「カフェ・マチルダ」一周年おめでとう!! | 「小江戸川越STYLE」

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「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

オープン前からずっと見てきた

 

本川越駅近くにある「カフェ・マチルダ」が、

2013年10月13日で一周年を迎えました。

 

10月に行われた一周年パーティには、

 

マチルダを愛する多くの方が祝福に集まり、

終始お祝いムードに包まれ、一周年をみんなで分かち合いました。♪


川越style

 

 


川越style

 

 

 

 


川越style
 

 

 

バイキング形式でいろんなメニューが並んだパーティ。

次から次とお祝いに訪れる方で店内はいっぱい。、

改めて、一年でここまでのお店を作った二人は凄いと思います。

 

最近は、お店に行くとランチもディナーもいつもお客さんに溢れ、

 

外で待っているお客さんもいるほど。

ここは、パンケーキを食べるだけじゃなく、

お店のこの雰囲気が好き、楽しいという方が多いと思う。

 

そして、今の人気はなにより、

 

二人の愛されるキャラクターによるものですね。♪

 

お店を、仕事を、人と接する事を、遊ぶ事を、

 

常に楽しんでいるのが伝わってくる。(*^o^*)

だから店内に楽しさが充満して、

人が引き寄せられるじゃないでしょうか。♪

 

楽しい二人が楽しい雰囲気のお店を作って、

 

楽しさを求めて人が集まってくる。

オープンから日増しにお客さんが増えていくのを目の当たりにし、

人を巻き込みながら楽しさの輪が広がっていく。

一滴の水が落ちて、水紋が広がっていくようなその感じを、

本当に肌で実感できるほどでしたよ。

それが、一年経った今感じること。

 

 

振り返ってみると、あっという間の一年だった。

 

 

 

オープン直後の記事から、

 

マチルダの二人の写真を載せ続けてきました。

2012年10月のオープンの時に

「これから二人がどんな風に成長していくのか」

追いかけようと思った。

同じ場所、同じ位置で撮り続けていくと決めたあの時。

 

たくろう君とはるき君。

 

 

これがオープンから一年経った

 

2013年10月、今のマチルダの二人の写真。

川越style

 

一緒にマチルダの成長を見守ってきたみなさん、

 

この逞しい表情どうですか。(-^□^-)

一年前とは別人ですよ。!感慨深いな。。。

 

 

二人との初めての出会いは2012年9月。

 

 

 

本川越駅からの通りを走っていると、

 

なにやら工事中の風景が目に入って。

「今度オープンするお店かな??」

そう思ったのを覚えています。

 

その後たまたま、今はなき

 

「オートマンダイナー」のブログ記事を見て、

あの工事風景は、そういう事だったんだと納得しました。

 

2012年9月オートマンの記事を紹介しました。

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

スタッフとして頑張ってくれた「はるき」と

 

友達であるオーナーの「たくろう」がタッグを組んで、

パンケーキのカフェ、「マチルダ」を来月オープンします。

工事中の現場におじゃましました(写真がなくてすみません・・)

場所は本川越駅の交差点を

少し蔵づくりの町のほうに入った、

武蔵野銀行の前にあります。

二人とオートマンを手掛けてくれた「荻野さん」と職人さん、

さらに二人の友人の「えも」と「たかし」が手伝っていました。

自分達で店をつくるというのは、

とても良いことだと思います。
オートマンもそうでしたから、

見ていて気持ちが引き締まる思いでした。

自分達で作ると、すごく愛着が湧いて、

大切な場所になると思います。

大切な友達にも手伝って貰って、

店を出せることはとても幸せなことだと思います。

まだまだ大変でしょうが、頑張って

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

ここから、大好きだった「オートマンダイナー 」のスタッフが、

 

自分のお店を始める事を知る。

「これは追いかけないと!」と、

振り返ったら去年のここの記事にもそう書いてありました。(*^o^*)

 

そこから始まったマチルダとの伴走。

 

工事の進捗を見に行き、話しを聞いたりし。

そうして向かえたオープンは、本当に嬉しかった。(*^o^*)

 

 

それでは・・・去年のオープンからの一年間を振り返って・・・

 

 

いや、もっと前、

オープンに至るまでの二人の軌跡を

振り返ってみましょうか。。。(*^o^*)

 

「マチルダヒストリー」

 

 

それは、

 

二人の偶然の出会いから始まった。。。

 

 

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 

 

 

 

川越style

 

 

 

