感じる?感じない?それ問題?問題じゃない?問題じゃないの?問題じゃないよ?問題(^_^;)
長文です!その気と時間のある時に読まれることをおすすめいたします。小川先生がアクセスコンシャスネスの『ラン』の感覚について書かれていたので、なびぞうも書いてみようと思います。なびぞう、実はとある鍼灸学校の教員もやってまして。生理学とか解剖学とかをちょっとかじっているのでそのヘンのところから感覚というものについて語っちゃおうと思います。感覚っていうのはですね、種によってかなりの違いがあるわけです。あ、そもそも感覚というものについて説明いたします!!感覚は体性感覚と特殊感覚と内臓感覚に分類されます。(はい、ここテストにでますよ~。)一般感覚はふつーに皮膚とか筋肉で感じる感覚です。触られたとか暖かいとか痛いとかかゆいとかです。特殊感覚は大天使が見えるとか、ハイヤーセルフの声が聞こえるとかレイキの第1シンボルと第2シンボルの違いがわかるとかじゃなくて視覚、聴覚、嗅覚、味覚、平衡感覚のことです。一般には5感と言われたりします。内臓感覚はおなかすいたとか咽喉が渇いたとか、お手洗いに行きたいとかいう内臓の感覚のことです。内臓の感覚の中でも痛覚(痛み感覚)はけっこう面白くて局所性があまり明確ではないのですね。指先とか肩とかだとここが痛い!っていうのがわりと明確なのですが、内臓の痛みっていうのは『ココ!』っていうよりは全体的に広がったりしています。感覚の話だけで学校だと数時間使ってしまうのでこの辺にします。でですね。感覚っていうのは種によって違いがあるのですね。下の図は動物ごとの可聴音域の違いです。私が聞こえてもかえるには聞こえない音とか、いるかには聞こえても私には聞こえない音なんかがあるわけです。犬の調教につかう『犬笛』っていうのがあるのですがそれは人の耳では聞こえないんだけど、いぬのみなさんには聞こえるのです。で、ここで注意してほしいのですが私に聞こえないからその音が『無い』わけじゃないのですよ。ちゃんと存在します。だけど私が感じていないだけ。私たちは超音波を聞くことは出来ません。(ま、そもそも『音の波』を超えているから超音波なのですが(^_^;)。)でも、超音波治療器っていうのがありまして。美顔につかったり、筋緊張の緩和や、血流の改善作用があるのです。なびぞうはスポーツトレーナーなので、選手の治療に超音波治療器をよく使っています。超音波、聞こえないけど生体にかなりの作用があるわけです。視覚もそうです。私たちは赤から紫くらいの光しか見えないけど、蝶は赤外線が見えたりするのです。(赤より外側の波長だから赤外線(^_^;)。すごく遠くなると遠赤外線。紫より外側だと紫外線、UVって言うけど、それはUltra Violet,の略です。紫超えちゃってるのね。そろそろしつこいですね。)でですね、さらにさらに。感覚というのは種の差だけでなくて個体差もあります。他の人が気にならない音が気になる人もいます。味覚もかなり固体差があります。ピーマン嫌いな人ってちょっとでも入ってるとすぐわかったりするじゃないですか。(ちなみにその昔なびぞうはきゅうりが苦手で、酢の物にきゅうりがはいっていると一緒に入っているわかめとかにきゅうりの匂いが移ってしまってイヤでした。今はきゅうり嫌いじゃないです。食べられます。おいしいと思うこともあります。)画家さんなんかはやっぱり目がいい。あと、運動選手は一般に動体視力の良い人が多いです。触覚もしかり。個体差あります。初めてレイキやアクセスを受講してすぐに感覚がわかる人もいればそうでない人もいます。で、ここで注意したいのが、自分が感覚できていないから、効果がないとか、自分に才能がないとか思わないでいいです!なんかさ、すぐ感覚できるほうがかっこいい感じしますしね。鈍感よりも敏感なほうがよさそうでしょ。でもそんなことないですよ。感じてなくても出てますし、感じてなくても効果あります。手からレイキが流れるのと、自分がレイキ感じるのは別のことです。ランも一緒です。『ラン感』がなくてもランしています。なびぞうはトレーナーや教員として沢山の若手を見てきていますが敏感=上達が早い、能力が高い、とは思っていませんし、実際そうじゃないです。こういうのはあんまり気にしなくていいことです。感覚って年齢や状況や経験によって変化していきますもの。なびぞう、きゅうり美味しいと思う日がやってくるなんて思わなかったもん。感覚ってね、ほんとはいろいろあるのですよ。自分の血圧とか体液のpHとか、血糖値とか今膀胱に何CCくらいおしっこがたまっているかなんて自覚できないじゃないですか。食べたものをきちんと判別して消化して(たんぱく質、炭水化物、脂質、それぞれ消化酵素が違うので、分泌の割合はそのときどきに調節されています。胃もたれしちゃうのはその分泌機能が低下しているのが理由だったりします。)栄養吸収していらないものを排泄してくれている機能って自分じゃコントロールできないですよね。でも、脳みそや内臓はそれを感知してうまく操作してくれているのです。(自律神経機能っていいます。)真夏に20℃だったら寒いけど、春先に20℃越えるとあったかく感じますよね。こういうのも身体が勝手に調節してくれた結果なのです。(甲状腺ホルモン、っていうのがあってそれが調節してくれています。もともとは脳の真ん中のほうにある視床下部っていうのががんばってくれています。)自分のボディの中で意識できる、わかってコントロールできている部分なんて極めて一部でしかないのです。なので、レイキやアクセスの『感じ』がつかめないからといって『無い』ことにしてしまうのはもったいないことなのです。あ、あと、せっかく施術したのに『よくわかんなかった~!!』って言われても同様の理由で気にしなくていいです。長文失礼しました~!!