里にやって来たミケさんは、

キャラクターが勢揃いしているのを確認し、ホッとしたような仕種を見せる。

ようやくミケさんが来た、ここからが本当の小江戸蔵里キャラクター祭りのスタートであると言えました。


 

 

 

 



 

 

しかし・・・これでもまだ完成ではなかったのです。

 

 

ヒーローの日というからには、まだあの方の姿が見えなかった。。。
時計を見ると、13時を指していた。

他のキャラクターたちも、子どもたちも、そういえばまだ来てないね、と顔を見合わせる。

そうなんです、まだ蔵里到着していないヒーローがいたのです。

どうやら正義の仕事が思ったよりも時間が掛かっているようで、

上手くいっていないんじゃないか、何かあったんじゃないか、顔に心配の色を浮かべるキャラクターたち。

「僕様子見に行ってみようか!」とバーバーくんは走り出そうとした。

「いや、大丈夫だよ。あの人は最強のヒーローなんだ。心配いらないよ」となだめるミケさん。

「でも・・・あまりに遅い・・・」と一堂が沈み始めたその時だった・・・

「あ!あれは!もしかして・・・!」

「!?」

「やあ、遅くなってごめん。ちょっと悪を倒すのに手間取っちゃってね」

マントを翻しながら爽やかに登場したのが、川越のヒーロー「時の鐘マン」でした。

「ようやく来たね!」「これで全員だ!」

時の鐘マンの周りに集まり、キャラクターたちも子どもたちも大喜び。

 

 

その様子を遠めに見る一人のヒーローがいた。

 

 

様子をうかがいながら、近づくべきか、このまま遣り過ごすか、

距離をはかりながら緊張感を漂わせていたのが、そう、龍忍カワゴレッダー・刃。

同じ川越で正義の仕事に従事している、時の鐘マンと龍忍カワゴレッダー・刃。

実はこの二人はこれまで顔を合わせたことが一度もなかったのです。

ここに、ミケさんが起こした奇蹟があった。

正義の仕事という共通点はあるが、お互いがお互いをどう思っているのか、

「どの街にもヒーローは大抵一人。でも川越には、二人いるよね。。。」

川越市民の間では以前から懸念の声が上がっていたのは周知のこと。

じりじりと距離を詰める刃。

周りの子どもたちと握手しながら、刃が近寄ってくる気配を察知する時の鐘マン。

5メートル、3メートル・・・ついに二人は相対した。

一体どうなってしまうのか・・・!ハラハラしながら見守るキャラクターたち。

その時だった。

どちらからともなく手を差し出す、二つの手は・・・がっちりと握手を交わしたのだった。

言葉はなかった、でも、その握手で全てが了解された。

二人はお互いを認め、ここに川越初のヒーロー共演の光景を市民に見せたのだった。

二人のやり取りを横から見ていたミケさんが、ほっとしたように言葉を吐く。

「ふぅ、どうなるかと思ったけど、上手くいったみたいだ。

川越の二大ヒーローの共演を実現することが二日目の一番の目玉だったんだ」。

握手でお互いのことを全て理解し合えた二大ヒーローは、

実は波長が合いそうだということをすぐに察知したらしい。

時の鐘マンが歓喜の舞いを披露し、刃も応える。観客から大量のシャッター音が響きました。



(二人の共演をコーディネートしたミケさんが握手に立ち会う)

 

 

その二人の間へ、僕も混ぜて!とぴょこぴょこ歩いて入ってきたのが、ときもだった。

 

 

さらに川越史上初を更新、川越の三大キャラクターがここに揃い踏みです。

3人とも川越で引っ張りだこの存在なので、この絵はもう二度と見れないかもしれません。。。

さらに小江戸バットマンが加わり、これで川越のヒーローが全て揃いました。

ときもと時の鐘マンはツーカーの仲なので、この日も二人楽しそう。

この二体に大きな共通点があることを、川越の人は知っているでしょうか。

改めて見てみると、時の鐘、で共通しているのです。

時の鐘マンの到着を祝福するように、キャラクターたちが集まってくる。

各地のヒーローはその重大な任務を抱えているため、他のヒーローとの交流はなかなかないそうですが、

この日は出会いを喜び、健闘を称え合っていました。

じっぴーが何かに気付いたように声を上げる。

「あれ!山田るまさんがいないよ!」

「ホントだ!山田さんがいない!」コバトンが高い視点から見渡しても

山田るまさんの姿が見つからないよう。

こんせんくんが、蔵里の明示蔵の入口に居たと教えてくれ、駆け付けてみると・・・

山田さん、プリンを食べているところでした。。。さすがグルキャラ、本領発揮です。

そして最後に、JAいるま野の「とれ蔵」が

畑の仕事の合間に蔵里にやって来て、二日目全てのキャラクターが揃いました。


最後の催しとしてミケさん司会によるミケさんショーが行われ、

無事に二日目の小江戸蔵里キャラクター祭りが終了となりました。


そして、3日目最終日の目玉は、

お客さんのために結婚記念日サプライズミケさんショーの開催がありました。

これには、女性が大号泣だった。

冨波さんのライブペイントも最後に完成し、三日間という長丁場のお祭りりを全てやり切りました。

 

 

 

 




小江戸蔵里キャラクター祭り、次回はまだ未定ですが、

これだけたくさんの子どもたちが待っているイベントなので、

またミケさんが奮闘してくれるでしょう。

次はどんな内容、キャラクターたちを川越に呼んでくれるでしょうか。

お楽しみに♪





 

 

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