 

川越市立第一中学校。

 

 

2005年卒業アルバムを紐解くと、

そこに写っていたのは、表情に今の名残がかすかに残る二人の姿。

 


川越style

 

 

 


川越style

 

 

 

二人が出会ったのは、第一中学三年の時。

 

三年の2学期にたくろう君が転校してきて、

二人は同じクラスになった。

 

はるき君「三年の2学期にたくろうが転校してきたので、

 

一緒に勉強した記憶ってあんまりないんです。

合唱祭を一緒にやったのを覚えてるくらい」

 

自分の後ろの席になったたくろう君と、

 

「家近いじゃん」と話しになって、

毎朝一緒に学校に通うようになり仲良くなっていった。

 

たくろう君「転校してきて最初に話し掛けられたのが、はるきだったんですよ」

 

 

たくろう君は、当時から人気者キャラ。

 

転校後にすぐにクラスに打ち解けて、中心になっていった。

人を引き付ける持って生まれたオーラ。

 

はるき君「あいつは、転校生なのにすぐに中心になったんですよね」

 

 

そんな姿が羨ましくてまぶしかったそう。

 

たくろうみたいになりたいと、あれこれ真似してみたり。(*^o^*)

 

文集を見ると・・・

 

Q.クラスのムードメーカーは?

2位西村君

Q.クラスでおもしろい人は?

2位西村君

Q.クラスのカッコイイ人は?

1位西村君

 

2学期に転校してきてからの、このヒーローぶり。!

 

 

この頃の二人には、

 

お店をやろうという夢はまだまだ漠然としたものだった。

たくろう君はお店をやりたいと思っていたけど、

はるき君は、「ただはしゃいでいただけ(笑)」。

 

その後、二人は別々の高校に進み、

 

「高校の時はほとんど会ってなかった」という。

 

高校に野球で進学したたくろう君とは、

 

はるき君「野球を引退してから三年の3学期に遊んだくらい」

 

高校卒業後、

 

たくろう君は京都の大学へ。

はるき君は保育の専門学校へ。

 

お互い別々の場所で別々の道を歩んで行く事になった。

 

 

保育の専門に通っていたはるき君は、

 

ある時、

地元の友達と話題になっていたオートマンダイナーに初めて行く機会があった。

その時食べたのが

テリヤキバーガー。

 

そのあまりの美味しさに衝撃を受けて、

 

「ここで働きたい!」と、親と先生を説得して専門学校を辞めてしまう。

 

オートマンに求人の貼り紙が出ていたけれど、

 

応募しようとした時にはなくなっていた。

 

はるき君「専門辞めてから人生があっという間に変わっていきました」

 

 

オートマンにまた貼り紙が出るまで待とうと、

 

他のバイトをしながらその時を待っていた。

 

そして、再び貼り紙が出た時に面接に行き。。。

 

しかし、一度は面接に落ちてしまう。

それでも再び面接に行き、採用されオートマンで働き始めた。

 

この時の思いを、

 

はるき君は以前、オートマンの大将に宛てて手紙を書いています。

 

「僕が大将と出会ったのは、今から4年程前になりますね。
当時僕は20歳で保育の専門学校に通っておりました。
しかし、漠然と自分の将来の仕事に疑問を抱き、
「このまま保育士として働くことは本当にやりたいことなのか?」
と考えておりました。

 

ある時、地元の仲間と食事をする際に、
以前から気になっていたという事もあり、
オートマンダイナーへ足を運びました。

 

 

アメリカの田舎を思わせる店内で、たくさんの人々がお酒を飲みながら
会話をする姿が広がっていました。
カウンターでは、お酒を作りながらお客さんと会話を楽しむスタッフの姿がありました。
その瞬間僕は
「カッコイイ!」
とただ感じていました。

 

しばらくすると注文したテリヤキバーガーがテーブルに運ばれてきました。
今までチェーン店のハンバーガーしか知らなかった僕には、
想像してなかったハンバーガーの登場に
僕の心は再び躍らされました。

 

あの時のテリヤキバーガーの味と衝撃は
今でも鮮明に覚えています。
それが僕とオートマンの出会いの瞬間であり、その瞬間から
「いつか自分もお店を開きたい!」と強く心に決めました。

 

 

ハンバーガーの魅力にハマッてしまった僕は思い立ってもいられず、
専門学校も辞め、一心不乱に履歴書を書きオートマンに面接の電話をしていました。
しかし僕はその面接で落ちてしまいました。

 

 

学校も辞め、後に引けない覚悟で面接に挑んだため
どうしても納得しきれず辞めることができませんでした。
僕にとっては
「他の店ではなく、オートマンじゃなきゃだめだったのです。」

 

 

もう一度オートマンへ行き、その気持ちを当時店長であった手塚航さんに伝えると、
「お前の事気に入ったからオーナーに相談するわ」
と言って頂きました。
あの時が僕にとっての大きなターニングポイントであり、

 

 

もし辞めてしまっていたら、オートマンでの3年間、
そして今の自分は確実にありません。
大将と航さんには、感謝してもしきれません。」

 

 

 

二人は川越と京都で離れていたけれど、

 

 

漠然とした夢が夢ではなく、目標になっていく。

 

はるき君「お店やりたいと思ってるんだよね。一緒にやろうか?」

 

 

たくろう君「俺も思ってたんだよね」

 

お互いの気持ちを確かめ合っても、

 

まだまだ行動に移すのは先の話し。

オートマンで忙しく、大学で忙しい毎日。

目標がまた漠然とした夢になって遠くなっていく。

 

そして・・・

 

 

別々の道を歩んでいた二人の想いが、

 

ついに交わる時がやってくる。

 

はるき君「大学でそろそろ就活の時期になってきた頃、

 

たくろうに『みんな就活してるけど、就活やってるの?』って聞いたんです」

 

そうしたら即答で、

 

 

たくろう君「いや、やってないよ。お店始めるからしてないよ」

 

 

たくろう君は、大学に行っていても

 

お店をやる事をずっと考えていたそう。

そのために京都のカフェで、「師匠」と慕う方の下で働いていた。

 

たくろう君はその後大学を卒業すると、川越に帰って来て、

 

二人でお店を始める準備をスタートさせる。

 

準備には、

 

お店の工事に同級生が10人以上も手伝いに駆け付けて来てくれた。

 

 

その準備の風景に・・・

 

 

 

たまたま通りかかったのが2012年9月の事だった。

 

あの場面には、こういう背景があったんです。。。


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オープン前には、たくろう君のお兄さんのコメントも紹介。

 

 

「この度、私の弟が川越にて

 

カフェ「Matilda」をオープン致しました。

本川越駅からすぐの所にあり、

昼はパンケーキをメインとしたカフェ、

夜はバーとして営業します。

食事はリーズナブルでかなり美味しいですし、

お一人様でも楽しめる雰囲気のある店に仕上がっています。

近くにお越しの際は是非ともお立ち寄り下さい。」

 

お兄さんは某高校のバスケ部の顧問で・・・

 

 

「弟も元バスケットボールプレーヤーで、

 

数年前に部活に参加したこともありました。

高校は野球推薦での入学したので

バスケ部には入れませんでしたが、

そこらのバスケ部には負けない程バスケ好き。

クラブチームで共にプレーしました。

私のバスケの原点「SLAM DUNK」はこの店に置くことに決定。

 

2人3脚で開店まで辿り着いた。」

 

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☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 

 

 

 

そして2012年10月13日、

 

 

二人の夢がここに実現した。

 

 

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フライドチキン クリームチーズソース パンケーキ

 

 


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2012年11月。

 

 

 

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エビとアボカド タルタル サラダ パンケーキ

 

 

 

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2012年12月。

 

 


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ベリーベリー パンケーキ

 

 

 

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2013年2月。

 

 


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川越スペシャル。

 

 

 

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2013年3月。


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生ハムとオリーブ サラダ パンケーキ。

 

 

 

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☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

 

 

 

 

と、こういう感じでオープンから定期的に伝えてきました。(-^□^-)

 

 

同じ場所、同じ位置で二人の表情を。(笑)

どんどん逞しくなっていっていますね。♪

 

そして、10月の一周年パーティの時には、

 

バタバタしつつも落ち着いた表情で、頼もしい姿でしたよ~!

 

川越style

 


「老舗のお店が10だとしたら、

 

自分たちはまだ1くらい。

でも0ではない。一年かけて0から1になった。

その自信があったから、今やれるんです」

 

マチルダ、これからどんなお店になっていくでしょうか。♪

 

もちろんこれからも伴走していきますよ。(*^o^*)

2014年10月に向けて、

今度は2にしていく姿を追いかけます。

 

カフェ・マチルダ、

 

たくろう君、はるき君、一周年おめでとう!!


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